Car Seat Headrest、ロック・オペラに挑んだアルバム『The Scholars』を発表 5月2日にリリース

©Carlos Perez

 

Car Seat Headrestは、ニューシングル「Gethsemane」のリリースと同時に、近日発売予定のアルバム『The Scholars』の詳細を発表した。本作は5月2日にマタドール・レコードからリリースされる。


カー・シート・ヘッドレストは、バージニア州リーズバーグで結成され、現在はワシントン州シアトルに拠点を置くアメリカのインディー ロックバンド。

 

バンドはウィル・トレド、イーサン・アイヴス、セス・ダルビー、アンドリュー・カッツで構成されています架空の大学パルナッソス大学を舞台にした『The Scholars』に収録される楽曲は、生と死、そして再生のゆるやかな物語を照らし出す学生やスタッフたちの苦悩に彩られている。


「ローザはパルナッソス大学の医学部で学んでいる。医学的に死亡した患者を生き返らせた経験から、彼女は子供の頃から抑圧されていた、痛みを吸収することで他人を癒す力を取り戻し始める。「毎晩、夢の代わりに、彼女は一日中触れた魂の生の痛みや物語に出会う。現実は曖昧になり、彼女は医学部の地下に埋もれた秘密の施設に入り込む。


『ザ・スカラーズ』は、フロントマンのウィル・トレドがセルフ・プロデュースし、ほとんどアナログでレコーディングされた。「間違いなく、これまでやってきたどのプロジェクトよりもボトムアップな作品だ」とリード・ギタリストのイーサン・アイブスは言う。「ここ2、3年で、ただ幸運な機材を使ってベストを祈るのではなく、より意図的にサウンドをデザインすることに熱中するようになったんだ。それは本当にやりがいのあることだった」

 

「Gethsemane」

 


シェイクスピアからモーツァルト、クラシック・オペラまで、トレドは『学者たち』の歌詞とストーリー・アークを考案する際に古典から引用し、音楽はザ・フーの『トミー』やデヴィッド・ボウイの『ジギー・スターダスト』のような古典的なロック・ストーリーの歌のサイクルから注意深く引用した。

 

「ロック・オペラで苦労することのひとつは、プロットの流れのために個々の曲が犠牲になってしまうことなんだ」とトレドは指摘する。「流れるようにスムーズな物語を作るために、それを犠牲にしたくなかった。だからこの作品は、各曲が登場人物になり得る中間地点のようなもの、各曲がセンター・ステージに出てきて、それぞれの歌と踊りを披露するようなものなんだ」


ウィル・トレドがセルフ・プロデュースし、ほとんどアナログでレコーディングされた『ザ・スカラーズ』は、"間違いなく、これまでのどのプロジェクトよりもボトムアップされた作品である。

 

「ここ2、3年は、ただ幸運な機材を使ってベストを祈るのではなく、より意図的にサウンドをデザインすることに熱中するようになった。より具体的に物事を造形することができ、より緻密な方法で物事を重ねることができ、以前のどのアルバムよりも物事がどのように伝わるかについてより積極的なデザインの役割を果たすことができ、本当にやりがいがあった」 



『The Scholars』には、19分近い「Planet Desperation」や冒頭曲「CCF (I'm Gonna Stay With You)」など、Car Seat Headrestの楽曲の中でも最も広がりのある楽曲が収録されている。


Car Seat Headrest 『The Scholars』


Label: Matador

Release: 2025年5月2日 


Tracklist:

1.CCF (I’m Gonna Stay With You)
2.Devereaux
3.Lady Gay Approximately
4.The Catastrophe (Good Luck With That, Man)
5.Equals
6.Gethsemane
7.Reality
8.Planet Desperation
9.True/False Lover