Kate Bollinger、 Margo Guryanのカバーソング「What Can I Give You」をリリース  コンピレーションアルバムが今週末に発売



ニューヨークの伝説的なシンガーの隠れた名曲を再発見しよう。今週末(11月8日)、サブ・ポップは『Like Someone I Know - ライク・サムワン・アイ・ノウ』をリリースします。マーゴ・ガリヤンの1968年の名盤『Take a Picture』にオマージュを捧げた12曲入りコンピレーション『A Celebration of Margo Guryan』。本日、サブ・ポップは発売前の最後のシングルとして、ケイト・ボリンジャーがカバーした「What Can I Give You」を公開しました。オルガンをフィーチャーした遊び心満載のバロックポップ・ソングです。(ストリーミング試聴はこちらから)

 

この12曲入りコンピレーションには、マーゴ・プライス、TOPS、クレイロ、ラヒル、ジューン・マクドゥーム、ムンヤ+カイナル、フランキー・コスモス+グッドモーニング、ケイト・ボリンジャー、パール&ザ・オイスターズ、ベドウィン+シルヴィ、バリ、エンプレス・オブといった現代アーティストによる再解釈が追加されている。『Like Someone I Know:A Celebration of Margo Guryan』のリリースは、マーゴの3回目の命日に合わせて行われる。アルバムの収益の一部は、廉価のリプロダクティブ・ヘルス・サービスの提供と提唱に寄付される。


『ライク・サムワン・アイ・ノウ』は、12組の異なるアーティストがそれぞれの旅に出ることで、ガリヤンの歌の強さを強化している。核となる部分は常に揺るぎない。McDoomは「Thoughts」の下で静寂とハーモニーを伸ばし、まるで彼女の弧を描くヴォーカルの下でダブ・プレートの上で回転しているかのよう。ラヒルは "Sun "をハルモニウムのドローンと魅惑的なパーカッシブの刻みの上で展開させ、超現実的なものに対するグリヤンの興味を掘り下げる。

 

フランキー・コスモス、及び、グッド・モーニングは、「Take a Picture」でカントリー調のシャッフルを聴かせ、絡み合ったヴォーカルが完璧なロマンチックさでリズミカルなスキップに乗る。ここ数十年の間に、ガリヤンがいかに優れていたか、好みの潮流が変わる中で彼女の曲がいかに揺るぎないものであったかが、次第に明らかになって来る。『ライク・サムワン・アイ・ノウ』は、その絶対的な証明であり、ガリヤンの作品の永続的な妥当性と輝きの証である。


「What Can I Give You」