Panda Bear(パンダ・ベア 別名ノア・レノックス)がニューアルバム『Sinister Grift』の制作を発表し、リードシングル「Defense」(シンディ・リーをフィーチャー)を公開した。
『Sinister Grift』は2025年2月28日にDominoから発売される。また、Toro y Moiがオープニングを務めるツアー日程も発表された。
『Sinister Grift』は、パンダ・ベアにとって2019年の『Buoys』以来6年ぶりのソロ・アルバムとなる。2022年にはソニック・ブームとのコラボレーション・アルバム『Reset』をリリースしている。
ノア・レノックスはポルトガル/リスボンの自宅スタジオで、Animal Collective(アニマル・コレクティヴ)のバンドメイトであるジョシュ・"ディーキン"・ディブと一緒にアルバム制作に取り組んだ。
シンディ・リー(別名カナダ人ミュージシャン、パトリック・フレゲル)のほか、Spirit of The Beehive(スピリット・オブ・ザ・ビーハイブ)のリヴカ・ラヴェーデ、アニマル・コレクティヴの各バンドメイトも参加している。(パンダ・ベアのアルバムとしては初めてのこと)
アルバムを発表するプレスリリースには、レノックスのコラボレーターや友人の言葉が掲載されている。
ジョシュ・"ディーキン"・ディブ:
「このアルバムの制作は、神聖で温かい帰還のように感じた。ノアと僕が最初にマルチトラックカセットに音楽を入れ始めたのは1991年だった。あれから32年、同じやり方で、2人の友人と2人きりで部屋にこもって、心を揺さぶる音や感情を探しながら仕事をしてきた。Sinister Grift』は、私が30年以上前から知っているソングライターのようでもあり、ノアの新しい章のようでもある。これ以上誇れるものはないだろう」
ダニエル・ロパティン:
「クラシック・ロックの夢が見事に滲み出ているジェシカ・プラット「『Sinister Grift』でパンダ・ベアは、幸運と災難の風に立ち向かう孤独な姿を見せている。ノアの純粋で痛切な嘆きは、今回はまるで語り手が悲痛な夢から覚めたかのように、とらえどころがない。パンダ・ベアは、険しい道のりを歌うおなじみのトーチ・ソングを披露している」
マリア・レイス:
「ノアには、曲作りを驚くほど簡潔にする能力がある。すべてのアイデア、すべての言葉、すべての音は、目的を果たすためにあるように感じる。Sinister Griftは、まるで何十年も前から存在していたかのような、オール・タイマーのような雰囲気があり、同時に、まるで前を向いているかのような、新鮮な新しい光に満ちている」
DJ Falcon:
「このような暗い時代には、人生を乗り切るための音楽が必要だ。パンダ・ベアには魔法があり、彼の声はこの世界を癒す薬のように感じられる。ノアは僕らにSinister Griftをくれた。リラックスした気分で、ビーチが遠く感じられない。ノアの贈り物に感謝します」
アラン・ブラクセ:
「"Sinister Grift"はとても美しいアルバムだ。すべてが本物で自然で、まるで昔から存在し、これからも存在し続けるかのように聴こえる。真実で時代を超越している。ありがとう、ノア!!」
「Defense」
Panda Bear 『Sinister Grift』
Label: Domino
Release: 2025年2月28日
Tracklist:
1. Praise
2. Anywhere But Here
3. 50mg
4. Ends Meet
5. Just As Well
6. Ferry Lady
7. Venom’s In
8. Left in the Cold
9. Elegy for Noah Lou
10. Defense