Photo: Kayla Raquel Middleton |
本日(1月31日)、ロンドンを拠点とするプロデューサーでシンガーソングライターのLiza Lo(リザ・ロー)の待望のデビューアルバム『Familiar(ファミリア)』がリリースを迎えた。
これまでに6曲のデジタル・シングルを発表してきた彼女だが、今回のアルバムはおなじみのプロデューサー、ジョン・ケリー(ケイト・ブッシュ/ポール・マッカートニーの作品のプロデュースを手掛けている)と彼女のバンドと共にデーモン・アルバーンの”スタジオ13”にて制作された注目作。
アルバムでリザは、脳梗塞で亡くなった友人のこと、ヨーロッパにある故郷を離れること、そして現代の複雑な人間関係などのあらゆることに触れている。不気味で親密なギター、レトロでポップなシンセサイザーとベース、クリスタルのようなピアノが、儚さと自己の強さの両方を表現している。
本作についてリザ・ローは、次のように語っている。
「ファミリア』というタイトルは、私が聴いて育ったレコードに立ち返るという要素、音楽を親しみやすく感じさせるレコーディングの方法、そして、私の師匠であるこのアルバムの共同プロデューサーでもあるジョン(・ケリー)が得意とするもの、私の創作プロセスを近づける。方法を反映している。
また、この言葉は私が語る、家族の親密さ、私の人生におけるロマンチックな愛の物語、そして、生きていく上で避けられない喪失感や、それにどう対処するかということとも結びたいと思った。友人を失ったり、自分自身や他人と連絡が取れなくなったり、恋に落ちることの素晴らしさなど、私たちが人生で繰り返し遭遇する感情よ。
そしてこの度、アルバム収録曲の「Anything Like Love」を公開します。同曲はリザが「友情、ロマンチックな愛、身近な愛のためのラヴ・ソング」と表現するソフトで優しい曲だ。「家族の集まりや誕生日に歌うのが好きなの。私のママ、親友たち、弟、そして私の家族への歌よ」とのこと。
「Anything Like Love」
【アルバム情報】
アーティスト名:Liza Lo(リザ・ロー)
タイトル名:Familiar(ファミリア)
品番:GB1598CD (CD) / GB1598 (LP)
発売日:発売中!
レーベル:Gearbox Records
<トラックリスト>
(CD)
1. Gipsy Hill
2. Morning Call
3. Darling
4. Catch The Door
5. A Messenger
6. As I Listen
7. Open Eyes
8. Anything Like Love
9. What I Used To Do
10. Confiarme
11. Show Me
(LP)
Side-A
1. Gipsy Hill
2. Morning Call
3. Darling
4. Catch The Door
5. A Messenger
6. As I Listen
Side-B
1. Open Eyes
2. Anything Like Love
3. What I Used To Do
4. Confiarme
5. Show Me
アルバム『Familiar』配信中!
Credits:
Liza Lo - Vocals, Acoustic Guitar, Piano, Backing Vocals, Synthesisers Sean Rogan - Piano, Backing Vocals, Acoustic & Baritone Guitar Maarten Cima - Electric, Rubber Bridge & Baritone Guitar
Tom Blunt - Drums
Freek Mulder - Bass
Ben Trigg - Cello & String Arrangements (Gipsy Hill, Open Eyes & A Messenger) Emre Ramazanoglu - Percussion (Catch The Door & Anything Like Love)
Chris Hyson - Synthesisers & Programming (Confiarme)
Wouter Vingerhoed - Prophet (What I Used To Do)
Recorded at Studio 13 and Tileyard Studios in London
Produced by Jon Kelly and Liza Lo
Additional and co-production by Wouter Vingerhoed (What I Used To Do), Topi Killipen
(Morning Call), Sean Rogan (Confiarme) and Chris Hyson (Confiarme)
Written by Liza Lo together with Topi Killipen (Morning Call), Emilio Maestre Rico (Darling),
Peter Nyitrai (Open Eyes), Melle Boddaert (Gipsy Hill), Hebe Vrijhof (What I Used To Do) &
Wouter Vingerhoed (What I Used To Do)
Mixed by Jon Kelly
Mastered by Caspar Sutton-Jones & Darrel Sheinman
Engineered by Giacomo Vianello and Ishaan Nimkar at Studio 13 and Ned Roberts at Tileyard Studios Released by Gearbox Records
Liza Lo:
スペインとオランダで育ち、現在はロンドンを拠点に活動するシンガー・ソングライター/プロデューサー/ミュージシャン。優しくも力強い歌声で愛、喪失、成長の物語を紡ぐことを特徴とし、ビッグ・シーフ、キャロル・キング、ドーターやローラ・マーリングなどからインスピレーションを受けながら、独自の親密で詩的な音楽世界を創り出している。
EP『Flourish』はSpotifyの 「New Music Friday UK/NL/BE 」に選出され、「The Most Beautiful Songs in the World 」プレイリストでも紹介された。2024年5月、Gearbox Recordsと契約。自身のUKヘッドライン・ツアー、ステフ・ストリングスやVraellのオープニングをUK各地で務めたほか、ハリソン・ストームとのEU/UKツアーもソールドアウトさせた。
2025年1月31日、ジョン・ケリー(ポール・マッカートニー、ケイト・ブッシュ)とバンドと共に制作したアルバム『ファミリア』をリリースした。