Bon Iver、アップルミュージックのゼイン・ロウとのインタビューでテイラー・スウィフト/アーロン・デスナーとの仕事について語る


ジャスティン・ヴァーノンはアップル・ミュージックのゼイン・ロウとの対話の中で、新作アルバム『The SABLE, fABLE』の制作時にスウィフトと仕事をすることになった経緯について胸中を明らかにした。


ロウがヴァーノンにテイラー・スウィフトと仕事をするのはどんな感じだったかと尋ねると、彼は彼女のCOVID時代のアルバム『Folklore』でコラボレーションするため、ザ・ナショナルのアーロン・デスナーに手を差し伸べた「勇気」を賞賛した。 

 

ロックダウンの危機に瀕していたヴァーノンは、ギターの代役としてデスナーを起用したとき、隔離の1ヶ月前にボン・イヴァーとヨーロッパ・ツアーに出ようとしていたと語った。計画では、デスナーがDJを務め、ボン・イヴェールのアリーナ・セットの前に、ヴァーノンと長年コラボレートしている彼のサイド・プロジェクト、ビッグ・レッド・マシーンの曲のデモを流す予定だった。 

 

COVID-19の流行により、ツアーはキャンセルされたため、当時多くのミュージシャンがそうであったように、デスナーはインスタグラム・ライブでファンのために未発表曲をオンエアした。


「すべての栄光は、ソングライターとして、彼女が作りたい音楽を聴いたテイラーにある。 しかし、これらの曲の核心はビッグ・レッド・マシーンのデモで、アーロン・デスナー(The National)という天才と協力し、彼女がかつて手にしたことのない最強の歌詞とソングライティングを作り上げた」


ジャスティン・ヴァーノンは、この世界的なポップ・アイコンが 「我々の全宇宙に入り込んでくるのを目の当たりにして魅了された」と語った。 ヴァーノンは、スウィフトと彼らの控えめなインディーズ・サイド・プロジェクトとのコラボレーションが完璧に理にかなっていることに気づき、まばたきが止まらないような感覚を覚えたと語った。


「アーロンがこの何年もの間、私に示してくれた愛とコミュニティ...。テイラーはまさにそこに足を踏み入れて、完璧にそれを受け止めていた」とヴァーノンは語り、「その過程でアーロン・デスナーが電話をかけてきて、スウィフトが彼に歌って欲しいトラックがあるかと言った」と付け加えた。 『テイラーだって?』ヴァーノンは、スウィフトがビッグ・レッド・マシーンの曲を聴いて作曲しているとデスナーが説明すると、驚きのあまり聞き返したという。


スウィフト、デスナー、スウィフトの元恋人で俳優のジョー・アルウィン(ウィリアム・バウリーというペンネームで)と共に、この曲で共作クレジットを持つことになった経緯について、ヴァーノンはこう語っている。 「この曲は、僕の小さな間に合わせのスタジオで、SM7を使って歌った。 この曲は、本当に特別な曲で、人気のある曲なんだ。でも、とても自然に感じられたし、このような素晴らしいアーティストと仕事ができたことに心から感謝をしているよ」