デビューEP「In Her Dream」が「ファナ・モリーナやアントニオ・ロウレイロを想起させる」と評されるなど注目を集めた''marucoporoporo''。数年間の沈黙を経て、ついにファーストアルバムをFLAUから5月15日にリリースする。
アルバムの最初の先行シングルとなる「Cycle of Love」は、命の循環をテーマにした新作の幹となる、メロディアスなエスノ・アンビエント・フォークともいえる楽曲。日本人ばなれした歌唱力と抽象的な音像の中にじんわり溶け込むハートフルなボーカルが神秘的な雰囲気を生み出す。その歌唱力の透明感美麗なナチュラルさは北欧のアイスランドのシンガーに比するものがある。
バンドの曲のバックグラウンドには、アイルランドのフォークミュージックの影響が感じられる。最初期のThe Stone
Rosesのイアン・ブラウンのボーカルに近い哀愁に充ちたメロディーセンスには脱帽するほかない。さらに北アイルランドの伝説、The
Undertonesの「Teenage
Kicks」に匹敵するエバーグリーンな空気感を持ち合わせている。完全無欠のオルタナティブロックバンドの登場を祝福しよう。
「Betty」
ベルリンを拠点に活動する日本人アーティスト、Tetsumasaが新作EP『Lots of Questions』のリリースを発表しました。MVや先行シングルは発売日当日解禁とのことです。下記よりアートワークと収録曲をチェックしてみて下さい。
Tetsumasaは名古屋市出身の日本のエレクトロニック・プロデューサー、DJ、シンガー/ラッパー。Downtempo、Hip Hop、House、Dub、Bass Music全般に深い影響を受け、2016年よりベルリンを拠点に活動中。類似アーティストは、Yaeji, 박혜진 Park Hye Jin, BABii, Sassy009, Moderat.が挙げられている。
Tetsumasaは、2000年代には別名義の”Dececly Bitte”としてU-cover、Sublime Porte、AUN Muteや+MUS等、ヨーロッパ/日本のレーベルから、ダブ/テクノ/アンビエント等の音響作品を発表してきた。その後、”Tetsumasa”名義で活動を開始し、実験的な電子音楽の作品 『ASA EP (vinyl)”』、『Obake EP (cassette)』をリリースしました。Urban Spree for Libel Null Berlin、Griessmühle (Berlin)、OHM Berlin、ATOM Festival (ウクライナ) などでもライブセットでプレイしている。
Tetsumasaの新作『Lots Of Questions』は、2023年11月2日木曜日に発売予定。神秘的な音の迷宮に足を踏み入れ、Tetsumasaは幅広い影響力を活かした電子サウンドの折衷的な融合を提供する。
「Moment in Berlin」で始まるこのトラックは、暗く謎めいた低音と突き刺すような明快な瞬間を融合させた実験的なサウンドスケープにリスナーを引き込む。それはベルリンの霧の夜の感覚を呼び起こし、そこでは何でも可能であるように見えるが、実のところは明確なものは何もない。
より内省的な「Lots Of Questions」は、ミニマリズムの痕跡を呼び起こしながらも、親しみやすくも独特なTetsumasaの雰囲気を醸し出している。 あたかもアーティストがあなたを、ささやき声の会話と反響する思考で満たされた薄暗い部屋に招待したかのようである。
一瞬、親近感を覚える瞬間もあるが、『Lots Of Questions』は本質的には自己探求の旅。それはすべて音楽の曖昧さによる美しさ。 Tetsumasaの世界では、答えよりも質問が強力で、目的地よりも旅が重要である。
Tetsumasa's new release, "Lots Of Questions," is set to land on Thursday, November 2, 2023. Venturing into the mysterious labyrinth of sound, Tetsumasa offers an eclectic fusion of electronic sounds, drawing on a broad spectrum of influences.
Starting off with "Moment In Berlin", the track immerses listeners in an experimental soundscape, blending dark, enigmatic undertones with moments of piercing clarity. It evokes the feeling of a foggy night in Berlin, where anything seems possible but nothing is quite clear.
The more introspective "Lots Of Questions" beckons with traces of minimalism yet exuding a familiar yet uniquely Tetsumasa vibe. It's as if the artist has invited you into a dimly lit room, filled with whispered conversations and echoing thoughts.
Finally, "Leave Now" is the deepest plunge into Tetsumasa's mind. A track that delves into the depths of abstract synth combinations, combining elements that may remind listeners of the otherworldly soundscapes.
While there are fleeting moments of familiarity, "Lots Of Questions" is, at its core, a journey of self-exploration. it is all about the beauty of musical ambiguity. Let Tetsumasa guide you through his universe - one where questions are more potent than answers, and the journey is more important than the destination.
Tetsumasa 『Lots Of Questions』 EP
Tracklist:
1. Moment In Berlin 2. Lots Of Questions 3. Leave Now
ブライトンを拠点にする7人組のポスト・ロック・バンド、Flip Top Head(フリップ・トップ・ヘッド)が、ニュー・シングル「Alfred Street」をBlitzcat Recordsよりリリースした。現在、ブライトンでは、KEGを始め、複数のユニークなポストパンクバンドが群雄割拠している。彼らもまたトロンボーン奏者を擁するという点で、同じ様な個性的な魅力を擁している。
7人編成のFlip Top Headは、その分厚くマニアックなテクスチャーと、複数のリード・ヴォーカルによって、実存的な暗黒とガラスの破片のようなギターの熱に取りつかれたツートーン・バンドのようだ。さらに男女のダブル・ボーカルにはニヒリズムとペーソスが漂っている。Squidのアンサンブルにも近い緊張感と熱狂性があり、またZEPのようなクールな決めが後半に訪れる。
「Alfred Street」
Chartreuseは、デビュー・アルバム「Morning Ritual」を11月10日にCommunion Musicからリリースすると発表した。 彼らは一連のEPと昨年のオーランド・ウィークスとのコラボ・シングル「Satellites」で技術を磨いてきた。このニュースは、タイトル・トラックとアルバムのオープニング曲「All Seeing All The Time」のダブル・シングルのリリースと同時に発表された。
「All Seeing All The Time」について、バンドのハティー・ウィルソンはこう語っている。「この曲は、私たちが欲しいときにいつでも手に入る、たくさんの情報について歌っている。それが事実であれ偽物であれね。ローリーが四六時中ニュースをチェックし、目を覚ましてそれを見ていた。当時も今も、世界ではいろいろなことが起こっているんだ」
イースト・ロンドンのロックバンド、Bad Nervesがニューシングル「USA」をリリースした。この曲は、リアム・リンチの「United States of Whatever」とシャム69の「Borstal Breakout」からインスピレーションを得たという。ガレージロックを思わせるフックの効いたナンバー。12月に行われるThe DarknessのソールドアウトUKツアーへの参加に先駆けてリリースされる。
イギリスのニューライザー、spector(スペクター)は次のアルバム「Here Come The Early Nights」を発表した。
11月24日にリリースされるこのアルバムは、2022年の「Now or Whenever」に続く作品で、シングル「The Notion」でプレビューされている。ABBA、ブラー、ニック・ケイヴなど様々な影響を受けたというスペクターは、このアルバムのリリースを記念して、全国9公演のUKツアーに乗り出す予定だ。
「Here Come The Early Nights」について、バンドのフレッド・マクファーソンはこう語っている。
相変わらず、抜け毛や引っ越し、赤ちゃんとクラブに行けないことなど、歳をとること(『Enjoy It While It Lasts』を書いているときは歳をとっていると思っていたから面白い)を扱った歌詞がある。"また、電話に出ない友人との想像上の電話や、行方不明のラファエロの絵画『若者の肖像』など、少し抽象的な概念も扱っている」
ブルックリンの注目のオルナティヴ・ロックバンド、Jobber(ジョバー)がニューシングル「サマースラム」をリリースしました。Exploding in Soundからリリースされたこの曲は、プロレス・イベントの数日前にリリースされた。グランジ・サウンドを下地にしたヘヴィーなシングルです。ロサンゼルスのL7が好きな方はストライクかもしれません。以下よりチェックしてみてください。