カルフォルニア州インディオで開催される世界最大級の音楽フェスティバル、コーチェラのラインナップが5時間前にアナウンスされました。例年はラインナップの総数で他のフェスティバルを圧倒するコーチェラですが、来年の出演者は比較的コンパクトにまとまったという印象です。
しかし、ヘッドライナーにはビッグアクトを用意しており、三日間のヘッドライナーは、レディー・ガガ、グリーン・デイ、ポスト・マローンが出演します。さらに、今年グラミー賞の主要部門にノミネートされたチャーリーXCX、Clairoも出演予定です。さらに、イギリスの若者に絶大な人気を誇るシンガーソングライター、Sam Fender(サム・フェンダー)の出演も見逃せないでしょう。
主要なアーティスト、他にも今年はパンク勢に特に力を入れているという印象です。ホラー・パンクの先駆者であるMisfits,カルフォルニア・パンクの祖であるCirlcle Jerks、エモ・パンクの最重要バンド、Jimmy Eat World、現在、Rough Tradeに所属するオーストラリアのパンクの新星、Amyl And The Sniffersなど、フェスを盛り上げてくれるようなメンバーが勢ぞろい。
オルタナティヴロックバンドの出演者は例年よりも控えめになっている。Matadorに所属するシカゴのトリオ、Horsegirl、そしてシューゲイズの新星、Wispが出演予定です。さらに、フジロック 2024に出演したKraftwerk(クラフトヴェルク)、Beth Gibbons(ベス・ギボンズ)が登場します。
コーチェラ・フェスティバル 2025は、4月11日から4月18日にかけてインディオ・バレーにて開催予定です。例年は、Youtubeでのライブ映像の放映が予定されています。
Coachella 2025 Lineup:
Above & Beyond
A. G. Cook
Alok
Amaarae
Amelie Lens
Amémé
Amyl and The Sniffers
Anitta
Arca
Artemas
Austin Millz
Basement Jaxx
Beabadoobee
The Beaches
Beltran
Ben Böhmer
Benson Boone
Beth Gibbons
BigXthaPlug
Blonde Redhead
Bob Vylan
Boris Brejcha
Ca7riel & Paco Amoroso
Charli XCX
Chris Lorenzo
Chris Stussy
Chase & Status
Circle Jerks
Clairo
Coco & Breezy
Damian Lazarus
The Dare
Darkside
Dennis Cruz
Desiree Triplosm
Disco Lines
Dixon x Jimi Jules
DJ Gigola
Djo
D4vd
El Malilla
Eli Brown
Enhyphen
Erez
Eyedress
Fcukers
FKA twigs
Francis Mercier
Gel
Ginger Root
Glixen
Glass Beams
Glorilla
The Go-Gos
Green Day
Gustavo Dudamel & LA Phil
Haai
Hanumankind
HiTech
Hope Tala
Horsegirl
Indira Paganotto
Indo Warehouse
Infected Mushroom
Interplanetary Criminal
Ivan Cornejo
Japanese Breakfast
Jennie
Jessie Murph
Jimmy Eat World
Judeline
Julie
Junior H
Keinemusik
Keshi
Klangkuenstler
Kneecap
Kraftwerk
Kumo 99
Lady Gaga
Layton Giordani
Lisa
Lola Young
Los Mirlos
Maribou State
The Mariás
Marina
Mau P
Medium Build
Megan Thee Stallion
Meute
Miike Snow
Mind Against x Massano
Missy Elliott
Mohamed Ramadan
Moon Boots
Muni Long
Mustard
The Original Misfits
Parcels
Parisi
Pete Tong x Ahmed Spins
Polo & Pan
Post Malone
Prison Affair
The Prodigy
Ravyn Lenae
Rawayana
Rema
Saint Jhn
Salute
Sam Fender
Sammy Virji
Sara Landry
Seun Kuti & Egypt 80
Shaboozey
Shermanology
Shoreline Mafia
Snow Strippers
Soft Play
Sparrow & Barbossa
Speed
Still Woozy
Talón
Thee Sacred Souls
Three 6 Mafia
Tink
Tinlicker
Together Pangea
Tops
T-Pain
Travis Scott
Tripolism
Ty Dolla $ign
Tyla
Underscores
Viagra Boys
Vintage Culture
Vs Self
VTSS
Wisp
XG
Yeat
Yo Gabba Gabba!
Yulia Niko
Zedd
2hollis
4batz
Clap Your Hands Say Yeah(クラップ・ユア・ハンズ・セイ・イェー)のデビューアルバム、来年6月で20周年を迎えるが、楽しいアート・ロックのスタイルは今なお鮮烈な印象を放ってやまない。
3月31日のワシントンDCを皮切りに、5月10日のフィラデルフィアでの地元での特別公演で締めくくられる北米公演から始まり、9月にはヨーロッパとイギリス、11月にはオーストラリアとニュージーランドでの公演も予定されている。
このアルバムは20周年記念リイシューもされており、シークレットリー・ディストリビューションからバンドのレーベルから2025年の早い時期にリリースされる予定だ。彼らはその中の1曲、2004年のオリジナル・ヴァージョンの「Heavy Metal」をシェアしている。
「当時、"Heavy Metal "は、レーベルに売り込むためのEPに使われる小さな曲集と一緒に発表される予定だった」とアレック・オーンズワースは言う。
「当時はアルバムができるなんて思ってもみなかった。その後、EPのミキシング中に、他の曲を追加することが決定された。この最終的な曲集がファースト・アルバムになった」
「この「Heavy Metal」のオリジナル・ヴァージョンは、後の曲(「The Skin of My Yellow Country Teeth」、「Is This Love?」など)のレコーディングが始まると、アルバムにあまり馴染まないと思ったんだと思う。今、オリジナルの「Heavy Metal」をリミックスしてマスタリングしたものを聴いてみると、この曲はアルバムに収録されてもよかった(はずだった?)」
「私は「Heavy Metal」のどちらのヴァージョンもとても好きだが、20年経った今、私はこちらのヴァージョンをより高く評価するようになったと思う。他のアルバムにももちろんこの興奮はあるが、初期の曲は、私が忘れまいとしている当時のある種の無邪気さをさらに物語っている」
デビューアルバムは口コミで評判が広まり、最終的にアメリカで12万枚ものセールスを記録した。セカンド・アルバムではビルボード200のチャートにランクイン。また、 CYHSYは最初の出演をキャンセルしたものの、2007年と2009年にフジロックフェスティバルで来日公演を行っている。
©︎Daveed Benito |
ニューアルバム『SUPERCHARGED』のリリース直後、ザ・オフスプリングが新記録を樹立した。ついにスポティファイのビリオンズクラブへの加入が許されたのだ。
1998年にリリースされたパンクの不朽の名盤『Americana』の収録曲で、バンドにとって現在までの最大のヒット曲のひとつ "The Kids Aren't Alright "が、Spotifyで10億ストリーミングを記録した。
「The Kids Aren't Alright」は、2008年のヒット曲「You're Gonna Go Far Kid」が夏に達成したのに続き、スポティファイ・ビリオンズ・クラブに加入したオフスプリングの2曲目となる。バンドは、この週末、サンディエゴのパンク・イン・ザ・パーク・フェスティバルでこのマイルストーンを祝った。
最初のリリースから25周年を超えた "The Kids Aren't Alright "は、ザ・オフスプリングのシングルの中で最高のパフォーマンスを見せている。2021年9月には、RIAAから正式にプラチナ・ステータスを獲得。かつては有望で野心的だった若者世代の幻滅と挫折について書かれたこの曲は、今でも南カリフォルニア大学(フロントマンのデクスター・ホランドの母校)のマーチング・バンドによって、フットボールの試合やスポーツ・イベントで定期的に演奏されているという。
ノエル・ギャラガーがオアシスの1995年のヒット曲の新バージョンを制作した。「アンビエント・ミックス」されたこの6時間に及ぶ演奏は、ロンドンのナショナル・ポートレート・ギャラリーで開催されるゾーイ・ロウの肖像画展の一環として演奏される予定です。ギャラガーの肖像画も展示されるという。
ノエル・ギャラガーの写真はゾエ・ロウ(Zoe Law)が撮影し、彼女の人生やキャリアに影響を与えた99人のポートレートとともに11月29日から展示されます。また、2025年3月2日の展示終了後は、ギャラリーのパーマネントコレクションの一部となる。ギャラガーが「Champagne Supernova」の作曲に使用した1967年製のエピフォン・ギターを持っているシーンを撮影されたオーランド・ブルーム、キム・キャトラル、シエナ・ミラーなどのポートレートも展示される。
「写真を撮られるのが正直嫌いな不機嫌な男の肖像画が、後世の人々の驚嘆のために永久に展示されるということは、とても特別なことだ。感謝したい」
「伝説的なノエル・ギャラガーを描いた私の肖像画がナショナル・ポートレート・ギャラリーに収蔵されたことは、この上ない名誉であり、すべての肖像写真家やアーティストが夢見る永遠の遺産です」
ピッチフォーク・ミュージック・フェスティバルは、およそ20年にわたり世界で最も評価の高い音楽フェスティバルのひとつとして開催され、地元の人々に親しまれてきました。今回、主催者側が2025年度のシカゴでのフラッグシップ・イベント(根幹イベント)の開催を見送ることを発表しました。
「音楽フェスティバルの状況が急速に進化し続ける中、私たちは2025年にシカゴでピッチフォーク・ミュージック・フェスティバルを開催しないという難しい決断を下しました」と主催者は声明に記した上で、こう続けています。
「この決断は決して軽いものではありませんでした。19年間、ピッチフォーク・ミュージック・フェスティバルは、音楽、アート、コミュニティの祭典であり、思い出が作られ、声が増幅され、音楽への愛を共有することで私たち全員がひとつになれる空間でした。このフェスティバルは、Pitchfork編集部のテイストに沿ったものでありながら、常に共同作業であり、シカゴのアートシーンの重要な柱として独自の人生を歩んできました。20年近くにわたりフェスティバルの本拠地となってくれたシカゴ市、忘れられないパフォーマンスでステージを飾ってくれたアーティストたち、そして毎年比類ないエネルギーをもたらしてくれたファンの皆さんに深く感謝しています。アット・プルートをはじめとする、献身的で創造性豊かなフェスティバル・チームの皆さん、そしてフェスティバルを真にユニークな体験にしてくれた、より広範なコミュニティの皆さんのスピリットとサポートに感謝いたします。そして、フェスティバルを創設し、インスピレーションを与えてくれたマイク・リードにも感謝いたします」
「ですが、ピッチフォークは、2025年以降もイベントをプロデュースしていきます。私たちは、音楽、文化、コミュニティが一体となる空間を創造し続けることを楽しみにしています」
Nineteen years of music and memories. Thank you, Chicago. pic.twitter.com/SmNEXHwKiV
— Pitchfork Music Festival Chicago (@pitchforkfest) November 11, 2024
ザ・キュアーの『Songs Of A Lost World』がUKアルバム・チャートで1位を獲得した。バンドにとって16年ぶりのスタジオ・リリースとなる待望の14枚目のアルバムは、50,000枚以上のセールスを記録し、公式チャートで1位を獲得した。批評家から絶賛されたこのアルバムは、バンドがチャートのトップに返り咲いただけでなく、1992年4月の『Wish』を最後に、32年ぶりに全英チャート1位を獲得した。従来通り、チャートの集計を行ったのはオフィシャル・チャート社。
キュアーのフロントマンのロバート・スミスは、このアルバムが圧倒的に好意的に受け止められていることについて、こう語っている。「このアルバムを買ってくれた人、聴いてくれた人、愛してくれた人、長年にわたって僕らを信じてくれた人、みんな、本当にありがとう!」
『ソングス・オブ・ア・ロスト・ワールド』はUSチャートも席巻している。ビルボードのアルバム・チャート(11月16日付)33年の歴史を持つトップ・アルバム・セールス・チャートで初の1位を獲得し、ビルボード200では1992年以来最高位(4位)を記録した。また、トップ・ロック&オルタナティヴ・アルバム、トップ・ロック・アルバム、トップ・オルタナティヴ・アルバム、レコード・アルバム、インディーズ・ストア・アルバム・セールスでも1位を獲得した。
ニュー・アルバムの初週売上は、5種類のビニール盤(合計2万3,000枚を売り上げ、1991年にルミネイトが売上追跡を開始して以来、ビニール盤ではバンド最高の週となった)、スタンダードCD、CD/ブルーレイ・オーディオ・パッケージ、2種類のカセット、スタンダード・デジタル・ダウンロード、5曲のボーナス・ライヴ・トラックを収録したデラックス・デジタル・ダウンロード(バンドのウェブストア限定)により強化された。
2025年度のグラミー賞の部門別のノミネートアーティスト、作品が主催団体のレコーディングアカデミーによってついに明らかになった。
主要なノミネートアーティストはそれほど大きな波乱はなく、予想通りの結果となりました。ビヨンセ、ポスト・マローン、ビリー・エイリッシュ、ケンドリック・ラマー、チャーリーXCX、チャペル・ロアン、テイラー・スウィフト、サブリナ・カーペンターらがノミネートされています。
ビヨンセは、アルバム・オブ・ザ・イヤーの "Cowboy Carter"、ソング&レコード・オブ・ザ・イヤーの "Texas 'Hold Em "を含む計11部門でノミネートされ、全アーティストをリードしている。さらに、ビヨンセは、CMAから締め出された後、カントリー・ミュージック4部門すべてでノミネートを受けた。2025年グラミー賞での11ノミネートをもって、ビヨンセはキャリア通算99ノミネートとなり、夫のJAY-Zと並ぶグラミー賞史上最多タイ記録を更新した。グラミー賞史上最多の32冠を達成したビヨンセであるが、実はアルバム・オブ・ザ・イヤーはまだ受賞していません。
最新作『Hit Me Hard and Soft』で7部門にノミネートされたエイリッシュは、最初の3作が年間最優秀アルバムにノミネートされた初のアーティストとなった。また、彼女の楽曲「Birds of a Feather」は、2025年の年間最優秀楽曲賞と年間最優秀レコード賞の両方にノミネートされています。
オルタナティヴ・ミュージック、ロック、フォーク部門には、エイドリアン・レンカー、フォンテーヌD.C.、セント・ヴィンセント、ニック・ケイヴ&ザ・バッド・シーズ、ジャック・ホワイト、ブリタニー・ハワード、IDLES、ザ・ビートルズなどが候補に上がっています。ノミネートされた全アーティストをご覧ください。
Record of the Year
The Beatles – Now and Then
Beyoncé – Texas Hold ’Em
Billie Eilish – Birds of a Feather
Chappell Roan – Good Luck, Babe!
Charli XCX – 360
Kendrick Lamar – Not Like Us
Sabrina Carpenter – Espresso
Taylor Swift Featuring Post Malone – Fortnight
Album of the Year
André 3000 – New Blue Sun
Beyoncé – Cowboy Carter
Billie Eilish – Hit Me Hard and Soft
Chappell Roan – The Rise and Fall of a Midwest Princess
Charli XCX – Brat
Jacob Collier – Djesse Vol. 4
Sabrina Carpenter – Short n’ Sweet
Taylor Swift – The Tortured Poets Department
Song of the Year
Beyoncé – Texas Hold ’Em
Billie Eilish – Birds of a Feather
Chappell Roan – Good Luck, Babe!
Kendrick Lamar – Not Like Us
Lady Gaga & Bruno Mars – Die With a Smile
Sabrina Carpenter – Please Please Please
Shaboozey – A Bar Song (Tipsy)
Taylor Swift Featuring Post Malone – Fortnight
Best New Artist
Benson Boone
Doechii
Chappell Roan
Khruangbin
Raye
Sabrina Carpenter
Shaboozey
Teddy Swims
Producer of the Year, Non-Classical
Alissia
Daniel Nigro
Dernst “D’Mile” Emile II
Ian Fitchuk
Mustard
Songwriter of the Year, Non-Classical
Amy Allen
Edgar Barrera
Jessi Alexander
Jessie Jo Dillon
Raye
Best Pop Solo Performance
Beyoncé – Bodyguard
Billie Eilish – Birds of a Feather
Chappell Roan – Good Luck, Babe!
Charli XCX – Apple
Sabrina Carpenter – Espresso
Best Pop Duo/Group Performance
Ariana Grande, Brandy & Monica – The Boy Is Mine – Remix
Beyoncé Featuring Post Malone – Levii’s Jeans
Charli XCX & Billie Eilish – Guess Featuring Billie Eilish
Gracie Abrams Featuring Taylor Swift – Us.
Lady Gaga & Bruno Mars – Die With a Smile
Best Pop Vocal Album
Ariana Grande – Eternal Sunshine
Billie Eilish – Hit Me Hard and Soft
Chappell Roan – The Rise and Fall of a Midwest Princess
Sabrina Carpenter – Short n’ Sweet
Taylor Swift – The Tortured Poets Department
Best Dance/Electronic Recording
Disclosure – She’s Gone, Dance On
Four Tet – Loved
Fred Again.. & Baby Keem – Leavemealone
Justice & Tame Impala – Neverender
Kaytranada Featuring Childish Gambino – Witchy
Best Dance Pop Recording
Ariana Grande – Yes, And?
Billie Eilish – L’Amour de Ma Vie [Over Now Extended Edit]
Charli XCX – Von Dutch
Madison Beer – Make You Mine
Troye Sivan – Got Me Started
Best Dance/Electronic Music Album
Charli XCX – Brat
Four Tet – Three
Justice – Hyperdrama
Kaytranada – Timeless
Zedd – Telos
Best Remixed Recording
Charli XCX – Von Dutch A. G. Cook Remix Featuring Addison Rae
Doechii & Kaytranada Featuring JT – Alter Ego (Kaytranada Remix)
Julian Marley & Antaeus – Jah Sees Them (Amapiano Remix)
Sabrina Carpenter – Espresso (Mark Ronson x FNZ Working Late Remix)
Shaboozey & David Guetta – A Bar Song (Tipsy) (Remix)
Best Rock Performance
The Beatles – Now and Then
The Black Keys – Beautiful People (Stay High)
Green Day – The American Dream Is Killing Me
Idles – Gift Horse
Pearl Jam – Dark Matter
St. Vincent – Broken Man
Best Metal Performance
Gojira, Marina Viotti & Victor le Masne – Mea Culpa (Ah! Ça ira!)
Judas Priest – Crown of Horns
Knocked Loose Featuring Poppy – Suffocate
Metallica – Screaming Suicide
Spiritbox – Cellar Door
Best Rock Song
The Black Keys – Beautiful People (Stay High)
Green Day – Dilemma
Idles – Gift Horse
Pearl Jam – Dark Matter
St. Vincent – Broken Man
Best Rock Album
The Black Crowes – Happiness Bastards
Fontaines D.C. – Romance
Green Day – Saviors
Idles – Tangk
Jack White – No Name
Pearl Jam – Dark Matter
The Rolling Stones – Hackney Diamonds
Best Alternative Music Performance
Cage the Elephant – Neon Pill
Fontaines D.C. – Starburster
Kim Gordon – Bye Bye
Nick Cave & the Bad Seeds – Song of the Lake
St. Vincent – Flea
Best Alternative Music Album
Brittany Howard – What Now
Clairo – Charm
Kim Gordon – The Collective
Nick Cave & the Bad Seeds – Wild God
St. Vincent – All Born Screaming
Best R&B Performance
Chris Brown – Residuals
Coco Jones – Here We Go (Uh Oh)
Jhené Aiko – Guidance
Muni Long – Made for Me (Live on BET)
SZA – Saturn
Best Traditional R&B Performance
Kenyon Dixon – Can I Have This Groove
Lalah Hathaway Featuring Michael McDonald – No Lie
Lucky Daye – That’s You
Marsha Ambrosius – Wet
Muni Long – Make Me Forget
Best R&B Song
Coco Jones – Here We Go (Uh Oh)
Kehlani – After Hours
Muni Long – Ruined Me
SZA – Saturn
Tems – Burning
Best Progressive R&B Album
Avery*Sunshine – So Glad to Know You
Childish Gambino – Bando Stone and the New World
Durand Bernarr – En Route
Kehlani – Crash
NxWorries – Why Lawd?
Best R&B Album
Chris Brown – 11:11 (Deluxe)
Lalah Hathaway – Vantablack
Lucky Daye – Algorithm
Muni Long – Revenge
Usher – Coming Home
Best Rap Performance
Cardi B – Enough (Miami)
Common & Pete Rock Featuring Posdnuos – When the Sun Shines Again
Doechii – Nissan Altima
Eminem – Houdini
Future, Metro Boomin & Kendrick Lamar – Like That
Glorilla – Yeah Glo!
Kendrick Lamar – Not Like Us
Best Melodic Rap Performance
Beyoncé, Linda Martell & Shaboozey – Spaghettii
Future, Metro Boomin & The Weeknd – We Still Don’t Trust You
Jordan Adetunji Featuring Kehlani – Kehlani (Remix)
Latto – Big Mama
Rapsody Featuring Erykah Badu – 3:AM
Best Rap Song
Future, Metro Boomin & Kendrick Lamar – Like That
Glorilla – Yeah Glo!
Kendrick Lamar – Not Like Us
Rapsody & Hit-Boy – Asteroids
¥$, Kanye West, Ty Dolla $ign & Rich the Kid Featuring Playboi Carti – Carnival
Best Rap Album
Common & Pete Rock – The Auditorium Vol. 1
Doechii – Alligator Bites Never Heal
Eminem – The Death of Slim Shady (Coup de Grâce)
Future & Metro Boomin – We Don’t Trust You
J. Cole – Might Delete Later
Best Spoken Word Poetry Album
Malik Yusef – Good M.U.S.I.C. Universe Sonic Sinema Episode 1: In the Beginning Was the Word
Omari Hardwick – Concrete & Whiskey Act II Part 1: A Bourbon 30 Series
Queen Sheba – Civil Writes: The South Got Something to Say
Skillz – The Seven Number Ones
Tank and the Bangas – The Heart, the Mind, the Soul
Best Jazz Performance
The Baylor Project – Walk With Me, Lord (Sound | Spirit)
Chick Corea & Béla Fleck – Juno
Dan Pugach & Nicole Zuraitis Featuring Troy Roberts – Little Fears
Lakecia Benjamin Featuring Randy Brecker, Jeff “Tain” Watts & John Scofield – Phoenix Reimagined (Live)
Samara Joy Featuring Sullivan Fortner – Twinkle Twinkle Little Me
Best Jazz Vocal Album
Catherine Russell & Sean Mason – My Ideal
Christie Dashiell – Journey in Black
Kurt Elling & Sullivan Fortner – Wildflowers Vol. 1
Milton Nascimento & Esperanza Spalding – Milton + Esperanza
Samara Joy – A Joyful Holiday
Best Jazz Instrumental Album
Ambrose Akinmusire – Owl Song
Chick Corea & Béla Fleck – Remembrance
Kenny Barron – Beyond This Place
Lakecia Benjamin – Phoenix Reimagined (Live)
Sullivan Fortner – Solo Game
Best Large Jazz Ensemble Album
The Clayton-Hamilton Jazz Orchestra – And So It Goes
Dan Pugach – Bianca Reimagined
John Beasley Featuring Frankfurt Radio Big Band – Returning to Forever
Miguel Zenón – Golden City
Orrin Evans & The Captain Black Big Band – Walk a Mile in My Shoe
Best Latin Jazz Album
Donald Vega Featuring Lewis Nash, John Patitucci & Luisito Quintero- As I Travel
Eliane Elias – Time and Again
Hamilton de Holanda & Gonzalo Rubalcaba – Collab
Horacio ‘El Negro’ Hernandez, John Beasley & Jose Gola – El Trio: Live in Italy
Michel Camilo & Tomatito – Spain Forever Again
Zaccai Curtis – Cubop Lives!
Best Alternative Jazz Album
Arooj Aftab – Night Reign
André 3000 – New Blue Sun
Keyon Harrold – Foreverland
Meshell Ndegeocello – No More Water: The Gospel of James Baldwin
Robert Glasper – Code Derivation
Best Traditional Pop Vocal Album
Aaron Lazar – Impossible Dream
Cyrille Aimée – À Fleur de Peau
Gregory Porter – Christmas Wish
Lake Street Dive – Good Together
Norah Jones – Visions
Best Contemporary Instrumental Album
Béla Fleck – Rhapsody in Blue
Bill Frisell – Orchestras (Live)
Julian Lage – Speak to Me
Mark Guiliana – Mark
Taylor Eigsti – Plot Armor
Best Musical Theater Album
Hell’s Kitchen
Merrily We Roll Along
The Notebook
The Outsiders
Suffs
The Wiz
Best Country Solo Performance
Beyoncé – 16 Carriages
Chris Stapleton – It Takes a Woman
Jelly Roll – I Am Not Okay
Kacey Musgraves – The Architect
Shaboozey – A Bar Song (Tipsy)
Best Country Duo/Group Performance
Beyoncé & Miley Cyrus – II Most Wanted
Brothers Osborne – Break Mine
Dan + Shay – Bigger Houses
Kelsea Ballerini & Noah Kahan – Cowboys Cry Too
Post Malone Featuring Morgan Wallen – I Had Some Help
Best Country Song
Beyoncé – Texas Hold ’Em
Jelly Roll – I Am Not Okay
Kacey Musgraves – The Architect
Post Malone Featuring Morgan Wallen – I Had Some Help
Shaboozey – A Bar Song (Tipsy)
Best Country Album
Beyoncé – Cowboy Carter
Chris Stapleton – Higher
Kacey Musgraves – Deeper Well
Lainey Wilson – Whirlwind
Post Malone – F-1 Trillion
Best American Roots Performance
The Fabulous Thunderbirds Featuring Bonnie Raitt, Keb’ Mo’, Taj Mahal & Mick Fleetwood – Nothing in Rambling
Rhiannon Giddens – The Ballad of Sally Anne
Shemekia Copeland – Blame It on Eve
Sierra Ferrell – Lighthouse
Best Americana Performance
Beyoncé – Ya Ya
Gillian Welch & David Rawlings – Empty Trainload of Sky
Madi Diaz & Kacey Musgraves – Don’t Do Me Good
Madison Cunningham – Subtitles
Sarah Jarosz – Runaway Train
Sierra Ferrell – American Dreaming
Best American Roots Song
Aoife O’Donovan – All My Friends
Iron & Wine & Fiona Apple – All in Good Time
Mark Knopfler – Ahead of the Game
Shemekia Copeland – Blame It on Eve
Sierra Ferrell – American Dreaming
Best Americana Album
Charley Crockett – $10 Cowboy
Maggie Rose – No One Gets Out Alive
Sarah Jarosz – Polaroid Lovers
Sierra Ferrell – Trail of Flowers
T Bone Burnett – The Other Side
Waxahatchee – Tigers Blood
Best Bluegrass Album
Billy Strings – Live Vol. 1
Bronwyn Keith-Hynes – I Built a World
Dan Tyminski – Dan Tyminski: Live From the Ryman
The Del McCoury Band – Songs of Love and Life
Sister Sadie – No Fear
Tony Trischka – Earl Jam
Best Traditional Blues Album
Cedric Burnside – Hill Country Love
The Fabulous Thunderbirds – Struck Down
Little Feat – Sam’s Place
Sue Foley – One Guitar Woman
Taj Mahal – Swingin’: Live at the Church in Tulsa
Best Contemporary Blues Album
Antonio Vergara – The Fury
Joe Bonamassa – Blues Deluxe Vol. 2
Ruthie Foster – Mileage
Shemekia Copeland – Blame It on Eve
Steve Cropper & The Midnight Hour – Friendlytown
Best Folk Album
Adrianne Lenker – Bright Future
American Patchwork Quartet – American Patchwork Quartet
Aoife O’Donovan – All My Friends
Gillian Welch & David Rawlings – Woodland
Madi Diaz – Weird Faith
Best Regional Roots Music Album
Big Chief Monk Featuring J’wan Boudreaux – Live at the 2024 New Orleans Jazz & Heritage Festival
Kalani Pe’a – Kuini
New Breed Brass Band Featuring Trombone Shorty – Live at the 2024 New Orleans Jazz & Heritage Festival
The Rumble – Stories From the Battlefield
Sean Ardoin & Kreole Rock and Soul – 25 Back to My Roots
Best Gospel Performance/Song
Doe – Holy Hands
Melvin Crispell III – Yesterday
Ricky Dillard – Hold On (Live)
Tasha Cobbs Leonard, Erica Campbell & Israel Houghton Featuring Jonathan McReynolds & Jekalyn Carr – One Hallelujah
Yolanda Adams – Church Doors
Best Contemporary Christian Music Performance/Song
Bethel Music, Jenn Johnson Featuring CeCe Winans – Holy Forever (Live)
CeCe Winans – That’s My King
Elevation Worship Featuring Brandon Lake, Chris Brown & Chandler Moore – Praise
Honor & Glory & Disciple – Firm Foundation (He Won’t)
Jwlkrs Worship & Maverick City Music Featuring Chandler Moore – In the Name of Jesus
Maverick City Music, Naomi Raine & Chandler Moore Featuring Tasha Cobbs Leonard – In the Room
Best Gospel Album
CeCe Winans – More Than This
Karen Clark Sheard – Still Karen
Kirk Franklin – Father’s Day
Melvin Crispell III – Covered Vol. 1
Ricky Dillard – Choirmaster II (Live)
Best Contemporary Christian Music Album
Brandon Lake – Coat of Many Colors
Doe – Heart of a Human
Elevation Worship – When Wind Meets Fire
Forrest Frank – Child of God
Maverick City Music, Chandler Moore & Naomi Raine – The Maverick Way Complete
Best Roots Gospel Album
Authentic Unlimited – The Gospel Sessions, Vol. 2
Cory Henry – Church
The Harlem Gospel Travelers – Rhapsody
Mark D. Conklin – The Gospel According to Mark
The Nelons – Loving You
Best Latin Pop Album
Anitta – Funk Generation
Kali Uchis – Orquídeas
Kany García – García
Luis Fonsi – El Viaje
Shakira – Las Mujeres Ya No Lloran
Best Música Urbana Album
Bad Bunny – Nadie Sabe Lo Que Va a Pasar Mañana
Feid – Ferxxocalipsis
J Balvin – Rayo
Residente – Las Letras Ya No Importan
Young Miko – Att.
Best Latin Rock or Alternative Album
Cimafunk – Pa’ Tu Cuerpa
El David Aguilar – Compita del Destino
Mon Laferte – Autopoiética
Nathy Peluso – Grasa
Rawayana – ¿Quién Trae las Cornetas?
Best Música Mexicana Album (Including Tejano)
Carín León – Boca Chueca, Vol. 1
Chiquis – Diamantes
Jessi Uribe – De Lejitos
Peso Pluma – Éxodo
Best Tropical Latin Album
Juan Luis Guerra 4.40 – Radio Güira
Kiki Valera – Vacilón Santiaguero
Marc Anthony – Muevense
Sheila E. – Bailar
Tony Succar & Mimy Succar – Alma, Corazón y Salsa (Live at Gran Teatro Nacional)
Best Global Music Performance
Angélique Kidjo & Soweto Gospel Choir – Sunlight to My Soul
Arooj Aftab – Raat Ki Rani
Jacob Collier Featuring Anoushka Shankar & Varijashree Venugopal – A Rock Somewhere
Masa Takumi Featuring Ron Korb, Noshir Mody & Dale Edward Chung – Kashira
Rocky Dawuni – Rise
Sheila E. Featuring Gloria Estefan & Mimy Succar – Bemba Colorá
Best African Music Performance
Asake & Wizkid – MMS
Burna Boy – Higher
Chris Brown Featuring Davido & Lojay – Sensational
Tems – Love Me JeJe
Yemi Alade – Tomorrow
Best Global Music Album
Antonio Rey – Historias de un Flamenco
Ciro Hurtado – Paisajes
Matt B & Royal Philharmonic Orchestra – Alkebulan II
Rema – Heis
Tems – Born in the Wild
Best Reggae Album
Collie Buddz – Take It Easy
Shenseea – Never Gets Late Here
Various Artists – Bob Marley: One Love – Music Inspired By the Film (Deluxe)
Vybz Kartel – Party With Me
The Wailers – Evolution
Best New Age, Ambient, or Chant Album
Anoushka Shankar – Chapter II: How Dark It Is Before Dawn
Chris Redding – Visions of Sounds De Luxe
Radhika Vekaria – Warriors of Light
Ricky Kej – Break of Dawn
Ryuichi Sakamoto – Opus
Wouter Kellerman, Éru Matsumoto & Chandrika Tandon – Triveni
Best Children’s Music Album
Divinity Roxx & Divi Roxx Kids – World Wide Playdate
John Legend – My Favorite Dream
Lucky Diaz and the Family Jam Band – ¡Brillo, Brillo!
Lucy Kalantari & the Jazz Cats – Creciendo
Rock for Children – Solid Rock Revival
Best Comedy Album
Dave Chappelle – The Dreamer
Jim Gaffigan – The Prisoner
Nikki Glaser – Someday You’ll Die
Ricky Gervais – Armageddon
Trevor Noah – Where Was I
Best Audio Book, Narration, and Storytelling Recording
Barbra Streisand – My Name Is Barbra
Dolly Parton – Behind the Seams: My Life in Rhinestones
George Clinton – …And Your Ass Will Follow
Jimmy Carter – Last Sundays in Plains: A Centennial Celebration
Various Artists – All You Need Is Love: The Beatles in Their Own Words
Best Compilation Soundtrack for Visual Media
London Symphony Orchestra, Yannick Nézet-Séguin & Bradley Cooper – Maestro: Music by Leonard Bernstein
Various Artists – The Color Purple
Various Artists – Deadpool & Wolverine
Various Artists – Saltburn
Various Artists – Twisters: The Album
Best Score Soundtrack for Visual Media (Includes Film and Television)
Kris Bowers – The Color Purple
Hans Zimmer – Dune: Part Two
Laura Karpman – American Fiction
Nick Chuba, Atticus Ross & Leopold Ross – Shōgun
Trent Reznor & Atticus Ross – Challengers
Best Score Soundtrack for Video Games and Other Interactive Media
Bear McCreary – God of War Ragnarök: Valhalla
John Paesano – Marvel’s Spider-Man 2
Pinar Toprak – Avatar: Frontiers of Pandora
Wilbert Roget II – Star Wars Outlaws
Winifred Phillips – Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord
Best Song Written for Visual Media
Barbra Streisand – Love Will Survive (From The Tattooist of Auschwitz)
Jon Batiste – It Never Went Away (From the Netflix Documentary “American Symphony”)
Luke Combs – Ain’t No Love in Oklahoma (From Twisters: The Album)
*NSync & Justin Timberlake – Better Place (From Trolls Band Together)
Olivia Rodrigo – Can’t Catch Me Now (From The Hunger Games: The Ballad of Songbirds & Snakes)
Best Music Video
A$AP Rocky – Tailor Swif
Charli XCX – 360
Eminem – Houdini
Kendrick Lamar – Not Like Us
Taylor Swift Featuring Post Malone – Fortnight
Best Music Film
Jon Batiste – American Symphony
June Carter Cash – June
Run-DMC – Kings From Queens
Steven Van Zandt – Stevie Van Zandt: Disciple
Various Artists – The Greatest Night in Pop
Best Recording Package
The Avett Brothers – The Avett Brothers
Charli XCX – Brat
iWhoiWhoo – Pregnancy, Breakdown, and Disease
Kate Bush – Hounds of Love (Baskerville Edition)
The Muddy Basin Ramblers – Jug Band Millionaire
Post Malone – F-1 Trillion
William Clark Green – Baker Hotel
Best Boxed or Special Limited Edition Package
Alpha Wolf – Half Living Things
John Lennon – Mind Games
Kate Bush – Hounds of Love (The Boxes of Lost at Sea)
Nirvana – In Utero
Unsuk Chin & Berliner Philharmoniker – Unsuk Chin
90 Day Men – We Blame Chicago
Best Album Notes
Alice Coltrane – The Carnegie Hall Concert (Live)
Ford Dabney’s Syncopated Orchestras – After Midnight
John Culshaw – John Culshaw – The Art of the Producer – The Early Years 1948-55
King Oliver’s Creole Jazz Band & Various Artists – Centennial
Various Artists – SONtrack Original de la Película “Al Son de Beno”
Best Historical Album
King Oliver’s Creole Jazz Band & Various Artists – Centennial
Paul Robeson – Paul Robeson – Voice of Freedom: His Complete Columbia, RCA, HMV, and Victor Recordings
Pepe de Lucía & Paco de Lucía – Pepito y Paquito
Prince & the New Power Generation – Diamonds and Pearls (Super Deluxe Edition)
Rodgers & Hammerstein & Julie Andrews – The Sound of Music (Original Soundtrack Recording) (Super Deluxe Edition)
Best Engineered Album, Non-Classical
Charlotte Day Wilson – Cyan Blue
Kacey Musgraves – Deeper Well
Lucky Daye – Algorithm
Peter Gabriel – I/O
Sabrina Carpenter – Short n’ Sweet
Willow – Empathogen
Best Engineered Album, Classical
Los Angeles Philharmonic, Gustavo Dudamel & María Dueñas – Gabriela Ortiz: Revolución Diamantina
Los Angeles Philharmonic, John Adams & Los Angeles Master Chorale – John Adams: Girls of the Golden West
Pittsburgh Symphony Orchestra & Manfred Honeck – Bruckner: Symphony No. 7 – Bates: Resurrexit (Live)
Skylark Vocal Ensemble & Matthew Guard – Clear Voices in the Dark
Timo Andres, Andrew Cyr & Metropolis Ensemble – Timo Andres: The Blind Banister
Producer of the Year, Classical
Christoph Franke
Dirk Sobotka
Dmitriy Lipay
Elaine Martone
Erica Brenner
Morten Lindberg
Best Immersive Audio Album
Ensemble 96, Current Saxophone Quartet & Nina T. Karlsen – Pax
Peter Gabriel – I/O (In-Side Mix)
Ray Charles & Various Artists – Genius Loves Company
Roxy Music – Avalon
Trondheim Symphony Orchestra & Nick Davies – Henning Sommerro: Borders
Best Instrumental Composition
Akropolis Reed Quintet, Pascal Le Boeuf & Christian Euman – Strands
André 3000 – I Swear, I Really Wanted to Make a “Rap” Album but This Is Literally the Way the Wind Blew Me This Time
Chick Corea & Béla Fleck – Remembrance
Christopher Zuar Orchestra – Communion
Shelly Berg – At Last
Best Arrangement, Instrumental or A Cappella
Béla Fleck – Rhapsody in Blue(Grass)
Henry Mancini & Snarky Puppy – Baby Elephant Walk (Encore)
Jacob Collier Featuring John Legend & Tori Kelly – Bridge Over Troubled Water
Säje – Silent Night
Scott Hoying Featuring Säje & Tonality – Rose Without the Thorns
Best Arrangement, Instruments and Vocals
Cody Fry Featuring Sleeping at Last – The Sound of Silence
John Legend – Always Come Back
Säje Featuring Regina Carter – Alma
Willow – Big Feelings
The 8-Bit Big Band Featuring Jonah Nilsson & Button Masher – Last Surprise (From “Persona 5”)
Best Orchestral Performance
Buffalo Philharmonic Orchestra & JoAnn Falletta – Kodály: Háry János Suite, Nyári este & Symphony in C Major
Esa-Pekka Salonen & San Francisco Symphony – Stravinsky: The Firebird
Los Angeles Philharmonic, Gustavo Dudamel & María Dueñas – Gabriela Ortiz: Revolución Diamantina
ORF Vienna Radio Symphony Orchestra & Marin Alsop – John Adams: City Noir, Fearful Symmetries & Lola Montez Does the Spider Dance
Susanna Mälkki & Helsinki Philharmonic Orchestra – Sibelius: Karelia Suite, Rakastava & Lemminkäinen
Best Opera Recording
Los Angeles Philharmonic, John Adams & Los Angeles Master Chorale – John Adams: Girls of the Golden West
Lyric Opera of Kansas City & Gerard Schwarz – Moravec: The Shining
The Metropolitan Opera Orchestra & The Metropolitan Opera Chorus – Catán: Florencia en el Amazonas
The Metropolitan Opera Orchestra & The Metropolitan Opera Chorus – Puts: The Hours
San Francisco Symphony Chorus & San Francisco Symphony – Saariaho: Adriana Mater
Best Choral Performance
Apollo’s Fire & Jeannette Sorrell – Handel: Israel in Egypt, HWV 54
The Choir of Trinity Wall Street, Artefact Ensemble & Novus NY – Sheehan: Akathist
The Crossing, Donald Nally & Dan Schwartz – Ochre
Skylark Vocal Ensemble & Matthew Guard – Clear Voices in the Dark
True Concord Voices & Orchestra, Jeffrey Biegel & Eric Holtan – A Dream So Bright: Choral Music of Jake Runestad
Best Chamber Music/Small Ensemble Performance
Caroline Shaw & Sō Percussion – Rectangles and Circumstance
JACK Quartet – John Luther Adams: Waves & Particles
Lorelei Ensemble & Christopher Cerrone – Christopher Cerrone: Beaufort Scales
Miró Quartet – Home
Yo-Yo Ma, Leonidas Kavakos & Emanuel Ax – Beethoven for Three: Symphony No. 4 and Op. 97 “Archduke””
Best Classical Instrumental Solo
Andy Akiho – Akiho: Longing
Curtis J Stewart, James Blachly & Experiential Orchestra – Perry: Concerto for Violin and Orchestra
Mak Grgić & Ensemble Dissonance – Entourer
Seth Parker Woods – Eastman The Holy Presence of Joan d’Arc
Víkingur Ólafsson – J. S. Bach: Goldberg Variations
Best Classical Solo Vocal Album
Fotina Naumenko – Bespoke Songs
Joyce DiDonato, Il Pomo d’Oro & Maxim Emelyanychev – Wagner: Wesendonck Lieder
Karen Slack & Michelle Cann – Beyond the Years
Nicholas Phan, Farayi Malek & Palaver Strings – A Change Is Gonna Come
Will Liverman & Jonathan King – Show Me the Way
Best Classical Compendium
Amy Porter, Nikki Chooi, Buffalo Philharmonic Orchestra & JoAnn Falletta – Lukas Foss: Symphony No. 1 & Renaissance Concerto
Andy Akiho & Imani Winds – BeLonging
Danaë Xanthe Vlasse, Royal Philharmonic Orchestra & Michael Shapiro – Mythologies II
Experiential Orchestra, James Blachly & Curtis J Stewart – American Counterpoints
Los Angeles Philharmonic, Gustavo Dudamel & María Dueñas – Gabriela Ortiz: Revolución Diamantina
Best Contemporary Classical Composition
Andrea Casarrubios – Casarrubios: Seven for Solo Cello
Decoda – Coleman: Revelry
Esa-Pekka Salonen, Fleur Barron, Nicholas Phan, Christopher Purves, Axelle Fanyo & San Francisco Symphony Chorus & Orchestra – Saariaho: Adriana Mater
Eighth Blackbird – Lang: Composition as Explanation
Los Angeles Philharmonic, Gustavo Dudamel & Los Angeles Master Chorale – Ortiz: Revolución Diamantina
米国の伝説的なレコード・プロデューサー、作曲家、マルチ・インストゥルメンタリストであり、現代音楽への貢献は70年以上に及び、ジャズ、ポップス、ヒップホップなど様々なジャンルに及んだクインシー・ジョーンズが91歳で亡くなった。1980年代のアーバンコンテンポラリーをリードしただけではなく、ポピュラーミュージックに大きな影響を与えた偉大なミュージシャン。
クインシー・ジョーンズの家族は声明の中で次のように訃報を明らかにした。「今夜、私たちの父であり兄であるクインシー・ジョーンズの訃報に接し、胸が張り裂けそうになりました。そして、これは私たち家族にとって信じられないような損失ですが、私たちは彼が生きた偉大な人生を祝福し、彼のような人は二度と現れないことを知っています」
ジョーンズは音楽業界で最も称賛されたアイコンの一人であり、3度の年間最優秀プロデューサー賞、2度の年間最優秀アルバム賞と年間最優秀楽曲賞を含む、グラミー賞の最多ノミネート80回、受賞28回を記録した。最近の受賞は2019年で、娘のラシダ・ジョーンズが脚本と共同監督を務めた半自伝的ドキュメンタリー『クインシー』が最優秀音楽映画賞を受賞した。
プロデューサー、アレンジャーとして、ジョーンズは20世紀で最も決定的なレコードのいくつかを手がけた。1982年のマイケル・ジャクソンの大ヒット作『Thriller』をプロデュースし、このアルバムは今でも史上最高の売り上げを記録している。
ディジー・ガレスピー、アレサ・フランクリン、レイ・チャールズ、ルーファス&チャカ・カーン、アル・ジャロウなど、各時代のトップ・タレントとコラボレートし、レスリー・ゴアの "It's My Party"、フランク・シナトラの "Fly Me to the Moon (In Other Words)"、ブラザーズ・ジョンソンの "Strawberry Letter 23 "など、ジャンルを超えたヒット・シングルの指揮も執った。
クインシー・ディライト・ジョーンズ・ジュニアは1933年3月14日、イリノイ州シカゴ生まれ。幼い頃からピアノを習い始め、家族でシアトルに引っ越してからトランペットを始める。ジャズ・バンドのリーダー、ライオネル・ハンプトンのツアーに参加するため、ボストンのバークリー音楽大学を1年で中退し、その後ニューヨークに移り、レイ・チャールズ、サラ・ヴォーン、カウント・ベイシー、デューク・エリントン、エラ・フィッツジェラルドなどのフリーのアレンジャーとなった。
1956年に最初のアルバム『This Is How I Feel About Jazz』をリリースしたが、1962年の『Big Band Bossa Nova』や1971年の『Smackwater Jack』など、立て続けにリリースしたアルバムで知名度を高めた。ソロでは、1973年の『You've Got It Bad Girl』、1974年の『Body Heat』、1981年の『The Dude』で、ジャズやビッグバンド・ミュージック以外のジャンルをさらに探求した。1989年の大作『バック・オン・ザ・ブロック』は、急成長中のヒップホップ・スタイルを含む、広範な感性のすべてを融合させたもので、アルバム・オブ・ザ・イヤーを含むグラミー賞7部門を受賞した。
1985年、ジョーンズはスティーヴィー・ワンダー、ティナ・ターナー、ボブ・ディラン、ポール・サイモンら一流のミュージシャンを集め、非営利団体USA for Africaのためにシングル「We Are the World」をレコーディングした。ジャクソンとライオネル・リッチーが書いたこの曲は、アフリカの人道的救済のために7500万ドルの寄付金を集め、年間最優秀楽曲賞と年間最優秀レコード賞を含む3つのグラミー賞を受賞した。ジョーンズは45人以上のミュージシャンとのレコーディング・セッションを指揮し、入り口にこんな警告を掲げた:「エゴは入り口でチェックしてください。
ジョーンズはエンターテインメント業界においても画期的な存在で、1967年の『バニング』の「愛の瞳」で、アフリカ系アメリカ人として初めてアカデミー賞のオリジナル楽曲賞にノミネートされた。映画音楽の作曲家としては、『イン・ザ・ヒート・オブ・ザ・ナイト』、『イタリアン・ジョブ』、『カラーパープル』で印象的なスコアを書き、シドニー・ルメット監督の1978年のミュージカル『ウィズ』では音楽監督を務めた。テレビ界では、『サンフォード&サン』や『アイアンサイド』の忘れがたいテーマ曲を手がけ、後に自身の制作会社クインシー・ジョーンズ・エンターテインメントを率いて『ベルエアのフレッシュ・プリンス』や『マッドTV』を制作した。
多くの称賛の中で、ジョーンズは1992年にグラミー・レジェンド賞、2001年にジョン・F・ケネディ・センター名誉賞、2011年にバラク・オバマ大統領から国民芸術勲章を授与され、2013年にはアーメット・エルテガン賞の受賞者としてロックの殿堂入りを果たした。2016年にはトニー賞を受賞した舞台『カラーパープル』のプロデューサーとしてEGOTの地位を獲得した。数々のグラミー賞受賞に加え、ジョーンズは1977年に『ルーツ』でエミー賞の優秀作曲賞を受賞し、1994年にはアカデミー賞のジーン・ハーショルト・ヒューマニタリアン賞を受賞した。
◾️【ESSENCIAL GUIDE】 R&B / BLACK CONTEMPORARY ブラック・コンテンポラリーの最重要作とアーティスト
©Imogene Barron |
アンビエントはインスタレーションを経て、純粋な音楽としてのツールを超越しつつあるのかもしれない。ジョン・ホプキンスがNASAとコラボレーションし、新曲「Forever Held」を発表した。同楽曲は、アイスランドのマルチ・インストゥルメンタリスト、オラファー・アーナルズによるストリングス・アレンジをフィーチャーしており、ワシントンDCのNASA本部で一般公開されているNASAの新しい没入型体験施設「スペース・フォア・アース」のために作曲された。
「Forever Held」は、NASAのクリエイティブ・ディレクターであるアーティストのエリカ・ベルンハルトが地球から宇宙に向けて書いたラブレターにインスパイア。ホプキンスは「この機会にフルオーケストラの曲を作りました。地球に "抱かれている "という感覚を伝えるような、時代を超越したものを作りたかった。この惑星の儚さと力、そして人類の運命における役割について考えていました」
この曲のミュージック・ビデオも手がけたベルンハルトはこう付け加えた。
「地球と地球を観測するNASAの衛星の間では、目に見えないコミュニケーションが行われている。宇宙からの眺めは、宇宙飛行士はこれをオーバービュー効果と呼ぶ。ホプキンスの作曲は、その変化を捉えている」
「宇宙の広がりを音に吹き込むと同時に、地球上の生命の本質とリズムに私たちを根付かせる。彼のサウンドスケープは、宇宙と地球の畏怖と驚きを、私たちに宇宙における私たちの位置と、地球に対する私たちの責任を考えさせる、音と没入感のある旅へと変換し、これらの領域をつなぐ架け橋として機能する」
「Forever Held」
ダフト・パンクと松本零士による2003年のSFアニメ・ミュージカル映画『インターステラ5555』の4Kリマスター版『The 5tory of the 5ecret 5tar 5system』が、12月12日に全世界で一夜限りの公開となる。
一足早いクリスマスは、トラファルガー・リリースの協力で映画館にやってくる。「これは、ダフト・パンクのミュージック・ビデオとともに、この映画を大きなスクリーンで体験できる貴重な機会であり、世界中の観客とこの映画を共有するのが待ちきれません」と、同社のマーク・アレンビーCEOはプレス声明で語っている。
この映画は、ダフト・パンクの2001年のアルバム『ディスカバリー』のビジュアルコンパニオンを兼ねているため、リマスター版は、『ディスカバリー』と題されたレコードの新しい限定版と同時に発売される。「インターステラ5555エディション」のリリース詳細はダフト・パンクのオフィシャルサイトで、また上映会の詳細はこちらで確認できる。
2003年5月に公開されたダフト・パンク&松本零士の『インターステラ5555』:The 5tory of the 5ecret 5tar 5system』は、トーマス・バンガルター、ガイ=マニュエル・ド・オメム=クリスト、セドリック・エルヴェが脚本を執筆し、竹之内和久が監督、伝説的な漫画家、松本零士が監修した。
『インターステラ5555』は、邪悪な計画を企む人間によってエイリアンの音楽バンドが誘拐されるというストーリー。この1時間の映画は、ダフト・パンクのアルバム『ディスカバリー』に合わせてミュージックビデオにカットされたもので、映画館でオリジナルの形で見られるのは珍しい。
この映画のすぐ後には、スパイク・ジョーンズ、ミシェル・ゴンドリー、セブ・ジャニアック、ロマン・コッポラ、ウォーレン・コッポラなどの監督による、ダフト・パンクを象徴するビデオのセレクションが上映される。
米/アシュビルを拠点に活動するシンガーソングライターのインディゴ・デ・ソウザがハリケーン「ヘリーン」によって大きな被害を受けた自宅の貴重品回収のため災害救援基金を設立した。
ご存知の通り、9月26日に南東部で発生したへリーンはフロリダを中心に甚大な被害をもたらした。ソウザにとっても同じだった。彼女の自宅は大型のハリケーンにより崩壊してしまった。しかし、当面のところソーザはアシュビルを離れるつもりはないという。「私の周りの誰もが多くの助けを必要としている時、助けを求めるのは本当に難しい。でも、私はここにいるし、それを受け入れなければならない」とインディゴ・デ・スーザはGoFundMeのページに書いた。「私の家と持ち物はハリケーン・ヘリーンによって破壊された。私はここに留まり、ここで生活を築き続けたい。どんなに壊れても、永遠にこの場所の一部でありたいと思う」
生活空間への被害だけでなく、ハリケーンは彼女の音楽機材に修復不可能なダメージを与え、その結果、彼女の精神衛生に深い影響を与えた。
「私は、私が失ったものの世界を取り替えるために、このお金を集めています」と彼女は続けた。「そして最も重要なのは、私が音楽を作るために慣れ親しんできた機材、つまり私を生かし、自宅で仕事をするためのものです。私はゼロからのスタートなのよ」
インディゴ・デ・スーザは、ザ・ウォー・オン・ドラッグス、フリート・フォクシーズ、R.E.M.、ワクサハッチーなどをフィーチャーした、ノースカロライナ州西部のハリケーン被災者のためのコンピレーション『Cardinals at the Window』にも参加している。Go Fund Meはこちらから参加できます。
Ai Kakihara |
1961年にBBCの電気技術者だったレイモンド・クックによって設立された、ロンドン南東のケント州に本社を構えるスピーカー・メーカー、KEF(ケーイーエフ)。
国内では南青山に店舗を構えるKEFは、"サウンド"を中心としたポッドキャストの配信を今年の5月より開始しています。 番組名は「Listen and believe」で、同番組では毎回ゲストを招いてサウンドに関するあらゆるトピックやテーマについて語り、最大45分間のエピソードを公開してきました。
そしてこの度、2024年11月7日(木)に開催される第8回目となる番組収録のゲストに、長崎出身で現在東京を拠点に活躍中のシンガー・ソングライター/クリエイターである音楽家Ai Kakihiraが決定しました。
Ai Kakihiraは、2部作となるデジタルEPの第1弾『IN』を今年5月にリリースし、先月には自身の代表楽曲ともいえる「IBU」のMuchaMuchaMによるリミックスを発表したばかり。そして来月には待望のデジタルEP第2弾のリリースも控えています。
当日は南青山にあるKEF Music Galleryにて公開収録を実施。トークセッションの後にはスペシャル・ライヴも実施予定なので、ぜひこの機会に彼女の生のパフォーマンスを体感してほしい。
15名限定という限られた招待枠ではあるが、現在番組の公式サイトにて観覧募集を受け付けています。応募は無料、抽選でのセレクトとなっており、受付は2024年11月1日(金) 23:59までとなっているので、気になった人は今すぐ応募しよう!
■【KEF】Podcast「Listen and believe」の公開収録
日時:2024年11月7日(木)18:30受付開始(19:00より60分程度収録+Liveを予定)
会場: KEF MUSIC GALLERY
〒107-0062東京都港区南青山5丁目5番6号
東京メトロ表参道駅A5出口徒歩3分
収録へ参加ご希望の方は、下記よりご応募ください。
- 募集人数: 15名
- 参加条件: 下記フォームより応募(myKEF登録(無料)が必須となります)
- 参加費用: 無料
- 締め切り: 2024年11月1日(金) 23:59
- 当選発表: 2024年11月2日(土)当選者へメールでご連絡
応募フォームはこちら
<トラックリスト>
1. INTRO
2.懲りずに信じていいですか
3.ご自愛ください
4.キテレツ
5.エンジョイサマー
<商品情報>
アーティスト名: Ai Kakihira(カキヒラ・アイ)
タイトル名: IN(イン)
レーベル: Gearbox Records
◾︎バイオグラフィー
Ai Kakihira。長崎県出身、東京在住の音楽家。ハウスやテクノ、民族音楽、チル・ウェイヴ、ディ スコ、ソウル、ドリーム・ポップなどの要素を巧みに取り入れたサイケデリックな独自のサウンド、 日本語の響きを生かしたメロディと繊細な歌声は耳に残りやすく、豊かな音のレイヤーと緻密な編曲によって、幻想的な世界へと誘う。プロデューサーやリミキサーとしても活動しており、他の アーティストのサポートやドキュメンタリー、広告などの映像作品にも音楽を提供している。 2024年5月、UKのギアボックス・レコーズから初となるデジタルEP『IN』をリリース。10月にはリミックス・シングル「IBU (MuchaMuchaM Remix)」し、さらに11月にはデジタルEP第2弾となる 『MAKUNOUCHI』をリリース予定となっている。
ロサンゼルスを拠点とするAI音楽企業クレイ・ビジョンは、UMGと共同で、AIが生成する音楽のモデルを構築する。
「クレイは、AIが音楽の創造性と人間の芸術性を強化し、成長させることができることを前提とし、新たな製品と経験を提供する、イノベーションの新時代のバックボーンとなるよう自らを位置づけている」とパートナーは述べている。更にクレイを "倫理的なAI音楽企業 "と呼んでいる。
クレイは現在、新しいラージ・ミュージック・モデル(KLayMM)を開発中だ。同社は、「人々の音楽に対する考え方に革命を起こし、新しい直感的な音楽体験を提示する」製品を数カ月以内に発売する予定だ。
「UMGとKlayが共有するビジョンの中核には、最先端の基盤となるAIモデルは、グローバルな文化を形成する芸術性の責任者との建設的な対話とコンセンサスを通じて、責任を持って構築され、拡張されることが最善であるという確信があります。
UMPGとUMGがAnthropic AIと訴訟中であり、またSunoとUdioに対する業界全体のアクションの一部でもあるこの時期に、Klay Visionとの提携が実現した。
「倫理的に、著作権や氏名・肖像権を完全に尊重したAI音楽生成モデルを構築することは、人間のクリエイターに対する脅威を劇的に軽減し、創造性と著作権の将来の収益化のための重要な新しい道を創造し、変革をもたらす最大のチャンスになるでしょう」と発表は続いた。
Klayは、アリ・アティ(音楽プロデューサー、技術専門家)、トーマス・ヘッセ(ソニー・ミュージックエンタテインメントの元社長)、ビョルン・ウィンクラー(グーグル・ディープマインドから間もなく参加)など、音楽とテクノロジーの分野の幹部によって率いられる。同社は、音楽出版社、レーベル、ディストリビューター、その他の権利保有者と協力し、メジャーおよびインディーズ・レーベルを横断して活動する。
クレイは、正確なアトリビューションを含むAI主導の体験とコンテンツをホストするグローバルなエコシステムを開発しており、従来の音楽サービスにおけるアーティストのカタログとは競合しない。
ユニバーサルミュージックのエグゼクティブ・バイス・プレジデント兼チーフ・デジタル・オフィサーのマイケル・ナッシュは、次のように述べている。
「私たちは、Klayを率いるチームのような起業家と提携し、アーティストとより広い音楽エコシステムのための新たな機会と倫理的な解決策を模索し、著作権を尊重し、人間の創造性に大きな影響を与える可能性のある方法でジェネレーティブAI技術を発展させることに興奮しています。UMGは常に、人間の芸術性を保護しながら、イノベーションを推進し、新しいテクノロジーを受け入れ、起業家精神を支援することで、音楽業界をリードするよう努めてきました」
Klayの創設者兼CEOであるAry Attieは、次のように付け加えた。
「研究は、AI音楽の基盤を構築するために非常に重要ですが、技術は、それが奉仕することを意図している文化に関与しないとき、空虚な器でしかありません。Klayがこだわっているのは、研究の革新性を紹介するだけでなく、それを人々の日常生活にとって目に見えないミッションクリティカルなものにすることです。そうして初めて、AIの音楽は短命のギミック以上のものになるのだ。私たちの偉大なアーティストたちは、常に最新のテクノロジーを受け入れてきました。私たちは、次のビートルズがKlayと共演すると信じています」
グレイトフル・デッドの創設メンバーでベーシストのフィル・レッシュが死去した。84歳でした。このニュースは、ミュージシャンの公式インスタグラム・ページを通じ、彼が今朝 "安らかに"、"家族に囲まれ、愛に満ちて "亡くなったことを明らかにする投稿で伝えられました。
「フィルは彼の周りのすべての人に計り知れない喜びをもたらし、音楽と愛の遺産を残しました」と投稿は続いた。
「私たちは、皆様がこの時、レッシュ家のプライバシーを尊重されるようお願いいたします」
作曲家スティーヴ・ライヒと共演し、イタリアのアヴァンギャルド奏者ルチアーノ・ベリオに師事した古典的な訓練を受けたトランペッターであったリーシュは、1965年にピザ屋で彼の友人ジェリー・ガルシアがフロントマンを務めるバンド、ウォーロックスのベース奏者としてスカウトされた。ベースを学んだことがなかったにもかかわらず、彼は承諾し、ウォーロックスは瞬く間にグレイトフル・デッドへと進化した。
ワーナー・ブラザースからリリースされたデッドの初期のアルバムでは、通常レッシュの名前がクレジットされていた。バンドがプロデューサーのデイヴ・ハッシンガーと別れた後、1968年の2ndアルバム『Anthem of the Sun』のミックスを手伝った。また、"Dark Star"、"The Eleven"、"St.Stephen "など、デッドのコンサートで長時間のジャム・セッションの定番となった楽曲の多くを共作している。
デッドのサウンドが他のどんなロックンロールとも一線を画しているのは、レッシュのベースかもしれない」と、ニック・パウムガーテンは2012年に『ニューヨーカー』に寄稿した。「彼は繰り返すことを好まず、彼はルートとビートを中心に演奏し、メロディックな対位法を演奏したりした。幼少の頃、彼はリード・ベリーやハンク・ウィリアムスよりも、エリオット・カーターやチャールズ・アイヴスをよく聴いていた。
1970年の『Workingman's Dead』(その後、ガルシアは作詞家ロバート・ハンターと共に彼らの曲の大半を作曲した)でよりルーツ志向に転じたことで、デッドに対するレッシュの影響はそれほど顕著ではなくなったが、彼はガルシア、ギタリストのボブ・ウィアード、ドラマーのビル・クロイツマンと共に、30年間演奏し続けるデッドのラインナップの不変の構成要素であり続けた。
ベーシストはまた、2015年のFare Thee Wellコンサートでデッドが正式に眠りにつくまで、デッドの死後の世界にも数多く参加しました。(レッシュは、オールマン・ブラザー・バンドのオテル・バーブリッジがベーシストとして参加した後日の『Dead & Company』には参加しなかった)