本日、ニューカッスル/アポン・タインの5人組、ナッツ(Knats)が新曲「Tortuga (For Me Mam)」を発表。UK気鋭のモダンジャズグループとして今後の活躍に大いに期待したい。今作は、彼らにとってギアボックス・レコードからの初リリースとなる。(各種ストリーミングはこちら)
2024年はナッツにとって、ジョーディー・グリープ(ブラック・ミディ)のUKツアーでのサポートや、ソールドアウトした“ジャズリフレッシュド”のヘッドライナー、同じくソールドアウトしたジャズ・カフェでのStr4ta(ストラータ)のサポート、BBCプロムスでの演奏など、灼熱の1年となった。そんな彼らは現在R&B界のレジェンド、エディ・チャコンのバック・バンドとして英国ツアーの真っ最中。
ニューカッスル出身の2人の親友、スタン・ウッドワード(ベース)とキング・デイヴィッド=アイク・エレキ(ドラム)を中心とするナッツは、洗練されたアレンジ力で、力強いメロディ、ダンサブルなグルーヴを持つジョーディー(ニューカッスル生まれの)・ジャズを制作している。その熱狂的なエネルギーは、Spotifyのプレイリストに特集されたり、The GuardianやJazzwiseなどのメディアから賞賛されるなど、羨望の的となっている。
新曲「Tortuga (For Me Mam) 」では、シネマティックなストリングスに、彼らのダンスとエレクトロニックな感性から生まれたファンクなベースラインとブレイクビートのドラミングが組み合わされている。筋肉質なアップテンポのリズムが、鮮やかなトランペット・ワークと器用な鍵盤をフィーチャーした複雑なアレンジで踊っている。
楽曲のテーマは、ウッドワードが母親へのトリビュートとして、また全てのシングルマザーに敬意を表して書いており、非常にパーソナルな作品である。同楽曲についてバンドは、「スタンとキングは共に影響力のあるたくましい女性に育てられ、この曲にはシングルマザーの強さと犠牲に対する賞賛と感謝の気持ちが込められている 」と語っている。
ライブ動画のスニペットの試聴はこちら: https://m.youtube.com/shorts/GlhKUA3WB_A
そして「Tortuga (For Me Mam) 」は、すでに今月初旬に発表された〈Beams Plus〉とロンドン発のスケートブランド〈PALACE SKATEBOARDS〉との初コラボレーション・ラインの広告に使用されており、CMではナッツが生演奏で楽曲を披露している。ナッツのトランペット、ピアノ、ストリングス、ドラム、ベースの絶妙なジャズアンサンブルに注目したい。
現在、ツアーに大忙しのナッツだが、11月17日(日)には”ロンドン・ジャズ・フェスティバル”に、ベースメント・ジャックスのサイモン・ラトクリフ率いるヴィレッジ・オブ・ザ・サンと出演することが決定している。
「Tortuga (For Me Mam) 」
Knats Biography:
ニューカッスル・アポン・タイン出身の2人の生涯の親友、スタン・ウッドワード(ベース)とキング・デイヴィッド・アイク・エレキ(ドラムス)が率いるクインテットで、それぞれのルーツであるジャズ、ドラムンベース、ハウス、ゴスペルから派生したダンス・ミュージックを作っている。
シーンに登場して間もない彼らは、すでにSoho Radio、BBC Newcastle、WDR3によって認知され、Spotifyの ‘All New Jazz’プレイリストに選曲された他、‘JazzFresh Finds’のカヴァーも飾っている。
さらに、「BBC Introducing North East」からも絶大な支持を受けている。 今月初旬に発表された〈Beams Plus〉とロンドン発のスケートブランド〈PALACE SKATEBOARDS〉との初コラボレーション・ラインの広告に楽曲「Tortuga (For Me Ma)」が使用された。