Lucy Dacus、 ニューシングル「Talk」をリリース   

 

Lucy Dacusは以前に所属していたMatadorからゲフィンに移籍し、ニューアルバムをリリースする。ボーイ・ジーニアスの商業的な成功をもとに、ソロシンガーとしてもスターミュージシャンの仲間入りを果たそうとしている。2021年の頃に比べると、まるで別人のようである。

 

ルーシー・ダカスのソングライターとしての潜在的な実力は2021年の『Home Video』ですでに証明済み。それをどのように曲に落とし込むのかが今後の課題となる。ゲフィンへの移籍は、作曲家/歌手の録音的な側面でダイナミックなエフェクトをもたらそうとしている。ニューシングル「Talk」は、従来のインディーロックとインディーフォークの中間にあるサウンドだが、そこにヒプノティックな新しい要素が加わっている。独特なテイストを持つシングルである。

 

リリックの側面でも着目すべきポイントがある。この曲では恋愛の切なさを端的に表現していて秀逸である。「どうして、私たちはもう話せないの?/昔は何時間も話したのに/私があなたを不安にさせるの?それとも退屈させるの?」と彼女は批難的に歌っている。これは実際、日本の邦楽にも共鳴するような”普遍的な恋愛ソング”でもある。下記よりチェックしよう。


Lucy Dacusによる『Forever Is A Feeling』は3月28日にゲフィン・レコードからリリースされる。本作はグラミー賞ノミネートの可能性がある。

 

 

「Talk」



▪️LUCY DACUS、新作アルバム『FOREVER IS A FEELING』をゲフィンから3月28日にリリース