Wild Pink、ニューシングル「Dulling the Horns」を公開  次作アルバムのタイトルトラック

 


ワイルド・ピンク(ジョン・ロス率いるバンド)は新曲「Dulling the Horns」を公開した。10月4日にFire Talkから発売されるニューアルバム『Dulling the Horns』のタイトルトラックだ。

 

今回のアルバムで、ジョン・ロスはブルース・スプリングスティーンのようなアメリカン・ロックの音楽性を押し出しているが、このタイトル曲は、スプリングスティーンはもちろん、ライアン・アダムスのような雄大かつワイルドなロックソングのテイストが醸し出されている。


ジョン・ロスはプレスリリースでこの新曲について次のように語っている。 「この曲は1時間か2時間くらいで出来上がったんだけど、他のどの曲よりも早かった。この曲は、アルバムのために書いた最後の曲のひとつで、この曲にちなんでレコードの名前をつけるのは正しいことのように感じた。この曲は基本的に前に進むことを歌っていると思う」


ワイルド・ピンクの前回のアルバム『ILYSM』は2022年にロイヤル・マウンテンからリリースされ、2021年の『A Billion Little Lights』(同じくロイヤル・マウンテンからのリリース)に続く作品となった。


前作『ILYSM』は、ジョン・ロス自身の癌診断にインスパイアされ制作された。次回作『Dulling the Horns』は、そのトラウマの向こう側にいるロスを発見する。以前のプレスリリースで、ロスは説明している。「君はズームアウトする。でも、『Dulling The Horns』は、物事にどう対処し、前進し、創作を続けるにはどうしたらいいかを考える気持ちから生まれた」

 


「Dulling the Horns」