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シカゴのロックバンド、Smutがニューシングル「Dead Air」をリリース。2022年のアルバム『How The Light Feel』に続く待望の新曲だ。年々、クロスオーバー化やハイブリット化が進み、ストレートなロックバンドが減少しつつあるが、Smutはロックの本来の楽しみを追求し続ける。

 

Smutは、作曲家/作詞家のテイ・ローバック、ギタリストのアンディ・ミンとサム・ラシュマン、ドラマーのエイダン・オコナー、ベーシストのジョン・スタイナーによるプロジェクトである。

 

バンドは10年前、オハイオ州シンシナティで活動をスタートした。彼らは現在、音楽制作に最適な街シカゴにいる。そこで彼らは、Bayonet Recordのフルレングス・デビュー作『How the Light Felt』を制作した。彼らはそれに続くニューシングル 「Dead Air 」をリリースした。この曲は、Smutのラインナップに新しく加わったスタイナーと一緒にリリースした最初の曲である。



「Dead Air」を書き始めたとき、Smutはロックなものを作りたかった。聴いて楽しいのと同じくらい、作って楽しいものを作りたかった。マイ・ケミカル・ロマンスやメトリック、グリーン・デイやザ・フォールに影響を受けた。

 

「骨太なクラシック」とメタル・リフをポップな文脈にねじ込んだ。クリスタルのようなギター、秋空のようなクリスプなベースで始まり、ローバックのヴォーカルが入る。彼女はエリザベス・フレイザーのようだが、ロックンロールで、ハニーでドリーミーなボーカルからポップパンクの叫び声へと変化する。

 

この曲は、バンドがソロと共作で作った歌詞とリフをフランケンシュタイン風につなぎ合わせたものだ。歌詞は、別れの歌であり、人間関係の終わりと変化について。「あなたが永遠と言うのを聞いた」とテイ・ローバックは歌う。


この曲をこれほどエキサイティングなものにしている理由は、バンドがこの新しい反復に取り組むことにどれほど興奮しているかということ。

 

「今の私たちはエネルギーに満ち溢れている」とローバックは言う。レコーディングするため、彼らはニューヨークへ赴き、アーロン・コバヤシ=リッチ(Mommaのベース/プロデューサー)のスタジオで仕事をした。ニューヨークに行く直前に、ローバックとミンは結婚している。

 

レコーディング中、バンドはできるかぎり音楽を楽しむことに集中した(あまりの楽しさに、ローバックは最後までレモンと蜂蜜とお湯を一気飲みし、声を完全に枯らしていたほどだったという)。彼らは友人のソファーや床で眠った。スマットはいつもDIYなバンドである。彼らは一緒に仕事をするのが好き。「Dead Air」はコラボレーションの産物だ。ロックソングへの普遍的な愛が主題となっている。そして、仲間と一緒にロックを楽しむことを端的に表現している。



 

ロンドンのボーカリスト、Hatis Noit(ハチスノイト)の”オーラ・ワークス・シリーズ”は、アメリカ/バルティモアの作曲家Alex Somer(アレックス・ソマーズ)と、彼女の作品「Angelus Novus」の心を揺さぶる再創造を提供する。今回、2年前にリリースされた原曲のリワークが配信された。

 

リワークバージョンはボーカルコラージュやサンプリングを基にした神秘的なテイストを持ち、音楽は生と死の境界を彷徨うかのよう。シンセによるアレンジは賛美歌やレクイエムのような厳かさをトラック全体に及ぼしている。同楽曲はErased Tapesから発売中。ストリーミングはこちら



父が亡くなったとき、私は北海道の雪景色を旅し、父の遺体を確認し、彼の人生の痕跡を探した...それは、私が人生でほとんど知らなかった人の本質を明らかにする孤独な旅だった。

 

その旅の間、ヨンシとアレックスが創り出した『Riceboy Sleeps』の音楽は、単純な悲しみや手に入れられる愛への憧れを超えて、まるで目の前の荒れ狂うホワイトアウトの風景に音楽が呼応するかのように、私を未知の記憶の穏やかな風景へと導いてくれた。

 

それから10年以上が経ち、アレックスに人生の葛藤と癒しの両方を反映した「Angelus Novus」をリワークしてもらったことは、私にとって深い運命的なものを感じる。- ハティスノイト





ボーカルというのは、私たちが持っている楽器の中で最も即効性のあるものだ。 ハティス・ノイトの『Angelus Novus』を初めて聴いたとき、霧のように幾重にも垂れ込める声をフィーチャーしたアウトロに惹かれた。 その世界に住んで、その出発点から新しい曲を作りたいと思った。 

  

原曲のその動きをループさせた後、私はヴォーカルのレイヤーを新しい音の破片に分断する方法を聴き始めた。

 

ボーカルのテクスチャーをすべてコラージュして、再サンプリングし、そこに新しいハーモニーを加え始めた。 やがてヴォーカルのコラージュの下にコードが聴こえるようになったので、環境全体を支える低音域のサブベース・コードのパッセージをゆっくりと書いて録音した。

 

最後に、曲全体を3半音遅くした。 私はヴァリスピードが大好きで、聴き慣れたものから聴き慣れないものへと何かを変化させるお気に入りの方法なんだ。 聴いてくれてありがとう! アレックス・ソマーズ

 

 

 「Angelus Novus」(Alex Somers Rework)

 

ブルックリンを拠点に活動するロックバンド、Mommaは『Welcome To My Blue Sky』をポリビニール/ラッキー・ナンバーから4月4日にリリースする。この日は他にも注目作がいくつかある。楽しみです。


アルバムの2ndシングル「Bottle Blonde」について、バンドのダブル・フロントパーソンであるフリードマンとワインガルテンは「過去と現在の自分への手紙」と表現する。長年の友人、コラボレーターでもある2人の関係の「満ち欠け」を描いている。フリードマンとワインガルテンは振り返る。「2022年の夏は本当に特別だった。『ボトル・ブロンド』はその絆を称えている」


デビューアルバム『Household Name』でアメリカの各メディアから高い評価を受けてから、コーチェラの出演を通して、ワールドワイドなロック・バンドとしてみなされるようになった。Mommaはデビュー当時からロックスターに憧れていて、また、いよいよ夢を現実にしようとしている。さらに、2ndアルバムでは、バンドメンバーの結束力が充実した生活と音楽活動という多角的な側面を通じて、奥深いロック性をもたらしている。ブリーダーズを彷彿とさせる先行シングルと並んで「Bottle Blonde」は彼等の代名詞的なシングルとなるかもしれない。

 

Mommaの絆は、2022年から2024年にかけてのツアー映像で構成され、BeabadoobeeとSnail Mailがカメオ出演しているビデオにも反映されている。MVを通して心地よい疲労と陽気さのミックス、バンドメンバーの親密さ、そしてツアー生活の充実感を読み取ることが出来るでしょう。

 


「Bottle Blonde」

 


ニューヨーク/クイーンズのプロデューサー、DJ Pyton(ブライアン・ピニェイロ)はダンスホール、レゲトン、デンボウといったジャマイカ発祥のダンスミュージックをダイナミックに鳴らし、新鮮なダンスミュージックを提供する。今回、パイソンはXL Recordingsとの新たな契約を発表。さらに同レーベルから3月28日に発売されるEP「i was put on this earth」の詳細を明らかにした。

 

リードシングル「Besos Robados」は耳の早いクラバーには刺さるものがありそうだ。ホンジュラスのポップ/レゲトン歌手であるイザベラ・ラブストーリーをフィーチャリングしている。ダウンテンポ/ラヴァーズレゲトンの楽曲だが、ボーカルがトロピカル/エキゾチックな雰囲気を放っている。 

 

『i was put on this earth』はDJパイソンのXLからのデビューEPとなる。2002年以来のソロ・リリース。5つのトラックを通して、パイソン(ブライアン・ピニェイロ)はシンガー、プロデューサー、そしてコラボレーターとして、未知の領域へと緩やかに踏み込んでいる。現在ニューヨークとロンドンを行き来するパイソンは、両岸の主要アーティストとクルーアップしている。

 

ホンジュラスのポップシンガー、Isabella Lovestory(イザベラ・ラブストーリー)はPythonのEssential Mixに収録されて以来、ファンのお気に入りとなっているダウンテンポのラヴァーズ・レゲトン・トラック 「Besos Robados」に、無愛想でありながら執拗なヴォーカルを提供している。

 

Pythonは自身のレーベル”Worldwide Unlimited”から南ロンドンのラッパーJawnino(ジャウィニーノ)と分類不能なロンドンのソングライターOrgan Tapes(オルガン・テープス)の楽曲をリリースしている。UKポストロックの伝統をPythonが独自にアレンジした 「Dai Buki」には両アーティストが参加している。

 

彼自身は、ハートフルな「Marry Me Maia」で繊細かつパーソナルなヴォーカルを披露している。彼の震えるようなテナーは異色のシンセポップ曲「Coquine 」にも見いだせる。「Elio's Lived Behind My House Forever 」では、PythonがNYCの大御所Physical Therapyと組んで、先のヴォーカルチューンと同様にエモーショナルなメロディーを漂わせるダンスフロアカットを披露している。


 

 


アイルランド/ダブリン出身の5人組ロックバンド、Fontaines D.C.は昨年8月にXLからニューアルバム『Romance(ロマンス)』をリリースしました。(レビューを読む)また、このアルバムは昨年のベストアルバムに選出しています。


そして今回、映画的な7分半のミュージックビデオで、新曲「It's Amazing to Be Young」を発表した。曲自体は3分半しかないですが、ビデオには台詞や筋書きの場面もある。以下からご覧ください。


ニューシングル「It's Amazing to Be Young 」はロマンスと同様、ジェームス・フォードがプロデュースしました。この曲は、新B面 「Before You I Just Forget」をフィーチャーした限定7インチレコードでリリースされます。


フォンテーヌD.C.のメンバーは、グリアン・チャッテン(ヴォーカル)、カルロス・オコネル(ギター)、コナー・カーリー(ギター)、コナー・ディーガン(ベース)、トム・コル(ドラム)。


ギタリストのコナー・ディーガンはプレスリリースで新曲についてこう語っています。


「イッツ・アメージング・トゥ・ビー・ヤング」は、カルロスの生まれたばかりの子供の前で書いた曲なんだ。当時は子守唄かオルゴールのように聞こえたが、歌詞は同じ。子供が与えてくれる希望の感覚は、特に私たちのような若者にとっては深く、感動的なものだ。子供たちが幸せに成長できるような世界を作りたいという感覚でもある。


それは、現代社会でしばしば私たちを覆いかねないシニシズムと闘う感情なんだ。だから私たちは、自分たちがどちらの側にいるのかを宣言したかった。私たちはまだ自由だし、その感覚を広めたい。私たちの周りの人たちのためにこの気持ちを守りたい。


ミュージックビデオの監督を務めたルナ・カルムーンは、新しいビデオの制作について次のように語っています。


この新曲は、フォンテーヌが手がけた曲の中でも特に気に入っているし、この曲のビデオ3部作を完成させることができたのも嬉しい。この新曲はフォンテーヌが手がけた中でもお気に入りの曲だし、この曲のビデオ3部作を完成させることができたのも嬉しい。素晴らしいチームと仕事ができたし、音楽を聴いたときに自動的に思い浮かんだ世界を創り出すための空間と息吹を与えてもらった。


私たちは今、ロマンチックな愛が脇に追いやられ、セックスや愛は美徳ではなく、人々が見たいものではなくなっている奇妙な時代に生きているような気がする。私はそんなことはまったく思っていない。


私はこの2人が自分自身と恋に落ちたというエピソードが大好きだし、そして2人が恋に落ちるところを見たかったんだ。カージツのビデオ(『In the Modern World』)を撮った後に種をまいて、それから2、3日で『It's Amazing to Be Young』のビデオを制作したんだ。サンタ・サングレへのオードがたくさんある。また、僕の最初の短編映画『Shagbands』を思い出させる。

 


「It's Amaging To Be Young」

 


LAのインディーロックバンド、Mamalarky(ママラーキー)が3作目のアルバム『Hex Key』を発表した。 本作はエピタフから4月11日にリリースされる。このアルバムには、先にリリースされたシングル「Nothing Lasts Forever」と 「Feels So Wrong」が収録されている。

 

さらに、アルバムの発表と合わせて、爽快でハーモニーに満ちたグルーヴィーな「#1 Best of All Time」が配信された。この新曲は西海岸のサイケポップ、フラワームーブメント、ベッドルームポップ、エレクトロニックをすべてトランクに詰め込んだLAの最新鋭のオルタナティヴロックだ。

 

同レーベル(Epitaph)からの初のリリースとなるこのアルバムは、彼らのホームスタジオで制作された。 

 

「このアルバムの多くは、怒りと和解すること、怒りと何か有用なものを創り出す方法を見つけることをテーマにしている」とボーカルのリヴィー・ベネットは言う。「感情から自分自身を説得することはできないけれど、それを置くのに良い場所は常にある」


 ボーカルのベネットは次のように続ける。

 

たくさんのUNOゲームを通して、私は実はかなり負けず嫌いだとわかった。 そしてどういうわけか、負けたときの感覚がモチベーションを高めてくれるんだ。 いつも自分自身と競争しているような気分で、自分がやろうとしたことなら何でも、最後の挑戦でベストを尽くそうとしているんだ。

 

史上最高にはなれないかもしれないけれど、史上最高の自分であることに変わりはない。 私は、力強さを感じさせながらも、笑いを誘うような、疑念を笑い飛ばすようなものを書きたかった。 なぜなら、負け馬のように感じるときでも自分に賭けることで、大きな収穫があるからだ! 失敗した瞬間に自分が勝っていると感じることができ、自分のバロメーターだけで自分を測ることができれば、もっと幸せになれるはず。

 

 

「#1 Best of All Time」




Mamalarky 『Hex Key』


Label: Epitaph

Release: 2025年4月11日

 

Tracklst:

1. Broken Bones

2. Won’t Give Up

3. The Quiet

4. Hex Key

5. Anhedonia

6. #1 Best of All Time

7. Take Me

8. MF

9. Blow Up

10. Blush

11. Nothing Lasts Forever

12. Feels So Wrong

13. Here’s Everything



Pre-save: https://mamalarky.ffm.to/hexkey

 


UK/ロンドンを拠点に活動するDJ、プロデューサー、マルチ・インストゥルメンタリストのLawrence Hart(ローレンス・ハート)が、待望のデビューアルバム『Come In Out of the Rain』を4月4日にリリースする。テックハウスやディープ・ハウスを得意とするプロデューサーだ。 

 

アルバムの発表と合わせて、リードシングル「Love U Bring」が公開された。爽快感のあるEDMのナンバー、オートチューンをかけたヴォーカルトラックで、今夏のダンスフロアを揺るがす。

 

”Love U Bring"は、ハートの使命に忠実で、神経質なエネルギーに満ちたアップビートなトラックで、スキットでブレイクなビートと、チョップされピッチシフトされたヴォーカルサンプルが、伸びやかなベースと落ち着いたメロディックなシンセ・コードによって重みを増している。テックの魔術師であるハートは、幼少期にクラシック音楽の訓練を受けた。 

 

15歳でニューヨークの名門音楽学校のオーディションを受け、SUNYパーチェイスでジャズ・トランペットを学び、ボブ・ムーヴァー(チャーリー・ミンガスやチェット・ベイカーのコラボレーターだった)のような偉大なミュージシャンとともにニューヨークで最も尊敬されるジャズ・クラブで演奏した。

 

やがてハートはエレクトロニック・ミュージックとクラブに出会い、インスピレーションを得る。ダブル・シックス/ドミノ・アーティストのジョージ・フィッツジェラルド(George FitzGerald)とは長年の親交がある。

 

また、Hotflush、Attack Decay Sweet Release、LG105、そして自身のレーベルSSEMからソロ・シングル、EP、リミックスをリリースしている。このアルバムのリリースを記念して、ローレンス・ハートは4月23日にロンドンのコルシカ・スタジオで、まだ発表されていない友人やタレントと共にライブを行う。

 

「Love U Bring」 

 




Lawrence Hart 『Come In Out of the Rain』



Label: Domino Recordings

Release: 2025年4月4日


Tracklist: 


1Lotus Bloom

2NoMoreLuv4u

3Closer To You

4Out Of The Rain

5Just Belong

6Still But Still Moving

7Love U Bring

8Hear Ur Heartbeat

9The Wind Cry

10Fucking Mega

11Daydreamers

12The Wave Cry


 


テキサス出身のソングライター、Will Johnson(ウィル・ジョンソン)が10枚目のソロ・アルバム『Diamond City』を発表した。本作は同地の独立レーベル、Keeled Scalesから4月4日に発売予定。この発表に合わせて、ジョンソンはリードシングル 「Floodway Fall」を公開した。

 

セントロマティックのフロントマンであり、現在はジェイソン・イズベルのバンド、ザ・400・ユニットのメンバーでもあるウィル・ジョンソンは、新作について次のように説明している。

 

"Floodway Fall"のアイデアは、スコット・ダンボムとの2022年の夏のリハーサルの前に浮かんだんだ。私たちはまだセッティング中で、音やレベルを調整していた。彼は窓の外を眺めながら、フィドルでゆるく演奏していたのを覚えている。私はすぐにそのことを忘れてしまったが、数ヵ月後に偶然この曲を見つけ、最後まで聴くことにした。大部分は、緊張、旅、そして最終的には永遠の愛についての小さな町の記録だ。

 


このアルバムのリードトラックは、ジョンソン独特のシネマティックなサウンドで展開され、長年のコラボレーターであるブリットン・ベイゼンハーズのプロデュースによって強化されている。


ウィル・ジョンソンは昨年、ガイデッド・バイ・ヴォイス、アレハンドロ・エスコヴェド、リトル・マザーン、ルネ・リードらとステージを共にしている。3月12日(水)にはテキサス州オースティンのC-Boy'sで彼のフルバンド、ウィル・ジョンソン&ワイヤー・マウンテンのSoCo Stomp公演が予定されている。 

 

 

 「Floodway Fall」

 

 

 

 Will Johnson 『Diamond City』



Label: Keeled Scales

Release: 2025年4月4日

 

Tracklist:

 

1 Floodway Fall 

2 Unfamiliar Ghost 

3 Diamond City 

4 All Dragged Out 

5 Clem Witkins

6 Cairo 

7 Sylvarena 

8 Rabbit Run 

9 Requiem High / Road Plume 



ニューキャッスル出身のシンガーソングライターSam Fender(サム・フェンダー)は、リリース予定のピープル・ウォッチング』から4曲目のシングル、最後の曲として「Remember My Name」を発表した。発売日を前にチェックしてもらいたい。


"リメンバー・マイ・ネーム "は、亡き祖父母に捧げたラブソングだ。祖父母はいつも私たち家族をとても誇りに思ってくれていたから、祖父母に敬意を表し、認知症を患っていた祖母の世話をしていた祖父の視点から曲を書いたんだ。 このビデオは僕にとって本当に特別なもので、関係者の皆さんに感謝したい。


I, Daniel Blake』のスター、デイヴ・ジョンズがビデオの主役を演じ、愛、交友関係、そして最終的な喪失の押しつぶされそうな必然性を描いている。

 

 このビデオには、イングランド北東部出身のイージントン・コリアリー・バンドも出演しており、トラック自体にもフィーチャーされている。 デイヴ・ジョンズは、俳優のフィリッパ・ブリッグスとリードを分かち合っている。 ビデオの監督はヘクター・ドックリルが務めた。


ポリドール・レコードは、サム・フェンダーの代理として、認知症ケアに音楽を不可欠なものにするために、音楽が認知症患者にもたらす人生を変える効果に基づき、アトリー財団に寄付を行った。


サム・フェンダーのニューアルバム「People Watching』は2025年2月21日にポリドール・レコードよりリリースされる。

 

 

「Remember My Name」

 


ロサンゼルスを拠点に活動するインディーロックデュオ、Fake Dad(フェイクダッド)がニューシングル「Machinery」を(2/6)に配信した。


クランチなギターとシンセを織り交ぜた痛快なロックソング。ロサンゼルスの雄大な砂漠地帯を思わせるような素晴らしい楽曲となっている。

 

「Machinary」はFather Figure Musicから3月14日に発売されるFake DadのEP『Holly Wholesome and the Slut Machine』に収録予定。EPの詳細を下記よりチェックしてみよう。


このシングルは、"音楽界で活躍する女性たちが、相手にされるために自分たちを消費可能な、ファック可能な商品としてパッケージしなければならないというプレッシャーについて、そしてそれがいかに彼女たちを互いに、自分自身と対立させるかについて "歌ったものだ。 この怒りに満ちた、歯ぎしりするようなロック/ポップトラックは、業界のショーケースの直後に書かれた。


そこでは、出演する女の子全員がまったく同じスパイクのついたブラジャーをつけていた。 彼女たちがお互いを嫌悪と執着に近い目で見ているとき、私は隅のほうに立っていて、誰もつながろうとしていないことを本当に悲しく感じた。

 

「この曲は、ナルシストでビリオネアの白人男性に支配された私たちの病んだ悲しい社会が真犯人であるにもかかわらず、このような女同士(あるいはもっと一般的にはアーティスト同士)の憎しみがこのような空間を蔓延させていることへの反応として書かれた。 結局のところ、私たちが呼びかけている本当の犯人はこの男なのだ。 私たちが彼らの手のひらで飯を食っている間に、彼らが欲しいものを手に入れるのを見るのはうんざりだ」とアンドレアは語る。 


Fake Dadは、Spotifyの公式プレイリストに1ダース以上もランクインする成功を収めている。FADER、LADYGUNN、DIY、Live Nation Ones to Watchなどから高い評価を受けている。  バンドはこの春と夏にツアーを行う予定だ。SXSW、Treefort Music Festivalに出演する。 



「Machinery」

   



Los Angeles-based indie rock duo Fake Dad delivered their new single “Machinery” on (2/6). The song is a poignant rock song with crunchy guitars and synths. The song is a great reminder of the majestic desert areas of Los Angeles. It is sure to be an excellent choice for those looking for American indie rock.


stood in the corner feeling really sad that nobody was trying to connect, which is what we were all supposedly there to do. This song was written as a response to the way this kind of woman on woman (or more generally, artist on artist) hate perpetuates these spaces while the real culprits—our sick, sad society governed by narcissistic, billionaire white men—totally fly under the radar. In the end, the man is the real one we're calling out. The one that we're sick and tired of watching get what they want, while we sit back eating from their palm," shares Andrea. 


Fake Dad has seen success landing over a dozen official Spotify playlists and has received acclaim from the likes of FADER, LADYGUNN, DIY, and Live Nation Ones to Watch.  The band is set to tour this spring and summer and will perform at SXSW as well as Treefort Music Festival.



アンドレア・デ・ヴァローナ(彼女/彼)とジョシュ・フォード(彼/彼女)、通称フェイク・ダッドは、ロサンゼルスを拠点とし、ニューヨーク育ちのインディー・ロック・ミーツ・ドリーム・ポップ・デュオだ。 2020年に結成された2人は、イースト・ヴィレッジの大学のパーティーで出会い、それ以来、切っても切れない関係にある。 


独自のアーティスティックなヴィジョンを融合させ、共有されたサウンドを構築するフェイク・ダッドは、ポップでキャッチーなフック、90年代にインスパイアされたクランチーなギター、グルーヴするベースライン、そして浮遊感溢れるシンセサイザーを駆使し、酔わせるようなカラフルな音楽的フュージョンを生み出している。 


独特のプロダクション・サウンドと特徴的なヴォーカルを持つ2人は、自分たちのアパートで作曲とレコーディングを行っている。 アンドレアとジョシュはそれぞれ異なる音楽的背景を持つが、共通の目標は「自分を理解してくれる音楽を創る」ことだ。 


この1年、フェイク・ダッドは "ポーザー "にこだわってきた。 特にロック・ミュージックのポーザーには、自分を偽っているアーティストの音楽が持つ魅力がある。 特にロックの様々なサブジャンルにおいて、"フェイク "は汚い言葉かもしれない。 しかし、アンドレアとジョシュが彼らの時代以前から好きなアーティストを掘り下げていくうちに、キャラクターを演じることはロック音楽の遺産とかなり深く関わっていることが明らかになった。 


PJ・ハーヴェイは痩せていて、身長150cmの女性だった。 スティーヴィー・ニックスは、ロックンロールのジェンダーの境界線を突破するために、私にちょっかいを出すな、さもないと魔法をかけるぞ、という魔女のようなペルソナを身にまとった。

 

ティナ・ターナーは、バックシンガーから手の届かないスーパースターに転身し、何十年にもわたる苦闘の末に自分を改革した。 LCDサウンドシステムは、内向的でパーティの中心的存在であるふりをし、デヴィッド・ボウイは宇宙人であるふりをした。 

 

しかし、そこには一種の願望充足がある。彼らは芸術の中に創造的な表現以上のものを見出したのだ。 偽りのイメージの中に、自分自身の真の姿を見出すことができたのだ。 2024年の始まり以来、フェイク・ダッドも同様に、キャラクターというレンズを通して音楽を書くという自由なプロセスを受け入れることで、自分たちの好きなロック、パンク、ニューウェーブの伝説的なサウンドを探求し、自分たち自身をよりよく理解することができるようになった。


EP『Holly Wholesome and the Slut Machine』で、Fake Dadは、怒り狂ったハンバーガーを平らげるピエロ、星条旗を掲げた騎士、仮面をかぶった睡眠麻痺の悪魔など、彼らの世界に住むキャラクターを作り上げた。 その過程を通して、アンドレアとジョシュは、自分たちの生活体験の非常に現実的な側面(ストレート・パスな関係の恋愛パートナーとしてのアイデンティティやセクシュアリティなど)を、フィクションを使って解き明かしていることに気づいた。


ユニークな音楽的視点と、リスナーとの比類なき共同体的絆を持つFake Dadは、すでに12以上のSpotify公式プレイリストを獲得し、地元ニューヨークと新天地ロサンゼルスのライヴを完売させるなど、大きな注目を集めている。

 

デュオの次のプロジェクト『ホリー・ホールサム・アンド・ザ・スラット・マシーン』は、彼らのアーティストとしての進化における新たな時代を明らかにするもので、リスナーは2025年以降にやってくるであろう作品の広がりと特異性に備えることができるはずだ。 


 "Machinery "は、3月14日にリリースされるFake DadのEP『Holly Wholesome and the Slut Machine』(編集部イチオシの "So Simple!"と "ON/OFF "を収録)からの最終シングルである。


このリリースの後、Fake Dadは北欧のインディーロックバンド、Pom Poko(ポンポコ)と共に初のフルバンドでUSツアーを行う予定。



Andrea de Varona (she/her) and Josh Ford (he/him) aka Fake Dad are a Los Angeles based, NYC bred indie rock meets dream pop duo. Formed in 2020, the two met at a college party in the East Village and have been inseparable ever since. 


Melting their own unique artistic visions to build a shared sonic shorthand, Fake Dad create an intoxicating and colorful musical fusion complete with catchy pop-laden hooks, crunchy, 90s inspired guitars, grooving bass lines, and buoyant synths. With a distinctive production sound and a signature vocal delivery, the two write and record expansive musical moments from their apartment. Although Andrea and Josh come from different musical backgrounds, they share a common goal: to create music that understands you. 


In the past year, Fake Dad have been fixated on posers. Specifically, rock music posers—there’s just something fascinating about music made by an artist who’s pretending to be someone they’re not. In the different subgenres of rock especially, “fake” can be a dirty word. But as Andrea and Josh dug into some of their favorite artists from before their time, it became clear that playing a character is pretty deeply entwined with the legacy of rock music. 


PJ Harvey was a skinny, 5’4 woman who bellowed about being 50 feet tall and “man-sized.” Stevie Nicks wore her don’t mess with me or I’ll put a spell on you, witchy persona to break through the gender boundaries of rock and roll. Tina Turner was a background singer turned untouchable superstar who reinvented herself through decades of hard fought battles. LCD Soundsystem was an introvert pretending to be the life of the party, and David Bowie was pretending to be a space alien. And yet, there’s a kind of wish fulfillment there: these are people who found more than just creative expression in their art—they found reinvention. 


Within the false image, they were able to find something true about themselves. Since the beginning of 2024, this is what Fake Dad has been able to do as well, embracing the freeing process of writing music through the lens of a character, which has allowed them to explore the sonic trappings of their favorite rock, punk, and new wave legends, as well as better understand themselves.


In their upcoming EP, Holly Wholesome and the Slut Machine, Fake Dad have created characters that live in their made up world of angry, burger-flipping clowns, star-crossed knights, and masked sleep paralysis demons. Throughout the process, Andrea and Josh realized that they were using the fiction to unpack very real aspects of their lived experiences—including their identities and sexualities as romantic partners in a straight-passing relationship.


The latest offering off the project, “Machinery” is about the pressure for women in music to package themselves as consumable, f*ckable products just to be taken seriously—and how that pits them against each other and themselves. Andrea confides, "This angry, teeth-grinding rock/pop track was written right after an industry showcase where every girl performing wore the exact same spike-studded bra—too concerned with sizing each other up to actually have a good time. 


As they eyed each other with loathing and borderline obsession, I stood in the corner feeling really sad that nobody was trying to connect, which is what we were all supposedly there to do. This song was written as a response to the way this kind of woman on woman (or more generally, artist on artist) hate perpetuates these spaces while the real culprits—our sick, sad society governed by narcissistic, billionaire white men—totally fly under the radar. In the end, the man is the real one we're calling out. The one that we're sick and tired of watching get what they want, while we sit back eating from their palm."


With a unique musical perspective, and an unparalleled communal bond with their listeners, Fake Dad have already garnered much deserved attention, landing over a dozen official Spotify playlists and selling out shows in their hometown of NYC as well as their new home of Los Angeles. 


The duo’s upcoming project, Holly Wholesome and The Slut Machine reveals a new era in their evolution as artists—preparing listeners for the expansiveness and singularity of what’s to come in 2025 and beyond.  "Machinery" is the final single off Fake Dad's upcoming EP, Holly Wholesome and the Slut Machine out March 14th (featuring editorial picks "So Simple!" and "ON/OFF").  


The single "Machinery" is "about the pressure for women in music to package themselves as consumable, f*ckable products just to be taken seriously—and how that pits them against each other and themselves. This angry, teeth-grinding rock/pop track was written right after an industry showcase where every girl performing wore the exact same spike-studded bra—too concerned with sizing each other up to actually have a good time. 


As they eyed each other with loathing and borderline obsession, I stood in the corner feeling really sad that nobody was trying to connect, which is what we were all supposedly there to do. This song was written as a response to the way this kind of woman on woman (or more generally, artist on artist) hate perpetuates these spaces while the real culprits—our sick, sad society governed by narcissistic, billionaire white men—totally fly under the radar. In the end, the man is the real one we're calling out. The one that we're sick and tired of watching get what they want, while we sit back eating from their palm," shares Andrea. 


The release will be followed by FD's first full band US tour with Pom Poko—including official festival plays at SXSW, Treefort, and more to be announced. 

 

 

SPELLLINGはエクスペリメンタルポップのシーンに新鮮な息吹を吹き込むアーティスト。今回、3月28日に発売予定のアルバム『Portrait Of My Heart』から「Alibi 」と題された美しいバンガーを配信した。ハードロック的な雄大で重厚なギターリフ、しかし、ボーカルは驚くほど軽やかでポップ。曲の流れにしたがってエモーショナルなイメージが前面に押し出される。

 

ニューシングル「Alibi」は北米のモダンなポストハードコアのアイコン、TurnstileのギタリストであるPat McCroryをフィーチャリングしている。さらに、Chrystia CabralがLiz Phairをチャネリングしている。 このエクスペリメンタルポップアーティストは、この曲について次のように語っている。


「Alibi」では、有害な人間関係の裏側から抜け出したときの、喜劇的でヒステリックな安堵感を表現している。 いったん呪縛が解け、明晰さが良識を取り戻せば、不条理を笑い飛ばせるような浮揚感が人生に生まれるんだ。

 

私はリズ・フェアーの大ファンで、彼女の率直で突き抜けた平明な歌詞のアプローチに自分自身を重ねた。 この曲は間違いなく、自分の中にある怒りっぽい一面を解き放ったもので、とてもカタルシスがあり、解放するのが楽しかった。

 

「Alibi」はもともとピアノバラードだった。 「Portrait Of My Heart」と同様、"Alibi "は高揚感と勝利に満ちた爆発的なサウンド。

 

「Alibi」




©Anaïs Ramos


カナダの注目のシンガーソングライター、Helena Deland(ヘレナ・デランド)は、同地のアートポップシーンで存在感を放っている。

 

ヘレナ・デランドは「Altogether Unaccompanied」と銘打たれたシリーズを四作発表しているが、その第5弾として、2曲の新曲「Silver and Red」と「Bigger Pieces」を同時に発表した。

 

特に「Silver and Red」の方は短いエレメントであるが、ローファイなインディーフォークソングで良い雰囲気を醸し出している。さらにもう一曲は、アナログなオルトポップでカナダのシンディー・リーのようなベースメントの音楽性を吸収している。いずれもフォーク・ミュージックがベースにある。

 

「Silver and Red」には、ニック・アーサーが撮影したミュージックビデオも収録されている。2曲とも下記からチェックしてみてください。


「2017年、ファースト・アルバムになると思ってレコーディングを終えたとき、私は雑多な曲の束に直面しました」とデランドは声明で説明した。「私はそれらを期待されたフォーマットにくねくねさせる代わりに、Altogether Unaccompanied, volumes I-IVと呼ばれる一連の短いEPとしてリリースした。このシリーズは、アルバムに収録されなかった曲や、多かれ少なかれ無伴奏で単独で存在しているような曲を共有するための、オープンエンドな場所となっている」

 


「Silver and Red」
 

 

 

「Bigger Pieces」

 

 

 

【Helena Deland】 

 

ヘレナ・デランドはカナダのシンガーソングライター。これまでに5枚のEPをリリースしている。『 Drawing Room』(2016年)、『From the Series of Songs 「Altogether Unaccompanied」 Vol.I, II, III & IV』(2018年)は彼女が作詞・作曲したもの。2020年10月15日に1stフルアルバム『Someone New』をリリース。

 

セカンド・フル・アルバム『おやすみサマーランド』は2023年10月13日にリリースされた。デランドは現在、世界ではルミネール・レコーディングス(ゴリラ VS ベア&ファット・ポッサム・レコードが設立したレーベル)、カナダではチヴィ・チヴィと契約している。キャリア初期からカナダ、アメリカ、ヨーロッパでコンスタントにツアーを行っている


ジャンルを超えて活躍するハルの4人組、bdrmm(ベッドルーム)が、モグワイのレーベル・ロックアクションから2月28日にリリースされるサードアルバム『Microtonic』から3曲目を発表した。 


アルバムの先行シングル「John On The Ceiling」、「Infinity Peaking」の脈打つような深夜の雰囲気に続き、3枚目のシングル『』のブリスターなエレクトロニクスは、自分たちのサウンドを覆すだけでなく、臆することなく食い下がるバンドのサウンドだ。 

 

ダニエル・エイブリーのサポートを依頼されたこともあり、フィールド・デイのグループ・レイヴに参加したこともあり、最近のリリースですでに着実に向かっていたサウンドに、よりダンス・ミュージックの要素を取り入れることをバンドが決意するきっかけとなった。


ギタリスト兼ヴォーカリストのライアン・スミスは、最新リリースについて次のように語っている。


「Lake Disappointment」は今までで一番アグレッシブでエキサイティングな曲だと思う。 アレックス(プロデューサーにこの曲を送ったんだけど、彼があんなに興奮しているのを見たのは初めてだった。 とても夢のような曲だった。 このアルバムのメランコリーの中には、たくさんの怒りも含まれているような気がします。 これは、私たちがそれを吐き出し、悪者たちにくたばれと言ったものだ。 


ビデオを撮影したことは、とてもいい思い出だ。 シェフィールドの廃墟と化した倉庫で、素晴らしい制作チームを集め、(マイクロテックのボスの強い命令で)自分たちだけのディストピアtvショッピング・チャンネルを作ったんだ。 病院のガウンを着て12時間も寒空の下で立ち尽くしたため、その後1週間は体調を崩したに違いないが、それだけの価値はあった。 ノー・ペイン、ノー・ゲイン(我々はまだゲインを待っている)。


長年のコラボレーターであるアレックス・グリーヴスと共にレコーディングされ、ワーキング・メンズ・クラブのシドニーミンスキー・サージャントとナイトバスのオリヴェスクがゲスト参加した10曲入りの『マイクロトニック』は、トーンと雰囲気のスペクトルをフルに取り入れた。グループにとって、疑いなく、大胆な飛躍である。 


「ライアンは言う。「自分たちが得意とする)ジャンルに合うように、ある種の音楽を書くことにとても制約を感じていたんだ。 ダンス・ミュージックからアンビエント、より実験的なソースまで、エレクトロニカの様々なスパンから影響を受けているんだ」

 

「Lake Disappointment」


ニューヨークのフォークバンド、Florist(フローリスト)が繊細で哀愁漂うシングル「Gloom Designs」を発表した。 

 

この曲は、前作「Have Heaven」と「This Was a Gift」に続くシングルです。近日発売予定のアルバム『Jellywish』に収録される。『Jellywish』はDouble Double Whammyより4月4日にリリースされます。


フローリストは、インディーフォークをベースとしたサウンドを特徴とし、とくにサンプリングやフィールド録音、シンセのマテリアルを取り入れた実験的なアプローチで知られている。

 

彼らは2022年のセルフアルバムで大きな手応えを掴んだが、続く作品ではさらにアメリカーナやカントリー、フォークの核心に近づきつつある。やさしくも儚いフォークソング。アコースティックギターにエミリー・スプラグのゆったりとしていて、繊細なボーカルが特徴のナンバーとなっている。この新曲について、フローリストのエミリー・スプラグは次のように語っています。

 

 

砂の上のマイルマーカー......。 ジェリーウィッシュのテーゼステートメント......。 生きていくことのマクロな清算.......。 最初は自分自身の人生の物語を内観し、次に死に向かって日常をふるいにかけ続けることの意味、魔法と恐怖、疲れていること、地上の欲望、破壊、恐怖、絶望、感謝、共感、幻想、平凡、願いについて振り返る。

 

人間の悪を目撃する。 私たちの全歴史、次に来るものへの疑問符。 私たちの惑星である地球への愛と、多くの人々が今も地球と互いのために発揮している善意。 考えること。 最終的ではあるが、終わってはいない。



「Gloom Designs」




 

©Holly Witaker

カリフォルニア州ロサンゼルスのロックバンド、Rocket(ロケット)は、Transgressive Records / Canvasbackとのライセンス契約を発表し、ニューシングル 「Take Your Aim」を公開した。

 

この衝撃的な新曲は、2023年に自主制作盤として発売されたデビューEP『Versions of You』のリリース直後に書かれた。同名のEPのリイシュー・バージョンに収録される。 海外盤の予約はこちらから。


この曲は、「誰かに誤解されたり利用されたりしていると感じながらも、そのことを相手にぶつけられないときの憤り」について歌っている。 「ヴァースでは、その人が言ったことはそのままで、誰もその人の考えを変えることはできないという関係の本質が描かれている。 コーラスは考えすぎの繰り返しに陥る。あなたが言うように、これがすべて私のせいなら、あなたの狙いをつけて」


Rocketのメンバーは、Tuttle(ベース、ヴォーカル)、Baron Rinzler(ギター)、Cooper Ladomade(ドラムス)、Desi Scaglione(ギター)の4人からなる、幼稚園の頃からの長い付き合いで、高校生の時に結成された。 

 

「私たちはほとんど毎日一緒に過ごしているから、バンドをやることに何の疑問もなかった」と彼らは説明する。 2021年初頭、グループはわずかな資金をかき集めて、一番安いロックアウト・スペースを借り、初ライブまで数ヶ月間、熱心にリハーサルを行った。


初公演の成功に触発されたバンドは、クーパーの実家に集まり、小学校に寄贈された1970年代の「ヤマハ PM-1000 レコーディング・コンソール」を使用し、初のEPをレコーディングした。 彼らの若さにもかかわらず、これらの曲にはデビュー曲には自信と力強いビジョンが込められている。


8曲入りのコレクション(新しくリパッケージされた『Take Your Aim』)は、Pitchfork、Rolling Stone、Stereogum、Brooklyn Vegan、Paste、Consequenceから賞賛を受け、バンドはNMEで初のカバーストーリーを獲得した。

 

その勢いのまま、バンドは2024年の多くをツアーに費やした。RIDE、Sunny Day Real Estate、Silversun Pickupsといった象徴的なバンドや、Julie、Bar Italia、Hotline TNTといった同業者のオープニングを務めた。 バンドは、Pitchfork London & Paris、Bumbershoot、Best Friends Foreverなど、世界中のフェスティバルのステージに出演した。


先月、ピクシーズのフランク・ブラックのオープニングアクトをカリフォルニアで務めた後、ロケットは「Take Your Aim」のリリースを記念し、今週末(2月8日)にロサンゼルスのZebulonでライヴを開催する。

 

 週末のライヴの収益金はカリフォルニア・コミュニティ財団の山火事復興基金とパサディナ・ジョブ・センターに寄付される。 今年の夏、バンドは”Outbreak Fest”のためにイギリスに向かう。

 

「Take Your Aim」


 

 

ロケットの新曲「Take Your Aim」は、オルタナティヴロックの普遍性を思わせるものがある。90年代のヘヴィロック、2000年代以降のメロディックパンクを下地に、現代的なロックのテイストを付け加えている。彼らのサウンドはロックソングの永遠性が込められている。

 

バンドのサウンドには、Pearl Jam、Alice In Chiansに象徴されるグランジのオリジナル世代の幻影がちらつく。全体的なサウンドはストーナーの影響下にあり、トニー・アイオミの系譜にある重厚なギターリフ、それとは対象的なエモーショナルなボーカルがロケットのサウンドの土台になっている。バンドの象徴的なナンバーが登場したと言っても過言ではないかもしれない。

 

 

Rocket 『Versions of You』 EP



Tracklist:

 

1. On Your Heels

2. Sugarcoated

3. Pipe Dream

4. Portrait Show

5. Trial Run

6. Normal To Me

7. Future Memory

8. Take Your Aim

 


米国のオルタナティヴロックの先駆的な存在でもあるロバート・ポラード率いるGuided By Voicesは、メンバーチェンジを繰り返しながら、40年以上に及ぶ息の長い活動をつづけている。


GBVは、1984年以来、40枚のフルアルバム(過去10年だけで18枚)をリリースしている、近年最も多作なバンドのひとつ。 もはや、ギネス記録の認定も間近だ。2025年も挨拶代わりに、GBVは新作アルバム『Universe Room』をファンに捧げる。本作は明日(2/7)に発売予定。

 

彼らのレーベルであるロッカソン・レコーズによれば、このアルバムは「これまで発見されていなかったサウンドの星座」を提供し、宇宙的なニューウェイヴの風景からクラシックなインディーロックのくまなく探求している。 フロントマンのロバート・ポラードによると、アルバム自体は音の多様性に重点を置いて書かれたようで、あらゆる種類の繰り返しを極力避けている。


残響とギターが支配する5枚目のシングル「I Will Be A Monk」は、わずか90秒にもかかわらず、アンセミックなスローバーンだ。 ほとんど80年代風のアルペジオで始まるこの曲は、フォーリナー・スタイルだが、すぐに70年代のクラシックなギター・リックとドラムラインに入り、ポラードが「科学者であることに満足せず、これからは修道士になる」というタイトルのフレーズを根拠のある確信を持って歌っている。 この曲は間違いなくGuided By Voicesらしい曲だが、ユニバース・ルームの他のシングル曲の中で独自のニッチを切り開くことに成功している。


ユニバース・ルームのジャンルとサウンドの試みは、41枚ものアルバムをリリースしているガイデッド・バイ・ヴォイセズの新鮮さを保つための賢い戦術であり、バンドはその1秒1秒を楽しんでいる。

 

 ドラマー、ケヴィン・マーチはこう語っている。 「70年代初頭にドラムを叩き始めて以来、ずっと憧れていたバンドなんだ! ありがとう、ロバート・ポラード ユニバース・ルーム』は、9年間も一緒にいて、まだ元気なこのラインナップのパワーを示すアルバムだ!」


ギタリストのダグ・ギラードは、このアルバムに対するバンドのユニークで繰り返しを避けるアプローチについて、さらに詳しく説明している。

 

「このアルバムでは、ボブは各メンバーに1曲ずつ割り当て、ボブの歌に合わせて音楽部分のすべての要素を自分でレコーディングした。 このアルバムでは、ボブは各メンバーに1曲ずつ割り当て、ボブの歌に合わせて音楽部分のすべての要素を自分でレコーディングした」

 

実際には5曲だが、ボブは何曲かひとりで歌っている。「Dawn Believes」では、ボブは声と基本的なコードでデモを作った。 私は2本のエレキ・リズム・ギターを弾き、メロトロン、ピアノ、アコースティック・ギターを加えた。 後半はベースもドラムも入れずに作り上げた。 また、このLPではワウ・ペダルを少し多用した」

 


「I Will Be A Monk」

 


ワクサハッチー(Waxahatchee)が、グラミー賞にノミネートされたアルバム「Tigers Blood」のセッションからの新曲「Mud」を公開した。バンジョーの演奏がフィーチャーされた素晴らしいアメリカーナ。この曲はシングル「Much Ado About Nothing」のリリースに続く。


最新アルバムではミュージシャンの南部のルーツをテーマとし、インディーロックとカントリーの融合に取り組んでいる。 今年、ケイティ・クラッチフィールドは、ANTI-からリリースされた最新作の宣伝を兼ねたツアーを開催する予定だ


ケイティ・クラッチフィールドにとって、昨年はグラミー賞にノミネートされ、ミュージシャンとして印象的な一年となったが、今年以降の活躍も非常に楽しみである。この夏、ロンドンのハマースミス・アポロでのUK最大のヘッドライン・ライヴを含む、ヨーロッパとUKのツアーを開催する。また、バルセロナとポルトで開催されるプリマヴェーラ・サウンド・フェスティバルにも出演予定である。これらの公演に続き、9月には、ウィリー・ネルソン&ファミリー、ボブ・ディラン、シェリル・クロウとともにアウトロー・フェストでアメリカ公演を行う。

 

 


「Mud」

 

 

 

Tour Dates:

2/21 - Inglewood, CA @ Kia Forum *
3/14 - Spicewood, TX @ Willie Nelson’s Luck Ranch #
3/29 - Knoxville, TN @ Big Ears Festival
4/26 - Tallahassee, FL @ Adderley Amphitheater at Cascades Park ^
4/27 - North Charleston, SC @ High Water Festival
4/29 - Miami Beach, FL @ The Fillmore ^
4/30 - St. Augustine, FL @ The St. Augustine Amphitheater ^
5/2 - Birmingham, AL @ Avondale Brewing Company ^
5/3 - New Orleans, LA @ Saenger Theatre ^
5/4 - Houston, TX @ White Oak Music Hall (Lawn) ^
5/6 - San Antonio, TX @ The Espee ^
5/7 - Irving, TX @ The Pavilion at Toyota Music Factory ^
5/9 - Nashville, TN @ The Pinnacle ^
5/10 - Atlanta, GA @ Cadence Bank Amphitheatre at Chastain Park ^
5/11 - Chattanooga, TN @ Soldiers and Sailors Memorial Auditorium ^
5/13 - Wilmington, NC @ Live Oak Bank Pavilion ^
5/14 - Durham, NC @ Durham Performing Arts Center &
5/15 - Charlotte, NC @ The Amp Ballantyne ^
5/16 - Asheville, NC @ Asheville Yards Amphitheater ^
6/1 - Denver, CO @ Outside Festival
6/6 - Barcelona, ES @ Primavera Sound
6/8 - Glasgow, SCT @ Barrowland Ballroom $
6/9 - Manchester, UK @ Albert Hall $
6/10 - Bristol, UK @ SWX $
6/11 - London, UK @ Hammersmith Apollo $
6/13 - Porto, PT @ Primavera Porto
6/20 - Nelsonville, OH @ Nelsonville Music Festival
6/21 - Lafayette. NY @ Beak & Skiff Apple Orchards %
6/22 - Greenfield, MA @ Green River Festival
6/23 - Shelburne, VT @ Shelburne Museum on The Green =
7/29 - Columbia, MD @ Merriweather Post Pavilion ~
7/30 - New York, NY @ Madison Square Garden ~
9/5 - Bangor, ME @ Maine Savings Amphitheatre +
9/6 - Hartford, CT @ Xfinity Theatre +
9/7 - Mansfield, MA @ Xfinity Center +
9/12 - Camden, NJ @ Freedom Mortgage Pavilion +
9/13 - Holmdel, NJ @ PNC Bank Arts Center +
9/19 - East Troy, WI @ Alpine Valley Music Theater +

* w/ Nathaniel Rateliff & The Night Sweats and Iron & Wine

# w/ Lucinda Williams & Special Guests

^ w/ Wilco

& w/ Cameron Winter

% w/ MJ Lenderman & Hurray For The Riff Raff

= w/ Kevin Morby

$ w/ Merce Lemon

~ w/ Lord Huron

+ w/ Willie Nelson & Family, Bob Dylan, Sheryl Crow & Madeline Edwards


girlpuppyがニューシングル「I Just Do!!!」をシェアした。この曲は、2025年3月28日にCaptured Tracksからリリースされるセカンドアルバム「Sweetness」に収録される。ガールパピーはこのアルバムのためにニューヨークのレーベルと新しい契約を結んだ。


アトランタを拠点に活動するベッカ・ハーヴェイのニューアルバムは、2022年の「When I'm Alone」に続くもので、4年間の恋愛の余波を描いている。

 

このアルバムでは、ハーヴェイのヴォーカルとロック・テイストのインストゥルメンタルが組み合わされ、ホース・ジャンパー・オブ・ラブのディミトリ・ジャンノプロス、ザ・ウォー・オン・ドラッグスのデイヴ・ハートリー、ビーチ・フォッシルズのトミー・デヴィッドソンが参加している。


この曲は、ロサンゼルスで6日間、片思いしていた男性と過ごした後に書いたんだ。この曲は、まったく感情的になれない相手に思いを寄せるのは時間の無駄だとわかっていても、とにかく気持ちがいいからしてしまう、そんな気持ちを歌っているんだ。

 

この曲を全部書いて、(曲のインスピレーションをたくさん得る場所である)バスタブの中でアカペラで歌っているところをボイスノートに録音したんだ。それをアレックス(・ファーラー)のところに持っていったら、わたしが書いたメロディを中心に楽器を作ってくれて、とても楽しい曲になった。これは間違いなくツアーで演奏するお気に入りの曲になると思う。



このシングルは、トレント・ウェインが監督したミュージックビデオと合わせてリリースされる。

 

「ベッカと私は、このヴァンパイアをテーマにしたビデオを、禁断の愛への遊び心のある頌歌として、健康的なキャンプを交えて制作した」とウェイン。

 

「故デヴィッド・リンチや『Pee-wee's Playhouse』、ジョニー・トーの2000年代初期の香港ロマンス映画の魅力からインスピレーションを得ている。ストーリーはヴァンパイア・ハンターのハンサムな男が、ある日、香港で開催されたパーティーに乱入する」

 

 

「I Just Do!!!」


ブルックリンのギタリスト/シンガーソングライター、Mei Semonesが待望のデビューアルバムを発表した。『Animaru』は前作『Kabutomushi EP』と同様に、バヨネットから発売される。

 

先行シングル「Dumb Feeling」がリリースされた。これまでと同様にソングライターが得意とするボサノヴァ風の楽曲であるが、音楽的なセンスは昨年よりも磨きがかけられている。素晴らしい一曲。

 

 「後先考えず、考えすぎない。私が望む生き方は、自分にとって大切なことをすることであり、誰もがそのように生きるべきだと思う」

 

インディー・ロック、ボサノヴァ、ジャズ、チェンバー・ポップを融合させ、ギターのテクニカルな腕前を際立たせるという彼女の特徴に磨きをかけ続けることで、ブルックリンを拠点とする24歳のソングライター兼ギタリストは、革新的な音楽家としての地位を急速に確立しつつある。

 

様々な段階の愛について瑞々しくオーケストレーションされた『Kabutomushi』をリリースして以来、Meiはアメリカ全土で大規模なツアーを行い、熱狂的なファンを獲得し、待望のデビュー・アルバム『Animaru』の作曲とレコーディングを行った。

 

日本語の 「動物」の発音のスペルにインスパイアされた『Animaru』は、Meiの直感に対するより深い信頼の具現化であり、音楽的に印象的な楽曲のコレクションで、Meiのサウンドはこれまで以上に冒険的で、より傷つきやすく、より自信に満ちている。



2024年はMei Semones、そして彼女のバンドにとって大きな変革の年となった。リアナ・フローレス、エレファント・ジム、カーラ・ジャクソンらと共演し、メイ・シモネスはフルタイムの音楽活動に移行した。頻繁なツアーの中、メイと彼女の5人組バンドは2024年の夏、コネチカット州の農場スタジオ、アシュローン・レコーディング・カンパニーでアルバムをレコーディングした。


メイ・シモネスは、日本に深いルーツを持ち、日本語と洋楽の融合に真摯に取り組んでいる。「落ち込んでいる人を勇気づけたい」と、昨年、彼女は当サイトのインタビューに答えてくれたのが印象深かった。そのことがつい昨日のことにように蘇ってくる。言葉や文化は垣根を越え、ときに共通の意味を持つ。デビューアルバム『Animaru』はそのことを明確に示すであろう。

 

 

「Dumb Feeling」

 


Interview: Mei Semones(メイ・シモネス)   ブルックリンの新進気鋭のシンガーソングライター 音楽的なバックグランドを語る 



Mei Semones 『Animaru』-  Debut Album


Label: Bayonet

Release: 2025年5月2日


Tracklist:

   
1.Dumb Feeling
2.Dangomushi
3.Tora Moyo
4.I can do what I want
5.Animaru
6.Donguri
7.Norwegian Shag
8.Rat with Wings
9.Zarigani
10.Sasayaku Sakebu


2025 TOUR DATES


Wed. Feb. 5 - Asbury Park, NJ @ The Stone Pony #

Sat. Feb. 8 - Albany, NY @ Empire Live #

Sun. Feb. 9 - Toronto, ON @ History #

Tue. Feb. 11 - Detroit, MI @ The Fillmore #

Wed. Feb. 12  - Milwaukee, WI @ Riverside Theater #

Fri. Feb. 14 - St Louis, MO @ The Factory #

Sat. Feb. 15 - La Vista, NE @ The Astro Theater #

Sun. Feb. 16 - Denver, CO @ The Mission Ballroom #

Tue. Feb. 18 - San Diego, CA @ The Sound #

Thu. Feb. 20 - Los Angeles, CA @ The Wiltern #

Fri. Feb. 21 - Santa Ana, CA @ The Observatory #

Sat. Feb. 22, 2025 - Oakland, CA @ Fox Theater #

Mon. Feb. 24, 2025 - Salt Lake City, UT @ The Union #


Tue. Mar. 25 - Dublin, IR @ Button Factory ~

Wed. Mar. 26 - Glasgow, UK @ Saint Luke's ~

Thu. Mar. 27 - Leeds, UK @ Brudenell Social Club ~

Fri. Mar. 28 - Manchester, UK @ Academy 2 ~

Sat. Mar. 29 - London, UK @ Electric Ballroom ~

Thu. Apr. 3 - Amsterdam, NL @ Tolhuistuin ~

Fri. Apr. 4 - Antwerp, BL @ Trix ~

Sat. Apr. 5 - Paris, FR @ Petit Bain ~


Wed. May 7 - Brooklyn, NY @ Music Hall of Williamsburg

Thu. May 29 - Philadelphia, PA @ World Cafe Live

Fri. May 30 - Washington, DC @ The Atlantis

Sat. May 31 - Carrboro, NC @ Cat’s Cradle Back Room

Mon. June 2 - Atlanta, GA @ Aisle 5

Tue. June 3 - Nashville, TN @ DRKMTTR

Wed. June 4 - Louisville, KY @ Zanzabar

Fri. June 6 - Columbus, OH @ Ace of Cups

Sat. June 7 - Chicago, IL @ Lincoln Hall

Sun. June 8 - Milwaukee, WI @ Cactus Club

Mon. June 9 - Minneapolis, MN @ 7th St Entry

Wed. June 11 - Ferndale, MI @ The Loving Touch

Thu. June 12 - Toronto, ON @ Longboat Hall

Fri. June 13 - Montreal, QC @ Bar Le Ritz PDB

Sat. June 14 - Boston, MA @ Red Room Cafe 939


# supporting Hippo Campus

~ supporting Panchiko

 


Benefitsはニューシングル「Divide」を公開した。ミドルズブラのラッパー、 Shakk(シャック)をフィーチャーしている。ヒップホップとエレクトロニックを融合したハイセンスなナンバーである。ベネフィッツがポピュラーになったかと思うかもしれないが、依然として不穏な政治的な風刺が滲む。


ベネフィッツは2019年頃から断続的にシングルのみを発表し、ようやく数年前にインヴァダのジェフ・バーロウに才能を認められ、レーベルとの契約に至った。NME、CLASHをはじめ、ベネフィッツを評価するメディアは非常に多い。彼らは間違いなく2025年以降の音楽を先取りしている。

 

劇的なインパクトをもたらした2023年のデビュー作「NAILS」に続く2枚目のフルアルバムは、3月21日にインヴァダ・レコード(ポーティスヘッドの創設者であるジェフ・バーロウが主宰)からリリースされる。 デビューアルバム「Nails」はスティーヴ・アルビニによって激賞された。その後、ベネフィッツはグランストンベリーに出演した。

 

 ニューシングルは、エレクトロニックな要素とバンドの定評あるヘヴィなサウンドを融合させたもので、クラブ・リズムや実験的なプロダクションが盛り込まれている。ベネフィッツは当初、四人組で、ノイズコア/ポストハードコアを音楽的な特徴としていたが、現在はデュオ編成となり、音楽性自体もアンダーワールドの系譜にあるディープハウス系のエレクトロニックに移行している。そして、そのエレクトロニックのアウトプットとリリックには非凡なセンスが光る。


"「Divide」は、考えうるあらゆる問題をめぐって自分自身と戦争している社会についてのパンク・ソングなんだ "とヴォーカルのキングスレー・ホールは説明する。 


戦争、不平等、誤った愛国心、貧困から、貪欲さ、憎しみの産業化と収益化まで、あらゆることに怒っている。 サウンド的にも歌詞的にも、『2025年のベネフィッツ』が象徴するものすべてをまとめようとした。

 

ヘヴィなエレクトロニカと伝統的なパンク、そしてプロテストを融合させ、可能な限り最高の形で五感を攻撃する作品を作りたかった。

 

プロデューサーのジェームス・エイドリアン・ブラウンと一緒に、ビートを次から次へと打ち込み、純粋な炎とハートを加えるために友人のシャックを呼び寄せた。 分断をテーマにした作品だが、団結の精神で作られた。


「コンスタント・ノイズ」は、ピーター・ドハーティ、ゼラ・トーニン、セラピー? アルバムは、エレクトロニック・ミュージシャンのジェームス・ウェルシュとジェームス・エイドリアン・ブラウンの協力を得て制作された。


ニューアルバム『Constant Noise』について、キングズレー・ホールはこう付け加えている。


ダークな陶酔感を出すために努力した。 このアルバムは、私たち全員が誇りに思っている。 デビュー作が批評家たちに好評だっただけに、その方式に逆らうのはリスクだとわかっていたが、このバンドが予測可能なものになったり、マンネリ化したりすることは決して望んでいなかった。 私たちは、自分たちが何をしているのかよくわからないギリギリの状態を好み、その違和感がクリエイティビティを駆り立てる。 


『Benefits』は共同プロジェクトとしてデザインされたもので、仲間をステージに上げてフォークソングを歌ってもらったり、『Therapy』のドラマーに演奏を依頼している。前作に続いてこの世で最もオルタナティヴな作品となりそうだ。ボーカルのキングスレーの主張はこのプロジェクトが始まってから一貫している。つまり、「何かに怒りを覚えてもよい」ということである。


 

「Divide」

 

 

 

Benefits 『Constant Noise』

Label: Invada

Release: 2025年3月21日


Trackllist:


1. Constant Noise
2. Land Of The Tyrants
3. The Victory Lap
4. Lies And Fear
5. Missiles
6. Blame
7. Continual
8. Divide
9. Relentless
10. Terror Forever
11. Dancing On The Tables
12. Everything Is Going To Be Alright
13. The Brambles
14. Burnt Out Family Home

 

「Land Of The Tyrants」