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Prima Queen


ロンドンのPrima Queen(ルイーズ・マクファイルとクリスティン・マクファーデンアナウンスによるデュオ)が、デビューアルバム『The Prize』を発表しました。サブマリン・キャット・レコーズから4月25日にリリースされます。同時に彼らはリードシングル「Ugly」を発表しました。

 
「Uglyは、現実世界でお祭りのロマンスを維持しようとすることについて歌っています。この曲は、力関係が不安定なシチュエーションでの恋愛が終わり、何度も失望させられた後、自分が望んでいたようなものには決してならないと痛切に受け入れるようになった後に書かれた」 とバンドは声明で説明しています。

 
「私たちは、ついにアルバムを世に送り出すことができることに興奮しています!"と彼らは付け加えた。「私たちは長い間このアルバムに取り組んできたし、別々に、そして一緒に、私たちの成長の本当の声明のように感じている。このアルバムは、ここしばらくの間、私たちの小さな秘密だった」

「Ugly」



Prima Queen 『The Prize』

Label: Submarine Cat 

Release: 2025年4月25日


 


世界中の音楽ファンを魅了してやまない音楽家、青葉市子。最新アルバム『Luminescent Creatures』から先行シングル「Luciférine」をリリース! キャリア最大規模のワールド・ツアーの開催も決定!

 

本日、青葉市子はニューシングル「Luciférine(ルシフェリン)」の配信と同時に、最新アルバム『Luminescent Creatures』のリリースを発表しました。8枚目のオリジナル・アルバムとなる『Luminescent Creatures』は来年2025年2月28日(金)に全世界でリリースが決定。

 

国内外から高評価を得た前作アルバム『アダンの風』(2020年)に引き続き、共同制作者に作曲家・梅林太郎を迎え、レコーディング及びミックスを葛西敏彦、マスタリングをオノセイゲン(Saidera Mastering)、アート・ディレクション及びジャケット写真を小林光大が手がけています。

 

リリース形態はデジタルとフィジカル(CD/Vinyl)の同時リリースとなり、北米はアメリカのアーティスト主導型インディペンデント・レーベル 'Psychic Hotline'、他の地域は自主レーベル 'hermine' から発売となります。


そして、来年2月からアジア、ヨーロッパ、北米にて36公演(本日現在)のキャリア最大規模となるワールド・ツアー <Luminescent Creatures World Tour> の開催も決定!チケットは11/15(金)から一般発売。


また、先日発表されたデビュー15周年記念公演 <ICHIKO AOBA 15th Anniversary Concert>のチケット二次先行受付が明日11/14(木)12:00から開始されます。




■リリース情報
青葉市子 シングル「Luciférine」(ルシフェリン)


 


11/13(水)配信開始
https://ichiko.lnk.to/Luciferine

--わたしたちが生物としてあれるとき、
原風景には、星の広場や、
発光の深海のようなものがある気がしてならないのです。-- 青葉市子

・青葉市子 8thアルバム『Luminescent Creatures』

 



2025/2/28(金) 全世界同時発売(配信/CD/Vinylの3形式で発売予定)

収録曲
01. COLORATURA
02. 24° 03' 27.0" N 123° 47' 07.5" E
03. mazamun
04. tower
05. aurora
06. FLAG
07. Cochlea
08. Luciférine
09. prisomnia
10. SONAR
11. 惑星の泪


■Luminescent Creatures World Tour




Asia:
Mon. Feb. 24 - Hong Kong, CN @ Xi Qu Centre, Grand Theatre [with Musicians from HK Phil]
Wed. Feb. 26 - Seoul, KR @ Sky Arts Hall
Wed. March 6 - Taipei, TW @ Zhongshan Hall

Europe:
Mon. March 10 - Barcelona, ES @ Parallel 62
Tue. March 11 - Valencia, ES @ Teatro Rambleta
Thu. March 13 - Milan, IT @ Auditorium San Fedele
Sat. March 15 - Zurich, CH @ Mascotte
Tue. March 18 - Hamburg, DE @ Laiszhalle
Wed. March 19 - Berlin, DE @ Urania (Humboldtsaal)
Fri. March 21 - Utrecht, NL @ TivoliVredenburg (Grote Zaal)
Sun. March 23 - Groningen, NL @ Oosterpoort
Tue. March 25 - Antwerp, BE @ De Roma
Thu. March 27 - Paris, FR @ La Trianon
Mon. March 31 - London, UK @ Barbican [with 12 Ensemble*]
Wed. April 2 - Manchester, UK @ Albert Hall
Fri. April 4 - Gateshead, UK @ The Glasshouse
Sat. April 5 - Glasgow, UK @ City Halls

North America:
Thu. April 17 - Honolulu, HI @ Hawaii Theatre
Sat. April 19 - Vancouver, BC @ Chan Centre
Sun. April 20 - Portland, OR @ Revolution Hall
Mon. April 21 - Seattle, WA @ The Moore
Wed. April 23 - Oakland, CA @ Fox Oakland
Sat. April 26 - Los Angeles, CA @ The Wiltern [with Wordless Music Quintet]
Sun. April 27 - Los Angeles, CA @ The Wiltern [with Wordless Music Quintet]
Tue. April 29 - Scottsdale, AZ @ Scottsdale Center
Thu. May 1 - Denver, CO @ Paramount Theatre
Fri. May 2 - St. Paul, MN @ Fitzgerald Theatre
Tue. May 6 - Chicago, IL @ Thalia Hall
Wed. May 7 - Chicago, IL @ Thalia Hall
Thu. May 8 - Detroit, MI @ Masonic Cathedral Theatre
Sat. May 10 - Cleveland, OH @ Agora Theatre
Mon. May 12 - Boston, MA @ Berklee Performance Center
Wed. May 14 - New York, NY @ Kings Theatre [with Wordless Music Quintet]
Sat. May 17 - Philadelphia, PA @ Miller Theatre
Sun. May 18 - Washington, DC @ Warner Theatre
Thu. May 22 - Mexico City, MX @ Teatro Metropolitan


https://ichikoaoba.com/live-dates/



■ICHIKO AOBA 15th Anniversary Concert

2025年1月13日(月祝)@京都・京都劇場
開場17:00 / 開演18:00

2025年1月20日(月)@東京・東京オペラシティ コンサートホール
開場17:30 / 開演18:30

■チケット(京都公演)
全席指定¥6,800 / 全席指定<学割>¥4,800
※学割:公演当日、入場口におきまして学生証を確認させていただきます (小、中、高校生、大学生、専門学校生 対象)。

■チケット(東京公演)
S席¥6,800 / バルコニーA席¥5,800 / バルコニーB席¥4,800
※バルコニーA席 / バルコニーB席 お席によって一部演出、出演者が見えにくい場合がございます。座席の変更、振替はできませんので予めご了承ください。

※2公演共通 ⼩学⽣以上有料 / 未就学児童⼊場不可

■チケット先行受付
受付期間:11/14(木)12:00〜11/24(日)23::59
受付URL:https://eplus.jp/ichiko-15th/
※抽選受付。
※海外居住者向けチケット先行受付(先着)URL:https://ib.eplus.jp/ichikoaoba_15th

チケット一般発売日:12/1(土)



■お問い合わせ
京都公演:清水音泉 06-6357-3666 / info@shimizuonsen.com http://www.shimizuonsen.com
東京公演:ホットスタッフ・プロモーション 050-5211-6077 http://www.red-hot.ne.jp


ICHIKO AOBA Japan Tour 2024(全公演チケット完売御礼!)

 
2024年10月31日(木)@福岡・福岡市立中央市民センター ※終了
2024年11月2日(土)@広島・広島YMCA国際文化ホール ※終了
2024年11月8日(金)@札幌・ふきのとうホール ※終了
2024年11月15日(金)@金沢・金沢市アートホール
2024年11月22日(金)@高松・サンポートホール高松 第1小ホール
2024年12月1日(日)@名古屋・中電ホール
2024年12月8日(日)@仙台・仙台銀行ホール イズミティ21 小ホール


■青葉市子/ICHIKO AOBA

 
音楽家。自主レーベル "hermine" 代表。2010年デビュー以降、これまでに7枚のオリジナル・アルバムをリリース。クラシックギターと歌を携え、世界中を旅する。"架空の映画のためのサウンドトラック" 『アダンの風』はアメリカ最大の音楽アーカイブ "Rate Your Music" にて2020年の年間アルバム・チャート第1位に選出されるなど、世界中で絶賛される。2021年から本格的に海外公演を行い、これまで、Reeperbahn Festival, Pitchfork Music Festival, Montreal International Jazz Festival 等の海外フェスにも出演する。今年6月にはフランスの音楽家 "Pomme" と2020年にリリースされた「Seabed Eden」のフランス語カヴァーをリリース。FM京都 "FLAG RADIO" で奇数月水曜日のDJを務め、文芸誌「群像」での連載執筆、TVナレーション、CM・映画音楽制作、芸術祭でのパフォーマンス等、様々な分野で活動する。



Clara Mann(クララ・マン)がデビュー・アルバムを発表した。『Rift』は3月7日にstate51からリリースされる。また、ロンドンを拠点に活動するSSWは、先月の「Stadiums」に続く新曲「Til I Come Around」を公開した。


「Til I Come Around』は、あらゆる意味での親密さについて歌っている。「一度それを知ってしまうと、一度それを経験してしまうと、重苦しさを考えずに美しいものを生きるのは難しい。この作品は、苦みや喪失感、愛や情熱など、あらゆる矛盾を抱えながら生きていこうとするものなんだ」。


『Rift』は、主にロンドンの4ADスタジオでレコーディングされ、プロデュースとミキシングはファビアン・プリン(マーサ・スカイ・マーフィー、Ex:Re、ファビアナ・パラディーノ)が担当した。

 

 「Til I Come Around」



Clara Mann 『Rift』


Label: State 51

Release: 2025年3月7日


Tracklist: 

1. It Only Hurts
2. Til I Come Around
3. Driving Home The Long Way
4. Stadiums
5.Reasons
6.Remember Me (Train Song)
7/Doubled Over
8.Rift
9.Oranges
10.The Dream



 

©Harrison Fishman


Squidは、2月7日にワープ・レコードからリリースされる次作『Cowards』を発表した。2023年の『O Monolith』に続くこのアルバムの発表とともに、リードシングル「Crispy Skin」の伊藤高志監督によるミュージックビデオが同時公開された。以下からチェックしてほしい。


「Crispy Skinは、カニバリズムが社会の規範となり、人間が製造され、スーパーマーケットで売られるという筋書きのディストピア小説「Tender Is The Flesh」を読んで、歌詞のインスピレーションを得たんだ」


「このような本を読むと、たいていの人は自分がこのような物語の中で道徳的に優位に立つような人間だと思い描くと思う。この曲は、このような絶望と恐怖の物語の中で道徳心を持つことがいかに難しいかということについて書かれたんだ」


ジャッジは、「もし私が実際にその世界にいたら、おそらくこの例では臆病者になっていただろう」と付け加えた。


このミュージックビデオは、1995年に受賞した伊藤高志の実験的短編映画『Zone』の映画化である。伊藤は次のように説明している。

 

「顔のない男の映画。手足をロープで縛られ、白い部屋の中で微動だにしない男。荒唐無稽な妄想に包まれたこの男は、私自身の再構築だ。この部屋での一連の異常な光景は、私の内面にあるものを表現している。私は、記憶、悪夢、暴力的なイメージの間につながりを作ろうとした」

 


『Cowards』には、デンマークの実験的なソングライター、クラリッサ・コネリー、作曲家、ピアニストのヴォルフガングが参加している。

 


「Crispy Skin」


Squid 『Cowards』

Label: Warp

Release: 2025年2月7日


Tracklist:


1. Crispy Skin

2. Building 650

3. Blood on the Boulders

4. Fieldworks I

5. Fieldworks II

6. Cro-Magnon Man

7. Cowards

8. Showtime!

9. Well Met (Fingers Through The Fence)

bdrmm
©Stew Baxter

 

ハルを拠点とする4人組、bdrmm(bedroom)は、2月28日にモグワイの主宰するレーベル”Rock Action”からリリースされる3枚目のフルアルバム『Microtonic』を発表しました。bdrmmは、モグワイとのツアー中に彼らから見初められ、レーベルとの契約を結ぶことになった。2ndアルバム『I Don’t Know』では、気鋭のオルトロックバンドとしての存在感を示した。シューゲイズという括りで紹介されることの多い彼らであるが、特にエレクトロニクスとの融合に最大の魅力が宿る。まさしくモグワイの後釜とも言えるような実験的なロックバンドです。

 

2023年の『I Don't Know』に続く本作は、シングル「John on the Ceiling」がリード曲となっている。ダンスミュージックとロックの融合はまた次の段階に差し掛かっていることが分かる。


「ジョン・オン・ザ・シーリングを取り巻くテーマは、混乱と疑念についてなんだ」ヴォーカル兼ギタリストのライアン・スミスは声明で説明しています。「何かが終わり、別のことが始まると、犯した過ちは二度と起こらないという誤った安心感に誘われる。これは、宙ぶらりんの状態で麻痺するまで、何度も何度も繰り返される。人は本当に変わることができるのだろうか?」


バンドの長年のコラボレーターであるアレックス・グリーヴスと共に録音された『マイクロトニック』には、ワーキング・メンズ・クラブのシドニー・ミンスキー・サージェントとナイトバスのオリヴェスクがゲスト参加している。

 

「私たちが得意としていた)ジャンルに合うように、ある種の音楽を書くことにとても制約を感じていたんだけど、何かが解けて、もっと自由に自分の好きなものを作れるようになったんだ」とスミスは付け加えた。

 

「ダンス・ミュージックからアンビエント、より実験的なソースまで、エレクトロニカの様々な範囲から影響を受けている」

 


bdrmm 『Microtonic』

Label: Rock Action

Release: 2025年2月28日


Tracklist: 


1. goit [feat. Sydney Minsky Sargent]

2. John On The Ceiling

3. Infinity Peaking

4. Snares

5. In The Electric Field [feat. Olivesque]

6. Microtonic

7. Clarkycat

8. Sat in the Heat

9. Lake Disappointment

10. The Noose



「John On The Ceiling」

Lawrence English
©︎T Pakioufakis


Lawrence English(ローレンス・イングリッシュ)はレーベルオーナー、そして個性的なプロデューサーとしての表情を併せ持ち、Loscil、小瀬村晶といったエレクトロニックプロデューサー、作曲家との共同制作の経験を持つ。アンビエントシーンの最重要人物の一人である。

 

ローレンス・イングリッシュの待望の新作アルバム『Even the Horizon Knows Its Bounds』を発表した。1月31日に自身のレーベル”Room 40”からリリースされる。試聴は以下から。


「場所とは、進化する主観的な空間の経験です。空間は、私たちが感覚を生み出す方法によって形作られ、瞬間瞬間に創造する場所の機会を保持する。空間の建築的、物質的な特徴はある程度一定しているかもしれないが、そこに満ちている人、物、雰囲気、出会いは永遠に記憶の中に崩壊していく」


この新作アルバムを紹介しながら、アーティストはこう語っている。


「私は、音が建築に取り憑いていると考えたいのです。音の非物質性がもたらす、本当に不思議な相互作用のひとつです。それはまた、太古の昔から私たちを魅了してきたものでもある。私たちの祖先が、洞窟のような暗い聖堂の中で、驚きと安らぎを感じながら互いに呼び合っていた爽快感を想像するのは難しくありません。

 

「今日、音が空間を占める方法、いわゆる”リキッド・アーキテクチャー”は、機能性や形に支配されがちではあるが、同じように多くの驚きをもたらしている。しかし、そのような制約を越えて、音が物質世界の中でどのように作用するかは、私たちの音楽理解の根底に存在するものであり、さらに、私たちがサウンド・アートのカノンとして知っている広い教会の中にあるものなのだ。」

 

アルバムの最初のリードシングルはタイトル曲で、建築的な構造性を示唆するミュージックビデオが公開されている。まるで不動産の広告映像のようでもあるが、ローレンス・イングリッシュの楽曲からは音楽の近未来性、そして音楽の知られざる一面が暗示されているように思える。

 


「Even the Horizon Knows Its Bounds(expert Ⅱ)」


 

 

Lawrence English 『Even The Horizon Knows Its Bounds』



Label: Room 40

Release: 2025年1月31日


Tracklist:

1.ETHKIBI

2.ETHKIBII

3.ETHKIBIII

4.ETHKIBIV

5.ETHKIBV

6.ETHKIBVI

7.ETHKIBVII

8.ETHKIBVIII

9.Even The Horizon Knows Its Bounds (excerpt I)

10.Even The Horizon Knows Its Bounds (excerpt Ⅱ)

11.Even The Horizon Knows Its Bounds

 


元ネイキッド・アイとして知られるフランス系イギリス人のシンガーソングライター、Frenchie(フレンチー)はセルフタイトルのデビューアルバムの制作を発表した。

 

ジャズ・ギタリストのフェミ・テモウォ(SAULT、エイミー・ワインハウス)がプロデュースしたこのアルバムは3月28日に自主制作盤としてリリースされる。この発表を記念して、アーティストはフリーダ・トゥーレイがヴォーカルをとるトラック「Love Reservoir」を公開した。


「"Love Reservoir "は、関係の感情的な貯水池に燃料を補給し、活性化させることを求めるというテーマを叙情的に探求しており、困難を克服し、愛とつながりを育むという願望を象徴している」とフレンチーは声明で述べている。

 

「フェミと私は一緒に曲を書き、才能ある友人のフリーダ・トゥーレイにこの曲に参加してもらいたいと思った。彼女がヴォーカルを録音しに来てくれた時、この曲は全く新しいレベルに昇華された」


Frenchieには、鍵盤奏者のルーク・スミス、KOKOROKOのドラマー、アヨ・サラウ、ホーネン・フォードとフライデー・トゥーレイのバッキング・ヴォーカル、そしてアーロン・テイラー、アレックス・メイデュー、クリス・ハイソン、ジャス・カイザーが楽器とプロデュースで参加している。

 

 

「Love Reservoir」



Frenchie 『Frenchie』

Label: Frenchie

Release; 2025年3月28日


Tracklist:


1. Can I Lean On You?

2. Searching

3. Love Reservoir [feat. Frida Touray]

4. Werewolf

5. Almost There

6. Distance

7. Shower Argument

8. It’s Not Funny

9. Que Je T’aime

10. Sapphires & Butterflies

 

Manic Street Preachers


Manic Street Preachers(マニック・ストリート・プリーチャーズ)は、15枚目のスタジオ・アルバム『Critical Thinking- クリティカル・シンキング』を2025年1月31日にコロンビアからリリースすると発表した。


ベーシスト/作詞家のニッキー・ワイヤーが「相反するものがぶつかり合うレコード」と表現するこのLPは、2022年の「Know Your Enemy」、今年の「Lifeblood」のリマスター記念バージョン(「Lifeblood 20」と命名)に続く作品で、MSPとSuedeの最近の共同ヘッドラインツアーも収録されている。


アルバムの公式発表と同時に、マニック・ストリート・プリーチャーズは、ニッキーが初めてリード・ヴォーカルを務める代表曲「Hiding In Plain Sight」を発表し、それに伴うUKヘッドライン・ツアーの計画も決定した。

 

 

 「Hiding In Plain Sight」

 

 

 

 

Manic Street Preachers 『Critical Thinking』




マニック・ストリート・プリーチャーズが15枚目のスタジオ・アルバムとそれに伴うUKツアーの詳細を発表した。 Critical Thinking」は2025年1月31日にコロムビアからリリースされ、ベーシスト/作詞家ニッキー・ワイヤーのリード・ヴォーカルを初めてフィーチャーしたニューシングル「Hiding In Plain Sight」は現在(10月25日)発売中だ。


詩人アン・セクストンの一節(「I am a collection of dismantled almosts」)にインスパイアされた「Hiding in Plain Sight」は、「一日中カーテンを引いていたい」という中年期のノスタルジアと、ザ・オンリー・ワンズ、コックニー・レベル、ダイナソーJrの「Freak Scene」のような70年代ロックンロールの名曲を引用した華やかで高揚感のあるメロディーを対比させている。

 

バンドのDoor To The River StudioとモンマスのRockfieldで録音されたこの曲は、ニッキー・ワイヤーがリード・ヴォーカルをとり、ラナ・マクドナーがヴォーカルを加えている。この曲は、バンドと常連のコラボレーターであるデイヴ・エリンガとロズ・ウィリアムズがプロデュースし、シーザー・エドマンズ(セント・ヴィンセント/ウェット・レッグ)がミックスした。

 

「Critical Thinking」は、相反するアイディアがぶつかり合うことを謳歌しており、淡々と魂を探求する歌詞が、バンドがこれまでにレコーディングした中で最も真正面から中毒性のあるメロディに出会っている。


マニック・ストリート・プリーチャーズのニッキー・ワイヤーがクリティカル・シンキングについて語る。

 

 「このアルバムは、相反するものがぶつかり合い、弁証法が解決の道を見出そうとしている。ジェイムズ(ディーン・ブラッドフィールド)による3つの歌詞は例外で、人々、彼らの記憶、言語、信念の中に答えを探し、できればそれを見つけたい。


「音楽はエネルギッシュで、時に陶酔的だ。レコーディングは、時に散発的で孤立したものになり、またある時はバンド編成でのライブ演奏になり、正反対のものが互いに意味をなす。これらの曲の中心には危機がある。懐疑と疑惑の小宇宙であり、内面への衝動は避けられないように思える」

 

Mogwai


スコットランドのポストロックバンドMOGWAIは11枚目のスタジオ・アルバム『The Bad Fire』を発表した。2021年の『As The Love Continues』に続くこのアルバムは、1月24日にロック・アクション/テンポラリー・レジデンスからリリースされる。


アルバムの冒頭を飾るシングル「God Gets You Back」と新曲「Lion Rumpus」が収録されている。長年のコラボレーターであるアントニー・クルックが監督を務めたこの曲のビデオを以下でチェックしてみよう。


モグワイはラナークシャーでプロデューサーのジョン・コングルトンとニュー・アルバムをレコーディングした。『As The Love Continues』をリリースした高揚感の後、その後の数年間は個人的に辛いものだった。とくにバリーの場合は、彼の娘の深刻な家族の病気があった。このアルバムを書き、レコーディングするために再び集まったことは、避難所のように感じられたし、ジョン・コングルトンと一緒に特別なものを作れたと感じています。僕らの音楽が人生の辛い時期を乗り越えるのに役立ったという声をよく聞くが、今回ばかりは僕らにも当てはまると思う」



「Lion  Rumpus」


◾️ポストロックの代表的なアーティストと名盤をピックアップ


MOGWAI 『The Bad Fire』



 Label: Rock Action/Temporary Residence

Release:2025年1月24日


1. God Gets You Back


2. Hi Chaos


3. What Kind of Mix is This?


4. Fanzine Made Of Flesh


5. Pale Vegan Hip Pain


6. If You Find This World Bad, You Should See Some Of The Others


7. 18 Volcanoes


8. Hammer Room


9. Lion Rumpus


10. Fact Boy



Mogwai:


モグワイは1995年にスコットランドのグラスグローで結成された実験的ロックバンド。それ以来20年間、彼らは過去四半世紀で最も重要かつ影響力のあるアンダーグラウンド・アーティストの一組としての地位を確立してきた。


数多くのスタジオ・アルバムの批評的・商業的成功に加え、モグワイの音楽は何十本もの象徴的な映画に登場し、バンドはいくつかの話題作-特にフランスの超自然ドラマ『Les Revenants(帰ってきた)』-の音楽を担当している。モグワイは、パンク・ロックの精神と誠実さを、忍耐強く、映画のような大げさな演出にシームレスに注ぎ込む稀有なバンドである。


 

ロンドンのシンガー・ソングライターは、2ndアルバムの続編となる『You & i are Earth』を発表し、アンナ・ミケとのコラボレーションによる素晴らしいリード・シングル 「Agnes 」を公開した。

「この曲は、アイルランドの民話、セラピーの実践、そしてあるつぶやきにインスパイアされたものです」とサヴェージは説明し、こう続けた。「セラピーでは、瞑想とビジュアライゼーションをした。同時に、セルキーとフェアリーについて読んでいたのだが、このツイートを読んだとき、民間伝承が私自身の治療体験と融合するのを感じた。潜在的な安堵感の後に深い恐怖が襲ってくる瞬間、そして "はぐれたソッド "から解放されるために服を裏返す行為なのだ」

 

この歌は、いやアグネス自身は、私がこのレッスンで感じた魅力と恐怖、喜びと畏敬の念を体現している。いつでもここに来ていいんだよ」という慈悲深さと優しさ、そして「彼女は私を(地面の下に)閉じ込めるんだ...私をここに置いていく」という深い恐ろしさを同時に感じながら、私は多重性を一度に抱え込み、それに耐える方法を学ぼうとしているような気がした。彼女の音楽は大好きだし、彼女のボーカル/歌詞は繊細でありながら幽玄であり、力強くもあり、少し不気味でもある。このワイルドな曲を引き受け、アグネスに命を吹き込んでくれた彼女にとても感謝している。

 

 

「Agnes」

 

サヴェージはまた、『You & i are Earth』は "ある男性とアイルランドへのラブレター "だとも語っている。このアルバムには、クラッシュ・アンサンブルのケイト・エリスとカイミン・ギルモア、ランカムのコーマック・マクディアマダ、そしてミケがヴォーカル、ストリングス、ハルモニウム、ブズーキ、大正琴、クラリネットで参加している。プロデュースはジョン・'スパッド'・マーフィー(ランカム、ブラック・ミディ)。

 

リードシングル「アグネス」の苔むしたリリック・ビデオは、この曲の伝染するような素晴らしさをとらえている。『You & i are Earth』は1/24にCity Slangからリリースされる。

 


Anna B  Savage『You & i are Earth』

Label: City Slang

Release: 2025年1月24日


Tracklist:

1 Talk To Me

2 Lighthouse

3 Donegal

4 Big & Wild

5 Mo Cheol Thú

6 Incertus

7 I Reach For You In My Sleep

8 Agnes

9 You & i are Earth

10 The Rest Of Our Lives

 

Pre-order: https://annabsavage.lnk.to/YaiaEYD

Sharon Van Etten & The Attachment Theory

 

Sharon Van Etten(シャロン・ヴァン・エッテン)はロックからポップスまでくまなく歌いこなす米国の実力派シンガー。エンジェル・オルセンとのデュエット等はほんの一例に過ぎない。今年、ニュージャージーからトンネルを通り、ニューヨークに出勤していた時代の思い出を明らかにした。当初、シンガーソングライターはバンドと一緒に音楽活動を行っていた。この最新作は考えようによっては、原点回帰のような意義深いアルバムとなるかもしれない。しかし、同時に今ままでになかったチャレンジもある。それがロンドンでのレコーディングである。


『Sharon Van Etten & The Attachment Theory』は、ホルヘ・バルビ(ドラム、マシン)、デヴラ・ホフ(ベース、ヴォーカル)、ティーニー・リーバーソン(シンセ、ピアノ、ギター、ヴォーカル)の3人組。彼らはヴァン・エッテンのソロ作品のバックを務めたことはあるが、シンガー・ソングライター/ギタリストである彼女が、バンドとの完全なコラボレーションでアルバムを書き、レコーディングしたのは今回が初めてである。


「生まれて初めて、バンドに "ジャムっていい?"って尋ねたんだ。私の口から出たことのない言葉だ!でも、私たちが出すすべての音が好きだった。どうなるんだろうという好奇心があった。1時間で2曲書いて、結局、それが "I Can't Imagine "と "Southern Life"という形になった」


シャロン・ヴァン・エッテン&ザ・アタッチメント・セオリーは、ロンドンにあるユーリズミックスの元スタジオ、ザ・チャーチでレコーディングされ、マルタ・サローニ(ビョーク、ボン・アイヴァー、アニマル・コレクティヴ、マイカ・リーヴァイ)がプロデュースした。


「Afterlife」のビデオは、アルバムのレコーディング中、バンドがロンドンの象徴的な100クラブでアルバム収録曲かをデビューさせた映像をフィーチャーしたもので、スス・ラロッシュが監督を務めた。ゴシック/ロココ様式のミュージックビデオは古典的で豪奢なイメージに縁取られている。人間は、日々、細胞レベルで生まれ変わっているという。男性にせよ、女性にせよ、シンガーはある人生の時点で脱皮し、次なる存在へと生まれ変わる瞬間がある。シャロン・ヴァン・エッテンも、シンガーソングライターとして新しく生まれ変わろうとしているのだ。

 

 

「Afterlife」





Sharon Van Etten & The Attachment Theory


 

Label: jagujaguwar

Release: 2025年2月7日


Tracklist:


1. Live Forever

2. Afterlife

3. Idiot Box

4. Trouble

5. Indio

6. I Can’t Imagine (Why You Feel This Way)

7. Somethin’ Ain’t Right

8. Southern Life (What It Must Be Like)

9. Fading Beauty

10. I Want You Here

Cindy Lee

カナダのシンガーソングライター、Cindy Lee(シンディ・リー)の『Diamond Jubilee』は、''今年最高のアルバムのひとつ''と言われている。音楽に詳しくない人が聴いてもあまりピンとこないかも知れないが、カルト的なポップ/ロックアルバムとして、そのうち伝説として語られてもおかしくない。


これまでは、アーティストのウェブサイトからダウンロードしたアルバムのWAVファイル、または、そのWAVファイルから切り刻んだファン作成のリッピングファイル)でしか聴くことができなかった。この幻の音源はすでに伝説化し、YouTubeなどでかろうじて聴くことが出来ただけだった。


このアルバムにはG&Bをはじめ各メディアからの賛辞が送られている。ピッチフォークのアンディ・クッシュさんは、アルバムに9.1/10の評価を与え、「音楽の本質的な宝庫」であり、「各々の曲は、愛すべきヒット曲の幽霊のようなカノンを持つ、ロックンロールの冥界からの霧のような伝送のようだ」と評した。


さらに、『Paste』誌のエリス・サウターさんは、シンディ・リーの「ほろ苦い大作」とした上で、「彼らがこれまでにリリースした作品の中で最も濃密であり、最も聴き応えのある作品群である!」と評している。というように、シンプルでありながら理論的なレビューをしている。


カナダの『exclaim!』は、このアルバムを「スタッフ・ピック」に選び、レビュアーのカエレン・ベルさんは、「50年代のガールズ・グループ・ポップ、60年代のみずみずしいサイケデリア、70年代のかゆいところに手が届くラジオ・ロック、90年代のローファイできらびやかなプロダクション、どこかの異世界から移植されたような選曲の系統で構築された『Diamond Jubilee』は、アーティストとしても器としても、シンディ・リーの決定的な肖像画のように感じられる」と書いている。と、国内アーティストの期待作とあって、かなり的確なレビューをしている。


SpotifyやTIDALのようなストリーミングでは公開されていませんが、Bandcampで聴くことができるようになり、一般的なリスナーにも音源が解放される。シンディ・リーの『Diamond Jubilee』は、2月21日にW.25TH / Superior ViaductからトリプルヴァイナルとダブルCDのセットでリリース。



 


今年初め、マンチェスターのミュージシャン、jasmine.4.t(ジャスミン・クルックシャンク)は、フィービー・ブリジャースのレーベル、サデスト・ファクトリーと契約した最初のイギリス人アーティストとなった。

 

jasmine.4.tが今年初めにリリースしたシングル「Skin On Skin」をプロデュースしたのは、彼女のboygeniusのバンドメイトであるジュリアン・ベイカーとルーシー・デイカスだ。この曲は、来年初頭にリリースされるjasmine.4.tのデビューアルバム『Year Are The Morning』の初期テイストであり、全曲をboygeniusがプロデュースした。

 

『You Are The Morning』を制作するため、jasmine.4.tと、メンバー全員がトランスである彼女のバックバンドはロサンゼルスに飛んだ。

 

有名なサウンド・シティ・スタジオで12日間かけてレコードを制作した。boygeniusのメンバーは、Trans Chorus Of Los Angelesと同様にバックアップ・ボーカルとして参加している。

 

このアルバムの発表と同時にニューシングル「Elephant」を発表した。この曲には、Trans Chorus Of Los Angelesのバック・ヴォーカルとJulien Bakerのギターが参加している。



「”Elephant "は、私がT4Tに移行した初期の頃に書いた曲で、私の最初のT4Tの恋について歌っている。友達になろうとしているのに傷ついたり、もっと仲良くなりたいと思ったり。ブリストルでの生活はカミングアウトしたときに崩壊し、安全な住まいもなく、マンチェスターの同性愛者のソファに泊まっていた」

 

「LAでフィービー、ルーシー、ジュリアン、マンチェスターのドールであるイーデン、フェニックス、そして地元のトランス・ミュージシャンであるヴィクセン、ボビー、アディ、そしてもちろんロサンゼルスの素晴らしいトランス・コーラスと一緒にこの曲をレコーディングしたのは、癒し以上のものだった」

 

 

 jasmine.4.t    『You Are The Morning』



Label: Saddest Factory

Reelase: 2025年1月17日



Tracklist:

1 Kitchen

2.Skin On Skin

3.Highfield

4.Breaking In Reverse

5.You Are The Morning

6.Best Friend’s House

7. Guy Fawkes Tesco Dissociation

8 Tall Girl

9. New Shoes

10  Roan

11 Elephant

12 Transition

13 Woman


 

 



ジョージア州のグランジ/シューゲイザープロジェクト、The Kartetch(ザ・カーテッチ)がEP『The Fallacy』の制作を発表しました。本作は来年1月24日にリリースされる。


原則に基づいたラウド・ギター・ミュージック。"答えをかわさない"、"シューゲイザーは拳とともにある"。しかし、これはもしかすると誤解に過ぎないかもしれない。


ザ・カーテッチは、シチュエーション・グランジ、シューゲイザー、酔っ払ったオーケストラの若者たち。グランガー、シューゲイザー、それ以外の何者かのレガリアを巧みにかわす東欧からの遊牧民の小集団だ。90年代のギターの伝統は、バイオリン・カルテットのトリックとミックスされている。歌詞は最後まで切り札のエースを袖に隠し、感情の不和は合理的な疑問を残す。

 

シューゲイズ、グランジと紹介されているが、メタルコアに近いヘヴィーなギターがフィーチャーされている。パンク、ポストハードコア、メタルコア好きはチェックしておきたい。


 



The Kartech 『The Fallacy』 EP


aus


ゼロ年代ジャパニーズ・エレクトロニカ・シーンをを中心に活動したausが、昨年リリースした「Everis」に続く新作を発表しました。ピアノとストリングスによって、よりメロディックに拡張されたイメージ・アルバム。


 
昨年、Seb Wildbloodの”all my thoughts”よりシングル「Until Then」、15年ぶりの新作アルバムとなった「Everis」を”Lo Recordings”より発表し、活動を再開させた ausがニューアルバムの制作を発表しました。新作『Fluctor』は11月27日にFLAUからリリースされます。下記より収録曲とアートワークをご覧ください。

 

元々映像作品のために作っていたというデモを、自身のピアノと高原久実によるヴァイオリンを中心とした室内楽へと再構成。ポスト・クラシカルの持つ優美さ・精緻さと2000年代初期のエレクトロニクスの微細なテクスチャーを融合させ、深く鮮やかなメロディーラインが展開される。

 

前作「Everis」にあったフィールドレコーディングによるサウンドコラージュから、より明確なコンポジションへと変化した本作は、静かな水面に映る風景のように、柔らかく、しかしながら、確かな印象を残し、かつて国内で作られていたイメージアルバムの本質を呼び起こすよう。

 

アルバムのゲストも豪華で、FLAU Recordsにゆかりのある音楽家も複数参加しています。Espersのメンバーとしても知られるMeg Baird、著名なアンビエントプロデューサーでausと親交深い、Julianna Barwick、元Cicada(台湾の室内楽グループ)のEunice Chungをボーカルとしてフィーチャーしています。また、ドイツのピアニスト、Henning Schmiedt、マンチェスターのチェロ奏者、Danny Norbury、Glim、横手ありさが前作から引き続き参加しています。

 

 

■ aus - Fluctor



タイトル:Fluctor
アーティスト:aus
発売日:2024年11月27日

収録曲:
1. Another
2. Dear Companion ft. Meg Baird
3. Stipple Realm
4. Silm
5. Aida
6. Circles ft. Julianna Barwick
7. Celestial 
8. Yousou
9. Fading
10. Lutt
11. Nocturnal
12. Ancestor
 


ストリーミング/ダウンロード(FLAUでのご予約): https://aus.lnk.to/Fluctor


 
【aus】

 
東京出身。10代の頃から実験映像作品の音楽を手がける。早くから海外で注目を集め、NYのインディーズ・レーベルよりデビュー。

 

長らく自身の音楽活動は休止していたが、昨年、ジャジー・ディープハウスの人気アーティストSeb Wildblood率いるAll My ThoughtsとFLAU共同でニューシングル「Until Then」をリリース。

 

同年4月には15年ぶりのフルアルバム「Everis」をGrimes、Susumu Yokota(横田進)らをリリースするイギリスの名門レーベル”Lo Recordings”より発表した。長岡亮介とのミックステープ「LAYLAND」、Danny Norburyとのライブ盤「Better Late Than Never」、Craig ArmstrongやSeahawksへのリミックス提供など、活動再開後は精力的に活動を行っています。


◾️AUS 『EVERIS』のリミックス集が10月27日に発売  PATRICIA WOLF、HANAKIV、LI YILEIら注目のアーティストがリミックスを手掛ける

 

Ringo Starr

 

現役最年長のビートルズのメンバーであるRingo Starr(リンゴ・スター)は、T・ボーン・バーネットと共作したニューアルバム『Look Up』を発表した。

 

本作は2025年1月10日に海外盤がリリースされる。アルバムのリードシングル「Time On My Hands」のリリースと共にこの知らせは明らかになった。(楽曲のストリーミングはこちら


本作には、アリソン・クラウス、ビリー・ストリングス、ラーキン・ポー、ルシアス、モリー・タトルなど、アメリカーナやブルーグラス方面の豪華なゲストが参加。ポール・ケネリーとダニエル・タシアンが共作したリードシングル「Time On My Hands」もストレートなカントリーソング。(LPには、タシアンとブルース・シュガーが共同プロデューサーとして参加)

 

リンゴ・スターは、2022年に米国の著名なシンガーソングライター、T・ボーン・バーネットに偶然会った後、『Look Up』がどのようにまとめられたかについて次のように明らかにしている。

 

「実は、僕はずっとカントリー・ミュージックが好きだった。T・ボーンに曲を書いてもらったとき、それがカントリー・ソングになるとはそのときは思ってもみなかったよ。当時私はEPを作っていたので、カントリーEPを作ろうと思っていた」


「でも、彼が9曲も持ってきてくれたとき、アルバムを作るべきだと思った! それができて本当にうれしく思う。T・ボーンをはじめ、アルバムの制作に協力してくれた素晴らしいミュージシャンたちに感謝し、ピース&ラヴを送りたい。制作はとても楽しかったし、聴くのも楽しいと思うよ!!」

 

『Look Up』はリンゴ・スターにとって6年ぶりのニューアルバムとなり、カントリーを中心に構成されている。 



「Time On My Hands」

 

 

『Look Up』の輸入盤の詳細についてはユニバーサルミュージックストアでご確認ください。



Ringo Starr 『Look Up』

 

Label: A Lost Highway Records (Roccabella/ UMG Recordings)

Release; 2025年1月10日


Tracklist:    


1. Breathless (featuring Billy Strings)
2. Look Up (featuring Molly Tuttle)
3. Time On My Hands
4. Never Let Me Go (featuring Billy Strings)
5. I Live For Your Love (featuring Molly Tuttle)
6. Come Back (featuring Lucius)
7. Can You Hear Me Call (featuring Molly Tuttle)
8. Rosetta (featuring Billy Strings and Larkin Poe)
9. You Want Some
10. String Theory (featuring Molly Tuttle and Larkin Poe)
11. Thankful (featuring Alison Krauss)

 


TYLER, THE CREATORがニューアルバム『CHROMAKOPIA』を10月28日(月)にリリースすることを発表した。


このアルバムは『CALL ME IF YOU GET LOST』以来となるタイラー・ザ・クリエイターのフルレングス・プロジェクトとなる。

 

それ以来、彼は2023年3月にコーチェラのヘッドライナー出演に先駆けてアルバムの拡大版をリリースし、最近ではマクソ・クリームの新曲「Cracc Era」にゲスト参加している。

 

 

TYLER, THE CREATOR『CHROMAKOPIA』


 


Lambrini Girlsが、デビューアルバム『Who Let the Dogs Out』を発表した。シティ・スラングから1月10日にリリースされる。ランブリーニ・ガールズはブライトンを拠点に活動するヴォーカリスト/ギタリストのフィービー・ルニーとベーシストのリリー・マキーラによるデュオ。ファースト・シングルのタイトルは「Big Dick Energy」。これは暗喩ではない!!


「世界的リーダーからハイテク企業のCEO、謙虚なソフトボーイまで、人間には様々な形がある。「しかし、彼らを結びつけるものは何だろう?社会は、彼らが常に誇示している、比喩的にも文字通りの意味でも巨大なディックを称賛している。なぜか? 有害な男らしさなのだ」


「彼らの権利意識と不安感を煽ることは、有害な行動につながる。それを放置しておくと、私たちはそのしっぺ返しを食らうことになる」と続けた。定義は、証明する必要のない自信である。では、その巨根は現実にはどれほどの大きさなのだろうか?もうお分かりだと思うが、それほど大きくない!!」


ランブリーニ・ガールズは、ギラ・バンドのダニエル・フォックスと『Who Let the Dogs Out』をレコーディングし、ミキシングはセス・マンチェスターが担当した。フリートウッド・マックが『Rumours』をコカインの売人に捧げようとしたのを知っているかい? このアルバムは、テスコで買った全ての酒に捧げるべきだと思う」

 


「Big Dick Energy」



 Lambrini Girls『Who Let the Dogs Out』

Label: City Slang

Release: 2025年1月10日


Tracklist:


1. Bad Apple

2. Company Culture

3. Big Dick Energy

4. No Homo

5. Nothing Tastes As Good As It Feels

6. You’re Not From Around Here

7. Scarcity Is Fake (Communist Propaganda)

8. Filthy Rich Nepo Baby

9. Special, Different

10. Love

11. Cuntology 101


 

Saya Gray

ロンドンをベースに活動するシンガーソングライター、プロデューサー、マルチ奏者のサヤ・グレイがデビューアルバム『SAYA』を2025年2月21日にDirty Hitからリリースすることを発表した。本日発表されたリードシングル「SHELL ( OF A MAN )」は以下で聴くことができる。


『SAYA』は、2枚のEPS『QWERTY』と『QWERTY II』に続く作品である。前作では、プログレッシヴロック、ジャズ、ダンスミュージックを結びつけて、独創的な作風を確立した。

 

最新のプロジェクトについてグレイはこう語っている。「私は素早く動く。素早く移行し、変化する!このアルバムのために心と体が追いついたんだ。このアルバムのために心を落ち着かせなければならなかった。片付けを記録しなければならなかった。場所、人、パターンから移動するときの残骸......その果てにあるのは自分自身だけなんだ!」



SAYA GRAY 『SAYA』


Label:Dirty Hit

Release: 2025年2月21日

 

Tracklist:


1. ..THUS IS WHY ( I DON’T SPRING 4 LOVE)

2. SHELL ( OF A MAN )

3. LINE BACK 22

4. PUDDLE ( OF ME )

5. HOW LONG CAN YOU KEEP UP A LIE?

6. CATS CRADLE!

7. 10 WAYS ( TO LOSE A CROWN )

8. H.B.W

9. EXHAUST THE TOPIC

10. LIE DOWN

 

Passepartout Duo

Passepartout Duo(パスパルトゥー・デュオ)の新しいヴィルトゥオーゾ・スタジオ・アルバムであり、4枚目のフルアルバムとなる「Argot」は、シンセサイザーを通してアコースティック・ピアノのために作曲する可能性について深く再考している。このフルレングスはスウェーデン/ストックホルムのエレクトロニック・ミュージック・スタジオでのレジデンス期間中に書かれた。


この音楽には、米国の弦楽四重奏団インヴォーク、米国のコントラバス奏者アレックス・フルニエ、日本の和太鼓奏者でフルート(和楽器)奏者の住吉佑太(Yuta Sumiyoshi)も参加している。


エレクトロニック・ミュージックとアコースティック・ミュージックの境界線を曖昧にするパスパルトゥ・デュオは、音楽テクノロジーの非定型的な会話の中に新たなヴィルトゥオーゾ的リリシズムを見出す。


パスパルトゥー・デュオの4枚目のフル・アルバムであり、私たちが電子機器とどのようにコミュニケートし、コラボレーションするのかを深く追求した『アルゴット』は、シンセサイザーを知的なおしゃべりマシーンとして再解釈した作品である。

 

アルバムの各トラックは、アコースティックなグランドピアノの表面に神秘的な電子テクスチャーが万華鏡のように映し出される。シンセのヴォイスは、古代の空気と時代を超えた瞑想の感覚を呼び起こすシンプルなハーモニーのアドリブが特徴である。典型的なリズムの裏打ちがないため、マシンの未知の言語は不正確で予測不可能。他方、アコースティック楽器は、これらの非定型的なサウンドの中にリリシズムの探求を反映し、視界から遠ざかることはほとんどない。


ストックホルムのエレクトロニック・ミュージック・スタジオでの滞在中にスタジオ・アルバムとして企画された『Argot』は、1970年代のサージ・システムで録音された。これらの作品には、音声メロディーの転写技法が多用され、ピアノ・パートに複雑で、しばしば非慣用的な出発点を与えている。


このアルバムは、風変わりなもの、ドラマチックなもの、悲しげなもの、そして甘美なものの間を行き来し、時にはペルト(Arvo Part)のようなシンプルさを呼び起こす。アンセミックで明るい、あるいは運動的な瞬間は、「Get Along」や「Imitates a Penguin」の静謐な空間とは対照的である。


デュオの過去のリリースとは異なり、『Argot』では世界各地のミュージシャンの友人たちが参加している。「Colorful Quartz」では、日本の伝統的なフルートの名人芸がシンセサイザーの俊敏さに匹敵し、その調性の不安定さを繊細に際立たせている。


曲のタイトルは、それが象徴する音楽よりも明らかにシリアスではない。音楽の言語的性質に言及したクロスワードのヒントから生まれたこのフレーズは、別の意味を取り除けば一行詩となる。

 

Passepartout Duoのニューアルバム『Argot』は11月29日にリリースされる。 デュオの最新作は『Radio Yugawara』。この作品において両者は、Inoyama Landとコラボレーションしている。



Passepartout Duo 『Argot』


 

Tracklist:  

 

1.Get Along

2.Much of a Sunflower

3.Colorful Quartz

4.Imitates a Penguin

5.Back in Time

6.Uncommon

7.Kissing in the Park, Briefly

8.It’s Just a Thought

9.Viols and Violas, in Mus. 03:



 

 

 

Passepartout Duo(パスパルトゥー・デュオ):

 

ニコレッタ・ファヴァリ(イタリア)とクリストファー・サルヴィト(イタリア/アメリカ)によって結成され、エレクトロ・アコースティックのテクスチャーと変幻自在のリズムから厳選されたパレットを作り上げるデュオ。2015 年から世界を旅して「スローミュージック」と呼ぶ創造的な楽曲を発表している。

 

アナログ電子回路や従来のパーカッションを使って小さなテキスタイル・インスタレーションからファウンド・オブジェまで様々な手作り楽器を駆使して専門的かつ進化するエコシステムを開発し続ける。著名なアーティスト・レジデンスのゲストや文化スペースでのライブ・パフォーマンスなどカテゴライズされる事なく活動。ウォーターミル・センター(米国)、スウォッチ・アート・ピース・ホテル(中国)、ロジャース・アート・ロフト(米国)、外国芸術家大使館(スイス)など世界各地で数多くのアーティスト・レジデンスの機会を得ている。また 2023 年には中之条ビエンナーレに参加し、4 月には”Daisy Holiday! 細野晴臣”に出演。2024 年には”ゆいぽーと”のアーティスト・イン・レジデンスとして来日し東北・北海道を訪れています。