昨年5月にビルボード・ライヴ東京にて初来日公演を実施したヴィレッジ・オブ・ザ・サンが、本日『Village Of The Sun, Live In Tokyo』と題された新しいライヴEPをサプライズ・リリースした。早耳のリスナーはぜひチェックしよう。
英国の伝説的デュオ、ベースメント・ジャックスでの活動でも知られるサイモン・ラトクリフによる注目のジャズ/ダンス・クロスオーバー・ユニット、ヴィレッジ・オブ・ザ・サン。
英国ジャズ・シーン新世代の旗手でサックス奏者ビンカー・ゴールディングとドラマーのモーゼス・ボイドがサイモンとタッグを組み、即興で作るインストゥルメンタル・ミュージックに対する情熱から誕生した同プロジェクトは、それぞれが持つ感受性を武器に、ダンサブルで独特の雰囲気を持った作品作りを心がけている。
2022年11月には待望のファースト・アルバム『ファースト・ライト』をリリースし、音楽の新境地を開いた彼ら。今回リリースされたEPは、ビルボード・ライヴでの公演の中から3曲のファン人気曲、「Ted」「Village Of The Sun」「The Spanish Master」を収録。
来日公演を振り返ってメンバーのサイモンは、次のように話している。「エレガントなビルボード東京でのライヴはとても楽しかったよ。オーディエンスはとても僕たちを歓迎してくれたから、すごくエキサイティングだった。東京にはジャズに対する深い知識と愛情があるよね」
13分におよぶライヴ・バージョンの「The Spanish Master」は、サイモンの流れるようなシンセサイザーがモーゼスの熱のこもった複雑なドラム・ライン上で踊り、ビンカーの表現力豊かなサックスがどんどん入り混じってきて、ドラム・ソロへと展開していく。このパフォーマンスは、ライヴのエネルギーを完璧に凝縮したもので、メンバー全員がアドレナリン全開の最高の状態であることがわかる。
【リリース情報】
アーティスト名: Village of the Sun (ヴィレッジ・オブ・ザ・サン)
タイトル名: First Light (ファースト・ライト)
レーベル: Gearbox Records
品番:GB1580CDOBI (CD) / GB1580OBI (LP)
<トラックリスト>
1. Cesca
2. First Light
3. Village Of The Sun
4. The Spanish Master
5. Tigris
6. Ted
※アルバム『First Light』配信リンク:
Credits:
All tracks written by Simon Ratcliffe, Binker Golding and Moses Boyd
Apart from ‘Ted' - written by Ted Moses, Simon Ratcliffe, Binker Golding and Moses Boyd
Binker Golding: tenor saxophone
Moses Boyd: drums
Produced and mixed by Simon Ratcliffe and all other instrumentation by Simon Ratcliffe
Village of the Sun:
イギリスのダンス・ユニット、ベースメント・ジャックスの活動でも知られるサイモン・ラトクリフと、サックス奏者ビンカー・ゴールディングとドラマーのモーゼス・ボイドによって結成されたプロジェクト。
即興で作るインストゥルメンタル・ミュージックに対する情熱から誕生した同プロジェクトでは、それぞれが持つ感受性を武器に、ダンサブルで独特の雰囲気を持った作品作りを心がけている。2020年1月、デビュー・シングル「Village Of The Sun」を、4月にはセカンド・シングル「Ted」を配信リリース。
その後、2022年9月に2年半ぶりとなる新曲「Tigris」をリリース。10月には更なる新曲「The Spanish Master」を、そして11月にはファースト・アルバム『ファースト・ライト』を発売。2023年5月、ビルボードライブ東京にて初来日公演を実施。2024年10月、同公演からのライヴ音源を収録したデジタルEP『Village Of The Sun, Live in Tokyo』を配信リリース。