ニューヨーク発テキサス経由のプロジェクト、Why Bonnieがニューシングル「Rainbow And Ridges」を発表した。
2ndアルバム『Wish on the Bone』は、Pitchfork、Stereogum、Consequence、FLOODなどから多くの賞賛を受け、後者ではWhy Bonnieの "明るいギターと重厚なビルドアップに加え、(彼らの)ソングライティングを照らす揺るぎない希望の光を模倣した特徴的な西部劇の影響 "を称賛している。
「Rainbows and Ridges」はブレイズ・フォーリーの名曲のカヴァーで、『ウィッシュ・オン・ザ・ボーン』のレコーディング・セッションのカッティング・ルーム・フロアから持ち出された。
ニューヨークの伝説的なシンガーの隠れた名曲を再発見しよう。今週末(11月8日)、サブ・ポップは『Like Someone I Know - ライク・サムワン・アイ・ノウ』をリリースします。マーゴ・ガリヤンの1968年の名盤『Take a Picture』にオマージュを捧げた12曲入りコンピレーション『A Celebration of Margo Guryan』。本日、サブ・ポップは発売前の最後のシングルとして、ケイト・ボリンジャーがカバーした「What Can I Give You」を公開しました。オルガンをフィーチャーした遊び心満載のバロックポップ・ソングです。(ストリーミング試聴はこちらから)
この12曲入りコンピレーションには、マーゴ・プライス、TOPS、クレイロ、ラヒル、ジューン・マクドゥーム、ムンヤ+カイナル、フランキー・コスモス+グッドモーニング、ケイト・ボリンジャー、パール&ザ・オイスターズ、ベドウィン+シルヴィ、バリ、エンプレス・オブといった現代アーティストによる再解釈が追加されている。『Like Someone I Know:A Celebration of Margo Guryan』のリリースは、マーゴの3回目の命日に合わせて行われる。アルバムの収益の一部は、廉価のリプロダクティブ・ヘルス・サービスの提供と提唱に寄付される。
フランキー・コスモス、及び、グッド・モーニングは、「Take a Picture」でカントリー調のシャッフルを聴かせ、絡み合ったヴォーカルが完璧なロマンチックさでリズミカルなスキップに乗る。ここ数十年の間に、ガリヤンがいかに優れていたか、好みの潮流が変わる中で彼女の曲がいかに揺るぎないものであったかが、次第に明らかになって来る。『ライク・サムワン・アイ・ノウ』は、その絶対的な証明であり、ガリヤンの作品の永続的な妥当性と輝きの証である。
「ダニエル」 (Daniel) は、イギリス出身のシンガーソングライターであるエルトン・ジョンのヒット曲で、1973年発表のアルバム『Don't Shoot Me I'm Only the Piano Player(邦題: ピアニストを撃つな!)』に収録された。エルトン・ジョンが作曲し、バーニー・トーピンが作詞した。全米シングルチャートで2位を、およびアダルト・コンテンポラリー・チャートでは1973年春に2週間1位を記録した。全英シングルチャートでは4位を記録した。
作詞を手掛けたバーニー・トーピンは、ベトナム戦争にインスパイアされて「ダニエル」を作詞した。
歌詞(最終版では削られたオリジナルの草稿の詩を含む)は、戦闘の末に盲目となった(「兄さんの眼は死んでしまった。だけど僕よりも良く見えるんだ。("your eyes have died"/"but you see more than I")架空の退役軍人が帰国してからの自分を取り巻く状況(「癒えない傷の痛みをまだ感じるのかい?」("do you still feel the pain"/"of the scars that won't heal?")から逃げ出すためにスペインへ旅立つ様子を弟の目線から見た話として描いている。
この曲は、アイアン&ワイン、マンチェスター・オーケストラ、ブロンドシェルなどが1999年にリリースしたセルフタイトルのデビューアルバムからの楽曲をカバーした『American Football (Covers)』に収録。アメリカン・フットボールは、LPの25周年記念エディションから、オリジナル曲のリマスター・ヴァージョンも新たにリリースした。以下よりお聴きください。
この曲は、1月にA24から公開されたアンダーグラウンドのホラー映画『I Saw The TV Glow』のためにレコーディングされた。現在、各種ストリーミング・サービスで試聴できる。 サウンドトラックに収録された楽曲に加え、Snail MailはJane Schoenbrun監督作品で長編映画デビューも果たした。
成長することを拒絶する”永遠のロックンロール幼稚園児”、ザ・ハイヴズ(THE HIVES)が昨年のアルバムに続いて、同郷スウェーデンのロックバンド、ブルー・スウェードの1974年のヒット曲「Hooked on a Feeling」のカヴァーをスポティファイ・シングルズとして配信した。メンバーは黒いスカジャン姿は圧巻とも言える。ニューシングルの試聴は以下からどうぞ。
シカゴのDIYのコミュニティから登場したボリヴァイナル所属のロックシンガー、Squirrel Flower(スクイレル・フラワー)はニール・ヤング&クレイジー・ホースの「Cortez the Killer」のカヴァーを公開した。スクイレル・フラワーは、ニール・ヤングの1975年のアルバム『Zuma』の収録曲を今年3月にオースティンの''Cheer Up Charlies''で行われたライブでカバーし、レコーディングした。
春先にデビューアルバムをリリースしたあとも、ベネフィッツは順調に活躍しており、国内やヨーロッパでのギグを行いながら、忙しない日々を送っている。昨年10月には、元Pulled Apart By Horsesのギタリストでエレクトロニック・ミュージシャンに転身したJames Adrian Brown(ジェームス・エイドリアン・ブラウン)との共同名義でのリミックス「Council Rust」 を発表した。
2024年最初のリリースは、音楽界の巨匠であり、アーティスト、エンジニアでもあるスティーヴ・アルビニへの追悼曲である。先日のシカゴの名物エンジニアが死去したという訃報を受けてから数時間のうち、ベネフィッツのキングスレーは、James Adrian Brownとのコラボレーションを行うことを決めた。両者が計画したのは、アルビニの楽曲を自分たちのテイクで再録音すること。キングズレーとジェイムズによるShellacの名曲「The End of Radio」の新しい解釈は、ホールの挑発的で感動的なヴォーカルとブラウンのサウンドスケープを劇的に融合させたものである。ここには『Nails』を”fuckin cool"と絶賛したアルビニに対するリスペクトが凝縮されている。
Everyone’s Getting Involved: A Tribute to Talking Heads’ Stop Making Sense
Tracklist:
01. Psycho Killer – Miley Cyrus
02. Heaven – The National
03. Thank You for Sending Me an Angel – Blondshell
04. Found a Job – The Linda Lindas
05. Slippery People – Él Mató a un Policía Motorizado
06. Burning Down the House – Paramore
07. Life During Wartime – DJ Tunez
08. Making Flippy Floppy – Teezo Touchdown
09. Swamp – Jean Dawson
10. What a Day That Was – The Cavemen.
11. This Must Be the Place (Naive Melody) – BADBADNOTGOOD (feat. Norah Jones)
12. Once In a Lifetime – Kevin Abstract
13. Genius of Love – Toro y Moi (feat. Brijean)
14. Girlfriend Is Better – girl in red
15. Take Me to the River – Lorde
16. Crosseyed and Painless – Chicano Batman (feat. Money Mark)
ANTI-に所属するウィスコンシン州のオルタナティヴロックバンド、Slow Pulp(スロウ・パルプ)は、Lifehouseの2001年のヒット・ソング「Hanging By A Moment」のカバーをリリースした。
Lifehouseは、日本での知名度はいまひとつだが、アメリカでは根強い人気を誇る、ポスト・グランジバンド。2000年にデビューアルバム『No Name Face』を発表し、翌年、このアルバムから同曲をシングル・カットしている。「Hanging By A Moment」はビルボードが集計するモダンロックトラックスチャートで一位を獲得した。さらにこのヒットに続いて、アルバムもビルボードチャートで最高6位を獲得し、ブレイクした。日本でこのアルバムが発売されたのは、オリジナル盤のリリースから一年後のことだった。2002年には東京と大阪で来日公演を行っている。
先々週、Slow Pulpは、米国のCBSの深夜番組、"The Late Show With Stephen Colbert"に出演し、ニューアルバムのハイライト曲「Doubt」をステージセットで披露している。派手さこそないが、質実剛健とも称すべき原曲に忠実なバンドの演奏に着目したい。このパフォーマンスは下記より。
「Hanging By A Moment」
「Doubt」‐ The Late Show with Stephen Colbert
シンガーソングライター、エンジェル・オルセン(Angel Olsen)とマキシム・ルートヴィヒ(Maxim Ludwig)が組んで、ヴェルヴェット・アンダーグラウンドの「I Can't Stand It」をカヴァーした。
この曲は、Lou Reedのトリビュートアルバム『The Power of the Heart』に収録されており、キース・リチャーズとルーファス・ウェインライトの楽曲も収録されている。試聴は以下からどうぞ。
トリビュートアルバム『The Power Of The Heart』は、4月20日にLight In The Atticよりリリースされる。エンジェル・オルセンの最新アルバムは『Big Time』。今作は2022年にJagujaguwarから発売された。発売後、キンバリー・スタックウィッシュ監督による映像バージョンも制作された。
10月にはタイ・バンコクでの海外公演を行い、2023年3月17日より、NY、ボストン、フィラデルフィア、サンフランシスコ、シアトル、サンディエゴ、LAの全7都市にて「US Tour 2023」、9月には中国「Strawberry Music Festival 2023」を含む全7都市「China Tour 2023」、10月には韓国のストリートカルチャー・コンベンション「FLOPPY 1.0 - Let’s FLOPPY」、11月にはインドネシア「Joyland Festival」へ出演を行うなど海外での展開も積極的に行っている。
ニュージーランドの人気ソングライター、Lorde(ロード)は、A24の『Everyone's Getting Involved』に収録予定のトーキング・ヘッズの「Stop Making Sense」へのトリビュートをリリースした。
『Everyone's Getting Involved』には、マイリー・サイラス、BADBADNOTGOOD、ブロンドシェル、ガール・イン・レッド、ジーン・ドーソン、ケヴィン・アブストラクト、リンダ・リンダス、トロ・イ・モワなどのカバーも収録されている。これまでのところ、パラモアの「Burning Down the House」テイクと、ティーゾ・タッチダウンの「Making Flippy Floppy」ヴァージョンを聴いている。このプロジェクトのリリース日はまだ発表されていない。
「Take Me To The River」
ニューヨークの気鋭のシンガーソングライター、Perfume Genius(パフューム・ジーニアス)は、ジャック・アントノフが監督を務める映画『The New Look』のサウンドトラックに提供した「What a Difference a Day Makes」のカヴァーを公開しました。
ココ・シャネルなど、ファッション界の大物を追ったドラマ『The New Look』のサウンドトラックには、ラナ・デル・レイ、ザ・1975、フローレンス・アンド・ザ・マシーンなどが参加し、20世紀の名曲をカバーし、再解釈しています。第二次世界大戦中のパリのファッション業界に焦点を当てたこの番組の最初の3エピソードは、先週、Apple TV+で初公開されました。
「”Songs That Aren't Mine”は、子供の頃から好きだった曲ばかりを集めたアルバムで、昨年友人たちと自宅でレコーディングした。去年の夏の初めに、初めて一緒に仕事をしたプロデューサー、アレックス・ビュレーと再会して、他人の曲のヴァージョンを作って遊び始めたんだ。それは、アルバム制作のサイクルからの逃避のようなものだった」