![]() |
モントリオールのアーティスト、Thanya Iyer(ターニャ・アイヤー)は、3枚目のフルアルバム『TIDE/TIED』を発表した。本作はトップシェルフから4月30日に発売される。
バロック・ポップ、フォーク、ジャズ、アンビエント・ミュージックなどの要素を取り入れたアーティストで、リード・シングルの "Low Tides "では、それらすべての断片を聴くことができる。
「"Low tides "は、停滞や麻痺、絶望に溺れ、夢見る力を失ってしまうような空間を邁進すること、そして同時に、前に進むために必要な静かな強さ、希望、信頼を持ち続けることについて歌っている」とターニャは言う。アルバムのアートワークに描かれた絵について、彼女はこう付け加えた。
安堵、変容、解放、破壊と再生が絡み合っている。この炎は、悲しみ、慢性的な痛み、世代間のトラウマ、不協和音の世界で生きることの重みなど、私たちが目に見えるもの、目に見えないもの、すべてを背負っていることを表している。しかし、開かれた腕は、信頼と降伏を体現している。潮が満ち、私たち自身とコミュニティの中に、変容と癒しの衝突をもたらすという平和的な信念である。
モントリオールのアーティスト、タンヤ・アイヤーは、3枚目のフルアルバム『TIDE/TIED』で、2ndアルバム『KIND』のフューチャー・フォークのデザインを、ジャズを取り入れたポップとアンサンブルのアンビエンスでさらに発展させた。
『KIND』でアイヤーがより個人的な自己愛の旅を探求したのに対し、『TIDE/TIED』では、彼女と彼女のバンド、そしてゲスト・ミュージシャンたちが、植民地的で資本主義的な世界に生きる不協和音の解毒剤として、集団的なケアと共同体的な癒しを重視し、新たな動き方に乗り出す。
12曲にわたって、アイヤーは歌、シンセレイヤー、ストリングス、ループ物質を交互に演奏し、パーカッショニスト、ダニエル・ジェリナスの瞑想的なドラミングやマルチ・インストゥルメンタリスト、ポンペイの冒険的なアレンジメントと交錯する。
経験豊富なプロデューサーであるジェリナスとポンペイは、深い共同作業を通じて、アイヤーの鋭い音楽的ビジョンに導かれながら、創作プロセスへの集団的なアプローチを維持しつつ、『TIDE/TIED』のパワフルで複雑な世界観を作り上げた。
「Low tides」
Tanya Iyer 『TIDE/TIED』
![]() |
Label: Topshelf
Release: 2025年4月30日
Tracklist:
1. I am here now
2. What can we grow that we can’t see from here
3. Low Tides
4. High Tides
5. Doctor
6. Where does that energy go
7. When you’re underwater, be brave
8. I am a mountain (make sure you don’t move)
9. I am a mountain (don’t be afraid)
10. Wash it all away
11. I can’t call you anymore
12. Waves-Hold-Tied