【Best New Tracks】 Kills Birds 「Madison」 ~ロサンゼルスの新星によるメタリックなエモコアに注目~
本日、ロサンゼルスを拠点に活動するバンド、Kills Birds(キルズ・バーズ)がEP『Crave』を発表し、リードシングル 「Madison」をリリースした。チューブアンプのギターの轟音が炸裂するニュースクールのエモコアの激烈なナンバー。バンドとしての一体感も本当に素晴らしい。
全5曲入りのEP『Crave』は4月11日にラッキーナンバーからリリースされる。2024年のシングル 「Behind」も収録されている。リードシングル「Madison」にはEPのカバーアーティスト、マイク・レイモンドによるシムズにインスパイアされたビジュアライザーが同時公開されている。
このニューシングル「Madison」について、バンドは次のように説明している。
『マディソン』のインスピレーションは、スレイ・ベルズとの北米ツアー中に生まれたんだ。サンフランシスコで演奏していた時、嵐で停電して地下の民宿に閉じ込められたんだ。雨が降りしきる中、メロディーとコードをスケッチし始めたんだ。陰鬱な天気と地下室は、ニーナとジェイコブの中西部で育った記憶を呼び起こし、深い郷愁を感じた。
そのノスタルジーがこの曲に吹き込まれた。リリックでは、大人になりかけの思春期というテーマを探求しており、ニーナの子供時代において、悲劇的な出来事が彼女の安全感と安らぎを破壊した重要な瞬間を浮き彫りにしている。バンドとしてアレンジを広げ、深めていくうちに、この曲が今度のEPの目玉のようなものになることは明らかだった。
アロン・コバヤシ・リッチ(Momma, Been Stellar)のプロデュースによる『Crave EP』は、2021年の2ndアルバム『Married』以来となるバンドの新曲で、ラッキー・ナンバーからのデビュー・リリースとなる。キルズ・バーズは、ニーナ・ルジェティ(ヴォーカリスト)、ジェイコブ・ローブ(ギタリスト)、フィールダー・トーマス(ベーシスト)、そしてグリフだ。
「Madison」