Maibou State(クリス・デイヴィッズとリアム・アイヴォリーからなるデュオ)はニンジャ・チューンの新しい看板プロジェクトでもある。彼らのエレクトロ・ポップは力強いイメージを放ち、軽快なダンスミュージックでオーディエンスを魅了する。
スーダン出身のオランダ人シンガーソングライター、ガイダーをフィーチャーしたニューシングル 「Bloom」は、彼らの次作アルバム『Hallucinating Love』の収録曲である。ヴォーカリストのホリー・ウォーカーをフィーチャーしたシングル "Otherside "に続く二作目のシングルだ。
チルウェイブ風のナンバーで、電子音楽という領域で展開されるライブセッションのようでもある。ボーカルのサンプリングを活かし、ダブステップ/フューチャーステップ風の変則的なリズムを生み出す。ギターなどアコースティック楽器のリサンプリングが導入されているのに注目したい。
現在、マリブ・ステートは、ライブアクトとして英国内で絶大な人気を博しているという。最初の2公演がわずか数時間でソールド・アウト。圧倒的な需要に応えるため、バンドは2025年2月16日(日)、ロンドンのアレクサンドラ・パレスでの3年連続となる公演の開催を発表した。
「Bloom」