Neighborhood Scene Speed Freak Football Gumshoe (Dracula From Arkansas) Seersucker Lucy Takes a Picture Perfect World My Beautiful Girl Canary Parking Lot Saturday Cowboy Matinee Home Movies (1989-1993)
01/28 - Nashville, TN - Ryman Auditorium * 01/29 - Atlanta, GA - The Eastern * 02/05 - Asbury Park, NJ - The Stone Pony * 02/08 - Albany, NY - Empire Live * 02/09 - Toronto, ON - History * 02/11 - Detroit, MI - The Fillmore * 02/12 - Milwaukee, WI - Riverside Theater * 02/14 - St. Louis, MO - The Factory * 02/15 - La Vista, NE - The Astro Theater * 02/16 - Denver, CO - Mission Ballroom * 02/18 - San Diego, CA - The Sound * 02/20 - Los Angeles, CA - The Wiltern * 02/21 - Santa Ana, CA - The Observatory * 02/22 - Oakland, CA - Fox Theater * 02/24 - Salt Lake City, UT - The Union *
*supporting Hippo Campus
Audio Tree Live
Yoshika Colwell・The Varnon Spring 『This Weather(E.P)』
Label: Blue Flowers Music
Release: 2024年12月6日
Review エクペリメンタルポップのもう一つの可能性
ロンドンをベースに活動するYoshika Colwell(ヨシカ・コールウェル)の新作『This Weather』はThe Vernon Spring(ヴァーノン・スプリング)が参加していることからも分かる通り、ピアノやエレクトロニクスを含めたコラージュ・サウンドが最大の魅力である。単発のシングルの延長線上にある全4曲というコンパクトな構成でありながら、センス抜群のポップソングを聴くことが出来る。
それに加えて、ポスト・クラシカルともエレクトロニックとも異なるヴァーノン・スプリングの制作への参加は、このささやかなミニアルバムにコラージュサウンドの妙味を与えている。Bon Iver以降の編集的なポップスであるが、その基底には北欧のフォークトロニカからのフィードバックも捉えられるに違いあるまい。また、感の鋭いリスナーはLaura Marling(ローラ・マーリング)のソングライティング、最新作『Patterns In Repeat』との共通点も発見するかもしれない。
ヴァーノン・スプリングのエレクトロニカ風のサウンドは次の曲に力強く反映されている。「Give Me Something」は前の曲に比べると、ダンサンブルなビートが強調されている。つまり、チャーチズのようなサウンドとIDMを融合させたポピュラー・ミュージックである。この曲ではイギリスのフォーク・ミュージックからの影響を基にして、エレクトロニカとしてのコラージュ・サウンドに挑んでいる。Rolandなどの機材から抽出したような分厚いビートが表面的なフォークサウンドと鋭い対比を描きながら、一曲目と同じように、グロッケンシュピール、ボーカルの断片が所狭しと曲の中を動き回るという、かなり遊び心に富んだサウンドを楽しめる。また、サウンドには民族音楽からのフィードバックもあり、電子機器で出力されるタブラの癒やしに満ちた音色がアンビバレントなサウンドからぼんやり立ち上ってくる。色彩的なサウンドというのは語弊があるかもしれないが、多彩なジャンルを内包させたサウンドは新鮮味にあふれている。ボーカルも魅力的であり、主張性を控えた和らいだ印象を付与している。
日本では、1993年にNOKKOのアルバム『CALL ME NIGHTLIFE』『I Will Catch U.』に楽曲を提供している。NOKKOとのレコーディングではロンドンにある自宅スタジオに招いており、これは当時界隈で増えてきていたベッドルーム・レコーディングという手法だが、その点で先をいっていたアーティストだったとNOKKOがインタビューで振り返っている。
2021年に発表された『Great I've Been Trying to Tell You』は、YouTubeにアップされている90年代の曲をスロー再生して作られたリミナル・ミュージックからヒントを得ているが、『The Night』は夜明け前の静謐な世界をイメージしている。サラ・クラックネル、ボブ・スタンリー、ピート・ウィッグスは、2024年前半に作曲家兼プロデューサーのオーガスティン・ブスフィールドとこのアルバムを制作した。
softscarsの登場は、Pitchforkから2度目の「Best New Music」スタンプを獲得したほか、The FADER、The Guardian、DIY、Line of Best Fitから喝采を浴びるなど、絶大な批評家の称賛を浴びた。このアルバムは、絶賛された2022年リリースの『Glitch Princess』に続く作品で、同じくPitchforkの「Best New Music」スタンプを獲得し、圧倒的な批評家からの賞賛を浴びた。
SpotifyやTIDALのようなストリーミングでは公開されていませんが、Bandcampで聴くことができるようになり、一般的なリスナーにも音源が解放される。シンディ・リーの『Diamond Jubilee』は、2月21日にW.25TH / Superior ViaductからトリプルヴァイナルとダブルCDのセットでリリース。
jasmine.4.tが今年初めにリリースしたシングル「Skin On Skin」をプロデュースしたのは、彼女のboygeniusのバンドメイトであるジュリアン・ベイカーとルーシー・デイカスだ。この曲は、来年初頭にリリースされるjasmine.4.tのデビューアルバム『Year Are The Morning』の初期テイストであり、全曲をboygeniusがプロデュースした。
『You Are The Morning』を制作するため、jasmine.4.tと、メンバー全員がトランスである彼女のバックバンドはロサンゼルスに飛んだ。
有名なサウンド・シティ・スタジオで12日間かけてレコードを制作した。boygeniusのメンバーは、Trans Chorus Of Los Angelesと同様にバックアップ・ボーカルとして参加している。
このアルバムの発表と同時にニューシングル「Elephant」を発表した。この曲には、Trans Chorus Of Los Angelesのバック・ヴォーカルとJulien Bakerのギターが参加している。