チップチューンのパイオニアと言われるアナマナグチ(Anamanaguchi)が、2025年8月8日にポリビニール・レコードからリリース予定の新譜『Anyway』を発表した。アートワークはレーベルがアメリカン・フットボールと共同で所有権を持つシカゴの物件、通称"アメリカン・フットボール・ハウス"を再利用している。中西部の文化財のエコな再利用だ。 リードシングル「Darcie」は、ジャレッド・ラーブ監督によるミュージックビデオと同時に公開された。ギタリスト/ヴォーカリストのピーター・バークマンはニューシングルについて次のように説明してくれた。「これは感謝の歌なんだ。あなたの人生には、あなたのために物事を良くすることを仕事にしている人がいるかもしれない。自分を怒らせる人に注意を向けるのは簡単だが、自分を幸せにしてくれる人を褒め称えるのはもっとやりがいがある。今、いろいろなことを歌にできるのはクールなことだよ」 『Anyway』は、タルボックス・ロード・スタジオでデイヴ・フリッドマン(ザ・フレーミング・リップス、MGMT、スリーター・キニー)がプロデュース、レコーディング、ミックスする前に、たまたま有名なアメリカン・フットボール・ハウスの中にあったリビングルーム兼練習スペースで、バンド全員と一緒に制作した。 バンドはこの新作で変化をつけたいと考え、すべてをテープに生録音することを選択。1960年代後半の貴重なマーシャル・ギター・キャビネット・スピーカー(ニルヴァーナ、ジミ・ヘンドリックス、ウィーザーが使用したことがある)を含むヴィンテージ機材を使用した。リードシングルは、Weezer、Ressie[....]