ausのキュレーションのもと、音楽のもう一つの魅力を探求する魅惑的なサウンドイベントが開催される。12/7(土)、東京国立博物館・庭園内の四つの茶室「春草廬・転合庵・六窓庵・九条館」において、サイレント・リスニングが開催される。
今月新作「Fluctor」をリリースする日本人エレクトロニカ・アーティストaus、レフトフィールド・アンビエントにおける最重要アーティストUlla、Houndstoothからのリリースなどで知られるロンドンのコンポーザーHinako Omoriによる3組が、ausによるキュレーションのもと、茶室における静寂と不在・作法から着想を得た新作の音楽を公開する。イベント詳細は下記よりご覧下さい。
※ Ulla、Hinako Omoriは当日会場におりませんので、ご了承ください。
※ イベントは30分ごとの予約制となります。
■ aus, Ulla, Hinako Omori「Ceremony」
日程:12/7(土)
会場:東京国立博物館・庭園内 茶室「春草廬・転合庵・六窓庵・九条館」
時間:11:30〜14:30
参加アーティスト:
aus
Ulla
Hinako Omori
aus
東京を拠点に活動するアーティスト。 10代の頃から実験映像作品の音楽を手がける。 テレビやラジオから零れ落ちた音、映画などのビジュアル、言葉、 長く忘れ去られた記憶、 内的な感情などからインスピレーションを受け、 世界の細かな瞬間瞬間をイラストレートする。 長らく自身の音楽活動は休止していたが、昨年15年ぶりのニューアルバム「 Everis」をリリース。同作のリミックス・ アルバムにはJohn Beltran、Li Yileiらが参加した。Craig Armstrong、Seahawksほかリミックス・ ワークも多数。
Ulla
ベルリンを拠点とする実験音楽家。Ullaのアルゴリズミックなテクスチャは精密なアンビエントとジャジーなエレクトロニクスの間を揺れ動く。彼女の作品はエレクトロ・アコースティックやグリッチに焦点を当てており、Quiet Time、Experiences Ltd、West Mineral Ltd、Motion Ward、Longform Editions、3XLといった人気レーベルからリリースされている。現行のアンビエント〜アヴァンギャルドにおける最重要アーティストの一人。
Hinako Omori
横浜出身、ロンドンを拠点に活動するコンポーザー。クラシックピアノを習い、サウンドエンジニアリングを学ぶ。クラシック、エレクトロニカ、アンビエントを取り入れたサウンドスタイルで、Houndstoothから2枚のアルバムをリリース。キーボーディスト / シンセシストとして、宇多田ヒカル、Ed O’Brien(レディオヘッド)、Floating Pointsなどのツアー、レコーディングに参加。ロンドン・ナショナル・ギャラリー、テート・モダン、バービカン・センター、ICA、Pola Museumなどパフォーマンス多数。