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ニューヨークを拠点に活動するミュージシャン、Maia Friedman(マイア・フリードマン)がニューアルバム『Goodbye Long Winter Shadow』をラスト・ギャング・レコードから5月9日にリリースすると発表した。 

 

シングル「New Flowers」を筆頭に、自己慈愛に満ちた作品となっている。 フリードマンによれば、この曲は「失われた愛、そして自分自身を失い、再び自分自身を見つけるという必然的なプロセス」について歌っている。

 

「親愛なる友人ハンナ・コーエンにハーモニーを歌ってもらい、エンディングのギターソロはマディ・バルターと私が並んでデュエルしたんだ。 「控えめに言っても楽しかった。 この曲にはドラムが必要だとわかっていたので、伝説的なケニー・ウォーレセンを呼んだら、彼は最初のテイクでドラムを叩いてくれた。 オリバー・ヒルが私のデモを木管楽器と弦楽器のための美しいアレンジに解釈してくれたのが気に入った。


フリードマンの2022年のデビュー作『アンダー・ザ・ニュー・ライト』に続く新作は、フィリップ・ワインローブ(エイドリアン・レンカー、フローリスト)とオリヴァー・ヒル(マグダレナ・ベイ、ヘラド・ネグロ)とともに制作された。 歌詞は、ユング派の分析家であり神話研究家でもあるフリードマンの母親の影響を受けている。 

 

「彼女は芸術作品、夢、神話について書き、似たような物語を異なる方法で語るイメージ、原型、文化のつながりを描く」とフリードマンは説明する。 「神話とおとぎ話について語り、探求する、とても総合的なアプローチなのです」


「New Flowers」 



Maia Friedman 『Goodbye Long Winter Shadow』


Label: Last Gang

Release: 2025年5月9日


Tracklist:


1. Happy

2. New Flowers

3. In A Dream It Could Happen

4. Iapetus Crater

5. Russian Blue

6. Suppersup

7. A Long Straight Path

8. On Passing

9. Foggy

10. Vessel

11. A Heavenly Body

12. Open Book

12. Soft Pall Soft Hue

13. Shape Is Your Own

14. Witness

 

Pre-save: https://maiafriedman.ffm.to/newflowers

 

©Dennis Larance

リッチモンド出身で、現在シカゴを拠点に活動するヒップホップ・ミュージシャン、Mckinley Dixon(マッキンリー・ディクソン)は、6月6日にシティ・スラングからリリースされる5枚目のアルバム『Magic, Alive!』を発表をアナウンスした。 2023年の『Beloved』に続く作品となる。

 

『Beloved!  Paradise! Jazz!!!』に続くこのアルバムは、プロデューサー、ラッパー、ソングライターのクエル・クリス、そして4ADのインディー・フォーク・ミュージシャンのアンジマイル(Anjimile)をフィーチャーしたシングル「Sugar Water」がリード曲となっている。


マッキンリー・ディクソンは、躍動的で説得力のある「Sugar Water」でラップしている。 この曲は、「つかの間の瞬間を永遠に持続させる方法と、ここにいない人たちを時空を超えて連れて行く方法についての議論だ。 この曲は、"他人の思い出を通して生きる永遠の人生に支払う代償は何か?"という問いを提起している」と彼は説明している。


ディクソンは2024年7月、生まれ故郷のヴァージニア州リッチモンドに戻り、シャミア、ピンク・シーフー、テラー・バンク$らが参加したこのレコードを制作した。 「リッチモンドに戻ってレコードを作ると、まるでお祝いのような気分になる」とディクソンは語った。 「みんな成長した」


「Sugar Water」

 

 

 

 

 

McKinly Dixon 『Magic, Alive!』


 Label: City Slang

 Release: 2025年6月6日

 

 Tracklist:


1. Watch My Hands

2. Sugar Water [feat. Quelle Chris & Anjimile]

3. A Crooked Stick [feat. Ghais Guevara & Alfred.]

4. Recitatif [feat. Teller Bank$]

5. Run, Run, Run Part II

6. We’re Outside, Rejoice!

7. All The Loved Ones (What Would We Do???) [feat. ICECOLDBISHOP & Pink Siifu]

8. F.F.O.L. [feat. Teller Bank$]

9. Listen Gentle

10. Magic, Alive!

11. Could’ve Been Different [feat. Blu & Shamir]


UK/ロンドンを拠点に活動するDJ、プロデューサー、マルチ・インストゥルメンタリストのLawrence Hart(ローレンス・ハート)が、待望のデビューアルバム『Come In Out of the Rain』を4月4日にリリースする。テックハウスやディープ・ハウスを得意とするプロデューサーだ。 

 

アルバムの発表と合わせて、リードシングル「Love U Bring」が公開された。爽快感のあるEDMのナンバー、オートチューンをかけたヴォーカルトラックで、今夏のダンスフロアを揺るがす。

 

”Love U Bring"は、ハートの使命に忠実で、神経質なエネルギーに満ちたアップビートなトラックで、スキットでブレイクなビートと、チョップされピッチシフトされたヴォーカルサンプルが、伸びやかなベースと落ち着いたメロディックなシンセ・コードによって重みを増している。テックの魔術師であるハートは、幼少期にクラシック音楽の訓練を受けた。 

 

15歳でニューヨークの名門音楽学校のオーディションを受け、SUNYパーチェイスでジャズ・トランペットを学び、ボブ・ムーヴァー(チャーリー・ミンガスやチェット・ベイカーのコラボレーターだった)のような偉大なミュージシャンとともにニューヨークで最も尊敬されるジャズ・クラブで演奏した。

 

やがてハートはエレクトロニック・ミュージックとクラブに出会い、インスピレーションを得る。ダブル・シックス/ドミノ・アーティストのジョージ・フィッツジェラルド(George FitzGerald)とは長年の親交がある。

 

また、Hotflush、Attack Decay Sweet Release、LG105、そして自身のレーベルSSEMからソロ・シングル、EP、リミックスをリリースしている。このアルバムのリリースを記念して、ローレンス・ハートは4月23日にロンドンのコルシカ・スタジオで、まだ発表されていない友人やタレントと共にライブを行う。

 

「Love U Bring」 

 




Lawrence Hart 『Come In Out of the Rain』



Label: Domino Recordings

Release: 2025年4月4日


Tracklist: 


1Lotus Bloom

2NoMoreLuv4u

3Closer To You

4Out Of The Rain

5Just Belong

6Still But Still Moving

7Love U Bring

8Hear Ur Heartbeat

9The Wind Cry

10Fucking Mega

11Daydreamers

12The Wave Cry


 


テキサス出身のソングライター、Will Johnson(ウィル・ジョンソン)が10枚目のソロ・アルバム『Diamond City』を発表した。本作は同地の独立レーベル、Keeled Scalesから4月4日に発売予定。この発表に合わせて、ジョンソンはリードシングル 「Floodway Fall」を公開した。

 

セントロマティックのフロントマンであり、現在はジェイソン・イズベルのバンド、ザ・400・ユニットのメンバーでもあるウィル・ジョンソンは、新作について次のように説明している。

 

"Floodway Fall"のアイデアは、スコット・ダンボムとの2022年の夏のリハーサルの前に浮かんだんだ。私たちはまだセッティング中で、音やレベルを調整していた。彼は窓の外を眺めながら、フィドルでゆるく演奏していたのを覚えている。私はすぐにそのことを忘れてしまったが、数ヵ月後に偶然この曲を見つけ、最後まで聴くことにした。大部分は、緊張、旅、そして最終的には永遠の愛についての小さな町の記録だ。

 


このアルバムのリードトラックは、ジョンソン独特のシネマティックなサウンドで展開され、長年のコラボレーターであるブリットン・ベイゼンハーズのプロデュースによって強化されている。


ウィル・ジョンソンは昨年、ガイデッド・バイ・ヴォイス、アレハンドロ・エスコヴェド、リトル・マザーン、ルネ・リードらとステージを共にしている。3月12日(水)にはテキサス州オースティンのC-Boy'sで彼のフルバンド、ウィル・ジョンソン&ワイヤー・マウンテンのSoCo Stomp公演が予定されている。 

 

 

 「Floodway Fall」

 

 

 

 Will Johnson 『Diamond City』



Label: Keeled Scales

Release: 2025年4月4日

 

Tracklist:

 

1 Floodway Fall 

2 Unfamiliar Ghost 

3 Diamond City 

4 All Dragged Out 

5 Clem Witkins

6 Cairo 

7 Sylvarena 

8 Rabbit Run 

9 Requiem High / Road Plume 

 



アメリカ生まれでロンドンを拠点に活動するソングライター、Joni(ジョニ)は、デビューアルバム『Things I Left Behind』を発表した。北米ではKeeled Scalesから、イギリス/ヨーロッパではHand In Hiveから4月11日にリリースすることを発表した。 


このニュースとともに、彼女はアルバムの魅力的なタイトル・トラックを紹介する。この曲は、成長することの多くがいかに人や場所やものを失うことに集中しているか、私たちが前進する際にいかに絶えず自分自身の一部を置き去りにしているかを語る魅惑的な曲だ。 

 

シャッフルするようなドラム・ビートに支えられ、曲は永遠に前進を続け、ジョニの歌声は、微妙に渦巻くギターと様々な音色の変化に対して適切に魅力的に感じられ、トラックに妖艶なエッジを与えている。 この曲はジャクソン・ファーリク(B. マイルズ、グレート・バリアー)がプロデュースした。


先行シングル「Things I Left Behind」について、「私たちは皆、失って置き去りにしてきたものからできている。 人。 場所。 経験。 歌詞を書いているとき、自分の過去からの鮮明なイメージが、まるでトンネルを走っているときのライトのように押し寄せてきた。 小さなことから大きなことまで。 子供の頃に膝を擦りむいたこと。 初めての恋。 失恋。 キノコを取って幼なじみの親友に電話したこと。 夜の芝生に寝そべること。 これらのものを物理的に持ち続けることができないことに気づくのは辛いことだが、それらがある種自分自身となり、何らかの形でそれらを持ち続けていることを知るのは、最終的には慰めになる」とジョニは述べている。

 

 

 「Things I Left Behind」




Joni 『Things I Left Behind』



Label: Keeled Scale/Hand In Hive

Release: 2024年4月11日

 

Tracklist

 

1 Your Girl 

2 Strawberry Lane 

3 Avalanches 

4 Things I Left Behind 

5 Castles

6 Birthday

7 Bucket List

8 The Tide 

9 Still Young

10 PS

Photo Credit: Kalpesh Lathigra


ザ・ウェイヴ(グラハム・コクソンとローズ・エリナー・ドーガル)は、2025年3月14日にトランスグレッシヴからリリースされる3曲入りEP「Eternal」を発表した。試聴はこちら、ビデオはこちらから。

 

プロデュースはジェームス・フォード(フォンテーヌD.C、 推進力のあるファースト・シングル「ラヴ・イズ・オール・ペイン」は、ローズとグラハムのハーモニックなデュエットのヴォーカルに加え、エレクトロ・シンセのどよめきと抗いがたいトップ・ラインをフィーチャーしている。

 

サイモン・リーダーの監督による「Love Is All Pain」のビデオは、1980年代後半のポスト・パンク・シンセ時代の美学にちなんで、全編モノクロの8ミリフィルムで撮影され、先月、ロンドン南東部の象徴的なブルータリズムの地、テムズミードにあるサウスミア湖周辺でロケを行ったバンドの姿が収められている。

 

この発表は、来月3月16日にグラスゴーでスタートするバンドのUKヘッドライン・ツアーに先駆けたもので、バンドはマンチェスター(3月18日)、シェフィールド(3月19日)、ブリストル(3月21日)を訪れ、3月20日にはカムデンの象徴的な会場''KOKO''でヘッドライン・ライヴを行う。全日程のリストは下記より。チケットと情報はこちら




「Love Is  All Pain」



The WAEVE (Graham Coxon and Rose Elinor Dougall) have announced the release of a new 3-track EP titled 'Eternal', set for release via Transgressive on 14th March 2025, with first single 'Love Is All Pain' out now.

Produced by James Ford (Fontaines D.C., Arctic Monkeys, The Last Dinner Dinner Dinner Produced by James Ford (Fontaines D.C., Arctic Monkeys, The Last Dinner Party, blur), the three new tracks on 'Eternal' mark the follow up to the band's acclaimed two albums, The WAEVE (2023) and City Lights (2024).The propulsive first single 'Love Is All Pain' features the ever-harmonic duet of Rose and Graham on vocals, plus throbbing electro synths and irresistible top lines which come as a warning sign to hopeless romantics everywhere this Valentine's Day.

Directed by Simon Leeder, the video for 'Love Is All Pain' was shot entirely on black & white 8mm film in a nod to the post-punk synth-era aesthetic of the late 1980s, and captures the band on location around Southmere Lake at Thamesmead, South East London's iconic Brutalist estate, last month.

The announcement comes ahead of the band's upcoming UK headline tour which kicks off next month on 16th March in Glasgow and will see the band visit Manchester (18th March), Sheffield (19th March) and Bristol (21st March), as well as a headline show at the iconic Camden venue KOKO on 20th March 2025. Full list of dates below.


 

『Eternal』EP



Label: Transgressive

Release: 2025年3月14日


Tracklist


1.Love Is All Pain

2.It’s The Hope That Kills You

3.Eternal 


「Eternal」EPの予約はこちら


先月、バンドは「Live from the City Lights Sessions」と題した新しいライヴ・アルバムをリリースし、Transgressive Recordsからデジタル配信された。 試聴はこちらから。 


このアルバムには、グラハムとローズが、ロンドンのクラウチ・エンド・スタジオで、高い評価を得たセカンド・スタジオ・アルバム「City Lights」の全10曲を演奏するフル・ライヴ・バンドが参加している。 このライヴ・アルバムのリリースは、アルバムの全曲を芸術的に捉えたナタリア・ページ監督によるパフォーマンス・フィルム・シリーズ『City Lights Sessions』に続くものである。


Last month, the band released a new live album titled ‘Live from the City Lights Sessions’, available digitally on Transgressive Records. 


The record features Graham and Rose joined by a full live band as they perform all 10 tracks from their acclaimed second studio album ‘City Lights’ in London’s Crouch End Studios, a special opportunity for fans to experience the songs in a whole new dimension. The live album release follows the performance film series, City Lights Sessions, directed by Natàlia Pages, which artfully captured every song on the album.


The WAEVE - UK Tour:


The WAEVE - UK Tour dates:
16th March - St. Luke’s, Glasgow
18th March - Academy 2, Manchester
19th March - The Leadmill, Sheffield
20th March - KOKO, London
21st March - Trinity, Bristol
22nd August - Colchester Castle Summer Series (w/ JAMES)
24th August - Victorious Festival, Portsmouth



【The WAEVE(ザ・ウェイヴ)】


2人のミュージシャンが一緒に活動することで、新たな唯一無二のサウンド・アイデンティティを形成した。 シネマティック・ブリティッシュ・フォーク・ロック、ポスト・パンク、オーガニックなソングライティング、フリーフォール・ジャムのパワフルなエリクサー。 


忘却と降伏のテーマは、希望と光の暗示と並置されている。 迫り来る終末と絶望という残酷な世界的背景の中で、グレアム・コクソンとローズ・エリナー・ドーガルは、音楽を作るという反抗的な楽観主義を通して、自分たちを解放しようと努力している。


2023年2月にリリースされた同名のデビューアルバムで、ザ・ウェイヴは注目すべきソングライティングパートナーとしての地位を確立した。 -UNCUT


 "シネマティックな広がりを持ち、しばしば甘美なアレンジが施された、唯一無二の逸品"。 -DIY


1年間のツアーとスタジオ・セッションを経て、The WAEVEはCity Lightsを発表する。この新曲は、まもなく発表されるニュースタジオアルバムから抜粋されたもので、彼らの共同作業による音楽性の進化を表しており、この音楽的精神の出会いが、個々の創造性の限界をさらに押し広げることを可能にしている。



The coming together of two musicians who, through working together have formed a new, singular, sonic identity. A powerful elixir of cinematic British folk-rock, post-punk, organic song-writing and freefall jamming. Themes of oblivion and surrender are juxtaposed with suggestions of hopefulness and light. Against a brutal global backdrop of impending apocalypse and despair, Graham Coxon and Rose Elinor Dougall strive to free themselves through the defiant optimism of making music.

 With the release of their acclaimed eponymous debut album in February 2023, The WAEVE established themselves as a songwriting partnership to watch, with a body of work that was "...ambitiously structured, lovingly arranged...unhurriedly crafted songs full of bona fide thrills, unexpected twists, and an elegant but never gratuitous grandeur." (UNCUT); a collection of tracks... "Cinematic in scope, often luscious in its arrangements, it's a singular gem." (DIY).

Now, after a year of touring and studio sessions, The WAEVE is back with City Lights, a brand new track taken from their forthcoming soon-to-be announced new studio album that illustrates the evolution of their collaborative musicianship, allowing this meeting of musical minds to further push the boundaries of their individual creativity.

 

 

日本のインディペンデントレーベル、”造園計画”が今年4月2日に『For Damage』のリリース、及び、不定形セッショングループ、”野流”の旧譜『梵楽』のリイシューを行うことを明らかにした。野流の佐々木さん、プレスリリースを送ってくれてありがとう。

 

『For Damage』には日本の注目のインディーズアーティスト、及び、バンドが参加した意欲作であり、岡田拓郎、池田若菜、Acid Mothers Templeの河端一、PSP Socialなど。さらに、二作目の『梵楽』は野流による旧譜の再発で、Larajiなどの影響下にあるスピリチュアルな実験音楽となっている。上記二作の詳細については以下のプレスリリースを参照してもらいたい。

 

 

■For Damage(Tape)・岡田拓郎、AMT河端が参加する野流2ndがカセットテープ化、フィジカルの国内初流通開始。

 

作家名:野流(ヤリュウ)
作品名:For Damage(フォー・ダメージ)
フォーマット:TAPE
発売日:4月2日(水)
情報解禁日:2月19日(水)20時
販売価格:2,000(税込)
レーベル:造園計画
型番:Zouenkeikaku-044



ストリーミング配信の予約: 

https://yaryucf.bandcamp.com/album/for-damage



<作品紹介>

 

固定メンバーを最小限に抑え、音源制作やライブ演奏のたびに参加者を入れ替え、自由奔放に即興演奏を続ける音楽集団、野流(Yaryu)の2nd Albumのカセットテープ版が造園計画よりリリース。

日本を代表するギターリスト、岡田拓郎、"んoon"で活動するボーカリストJ.C、トリプルファイヤーの新譜にも参加しているフルート奏者、池田若菜、サイケデリック・レジェンド、Acid Mothers Templeの河端一をはじめ、Dhidalah、シベールの日曜日、PSP Social、Kumagusuなど、数々のバンドからの客演を迎えながらも、スピリチュアルジャズの即興性、サイケデリックロックの熱気、純邦楽の精神性、それら全てが透明感あるアンビエントのテクスチャーを纏いながら形をなしている。『For Damage』はアンビエントであり、ジャズであり、ロックであり、ニューエイジであり、同時にそのどれでもない領域に踏み込む。



またカセットテープ版限定で、未発表音源集『記号の森の動物たち』のDLコードが付属する。本作は、USのCentripetal Force, UKのCardinal Fuzz, オーストラリアのRamble Records、3カ国共同でLP、CDがリリースさていたものの、日本での流通はほぼ存在せず、本作のフィジカル版が国内流通するのはこのカセットテープ版が初となる。


 

■梵楽(Re-Press)・レコードの日にレコード化された1st『梵楽』が新装版ジャケットでテープ再発。



 


作家名:野流/ヤリュウ
作品名:梵楽 (Re-Press)/ボンガクリプレス
フォーマット:TAPE
発売日:4月2日(水)
情報解禁日:2月19日(水)20時
販売価格:2,000(税込)
レーベル:造園計画
型番:Zouenkeikaku-045



ストリーミング配信の予約:

https://yaryu.bandcamp.com/album/bongaku


<作品紹介>

Laraajiを思わせるオートハープの音色と、山本邦山的な雅さ。サイケデリック直系のスピリチュアリティとアジア人の身体性が出会う。循環を繰り返す川のようにメンバーが入れ替わる、不定形の音楽家集団、”野流”の1stアルバム『梵楽』のカセットテープが、新装版ジャケットでリプレス。

グリッドを押し流していくオートハープの音色は、瑞々しさと野生味を兼ね備えていた70年代の電子音楽に回帰しながら、日本の住宅環境に相応しい柔らかい調度で、庭に生い茂る草木や虫と共に感光していく。

リプレス版には、『梵楽』の制作中に野流が録音していたトラックをまとめた未発表音源集『けもの道』のDLコードが付属する。『けもの道』のなかで聴くことができる、粗野であり、ピュアでもある初々しい演奏は、『梵楽』の心地よさとは別の「道」で、野流というグループのコアにつながっている。

PIULSNUG: レーベルからのご提供

 

日本の作詞/作曲/編曲家、マルチインストゥルメンタリスト、安川流司によるソロ音楽ユニット、PULSNUGが新作アルバム「Fa Forewarn Free Fall(ファ・フォーワーン・フリーフォール)を発表した。本作はアーティストが主宰するCheap Tripから2月25日にデジタルで発売される。

 

PULSNUGは、ネオ・アコースティック、シューゲイズ、エレクトロニクスをクロスオーバーしたサウンドは近未来的な印象を持つ。彼の旧譜は、USシューゲイズ界のレジェンド、サクラメントのインディーポップユニット、Rocketship(Dusty Reske)が高く評価しているという。

 

本作「Fa Forewarn Free Fall(ファ・フォーワーン・フリーフォール)は2021年12月02日に発売されたPULSNUGのアルバム「Fanfare For Farewell」の全15曲を新進気鋭のミュージシャンがリミックスしたフルリミックスアルバム。

 

2/5にbandcampにて先行配信され、同サイトで全曲を2トラックにまとめたノン・ストップ版「Fa Forewarn Free Fall~Nein Stopp!~」も投げ銭で公開。サブスクリプションも同日に2枚組として解禁される。



元となるアルバムはどちらから読んでも20211202のリリースだった為、今作はそれに準え20250225の発売でタイトルの「Fa Forewarn Free Fall」は元となるアルバムFanfare For Farewellのアナグラムになっている。



リミキサー陣はインディ・シーンで絶大なる支持を得るドリームポップバンド”Yucca”から榎本勇作と品田文子、90’Sジャパニーズ・ギターポップを牽引したmarble gitar caseのバブ、
lol、AMEFURASSHIに作家として楽曲提供しているSSWのяieko等、バラエティに富んだ人選になっている。

 

 

*下記の音源はオリジナル・バージョンのものを掲載。

 

 

 

 


 

*さらなる詳細についてはレーベルの特設サイトをご確認ください。 


 

PULSNUG 『Fa Forewarn Free Fall』




DATE: 2025/02/25
PRICE: ¥2,025(on bandcamp)
FORMAT: Digital
LABEL: CHEAP TRIP RECORDS
CATALOG NO.: CTLP-0003


【Track List】


1. PULSE-SE+SNUG=... ~theme from PULSNUG~ remix by Sister Summer Club
2. Heaven Stars~electro jumble up~ remix by sato boreal
3. Squash! the Pulsar remix by Fun+Tic
4. Marble Superballl remix by Yusaku Enomoto(Yucca)
5. Slow Starter~Slow Looper~ remix by JOHNNIE THE BULGARIA
6. Turn off remix by ayako Shinada(Yucca)
7. continue? ~GAME OVER~ remix by Яieko
8. Vanilla Sky remix by dodopop
9. Blue Screen/Blues Clean~in summer time~ remix by Taruho
10. Think It (too) Low remix by Tomoyuki Tsunoda(mig)
11. Teenage Funk LaB~Oh! papai yeah!~ remix by SHOW TEN GUYS
12. Ocean Colour Scene remix by Pulsar Squash
13. Bye-Bye!! Bicycle~chakapoko~ remix by TIYOKOMEITO
14. LooP PooL~inside my head~ remix by babu(marble guitar case)
15. Fanfare for Farewell remix by momomachine(mig)


Mastered by Ryuji Yasukawa
at Monauralab Studio(MONOLaB)


同時発売ノンストップ版:


Fa Forewarn Free Fall~Nein Stopp!~ / PULSNUG
DATE: 2025/02/25
PRICE: Social Tipping(on bandcamp)
FORMAT: Digital
LABEL: CHEAP TRIP RECORDS
CATALOG NO.: CTLP-0004


サブスクリプション版:


Fa Forewarn Free Fall(side F) / PULSNUG
DATE: 2025/02/25
FORMAT: Streaming
LABEL: CHEAP TRIP RECORDS



Fa Forewarn Free Fall(side P) / PULSNUG
DATE: 2025/02/25
FORMAT: Streaming
LABEL: CHEAP TRIP RECORDS

 

 

ストリーミング配信の予約:

Side F:https://linkcloud.mu/1c37d9cc

 

Side P: https://linkcloud.mu/76b17123

 


 

PULSNUG(パルスナッグ)

 

作詞・作曲・編曲家、マルチインストゥルメンタリスト安川流司によるソロ音楽ユニット
ネオアコースティック、ギターポップ、シューゲイザーを基調した音楽性をノイ!アコースティック(ノイアコ)と自称。

 

その他、リミキサー、ミックス&マスタリングエンジニア、ショートフィルムの劇伴、アニメ主題歌の楽曲提供、DJなど多岐にわたり活動。2021年、自身が主催するレーベル(cheap trip records)より1stアルバムリリース。


カナダのパンクバンド、PUPが5thアルバム『Who Will Look After The Dogs?』のリリースを発表した。

 

PUPは、ステファン・バブコック、ネスター・チュマック、ザック・マイクラ、スティーヴ・スラドコウスキーからなる。彼らは、『The Unraveling Of PUPTHEBAND』に続く作品を5月2日にLittle Dipper / Rise Recordsからリリースする。

 

彼らはまたニューシングル『Hallways』のプレビューを行い、ステファン・バブコックがその裏話を語っている。

 

偶然にも『The Unraveling Of PUPTHEBAND』というタイトルの前作を発表した数日後、私の人生は予期せず崩壊した。

 

『Hallways』の歌詞を書いたのは、そんなことが起こっている最中だった。 奇妙な1週間だった。 『Who Will Look After The Dogs? 』というタイトルは破壊的だと思うけど、”なんてこった、これは大げさなんだ!”という感じだ。 少なくとも、その前の行の文脈から見ればね。 それが僕らにとっては面白いんだ。

 

私たちが暗いときに言う大げさな言葉も、少し冷静になれば滑稽なものになる。 それを面白ろがる人がいるかどうかはわからないんだけど、時には自分自身を笑うことも必要なんだよ。 それが奈落の底から抜け出す唯一の方法なんだ。 信じてほしい。

 

「Hallways」



PUP 『Who Will Look After The Dogs?』


Label:Little Dipper / Rise Records

Release: 2025年5月2日

1. No Hope

2. Olive Garden

3. Concrete

4. Get Dumber

5. Hunger For Death

6. Needed To Hear It

7. Paranoid

8. Falling Outta Love

9. Hallways

10. Cruel

11. Best Revenge

12. Shut 

 

 

最も冒険的でマキシマムなフルアルバム、2022年の『The Unraveling of PUPTHEBAND』のリリース後、バンドの生活は大きく変化した。ギタリストのスティーヴ・スラドコフスキーは結婚し、ベーシストのネスター・チュマックは父親としての生活に落ち着き、ドラマーのザック・マイクラはトロントの新しい場所に引っ越し、自宅スタジオを拡張することができた。他のメンバーたちが大きな決断を下し、行動を共にする中、バブコックは孤独を感じていた。彼は10年来の交際に終止符を打ち、バンドメンバーとも距離を置いたばかりだった。

 

「レコードを作っているときは仲が悪いから、引きこもりがちになるんだ」とバブコックは言う。「以前は別の人に安らぎを見出したものだが、今回は一人だった。退屈で寂しかったから、ただひたすら曲を書き始めたんだ」。以前のアルバムでは、12曲を完成させるのに2〜3年かかったが、『Who Will Look After The Dogs?』では一年で30曲をスピーディーに書き上げた。

 

作曲中、バブコックには内省する時間があり、もしかしたら成長したかもしれない。「初期の曲の多くは、自分がいかにダメな人間であるかを歌っていた。「それは今でも変わらないけど、若い頃ほど自分を嫌いになることはなかったし、周りの人たちもありのままの自分を受け入れてくれた。PUPの前作がバブコックの人生の6ヵ月を覗く窓のような役割を果たしたのに対し、このアルバムでは彼の恋愛関係、交友関係、そして若い頃から現在に至るまでの自分自身への接し方を全体的に捉えている。ある意味、このアルバムを書くことは、彼の心の成長を映し出す鏡のような役割を果たした。それは大変で、時には最悪だったが、最終的にはそれだけの価値があった。
 

彼らはアルバム全体を3週間でレコーディングした。『The Unraveling of PUPTHEBAND』を作るのにかかった時間の半分以下だ。「このアルバムのために歌詞を書き始めたとき、すべてが本当に重く感じられた」とバブコックは言う。

 

「レコーディングする頃には、暗い曲でさえ軽くて楽しいものに感じられた。このアルバムを作っている間は、喧嘩もしなかった。すべてがクソ素晴らしい感じだった」

 

 

【PUP — 2025 Tour Dates】

 
05/07/25 – Birmingham, UK @ XOYO Birmingham*&
05/08/25 – Leeds, UK @ Project House*&
05/10/25 – Manchester, UK @ O2 Ritz*&
05/11/25 – Glasgow, UK @ SWG3 (TV Studio)*&
05/12/25 – Newcastle, UK @ Newcastle University*&
05/13/25 – Bristol, UK @ Marble Factory*&
05/15/25 – Southampton, UK @ Engine Rooms*&
05/16/25 – London, UK @ O2 Forum Kentish Town*&
05/18/25 – Amsterdam, NL @ Melkweg*
05/20/25 – Cologne, DE @ Club Volta*
05/21/25 – Hamburg, DE @ Logo*
05/22/25 – Berlin, DE @ Hole44*
05/23/25 – Munich, DE @ Strom*
05/25/25 – Paris, FR @ Bellevilloise*
05/27/25 – Madrid, ES @ Sala Mon
05/28/25 – Barcelona, ES @ Upload
05/29/25 – València, ES @ Loco Club
05/30/25 – San Sebastian, ES @ Dabadaba



* support from Illuminati Hotties
& support from Goo

◆静謐なピアノ・ミュージックをヒップホップ的手法で拡張させた新感覚のサウンドスケープ
 現代アンビエント・シーンで注目を集めるザ・ヴァーノン・スプリング最新作


現代アンビエント・シーンの注目株であるUKのThe Vernon Spring(ザ・ヴァーノン・スプリング)のニューアルバム『Under a Familiar Sun』が5/9リリース決定。(配信の予約はこちらから)


本日アルバムからの先行シングルとして、作家のMax Porterのポエトリーリーディングをフィーチャーした「The Breadline (feat. Max Porter)」と、その姉妹曲「Requiem For Reem」が配信開始されました。(ストリーミング配信はこちら)


ノース・ロンドン出身で、ブライトン在住のアーティスト/作曲家/ピアニスト/プロデューサーのザ・ヴァーノン・スプリング)ことサム・ベステ。大きな飛躍を遂げる可能性に満ちた待望のニュー・アルバム『Under a Familiar Sun』がついにリリース。2025年のアンビエント・シーンで大きな注目を集める可能性があります。


2008年に弱冠17歳にして故エイミー・ワインハウスのワールド・ツアーのピアニストに抜擢され、彼女との仕事はその後、MF DOOM、ケンドリック・ラマーのプロデューサーSounwave、Beth Orton、Joy Crookes、Kano、Gabriels、マシュー・ハーバートとのコラボレーションへの道を拓きました。




20代半ばにオルタナ・ソウル・トリオ・ヘジラ(ヘジラ)を結成し、自主レーベル・リマ・リモを創設。ジャズのバックグラウンドと現代的なエレクトロニック・プロダクションを融合させ、ジャズでもポスト・クラシカルでもない幽玄で繊細なピアノ・ミュージックを確立し、2021年のデビューアルバム『A Plane Over Woods』はロングセラーを記録。その後、LPのみでリリースしたマーヴィン・ゲイの名作『What's Going On』を独自に解釈したアルバム『What's Going On』も高い評価を獲得しました。


最新作『見慣れた太陽の下で』、『彼の芸術的進化の幅の広さと深みを物語る作品です。作曲とプロセスに基づく長い実験期間を経て生まれたもので、これまでの即興的なプロダクションから、より複雑なアプローチへの転換を果たしました。


プロデューサーのIko Nicheとともにアルバム制作を進めるなかで、ヒップホップの影響や、サンプリングを活用した手法を取り入れながら、The Vernon Springならではのピアノ・コンポジションを全編にわたって貫き、前人未到のサウンドスケープを描き出しています。


ベステのスタジオで制作・ミックスされたこのアルバムには、「The Breadline」の詩でアルバム全体のコンセプトにインスピレーションを与えた作家のマックス・ポーター、直感的なアレンジが没入感のあるレイヤーと深みを加えたチェリストのケイト・エリス、NYブルックリンの拠点に活動するヴォーカリスト、プロデューサー、作家、天体物理学博士のadenなどが参加し、それぞれ魅惑的な表現で作品に命を吹き込んでいます。


現在、パートナーと3人の息子とともにブライトで暮らすベステは、本作を「家庭内の親密な探求」であると同時に、「この不確かな時代における責任についてのより広い瞑想」として作り上げました。親密なテーマと普遍的なテーマの間を揺れ動き、交差する現実が音楽そのものをはるかに超える共鳴する音空間を構築します。


個人的な献身と道徳的な意識を融合させながら、新たなサウンドの可能性を追求するアーティストの姿を示し、知覚がきらめく新たな光のなかで反響する深遠な作品となっています。


このアルバムは核家族へのラブレターだ。私はその愛がより広い世界とどのように関係しているのかを問うている。芸術は政治主義を切り開くために政治的である必要はない。これは希望に満ちたレコードなんだ。


ヴァーノン・スプリングの音楽は近年、静かで美しい音楽を求めるリスナーの耳を魅了してしつづけています。その芸術的ヴィジョンを抽出し、拡張させた本作は、このプロジェクトが新たな革新の段階へと転換点となるもの、優雅でありながら勇敢なアプローチに驚嘆する意欲作となっています。


アートワークはBon Iverの『22, A Million』『i,i』を手がけるヴィジュアル・アーティストEric Timothy Carlsonが担当。収録曲のヴィジュアライザーは同じくボン・イヴェールの『i,i』をカールソンとともに手がけたヴィジュアル・アーティスト、アーロン・アンダーソンとエリック・ティモシー・カールソンによるもの。



【新作アルバム情報】

 

 

アーティスト:The Vernon Spring(ザ・ヴァーノン・スプリング)

タイトル:アンダー・ア・ファミリア・サン(Under a Familiar Sun)

品番: CD: PDIP-6612 / LP: PDIP-6613LP

価格:CD:2,500円(税抜)/LP:2,750円(税込)

LP: 5,000円(税抜) / 5,500円(税込)

発売日:2025年5月9日(金)

バーコード:CD: 4532813536125 / LP: 4532813536132

フォーマット:国内盤CD / LP / デジタル

ジャンル:ポスト・クラシカル・ジャズ / アンビエント


レーベル:p*dis

販売元・発売元:株式会社インパートメント


パッケージ仕様:ブラックヴァイナル+グロススポット加工ジャケット+プリントインナースリーヴ+帯トラックリスト


トラックリスト:

 1. Norton

2. The Breadline (feat. Max Porter)

3. Mustafa (feat. Iko Niche)

4. Other Tongues

5. Under a Familiar Sun

6. Fume

7. In The Middle

8. Fitz

9. Esrever Ni Rehtaf (feat. aden)

10. Counted Strings (feat. aden)

11. Requiem For Reem

12. Known


<プロフィール>

UKノース・ロンドン生まれブライトン在住のアーティスト/作曲家/ピアニスト/プロデューサー、サム・ベステスによるソロ・プロジェクト。弱冠17歳でエイミー・ワインハウスのワールド・ツアーのピアニストに抜擢され、キャリアをスタート。豊富なマルチ・インストゥルメンタリストでもある。


2021年にリリースしたソロ・デビュー・アルバム『A Plane Over Woods』がロングセラー。同年、発売から50周年を迎えたマーヴィン・ゲゲイの代表作『What's Going On』に対するレスポンスとなる作品『What's Going On』をリリース。同アルバム収録の名曲群を独自の解釈でカヴァーしたこの作品は各所で大絶賛された。


 

ジャスティン・ヴァーノンは昨年、ボン・アイヴァーとしての新作EP『SABLE』を発表したが、今回、同プロジェクトの6年ぶりとなるフルアルバムを発表した。『SABLE, fABLE』は4月11日にJagjaguwarからリリースされる。ヴァーノンはジム=E・スタックと共にこのアルバムをプロデュースし、ほとんどのレコーディングはウィスコンシン州にある彼のエイプリル・ベース・スタジオで行われた。ダニエル・ハイム、ディジョン、フロック・オブ・ダイムスが参加している。



「SABLE」がプロローグだとすれば、「fABLE」は一冊の本であり、「SABLE, fABLE」はアルバムである。夢中になること、そしてそれがこれらの曲にもたらす強烈な明晰さ、集中力、正直さ、祝福には、紛れもない癒しがあるのかもしれない。「Everything Is Peaceful Love "は、恋に落ちる相手に出会って幸福感に打ちひしがれる男の肖像である。しかし、SABLEの影はまだ迫っており、リセットして再出発しようと努力しても、古い感情が戻ってくることがある。


寓話のように、それぞれの曲は教訓を植え付けている。fABLEは、他者や恋人と関わるときに必要とされる無私のリズム、つまり、より良くなるためのペースを見つけるための忍耐強いコミットメント、そして一体感について歌っている。i,i』や『22, A Million』でジャスティン・ヴァーノンの声を守っていた、回避的で濃密な音の層はもうない。SABLE,fABLE』は、真実を剥き出しにしたキャンバスなのだ。

 



BON IVER  『SABLE, FABLE』


Label: jagujaguwar

Release:  2025年4月11日


Tracklist:

 

THINGS BEHIND THINGS BEHIND THINGS

S P E Y S I D E

AWARDS SEASON

Short Story

Everything Is Peaceful Love

Walk Home

Day One (feat. Dijon and Flock of Dimes)

From

I’ll Be There

If Only I Could Wait

(feat. Danielle Haim)

There’s A Rhythmn

Au Revoir

 

 

 

 

©Alec Basse

 

Beach Bunny(ビーチ・バニー)は、4月25日にAWALからリリースされるニューアルバム『Tunnel Vision』を発表した。 当初ビーチ・バニーはリリー・トリフォリオのソロ・プロジェクトとして発足したが、バンドへと移行している。ベッドルームポップからメロディックパンク、エモ、インディーポップの中間に位置するサウンドへと変化しつつある。彼らの新代名詞のキャッチーなポップソングは次の作品でどのように生まれかわったのか。非常に楽しみだ。

 

先行配信されたシングル「Vertigo」と「Clueless」を収録したこのアルバムでは、バンドは2022年の『Emotional Creature』のプロデューサー、ショーン・オキーフとレコーディングを行っている。 この発表に伴うタイトル曲は、リリ・トリフィリオが震えるような激しさで歌う高揚感のある曲だ。 アルバムのカバー・アートワークとトラックリストは以下よりご覧ください。

 

 

「Tunnel Vision」

 

 

『Tunnel Vision』は、新契約を結んでのリリースとなるようだ。ビーチ・バニーにとって『Emotional Creature』をリリースした2022年以来のアルバムとなる。また、2018年以来Mom+Popのもとで活動してきた彼らにとって、AWALのもとで新曲をリリースするのは初めてとなる。



Beach Bunny 『Tunnel Vision』

Label: AWAL

Release: 2025年4月25日

Tracklist:


1. Mr. Predictable
2. Big Pink Bubble
3. Chasm
4. Tunnel Vision
5. Clueless
6. Pixie Cut
7. Vertigo
8. Violence
9. Just Around the Corner
10. Cycles

 


カルト的な人気を誇るノッティンガムのアートロックバンド、Panchikoのニューアルバム『Ginkgo(ギンコ)』の日本盤のリリースが決定した。本作は4月4日に発売される。二曲の先行シングル、「Ginkgo」、「Shandy In The Graveyard」が公開されていますので、下記よりご試聴ください。


イギリスでは、夢が叶った後に何が待っているのか? チャリティーショップで発掘されたデモ音源が世界中で話題となったPanchiko。数百万人のリスナーから支持される彼らが作り出した現在進行形のサウンド。彼らにはNYTをはじめ各メディアから次のような賞賛の声が寄せられている。


ノッティンガムの小さなチャリティーショップでの偶然の発見から始まったものが今や世界的なカルト的ベースファンへと発展。間違いなくパンチコのメンバーの人生を永遠に変えるだろう。 - Vice Magazine


トム・ヨーク風の雰囲気漂う音楽を求めているなら『イチョウ』は間違いなく次にハマる作品になるはずだ。 -Consequence


美しく穏やかで明確なトリップホップの影響が感じられる。 - The Gurdian


夢幻的なアートロックの一撃でラジオヘッドのより神秘的でトリッピーな側面を思わせる。 - Brooklyn Vegan


「ノスタルジーと不穏さが静かに交差する。 - New York Times


「今回のプロダクションはこれまでの10倍のスケールになった」とライトは語る。注目すべき楽曲 「 Shandy In The Graveyard(墓場のシャンディ)」 では、ラッパーのBilly Woods(ビリー・ウッズ)をフィーチャー、バンドが自身の青春時代とライブに集まる若い観客層に思いを馳せる。彼らの若々しいスピリットは楽曲のサウンドの随所に表れている。とりわけトリップホップとオーケストラ・フォークを自在に行き来するプロダクションが新鮮な音の対比を生み出す。


彼らが10代のデモ音源がファンを惹きつけたのがストレートな表現だったように、今作『Ginko(日本語ではイチョウ)』にも変わらぬ誠実さが貫かれている。タイトル曲ではデイヴィスが「君は葉を落とすよう命じる/イチョウの木は意のままに枝を曲げる」と歌う。コントロールの限界、協力、そして運命についての思索を描いたももの楽曲は、偶然と芸術性、そして明確な意志によって復活を果たしたバンドにとってふさわしい瞑想のような一曲に仕上げています。

 


「Ginkgo」
 




「Shandy In The Graveyard」

 



今年、Panchikoは、UK、USツアーを開催する予定です。USツアーでは伝説的なシューゲイズバンドで昨年末、奇跡的に再結成したAllison's Halo、昨年、新作EPをリリースしたオークランドの Tanukicyan、ベッドルームポップの最初期の重要アーティスト、Kitty Craftとツアーを回る。




[アルバム情報]


アーティスト : Panchiko (パンチコ) 

タイトル: Ginkgo (ギンコ) 

レーベル : Thomason sounds 

ジャンル : ROCK/POPS <国内盤CD>

品番:TSIP-2072

 

価格 : 2,500円 + 税

発売日 : 2024年4月4日(金) バーコード : 4532813130729


Tracklist :

1.Florida

2.Ginkgo

3.Shandy In The Graveyard 

4.Honeycomb

5.Shelled and Cooked

 6.Lifestyle Trainers 

7.Chapel of Salt



<Panchiko プロフィール> 

 

2016年にインターネットユーザーがノッティンガムのチャリティーショップで Panchikoの2000年にリリースされたデモCD『D>E>A>T>H>M>E>T>A>L』を発見し 4chanに投稿したことで話題となった。

 

それから4年後に熱心なファンがバンド本人を突き止めることに成功。そして数百万の好奇心旺盛なリスナーがバンド の青春時代の作品に魅了されていった。

 

自分たちの音楽が突如として話題になっていることを知ったPanchikoはオリジナルメンバーのアンディ・ライト(キーボー ド/プロデューサー)、オーワイン・デイヴィス(ボーカル/ギター)、ショーン・フェレ ディ(ベース)に新メンバーのロバート・ハリス(ギター)とジョン・スコフィールド(ドラム)を加えて再結成。

 

ワールドツアーを行い、20年以上ぶりのアルバム『Failed At Maths』を2023年にリリースした。ついで、2025年に待望の新作『Ginkgo』がリリースされる。

 


Rie Nemotoはクラシックからポップスまで幅広いシーンでヴァイオリニストとして活動し、haruka nakamuraの過去作品やライブで印象深いヴァイオリンのパートを担ってきた。ミュージシャンは前作『小さな灯りと鉛筆で描いた線と』から約4年ぶりとなる2ndアルバムを完成させた。
 

本作は、2022-2023年の2年間に渡り、Rie Nemotoが全8回出演してきた赤坂「白読」の定期演奏会で公演のたびに発表してきた新曲の作品集。

 

アルバムのタイトル『言葉をもたない歌』は、白読を主催する惠川麗子氏考案の演奏会のタイトルから名付けられている。 


日々の暮らしや、旅の途中で見た風景からインスパイアされて生まれた溢れる 1曲1曲丁寧に紡ぎ上げた全12曲。本作では、可憐な音色のピアノを基調にした楽曲も増え、Rie Nemotoのシグネチャーである凛とした優美なヴァイオリンの旋律と共に、彼女の心象風景を繊細に美しく描き出す。


ゲストミュージシャンに徳澤青弦(チェロ)、田辺玄 (ギター)、《いろのみ》
磯部優(十七絃箏)が参加し、Rie Nemotoの音の風景により魅力的な深みを与えている。 録音、ミックス、マスタリングも田辺玄(Studio Camel House)が手掛けた。ジャケットのアートワークはドイツ在住のイラストレーター、ムラタトモコが手掛けた。パッケージはA5サイズ冊子仕様で発売される。

 

 

 

【新作アルバム情報】


 

Rie Nemoto 『言葉をもたない歌』

発売日: 2025年3月7日(金)


アーティスト: Rie Nemoto
タイトル: 言葉を持たない歌
品番 : PDIP-6614
フォーマット: 国内CD / デジタル配信
CD本体価格:  3,080円(税込)
レーベル: p*dis / Inpartmaint Inc.
*A5サイズ冊子仕様


トラックリスト:
1. 春立つ
2. 雨をくぐる
3. yoin
4. 翠
5. 在りし日
6. 順光
7. 琥珀色
8. 雨露
9. 言葉をもたない歌
10. 秋ひかり
11. soyoca
12. ibuki

 

◆アルバム収録曲「Soyoca」が先行シングルで配信中♪

https://youtu.be/Mx4ejfzzQho?si=PZh19WeHRQsR2WGQ


 

 【イベント情報】

 


Rie Nemotoの2ndアルバム『言葉をもたない歌』の発売を記念したリリースコンサートがプラネタリウム(コニカミノルタプラネタリアTOKYO)で開催。

 

アルバムのレコーディングに参加した田辺玄、徳澤青弦、磯部優(いろのみ)、そして共にポストクラシカル・トリオadagioのメンバーとして活躍する小松陽子もアンサンブルのメンバーとして出演。プラネタリウムという非日常空間で紡がれる、この日限りの特別なアンサンブルを是非お楽しみください。

 


■日時: 

 

2025年3月1日(土) 開場 17:30 / 開演 18:00


■会場:

 

コニカミノルタプラネタリアTOKYO DOME1 (有楽町マリオン9階)


詳細: https://planetarium.konicaminolta.jp/planetariatokyo/access/
 

■料金: 

一律 6,600円(税込)(※整理番号付き自由席)


※おみやげ付き(公演終了後に本人より配布予定)



■出演:

 
Rie Nemoto (根本理恵) / Violin, Piano, Chorus
Yoko Komatsu (小松陽子) / Piano, Chorus
Gen Tanabe (田辺玄) / Guitar, Flute, Sound Effects
Seigen Tokuzawa (徳澤青弦) / Cello
Yu Isobe (磯部優) / 17 String Koto, Programming

 


■チケット販売


ticket board:
https://ticket.tickebo.jp/show/event.html?info=13158

 
 
■MORE INFO:


コニカミノルタプラネタリアTOKYO
https://planetarium.konicaminolta.jp/event/rienemoto/



[Rie Nemoto /根本理恵]

 

ヴァイオリニスト、作・編曲家。茨城県水戸市出身。ピアノ教師である母の手ほどきを受け、4歳よりピアノを、6歳よりヴァイオリンを始める。高校1年時に合唱との出会いがあり、音楽観が一変する。日本大学藝術学部音楽学科ヴァイオリン専攻卒業。

現在、白読Solo定期演奏会への出演を始め、ジャンルを問わずにアーティストのサポート演奏を務め、コニカミノルタプラネタリアTOKYOにて弦楽四重奏の生演奏×映像のコラボ公演に毎週出演、スタジオ録音、TV収録等、幅広いジャンルで演奏活動を行うとともに、後進の指導にもあたる。

ヴィオラ、コーラス、作・編曲も積極的に行う。岩井俊二プロデュースのラジオドラマ(SEEDS OF MOVIES)「虹の女神」「東京安息日」にて楽曲を提供。NHK土曜ドラマ「ひきこもり先生シーズン2」の劇伴収録に、ストリングスアレンジ、根本理恵ストリングスにて演奏で参加。


ソロ活動のほか、太田美帆、小松陽子とのポストクラシカル・トリオadagioや弦楽四重奏Kokon Quartetのメンバーとしても活動。2021年、1st solo album『小さな灯りと鉛筆で描いた線と』リリース。2025年、2nd solo album『言葉をもたない歌』リリース。

 


Patrick Wolf(パトリック・ウルフ)が7枚目のスタジオアルバム「Crying The Neck」を発表し、ニューシングル「Dies Irae」をシェアした。


ウルフにとって13年ぶりとなるこのアルバムは、ゾラ・ジーザス、セラフィナ・スティア、ドラマーのセブ・ロッチフォード、そしてウルフの妹ジョー・アプリとのコラボレーションを収録している。 このアルバムは、予定されている4枚のアルバム・シリーズの第一弾となる。


「Dies Irae」はラテン語で「怒りの日」と訳され、死と家族愛というテーマを探求している。 


「この曲は、愛する人を失いかけていることを知る最後の数日間における人生の肯定であり、残された時間をお互いの愛や喜びを深めるために使うという、不幸に対する勇気ある--ほとんど反抗的な--選択であると考えた。歌詞は、母のアート・スタジオで、そして夕暮れの庭で、母との最後の会話を想像しながら書き上げたんだ」


ケント州ラムズゲートで書かれレコーディングされた'Crying The Neck'は、地元の民話、東ケント地方の風景、そしてウルフの個人的な経験からインスピレーションを得ている。 アルバムの作詞、作曲、プロデュース、アレンジはすべてウルフが手がけ、制作の最後の3年間はブレンダン・コックスが共同プロデューサー兼エンジニアとして参加した。


このアルバムでウルフは、ヴィオラ、アパラチアン・ダルシマー、バリトン・ウクレレ、カンターレ、アタリなど、初期のキャリアの楽器に戻っている。 全13曲からなるこのアルバムには、ウルフが16歳の時に書き始めたオープニング曲「Reculver」や、ケント州の風景や民話にインスパイアされた新曲が収録される。



「Dies Irae」





Patrick Wolf 『Crying The Neck』



Label: Virgin
Release: 2025月4月25日


Tracklist:


Reculver
Limbo (ft. Zola Jesus)
The Last of England
Jupiter
On Your SIde
Oozlum
Dies Irae
The Curfew Bell
Lughnasa (ft. Serafina Steer)
Song of the Scythe
Better or Worse
Hymn of the Haar
Foreland

 

©︎ Shannon Marks

 

シカゴを拠点に活動するマルチインストゥルメンタリスト、コンポーザー、ソングライターのMacie Stewart(メーシー・スティワート)は、スペンサー・トゥイーディのバンドでの演奏からSZAのインストゥルメンタル・アレンジまで、他のアーティストとの共同作業に多くの時間を費やしている。 


フィノムのメンバーは、ジャズとエクスペリメンタルのレーベル、インターナショナル・アンセムから3月21日にリリースされるニューアルバム『When The Distance Is Blue』の詳細を明らかにし、リードシングル「Spring Becomes You, Spring Becomes New」がリリースされた。


『When The Distance Is Blue』は、完全インストゥルメンタルの「組曲」と銘打たれている。 このアルバムでピアノとヴァイオリンを演奏しているスチュワートは、プレスリリースでこのアルバムを "私たちがその合間に過ごす瞬間へのラブレター "と表現している。 タイトルは、レベッカ・ソルニットの優れたエッセイ集『A Field Guide To Getting Lost』に由来する。


ピアノ・フォワードの「Spring Becomes You, Spring Becomes New」について、スチュワートはこう付け加えている。「この曲は、様々な景色や風景の中を列車で横断することを思い起こさせる。 窓の外を通り過ぎるすべてを目撃しているときの感覚だ。 マイケル・パトリック・エイヴリーによるこの曲のミュージックビデオと、アルバムの全トラックリストは以下を参照。

 


「Spring Becomes You, Spring Becomes New」



Macie Stewart 『When The Distance Is Blue』


Label: Internatonal Anthem

Release: 2025年3月21日

 

 Tracklist:

1.I Forget How To Remember My Dreams(Feat. Lia Kohl)

2 Tsukiji

3 Murmuration/Memorization

4 Spring Becomes You, Spring Becomes New

5 Stairwell (Before And After)

6 What Fills You Up Won’t Leave An Empty Cup

7 In Between

8 Disintegration


ブルックリンのギタリスト/シンガーソングライター、Mei Semonesが待望のデビューアルバムを発表した。『Animaru』は前作『Kabutomushi EP』と同様に、バヨネットから発売される。

 

先行シングル「Dumb Feeling」がリリースされた。これまでと同様にソングライターが得意とするボサノヴァ風の楽曲であるが、音楽的なセンスは昨年よりも磨きがかけられている。素晴らしい一曲。

 

 「後先考えず、考えすぎない。私が望む生き方は、自分にとって大切なことをすることであり、誰もがそのように生きるべきだと思う」

 

インディー・ロック、ボサノヴァ、ジャズ、チェンバー・ポップを融合させ、ギターのテクニカルな腕前を際立たせるという彼女の特徴に磨きをかけ続けることで、ブルックリンを拠点とする24歳のソングライター兼ギタリストは、革新的な音楽家としての地位を急速に確立しつつある。

 

様々な段階の愛について瑞々しくオーケストレーションされた『Kabutomushi』をリリースして以来、Meiはアメリカ全土で大規模なツアーを行い、熱狂的なファンを獲得し、待望のデビュー・アルバム『Animaru』の作曲とレコーディングを行った。

 

日本語の 「動物」の発音のスペルにインスパイアされた『Animaru』は、Meiの直感に対するより深い信頼の具現化であり、音楽的に印象的な楽曲のコレクションで、Meiのサウンドはこれまで以上に冒険的で、より傷つきやすく、より自信に満ちている。



2024年はMei Semones、そして彼女のバンドにとって大きな変革の年となった。リアナ・フローレス、エレファント・ジム、カーラ・ジャクソンらと共演し、メイ・シモネスはフルタイムの音楽活動に移行した。頻繁なツアーの中、メイと彼女の5人組バンドは2024年の夏、コネチカット州の農場スタジオ、アシュローン・レコーディング・カンパニーでアルバムをレコーディングした。


メイ・シモネスは、日本に深いルーツを持ち、日本語と洋楽の融合に真摯に取り組んでいる。「落ち込んでいる人を勇気づけたい」と、昨年、彼女は当サイトのインタビューに答えてくれたのが印象深かった。そのことがつい昨日のことにように蘇ってくる。言葉や文化は垣根を越え、ときに共通の意味を持つ。デビューアルバム『Animaru』はそのことを明確に示すであろう。

 

 

「Dumb Feeling」

 


Interview: Mei Semones(メイ・シモネス)   ブルックリンの新進気鋭のシンガーソングライター 音楽的なバックグランドを語る 



Mei Semones 『Animaru』-  Debut Album


Label: Bayonet

Release: 2025年5月2日


Tracklist:

   
1.Dumb Feeling
2.Dangomushi
3.Tora Moyo
4.I can do what I want
5.Animaru
6.Donguri
7.Norwegian Shag
8.Rat with Wings
9.Zarigani
10.Sasayaku Sakebu


2025 TOUR DATES


Wed. Feb. 5 - Asbury Park, NJ @ The Stone Pony #

Sat. Feb. 8 - Albany, NY @ Empire Live #

Sun. Feb. 9 - Toronto, ON @ History #

Tue. Feb. 11 - Detroit, MI @ The Fillmore #

Wed. Feb. 12  - Milwaukee, WI @ Riverside Theater #

Fri. Feb. 14 - St Louis, MO @ The Factory #

Sat. Feb. 15 - La Vista, NE @ The Astro Theater #

Sun. Feb. 16 - Denver, CO @ The Mission Ballroom #

Tue. Feb. 18 - San Diego, CA @ The Sound #

Thu. Feb. 20 - Los Angeles, CA @ The Wiltern #

Fri. Feb. 21 - Santa Ana, CA @ The Observatory #

Sat. Feb. 22, 2025 - Oakland, CA @ Fox Theater #

Mon. Feb. 24, 2025 - Salt Lake City, UT @ The Union #


Tue. Mar. 25 - Dublin, IR @ Button Factory ~

Wed. Mar. 26 - Glasgow, UK @ Saint Luke's ~

Thu. Mar. 27 - Leeds, UK @ Brudenell Social Club ~

Fri. Mar. 28 - Manchester, UK @ Academy 2 ~

Sat. Mar. 29 - London, UK @ Electric Ballroom ~

Thu. Apr. 3 - Amsterdam, NL @ Tolhuistuin ~

Fri. Apr. 4 - Antwerp, BL @ Trix ~

Sat. Apr. 5 - Paris, FR @ Petit Bain ~


Wed. May 7 - Brooklyn, NY @ Music Hall of Williamsburg

Thu. May 29 - Philadelphia, PA @ World Cafe Live

Fri. May 30 - Washington, DC @ The Atlantis

Sat. May 31 - Carrboro, NC @ Cat’s Cradle Back Room

Mon. June 2 - Atlanta, GA @ Aisle 5

Tue. June 3 - Nashville, TN @ DRKMTTR

Wed. June 4 - Louisville, KY @ Zanzabar

Fri. June 6 - Columbus, OH @ Ace of Cups

Sat. June 7 - Chicago, IL @ Lincoln Hall

Sun. June 8 - Milwaukee, WI @ Cactus Club

Mon. June 9 - Minneapolis, MN @ 7th St Entry

Wed. June 11 - Ferndale, MI @ The Loving Touch

Thu. June 12 - Toronto, ON @ Longboat Hall

Fri. June 13 - Montreal, QC @ Bar Le Ritz PDB

Sat. June 14 - Boston, MA @ Red Room Cafe 939


# supporting Hippo Campus

~ supporting Panchiko

 


Benefitsはニューシングル「Divide」を公開した。ミドルズブラのラッパー、 Shakk(シャック)をフィーチャーしている。ヒップホップとエレクトロニックを融合したハイセンスなナンバーである。ベネフィッツがポピュラーになったかと思うかもしれないが、依然として不穏な政治的な風刺が滲む。


ベネフィッツは2019年頃から断続的にシングルのみを発表し、ようやく数年前にインヴァダのジェフ・バーロウに才能を認められ、レーベルとの契約に至った。NME、CLASHをはじめ、ベネフィッツを評価するメディアは非常に多い。彼らは間違いなく2025年以降の音楽を先取りしている。

 

劇的なインパクトをもたらした2023年のデビュー作「NAILS」に続く2枚目のフルアルバムは、3月21日にインヴァダ・レコード(ポーティスヘッドの創設者であるジェフ・バーロウが主宰)からリリースされる。 デビューアルバム「Nails」はスティーヴ・アルビニによって激賞された。その後、ベネフィッツはグランストンベリーに出演した。

 

 ニューシングルは、エレクトロニックな要素とバンドの定評あるヘヴィなサウンドを融合させたもので、クラブ・リズムや実験的なプロダクションが盛り込まれている。ベネフィッツは当初、四人組で、ノイズコア/ポストハードコアを音楽的な特徴としていたが、現在はデュオ編成となり、音楽性自体もアンダーワールドの系譜にあるディープハウス系のエレクトロニックに移行している。そして、そのエレクトロニックのアウトプットとリリックには非凡なセンスが光る。


"「Divide」は、考えうるあらゆる問題をめぐって自分自身と戦争している社会についてのパンク・ソングなんだ "とヴォーカルのキングスレー・ホールは説明する。 


戦争、不平等、誤った愛国心、貧困から、貪欲さ、憎しみの産業化と収益化まで、あらゆることに怒っている。 サウンド的にも歌詞的にも、『2025年のベネフィッツ』が象徴するものすべてをまとめようとした。

 

ヘヴィなエレクトロニカと伝統的なパンク、そしてプロテストを融合させ、可能な限り最高の形で五感を攻撃する作品を作りたかった。

 

プロデューサーのジェームス・エイドリアン・ブラウンと一緒に、ビートを次から次へと打ち込み、純粋な炎とハートを加えるために友人のシャックを呼び寄せた。 分断をテーマにした作品だが、団結の精神で作られた。


「コンスタント・ノイズ」は、ピーター・ドハーティ、ゼラ・トーニン、セラピー? アルバムは、エレクトロニック・ミュージシャンのジェームス・ウェルシュとジェームス・エイドリアン・ブラウンの協力を得て制作された。


ニューアルバム『Constant Noise』について、キングズレー・ホールはこう付け加えている。


ダークな陶酔感を出すために努力した。 このアルバムは、私たち全員が誇りに思っている。 デビュー作が批評家たちに好評だっただけに、その方式に逆らうのはリスクだとわかっていたが、このバンドが予測可能なものになったり、マンネリ化したりすることは決して望んでいなかった。 私たちは、自分たちが何をしているのかよくわからないギリギリの状態を好み、その違和感がクリエイティビティを駆り立てる。 


『Benefits』は共同プロジェクトとしてデザインされたもので、仲間をステージに上げてフォークソングを歌ってもらったり、『Therapy』のドラマーに演奏を依頼している。前作に続いてこの世で最もオルタナティヴな作品となりそうだ。ボーカルのキングスレーの主張はこのプロジェクトが始まってから一貫している。つまり、「何かに怒りを覚えてもよい」ということである。


 

「Divide」

 

 

 

Benefits 『Constant Noise』

Label: Invada

Release: 2025年3月21日


Trackllist:


1. Constant Noise
2. Land Of The Tyrants
3. The Victory Lap
4. Lies And Fear
5. Missiles
6. Blame
7. Continual
8. Divide
9. Relentless
10. Terror Forever
11. Dancing On The Tables
12. Everything Is Going To Be Alright
13. The Brambles
14. Burnt Out Family Home

 

「Land Of The Tyrants」

 

「二十四節気」をテーマにした冥丁のミニマル・ピアノ・アンビエント作品『室礼』が限定12インチ・ホワイト・ヴァイナルとしてKITCHEN. LABELより3月7日にリリースされる。本作はデジタルバージョンの配信に留まっていた。

 

日本古来の印象をモチーフにしたサウンドで脚光を浴びる音楽家・冥丁が、古(いにしへ)の文化を現代の音として訳し、その概念を届ける”WARA”のために制作した楽曲集。ポストクラシカル、アンビエントはもちろん、エレクトロニカ/トイトロニカファンに推薦したいアルバムです。

 

広島の音楽家/冥丁が、日本の伝統と感性を反映させた世界を創作する”WARA”を体現する音楽として制作した『室礼』(しつらひ)。日本の四季をさらに6つに分け、「二十四節気」の「立春」「立夏」「立秋」「立冬」をテーマに縁取り、時の移ろいを描いた抒情作品である。

 

タイトルの由来となった言葉「室礼」(※しつらひ: 飾りつけること、設け整えること)の概念を体現するため、間(ま)に重きを置きながら、冥丁自らがピアノを演奏、録音、そして細心の注意を払ったアレンジメントによって仕上げられた。ピアノサウンド、自然音、エレクトロニクス、多種多様で創意工夫に富んだテクスチャーが施された4つのトラックは、15分という短い時間の中で、小さな変化を繰り返しながら際限のない小宇宙のように広がる。また、本作のピアノは、季節が変わるごとに新しい環境に囲まれる冥丁自身の実存のメタファーとしての役割も司る。

 

四季折々のサイクルの中で、自己という存在がどんなふうに移ろい変わっていくのか。外側の景色は変わりつづけるが、彼はその中に普遍的な何かがあることを見つける。あるいは見つけようとする。外側の変化に揺り動かされない何かを発見したときが、彼の音楽に最も近づけたと思う瞬間である。

 

冥丁のモチーフであり現時点のライフワークでもある「失日本」ーー失われつつある日本の情緒を再解釈しようと試みるーーは、この静けさに充ちた味わい深いアルバムにおいても通奏低音のように鳴りわたる。他方、本作では、従来の作品とは異なる新鮮な視点から、冥丁らしい緻密な音楽の世界が築き上げられている。マスタリングは、田辺 玄(Studio Camel House)が担当した。

 

 

 



[アルバム情報]    

 

冥丁 『室礼』

 


 

発売日: 2025年3月7日(金)

アーティスト:冥丁

タイトル:室礼(読み仮名:しつらひ)

フォーマット: 国内流通盤12インチ

本体価格 : 4,400円(税込)

レーベル:KITCHEN. LABEL
   流通 : p*dis / Inpartmaint Inc.

*限定700枚プレス

*カラーヴァイナル(ホワイト)

 

◆デジタルは2023年2月4日に各主要プラットフォームでリリース

 

視聴予約: https://kitchenlabel.lnk.to/6rP8pFyR

 

 

昨年の全国ツアーに続いて、今年度のライブの日程がアナウンスされた。 『室礼』のリリースを記念するツアーで、現在、京都、東京の二箇所でのライブが決定している。東京公演では、ジム・オルークと石橋英子と出演する。日程の詳細は下記の通りとなっている。ツアーのポスターとともにチェックしてみよう。

 

 

 【京都公演】

 
■日時:2025年3月8日(土)開場 17:30 / 開演 18:00
■会場:京都文化博物館 別館ホール(京都市中京区三条高倉)
■料金:前売 ¥5,000 / 当日 ¥5,500 (全席自由/税込)
■出演:冥丁


 
■チケット販売


LivePocket : https://t.livepocket.jp/e/20250308_meitei
 
 

■主催・お問い合わせ:

 

night cruising: https://nightcruising.jp/

 
E-Mail: info@nightcruising.jp
Tel: 050-3631-2006(平日12:00-18:00)


 
【東京公演】冥丁/ジム・オルークx石橋英子 -a part of ”室礼” Tour-






http://wallwall.tokyo/schedule/20250309_meitei_jimorourke_ishibashieiko/

■日時:2025年3月9日(日)開場 17:30 / 開演 18:30


■会場:WALL&WALL(東京都港区南青山3-18-19フェスタ表参道ビルB1)


■料金:
前売 ¥4,000 +1drink ¥700[販売期間:3/8 18:00まで]
当日 ¥5,000 +1drink ¥700[販売期間:3/9 17:30〜]


■出演:冥丁 / ジム・オルークx石橋英子


 
■チケット販売


e+(イープラス)
https://eplus.jp/sf/detail/4258470001-P0030001

 

■主催・お問い合わせ:WALL&WALL 


http://wallwall.tokyo/
E-MAIL : info@wallwall.tokyo
TEL:03-6438-9240

 

[PROFILE]

 
冥丁(メイテイ):

 
日本の文化から徐々に失われつつある、過去の時代の雰囲気を「失日本」と呼び、現代的なサウンドテクニックで日本古来の印象を融合させた私的でコンセプチュアルな音楽を生み出す広島在住の作曲家。


エレクトロニック、アンビエント、ヒップホップ、エクスペリメンタルを融合させた音楽で、過去と現在の狭間にある音楽芸術を創作している。


これまでに「怪談」(Evening Chants)、「小町」(Métron Records)、「古風」(Part Ⅰ,Ⅱ&Ⅲ)(KITCHEN.LABEL) など、独自の音楽テーマとエネルギーを持った画期的な三部作シリーズを海外の様々なレーベルから発表し、冥丁は世界的にも急速に近年のアンビエント・ミュージックの特異点となった。

 

日本の文化と豊かな歴史の持つ多様性を音楽表現とした発信により、The Wire、Pitchforkから高い評価を受け、MUTEK Barcelona 2020、コロナ禍を経て、SWEET LOVE SHOWER SPRING 2022、朝霧JAM 2023などの音楽フェスティバルに出演し、ヨーロッパ、シンガポール、台湾などを含む海外ツアーも成功させた。
 

ソロ活動の傍ら、一流ファッションブランドや化粧品の宣伝音楽を手掛けている。Cartier、資生堂IPSA、MERRELL、Nike Jordan、HOMME PLISSÉ ISSEY MIYAKEなど世界に名だたるブランドからの依頼を受け、イベントやキャンペーンのためのオリジナル楽曲の制作も担当している。

 


WARA(ワラ):

 
“余白をしつらふ”を合言葉に表現活動を行う。わらに触れることで瞑想に近い感覚を覚える。日本の文化や季節の移ろいを背景に心の奥底に焦点を合わせ 唯一無二の世界観を創作。 稲わら用いたしめ縄や関守石の作品制作を軸に古(いにしへ)の文化を現代に訳す空間演出を手がける。



[関連情報]

冥丁の『古風』編三部作の最終章となるアルバム『古風 Ⅲ』の発売を記念した国内ツアーが全国11都市で開催!

 

©︎Eddie Whelan

Black Country, New Road(ブラック・カントリー、ニュー・ロード)は、2022年にシンガーのアイザック・ウッドが脱退して以来初のスタジオ・アルバム『Forever Howlong』を発表した。


 『Ants From Up There』と2023年の『Live at Bush Hall』に続く11曲入りのこの作品は、4月4日にニンジャ・チューンからリリースされる。 本日、バンドは「Besties」というエネルギッシュなニュー・シングルを公開した。


ジェームス・フォードがプロデュースした『Forever Howlong』では、バンドのタイラー・ハイド、ジョージア・エラリー、メイ・カーショウがヴォーカルを担当している。 「エラリーは、「3人の女の子が歌うことで、アルバムに真のスルーラインが生まれた。 "女性の視点ということで、『Ants From Up There』とは全く違う。"とエラリーはコメントしている。


リアン・ホワイトが監督したこの曲のミュージックビデオはまもなく公開される。 ホワイトはこのビジュアルについて次のように語っている。


Bestiesは、世界に挑むという核となる感情、そしてその障害となるものを探求するというコンセプトが理解され、感情のダンスとともに私の世界に入ってきた。


バンドと一緒にこれを作り上げることで、私はたくさんの思い出に浸ることができた。幼少期に親友に手紙や地図を書いたり、自分たちの地図やスライドドアの効果的な物語を作り上げたりした経験の集合体が、本能的なパンチと直感を与えてくれたのだ: 私は今、親友と一緒にいる必要がある。 ジョージア、メイ、タイラーとの共演は、特に、文字通り、従来のリップシンクの世界から飛び出し、チャーリー、ルイス、ルークとカメオ出演する場面もあり、本当に楽しかった。


泥、暗闇、野原、街角、猟犬の群れといった1月のジャケットに膝まで浸かり、私たちは愛とつながりを追い求めることでより良くなる世界の鼓動を見つけた。 このような状況下で楽しく撮影できたことは、素晴らしいチームと集団のおかげだ! この曲は、最初のチェンバロで恋に落ちた!


「Besties」



Black Country, New Road  『Forever Howlong』


Label: Ninja Tune
Release: 2025年4月4日


Tracklist:


1. Besties

2. The Big Spin

3. Socks

4. Salem Sisters

5. Two Horses

6. Mary

7. Happy Birthday

8. For the Cold Country

9. Nancy Tries to Take the Night

10. Forever Howlong

11. Goodbye (Don’t Tell Me)


Black Country, New Road 2025 Tour Dates:


Sat 7 Jun – Primavera Sound – Barcelona, ES

Fri 15 Aug – Paredes De Coura – Paredes De Coura, PT

Sun 17 Aug – Lowlands Festival – Biddinghuizen, NL

Thu 28 – Sun 31 Aug – End Of The Road – Dorset, UK

Thu 11 Sep – Rock City – Nottingham, UK

Fri 12 Sep – Albert Hall – Manchester, UK

Mon 15 Sep – Olympia – Dublin, IRE

Thu 18 Sep – Barrowland – Glasgow, UK

Sat 20 Sep – The Glasshouse – Gateshead, UK

Mon 22 Sep – Beacon – Bristol, UK

Wed 24 Sep – The Corn Exchange – Cambridge, UK

Thu 9 Oct – Casino De Paris – Paris, FR

Fri 10 Oct – Stereolux – Nantes, FR

Sun 12 Oct – Paradiso – Amsterdam, NL

Tue 14 Oct – Gloria – Cologne, DE

Wed 15 Oct – Astra – Berlin, DE

Fri 17 Oct – Vega – Copenhagen, NL

Sat 18 Oct – Fallan – Stockholm, SWE

Sun 19 Oct – Sentrum Scene – Oslo, NO

Tue 21 Oct – Mojo – Hamburg, GE

Wed 22 Oct – Roxy – Prague, CZ

Thu 23 Oct – Les Docks – Lausanne, SWI

Sat 25 Oct – Magazzini Generali – Milan, ITA

Sun 26 Oct – Epicerie Moderne – Lyon, FR

Tue 28 Oct – Ancienne Belgique – Brussels, BE

Thu 30 Oct – Brighton Dome – Brighton, UK

Fri 31 Oct – O2 Brixton Academy – London,