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米国のシンガー、トム・ウェイツがイタリアのドキュメンタリーシリーズ『Il Fattore Umano(人間の要因)』にサウンドトラックを提供した。アメリカのホームレス問題に寄り添った作品の最終回で映像に説得力をもたらす。


イタリアの公共テレビ局''RAI3''が制作したこの8部構成のシリーズは、権威主義政権、独裁政権、さらに民主主義政権ですら、人権がいかに侵害されてきたかを検分する。 最も弱い立場にある人々やマイノリティが、これらの国々でどのような抑圧に直面しているかに焦点を当て、最終エピソード(タイトルは『Ultima Fermata(最後の乗り物)』)は、アメリカの貧困について掘り下げた内容。テネシー州、アラバマ州、ミシシッピ州、ルイジアナ州の南部4州に焦点を当て、公共バスで各地を巡りながら、忘れ去られたコミュニティを発見し、セーフティネットのない制度によって疎外された状況で生きることを余儀なくされている人々の尊厳と連帯を探る。


『The Last Ride』は、アコースティック・ギターとピアノの演奏を披露しながら、自身の詩『Seeds on Hard Ground』を朗読するウェイツの声と、こうした人々の物語が対になっている。 このエピソードの予告編は、1996年の『Dead Man Walking』のサウンドトラックに収録された「The Fall of Troy」を演奏するウェイツのサウンドトラックで流れる。


トム・ウェイツは声明の中で述べている。「私は、私たち全員がそうであるように、不公平を深く憂慮する個人であるが、そのいずれかを解決する能力はない。 私は、私が知っている唯一の方法、音楽を通して世界に伝える。 私は政治や法律を扱わないし、私たち全員に関わる大きな問題に対する答えも持っていない。 私にできることは、歌や詩を通して、誰かを鼓舞することなんだ。 私は窓を開け、私たちの目を開くためにここにいるんだ。 できることなら、少しでもね」


『The Last Ride』は、アンジェロ・ロイ、マルティーノ・マッツォーニス、ルイジ・モンテベッロがRAIイタリア放送の『Il Fattore Umano』のために脚本と監督を手がけた。 このエピソードは、RAIのストリーミング・プラットフォームRaiPlayを通じて、2月26日(水)に全世界でストリーミング配信される。


 

公式ホームページより

フジロック・フェスティバルの2025年のラインナップの第一弾が発表されました。今年は日程別に出演者が発表されました。フレッド・アゲイン、エズラ・コレクティブ、イングリッシュ・ティーチャー、Tycho、ヴァンパイア・ウィークエンド、Suchmos、Vaundyなどの出演が決定しています。下記より詳細を確認してみて下さい。


フジロックフェスティバル2025は苗場スキー場で、7月25日から三日間にわたって開催されます。


7/25(金)


スクリレックス、アンダーソンパーク、ブライアン・イーノなど名だたるアーティストとのコラボで知られる、現在のダンスミュージックシーンの最重要アーティスト、フレッド・アゲイン。 が、初来日にしてフジロック初登場!


そして、現在の音楽シーンに多大なる影響を与え、2021年の活動休止からついに再始動を果たしたSuchmos、今年1月のさいたまスーパーアリーナ公演は2日間で76000人を動員した、令和時代の象徴的存在とも言えるアーティストVaundyの出演が決定!


ジャズ・アーティストとして初めてマーキュリー・ミュージック・プライズを受賞したエズラコレクティブ、それぞれ韓国、台湾の音楽シーンを牽引してきたバンドのコラボレーション、ヒュウコー&サンセットジェットコースター、クリエイティビティに溢れるmvで、ミュージック・ビデオのYoutube時代を切り開いてきたOK GO、今年1月に8年ぶりの来日公演を大いに盛り上げた、エレクトロニカ/ポストロックを代表するアーティストTYCHO。


7、今年結成30周年、待望のフルアルバム『viraha』をリリースするBRAHMAN、世界でミュージックラヴァーに注目を受け続けている坂本慎太郎、初日17組のラインナップが決定!"


7/26(土)


インディペンデントな活動を貫き、2019年にはメジャーレーベルの支援を受けることなく、ニューヨークのマディソン・スクエア・ガーデンを満員に快挙を成し遂げた現代最高峰のファンクバンド、ヴルフペックがフジロックのヘッドライナーとして待望の初来日!!」7/26(土)


エイフェックス・ツイン、レディオヘッド など、錚々たるアーティスト達が魅了して止まないエレクトロニック・ミュージック・シーン唯一無二の存在 FOUR TET、さらに1970年代から現在まで日本の音楽シーンを支え続けるレジェンド山下達郎がフジロックに初登場!


デビュー・アルバムでいきなりマーキュリー賞ノミネートを果たした新鋭プロデューサー、バリーは泳げない、様々な音楽のジャンルの壁を乗り越え、聴き手を魅了してきたエゴラッピン、自作での評価は言わずもがな、21世紀に影響力のある数々のアルバム。支えてきたジェームス・ブレイク、ひたむきロックンロールを愛し続けてきた男たち サンボマスターが出演!、


さらに、2日目を盛り上げる強力な布陣として、繊細な表現と超絶技巧を兼ね備え、1月のラインキューブホール公演を完売させた君島大空合奏形態、昨年10月の初来日公演で大好評を博したアイルランドの新鋭ニューダッドなど、23組が決定!


7/27(日)


昨年5年ぶりにリリースしたアルバム『オンリー・ゴッド・ワズ・アバヴ・アス』が世界中で高い評価を受け、3年ぶりにヴァンパイア・ウィークエンドが最終日のヘッドライナーとしてフジロックにカムバック!


2021年にはグラミー賞にもノミネートされ、エネルギッシュなライブパフォーマンスが魅力のカリフォルニア出身、三姉妹ポップロックバンド・ハイム、2023〜2024年、世界40都市に渡り220,000人を動員するワールドツアーを実施し、2025年11月にはメジャーデビュー20周年を迎えるRADWIMPSが苗場に登場!


テレビアニメ『呪術廻戦』ed主題歌が国内ストリーミング1億再生を突破、4月よりツアーで更なる飛躍を目指す羊文学、「地球上で最高のライヴ・バンド」も称され世界中にその存在を認める蜂の巣が登場!今月行われた東京ドーム公演。


月行われた東京ドーム公演で5万人を動員、ラッパー・R-指定とDJ松永によるHIP HOPユニットCreepy Nuts、昨年8月の日比谷野外音楽堂公演にてバンドとして改めて始動し国内外で活動するkanekoayano、ロックシーンを牽引し続けて40年、今なお第一線で活躍を続けている佐野元春など、最終日は20組のラインナップが発表!大自然の中で音楽と共に過ごす3日間。


大自然の中で音楽と共に過ごす3日間、いよいよ7月の苗場に向けてスタートです。今後の展開もお楽しみに。


イベント情報の詳細は公式サイトをご覧ください。




■世界的な文化アイコンであるパティ・スミスとNY/ベルリンを拠点にする現代音響芸術
コレクティヴ「サウンドウォーク・コレクティヴ」によるエキシビションとライブパフォーマンスが日本初上陸。2025年4月から東京と京都で開催。

 


 


実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するイベントシリーズ「MODE」は、世界的な文化アイコンであるパティ・スミス(Patti Smith)とNY/ベルリンを拠点に活動する現代音響芸術コレクティヴのサウンドウォーク・コレクティヴ(Soundwalk Collective)による最新プロジェクト「コレスポンデンス(CORRESPONDENCES)」を2025年4月から東京と京都で開催いたします。


「コレスポンデンス」はパティ・スミスとサウンドウォーク・コレクティヴによる10年以上におよぶ協働プロジェクトで、さまざまな地理や歴史、自然環境を横断する作品としてエキシビションとパフォーマンスの2形式で発表します。

 

エキシビションは4月26日から6月29日まで東京都現代美術館にて、パフォーマンスは4月29日(火・祝)にロームシアター京都 サウスホール(京都)、5月3日(土・祝)に新国立劇場 オペラパレス(東京)にて開催します。

 


 
■伝説の詩人、9年ぶりの来日!

  

©Zondag-Parcifal_Werkman

パティ・スミスは70年代のNYアート・カルチャーシーンを代表する伝説的なアイコンであり、詩人、画家、パフォーマーとして半世紀以上にわたり創作活動を続けています。1946年に生まれた彼女のキャリアは、1967年にNYへ移住したことから始まります。写真家ロバート・メイプルソープとの出会いやチェルシー・ホテルでの共同生活、アンディ・ウォーホルをはじめとするアーティストたちとの交流は彼女の創作に大きな影響を与えました。

 

デビューアルバム『ホーセス』(Horses, 1975)は詩とロックを融合させた革新的な作品として音楽史にその名を刻み、ソニック・ユースのキム・ゴードンやPJ ハーヴェイに霊感を与えるなど、パンクやロックおける表現の可能性を切り拓きました。パティの創造性は音楽のみにとどまらず、写真、ドローイングの展覧会やパフォーマンスを発表し、全米図書賞を受賞したベストセラー回顧録『ジャスト・キッズ』をはじめとした散文や詩集を多数執筆するほか、反戦や気候変動、人権問題についてくり返し発言し、アーティストの視点から社会への積極的なコミットメントを行なっています。

 

サウンドウォーク・コレクティヴは、アーティストのステファン・クラスニアンスキー(Stephan Crasneanscki)とプロデューサーのシモーヌ・メルリ(Simone Merli)が率いる現代音響芸術コレクティヴです。

 

アーティストやミュージシャンとの共同作業を通じてコンセプトや文学、芸術的テーマを探求し、場所や状況に応じたサウンドプロジェクトに取り組んできました。これまでに映画監督のジャン=リュック・ゴダール、写真家のナン・ゴールディン、振付家のサシャ・ヴァルツ、女優で歌手のシャルロット・ゲンズブールらとの長期的なコラボレーションを行ない、アートインスタレーションやダンス、音楽、映画などメディアを横断したプロジェクトを展開。ナン・ゴールディンを追ったドキュメンタリー映画『美と殺戮のすべて』では劇伴を手がけ、同作は2022年のベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞しています。

 


 
■ 10年間におよぶ「コレスポンデンス=往復書簡」の到達点

 



かれらのコラボレーションは、パティとステファンが飛行機の機内で偶然出会ったことから始まりました。その創造的な共同制作は10年以上にわたって継続し、べネチア・ビエンナーレやコロンビアのメデジン近代美術館をはじめ世界各地でライブパフォーマンス、展覧会、上映、詩の朗読会、ワークショップと多岐にわたる形式で作品を発表してきました。2022年にはパリのポンピドゥー・センターで展覧会「エヴィデンス(Evidence)」を開催しています。

 

今回、日本で発表する「コレスポンデンス」はかれらの最新プロジェクトであり、パティとステファンが10年にわたり交わしてきた“対話”から生まれた作品です。現在進行中で絶えず進化し続けるこのコラボレーションプロジェクトは、さまざまな土地の「音の記憶」を呼び起こし、芸術家や革命家、そして気候変動の継続的な影響の足跡を体現しています。


 


ステファンが詩的な霊感や歴史的な重要性をもつ土地を訪れフィールドレコーディングによって「音の記憶」を採集し、パティがその録音との親密な対話を重ねて詩を書き下ろし、さらにそのサウンドトラックに合わせてサウンドウォーク・コレクティヴが映像を編集する。こうした“往復書簡(=コレスポンデンス)”によって生まれたのが、本エキシビション/パフォーマンスの根幹を成す8つの映像作品です。

 

これらの映像は、チェルノブイリ原発事故や森林火災、動物の大量絶滅といったテーマを探求するとともに、アンドレイ・タルコフスキー、ジャン=リュック・ゴダール、ピエル・パオロ・パゾリーニ、ピョートル・クロポトキンといった芸術家や革命家を参照しながら、人間と自然の関係やアーティストの役割、人間の本質について観るものに問いかけます。

 

 


 

 【パフォーマンス出演】

 
・パティ・スミス(ヴォーカル)
・ステファン・クラスニアンスキー(フィールドレコーディング/フォーリー)
・シモーヌ・メルリ(シンセサイザー)
・ルーシー・レイルトン(チェロ)
・ディエゴ・エスピノサ・クルス・ゴンザレス(ドラム/パーカッション)
・ペドロ・マイア(ビジュアル/ライティング)
・セバスチャン・ビュロー(サウンドエンジニア)
 

・Patti Smith: VOCALS
・Stephan Crasneanscki: FIELD RECORDING/FOLEY
・Simone Merli: SYNTHESIZERS
・Lucy Railton: CELLO
・Diego Espinosa Cruz González: DRUMS/PERCUSSIONS
・Pedro Maia: VISUALS/LIGHTS
・Sebastien Bureau: SOUND ENGINEER

 

 

【プログラム概要】 

 

・ EXHIBITION MOT Plus  サウンドウォーク・コレクティヴ & パティ・スミス|コレスポンデンス

 

エキシビション「コレスポンデンス」は、東京都現代美術館の「MOT Plusプロジェクト」による初の取り組みとなります。”MOT Plus”はパフォーマンスや上映など、従来の展覧会の形式にとどまらない、実験的なプロジェクトを展開する場として2025年に立ち上がった新企画。本展はその第一弾として、YYとの共同主催、MODEの企画協力により開催致します。

 


会期: 

2025年4月26日(土)~6月29日(日)  10:00-18:00(展示室入場は閉館の30分前まで)


休館日: 

月曜日(5月5日は開館)/ 5月7日(水)


会場: 

東京都現代美術館 企画展示室B2F   〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1 


観覧料(税込):  

一般1,800円/小学生以下無料 ※小学生以下のお客様は保護者の同伴が必要です。


展覧会ウェブサイト: www.mot-art-museum.jp/exhibitions/MOTPlus-correspondences/

 

 

・PERFORMANCE IN KYOTO     KYOTOPHONIE in collaboration with MODE
サウンドウォーク・コレクティヴ & パティ・スミス|コレスポンデンス

 

「コレスポンデンス」の日本初公演を、ゴールデンウィーク初日の4月29日(火・祝)、ロームシアター京都 サウスホールにて、昼夜の2公演を開催致します。

 

本公演は、2025年4月12日から5月11日まで開催される「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭 2025」の姉妹イベント、「KYOTOPHONIE ボーダレスミュージックフェスティバル 2025 春」のプログラムとして、MODEと共同開催致します。

 


公演日時: 

2025年4月29日(火・祝)

[昼公演]12:00開場/ 13:00開演 [夜公演]16:30開場/ 17:30開演


会場: 

ロームシアター京都 サウスホール 〒606-8342 京都府京都市左京区岡崎最勝寺町13


チケット料金(前売り・税込):

SS席指定 20,000円/S席指定 11,500円/A席指定 9,500円/B席指定 5,500円
※未就学児童入場不可 ※小学生以上チケット必要 ※チケット購入後のキャンセル・変更・払い戻しはいたしません


チケット販売: 

イープラス  https://eplus.jp/correspondences/


[店頭販売]ファミリーマート店頭(店内マルチコピー機)


[店頭購入方法]https://support-qa.eplus.jp/hc/ja/articles/6638367888665


[オフィシャル先行抽選]2025年2月15日(土)10:00 ~ 2月24日(月・祝)23:59
[最終先行先着]2025年3月8日(土)10:00~



公式ウェブサイト: 

MODE : https://mode.exchange

KYOTOPHONIE: https://kyotophonie.jp/



公演に関する問い合わせ先:

KYOTOPHONIE事務局: info@kyotophonie.jp



・PERFORMANCE IN TOKYO  MODE 2025     サウンドウォーク・コレクティヴ & パティ・スミス|コレスポンデンス



実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するイベントシリーズ「MODE」が、「コレスポンデンス」の日本公演を招致。

 

東京公演は、日本を代表するオペラ・バレエ専用劇場である新国立劇場 オペラパレスにて開催されます。本公演は、MODE史上最大規模の公演となります。

 


公演日時: 

2025年5月3日(土・祝)17:00開場/ 18:00開演


会場: 

新国立劇場 オペラパレス 

〒151-0071 東京都渋谷区本町1-1-1 


チケット料金(前売り・税込):SS席指定 20,000円/S席指定 11,500円/A席指定 9,900円
B席指定 7,700円/C席指定 5,500円


※未就学児童入場不可 ※小学生以上チケット必要 ※チケット購入後のキャンセル・変更・払い戻しはいたしません。



チケット販売: 

イープラス https://eplus.jp/correspondences/


[店頭販売]ファミリーマート店頭(店内マルチコピー機)


[店頭購入方法]https://support-qa.eplus.jp/hc/ja/articles/6638367888665


[オフィシャル先行抽選]2025年2月15日(土)10:00 ~ 2月24日(月・祝)23:59



公式ウェブサイト:

MODE  https://mode.exchange


公演に関する問い合わせ先: 

MODE: info@mode.exchang


 

【クレジット】

  

・エキシビション

主催:公益財団法人東京都歴史文化財団 東京都現代美術館/株式会社YY
企画協力:MODE
協賛:Audio-Technica / Analogue Foundation

 

・パフォーマンス京都公演


主催:一般社団法人 KYOTOPHONIE/MODE/株式会社YY


 
・パフォーマンス東京公演


主催:MODE/株式会社YY
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【芸術文化魅力創出助成】
協賛:Audio-Technica / Analogue Foundation

 

 

■ Soundwalk Collective(サウンドウォーク・コレクティヴ)

 

Photo by Vanina Sorrenti 

サウンドウォーク・コレクティヴは、アーティストのステファン・クラスニアンスキーとプロデューサーのシモーヌ・メルリが率いる現代音響芸術コレクティヴ。


アーティストやミュージシャンとの共同作業により、コンセプトや文学、芸術的なテーマを検証するために、場所や状況に応じたサウンドプロジェクトを展開。パティ・スミスや映画監督のジャン=リュック・ゴダール、写真家のナン・ゴールディン、振付家のサシャ・ヴァルツ、女優で歌手のシャルロット・ゲンズブールといったアーティストたちとの長期的なコラボレーションを行なう。

 

彼らの実践はアートインスタレーション、ダンス、音楽、映画と多岐にわたり、音を詩的で感触を伴う素材として扱うことで異なるメディアを結びつけ、複層的な物語を創造することを可能にしている。ローラ・ポイトラス監督の『美と殺戮のすべて』ではオリジナルサウンドトラックを制作し、2022年のベネチア国際映画祭で金獅子賞を受賞。


これまでポンピドゥ・センター(パリ)、ドクメンタ(カッセル)、クンストヴェルケ現代美術センター(ベルリン)、ニューミュージアム(NY)などで展示やパフォーマンスを発表している。

 

 

 ■ Patti Smith(パティ・スミス)

 Photo by Jesse Paris Smith


パティ・スミスは1946年シカゴで生まれ、ニュージャージー州南部で育ったのち、1967年ニューヨークに移住。詩とロックを融合させた革新的なアルバム『ホーセス』(Horses, 1975)でデビューして以来、数々のアーティストやミュージシャンに影響を与え、世界的な文化アイコンとして知られる。

 

音楽、著作、パフォーマンス、視覚芸術における業績は各分野で高く評価されており、グラミー賞に4度ノミネートされたほか、『ホーセス』は米国議会図書館の国家保存重要録音物登録簿に登録されている。また写真や絵画、インスタレーションを手がけるアーティストとしても活躍し、世界中のギャラリーや美術館で展示を行なっている。

 

著作に全米図書賞を受賞したベストセラー回顧録『ジャスト・キッズ』のほか、『ウールギャザリング』『Mトレイン』『無垢の予兆』など多数。2020年にペン/フォークナー賞を受賞、コロンビア大学から名誉博士号を授与される。2022年には彼女の生涯の業績を称えて仏レジオンドヌール勲章を受勲した。

 

 

【MODE】

 
MODEは、2018年にロンドンで創設された実験音楽、オーディオビジュアル、パフォーミングアーツを紹介するプラットフォーム。坂本龍一がキュレーターを務めた初開催以降、ロンドンと東京を拠点に「音」を軸とした国際的な文化交流の場として展開している。都市の余白や歴史的な音楽芸術ベニューを舞台に、空間の建築的特性や場所がもつストーリーに呼応する多彩なプログラムを実施。アーティストとオーディエンスが音楽や芸術文化、その歴史的背景を分かち合い、インスピレーションを交わすことで、新たな実験的表現が生まれる場を創出している。

 


過去の主な出演者(抜粋):


・2018 LONDON

 (The Barbican Centre / The Silver Building / Camden Art Centre)
坂本龍一 + Alva Noto / 坂本龍一 + David Toop / Beatrice Dillon / 空間現代 / 細野晴臣 + Acetone / Curl / 毛利悠子 +鈴木昭男


・2019 LONDON

 (Round Chapel / 55-57 Great Marlborough Street / South London Gallery) Rashad Becker / Eliane Radigue / Julia Eckhart / Bertrand Gauguet / Yannick Guédon / Wolfgang Voigt

 

・2023 TOKYO

 (淀橋教会 / Vacant Space in Aoyama / WWW)
Eli Keszler / Kafkaʼs Ibiki (Jim O'Rourke, 山本達久, 石橋英子) / Park Jiha / 伶楽舎 / Posuposu Otani / Merzbow / Kali Malone featuring Stephen O'Malley & Lucy Railton / Laurel Halo / Tashi Wada with Julia Holter / Riki Hidaka


・2024 TOKYO

 (草月ホール / 伊藤邸(旧園田高弘邸) / LIQUIDROOM)
INCAPACITANTS / Puce Mary / Yuko Araki / FUJI | | | | | || | | | | TA / Okkyung Lee / 坂 田 明 / Bendik Giske / Valentina Magaletti / Still House Plants / goat 



【KYOTOPHONIE】

 
京都で年2回開催される「KYOTOPHONIE ボーダレスミュージックフェスティバル」は、ルシール・レイボーズと仲西祐介(KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭の共同創設者)によって2023年からスタートした音楽フェスティバルです。2023年春から2024年秋までに、延べ約37,000人の観客を動員しました。


KYOTOPHONIEは、従来のジャンル、会場、形式にとらわれないクリエイティブな実験を促します。このような実験と分野横断的コラボレーションこそが、本フェスティバルの特徴です。京都府内のユニークな会場で、シーンを彩るアンダーグラウンドなアーティストから世界で活躍する国際的なアーティストまで、多彩なラインナップを紹介しています。


春開催の「KYOTOPHONIE Spring」は、姉妹イベントである「KYOTOGRAPHIE 京都国際写真祭」のその年のテーマからインスピレーションを受け、アーティストを選定し、写真や音楽の枠を超えて同時開催しています。「KYOTOPHONIE Autumn」は、さらに自由なラインナップによって未知の音楽体験を提供し、世界を旅するような感覚を共有します。以下は開催実績です。

 

・2023 Spring -Club METRO / 東福寺塔頭 光明院 / HOSOO Hall / 金剛能楽堂 / ロームシアター京都 サウスホール / 京都コンサートホール アンサンブルホール(小ホール) / 渉成園 / 八竹庵(旧川崎家住宅) 

ルーカス・サンタナ / 山川冬樹 / サリフ・ケイタ / EUTRO / TRIO SR9 / サンドラ・ンカケ / ラ・チカ/ SHOW-GO / KYOTO JAZZ SEXTET / 森山威男 / 中野公揮 /吉田簑紫郎(文楽人形遣い)/ バラケ・シソコ / ヴァンサン・セガール / ピエル・ファッチーニ / 大友良英/ 小山田圭吾 / 田中知之 (FPM) / ピーター・バラカン / Kobeta Piano 他


・2023 Autumn -天橋立  

シシド・カフカ directs el tempo / シコ・セーザル / U-zhaan×環ROY×鎮座DOPENESS / baobab / ジュリア・ショートリード/ LUCA×山本啓×仙石 人 / 青葉市子 / 石橋英子 Band Set / ルエジ・ルナ / INNA DE YARD (HORACE ANDY,CEDRIC MYTON from The Congos and WINSTON MCANUFF, backed by Home Grown) / 西原鶴真 / Eki Shola / 仕立て屋のサーカス



・2024 Spring -八竹庵(旧川崎家住宅)/ 東本願寺視聴覚ホール / Club METRO

ロス・グラシオーソ / シェニア・フランサ / ダビ・コペナワ / イーモン・ドイル / ナイルスウィーニー / ダビッド・ドノホ / ケヴィン・バリー
/ Black Boboi / kott / CROSSBRED 他

 


・2024 Autumn ロームシアター京都 メインホール

ジルベルト・ジル「アケリ・アブラッソ・ジャパンツアー 2024 京都公演」



【YY】


芸術、ファッション、音楽の分野における培った知識や専門性、豊かな文化的洞察力を活かし、他の文化領域や産業との接点を創出するカルチュラルプラットフォーム。


世界中のアーティストやクリエーター、専門家とのネットワークを活用し、クリエイティブ/アートディレクションやブランドマーケティング、アート・文化関連のプロジェクト企画・制作を行う。アート展示やライブパフォーマンス、ブランドとの協働を通じて、さまざまな創造分野の連携を促進し、国際的な視点で文化の発展に貢献するプロジェクトを展開している。

 


 

2025年度の「Rock & Roll Of Fame(ロックの殿堂入り)」の候補者が本日発表された。今年度のノミネート候補は、ロックからポップスまでバランスの取れた選出が行われている。

 

ロックの殿堂にノミネートされるための条件は、候補が発表される年度の25年前に商業録音を発表済みのアーティストということで、相当厳しい条件となっていることが分かるはずだ。この賞の問題点は、商業的に大きな成功を収めてからかなり後年になって殿堂入りを果たすということだろう。少なくとも、生前に受賞の知らせを受けるためには長生きしないといけない。

 

今年のファイナリストには、ジョイ・デイヴィジョン/ニュー・オーダー、シンディー・ローパー、ビリー・アイドル、マライア・キャリー、マナ(MANA)、フィッシュ(Phish)、ジョー・コッカー、アウトキャスト、チャビー・チェッカー、サウンドガーデン、ザ・ブラック・クロウズ、ザ・ホワイト・ストライプス、バッド・カンパニー、そしてオアシスが選ばれた。

 

注目すべきは、ロックの殿堂入りに関して批判的な意見を示してきたリアム・ギャラガー擁するオアシスだろう。今年、バンドはワールドツアーを控えている。ノミネートの一報を受けたリアム・ギャラガー氏は、ソーシャルメディアで持論を展開させた。この賞にたずねられると、「ロックの殿堂はオカマのための賞だ」といい、さらに、ファンに「もし受賞したらどうする?」と聞かれると、「もちろん現地に行って、これまでで最高のことを話すよ」と言った。

 

ロックの殿堂の受賞者の発表は、2025年4月に行われ、通例ではライブパフォーマンスなども行われる。また公式サイトでのファン投票に加えて、1,200人以上のアーティストや音楽業界関係者、そして識者によって選出される。昨年の受賞者は、オジー・オズボーン、メアリーJ、ブライジ、ピーター・フランプトン、クール&ザ・ギャングなどがロックの殿堂入りを果たした。ロックの殿堂はクリーブランドにあり、伝説的なミュージシャンの記念品が展示されている。1981年にこの博物館は開設され、現在も当地の名物的な施設として知られている。

スーパーボウル・ハーフタイムショー  ビュイックリーガルの実車が登場した


Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)は、グラミー賞の受賞式から充実した日々を送っている。2月9日、ラマーはアップル・ミュージックのスーパーボウル・ハーフタイム・ショーに出演し、ソロアーティストとして同イベントのヘッドライナーを務めた初のラッパーとなった。

 

ショーでは1980年代のビュイックリーガルの黒塗りの実車も登場するというド派手な演出が行われた。どうやら、ラマーのパフォーマンスはヒット曲を中心とするメドレー形式で行われ、その中では『GNX』でゲスト参加したSZAも登場。さらに、パフォーマンスはダンスを中心の演出であったが、アメリカの国旗をモチーフにした青、赤、白の色彩をあしらった衣装をバックダンサーは身につけていた。 


最新アルバム『GNX』から「Luther」をデュエットしたほか、『Black Panther(ブラックパンサー)』のサウンドトラック「All the Stars」を披露した。 コンプトンのラッパーは、サミュエル・L・ジャクソンをアンクルサムとして登場させ、ドレイクの元恋人であるセリーナ・ウィリアムズがサイドステージで「Not Like Us」を踊った。 パフォーマンスのリプレイは以下から。


ラマーはショーのオープニングをGNXの「bodies」で飾った後、シングル曲「scabble up」に移行した。 ジャクソンは、ラマーが "うるさすぎる、無謀すぎる、ゲットーすぎる "と批判し、"引き締めろ "と促した。 彼は『DAMN.』のヒット曲「HUMBLE」、「DNA」、昨年の「Euphoria」を披露した。


 『GNX』から「man at the garden」と「peekaboo」をライヴデビューさせ、SZAを連れてきて、「Not Like Us」のフルパフォーマンスに突入した。ドレイクへのディストラックとして有名になったことによるものか。 「本当にやるの?」とダンサーが言うと、ラマーは新しいヴァースで応えた。


「これは音楽よりも大きなことだ。彼らはゲームを不正に操作しようとしたが、影響力を偽ることはできない」 彼はカメラを直視し、"Say, Drake, I hear you like 'em young. "とラップした。 最後に、DJマスタードは「tv off」のクロージング・パフォーマンスにカメオ出演した。


また、今回のスーパーボウルのハーフタイムショーでは、ラッパーの発言に注目が集まった。とくに、ギル・スコット・ヘロンの1971年の詩「The Revolution Will Not Be Televised」に言及し、1960年代の公民権運動に触れている。さらに、ケンドリックは大観衆の前で次のように語った。

 

革命はテレビの前で放映されようとしている。あなたたちは”正しい時”を選んだけれども、”間違った人”を選んでしまった。

 

この発言にネットはヒートアップし、今年1月の大統領選挙について言及しているという噂でもちきりになっている。なお、この日の観客席にはテイラー・スウィフトの姿もカメラで捉えられた。




チケットマスターUKのアンドリュー・パーソンズMDが、英国議会の特別委員会の公聴会でダイナミック・プライシングの制度を擁護した。ダイナミックプライシングとは変動制のチケット購入制度のことを言い、近年チケット料金の高騰を受けて、批判の的にさらされることがある。例えば、オアシスの再結成ツアーがその事例に当たり、高い価格でチケットが購入されるケースもある。


この制度の概要は、''変動する価格を確認した上でチケットの購入者が入札を選択する''という比較的新しい販売方法だ。購入者が自発的にチケットを入札するという方法であるため、売買契約には違反していない。ところが、有名アーティストのツアーで価格が高騰し、主催側が消費者から金銭的な搾取を行なっているのではないかとの意見も見受けられる。今回、証言者として議会の公聴会に出席したのは、世界的なライブプロモーターのチケットマスターUKの代表だった。


''Business and Trade Select Committee''の公聴会は、現在進行中のセカンダリー・チケッティングに関する協議と時を同じくして行われ、ダイナミック・プライシングに関するエビデンスの提示も求められている。この諮問委員会は変動制の購入方法の妥当性を再検討するために行われた。


オアシスのUKツアーでもこのモデルが使用され、一部のファンがチェックアウト時にチケット代が予想よりも大幅に高く、1枚あたり最大約350ポンドと予想の2倍以上を支払ったとして物議を醸したことが議題に上った。チケットの価格は、アーティスト・チームとプロモーターによって決定される。


委員長のリアム・バーン議員から「基本的にファンから金をむしり取っているのではないか」と質問されたチケットマスターの代表を務めるパーソンズ氏は、そのようなことはないと完全に否定した。


「いいえ、そうは思いません。私たちが提供するサービスは、イベント主催者と密接に協力し、彼らが事前に決定した価格でチケットを販売できるようにすることです。チケットを販売し、必要な会場を満席にすることができるという点で、それは明らかに彼らが持つ大きなレバーのひとつだ。彼らはまた、アーティストの長期的なキャリアにも非常に投資しており、彼らがツアーに出ることができるようにしている。


バーンは、ハリー・スタイルズのショーで、ファンがレジで予想以上の金額を支払った例を挙げ、それを「おとり商法」と批判した。しかしパーソンズ氏は、ダイナミック・プライシングがオンライン・チェックアウトの過程でファンが異なる価格を支払っているという "幻想 "に異議を唱えた。 彼は、チケットマスターのテクノロジーが、彼らのプラットフォームで販売されるチケットの市場に反応していることを否定した。これはシステム上やむをえないという弁明である。


パーソンズは国会議員に対して、「自動的あるいはアルゴリズム的な方法で価格を変更することはありません。 価格は、イベント主催者やそのチームが希望する価格で事前に設定されます。 そのため、必然的に安いチケットはすぐに売り切れてしまい、後日ファンが目にするチケットの値段は高くなる。 しかし、そのようなことはありません。私たちは、価格変更の原動力となるテクノロジーは一切存在しないことを明確にしている。 チケットマスターのウェブサイトに表示される価格は、イベント主催者が希望した価格であり、すべての手数料を含んだものです」とダイナミックプライシングの正当性をあらためて強調している。



 

 

米国政権の掲げる関税政策はアメリカの代表的なメーカーのギター生産にも影響を及ぼしている。フェンダー社は本来、USAで制作されるギターのクラフトを特徴としていたが、近年ではメキシコの工場でも生産を行っていた。

 

フェンダー社は、インドネシアの工場ラインで製造される「スタンダードシリーズ」を発表した。これまで、同社はこのモデルをメキシコで生産していたが、米国の新政権の掲げる関税政策の影響もあってか、インドネシアに生産工場を移転する。メキシコに多くの工場を持つ自動車産業への余波が大きいが、結果的には自社の楽器メーカーの生産にも影響を及ぼすことになった。

 

しかし、結果的には、アジアへの工場移転により、製造の生産コストが軽減され、一般的なモデルが廉価での提供が可能になった。モデルはメキシコで生産されているプレーヤーシリーズを凌ぐほどの人気がある。


「ファンダースタンダードシリーズは、ミュージシャンの元来、初心者むけのフェンダー製品として製造されている。手頃な価格のプレイアビリティと刺激的な音色を提供し、ブランドをロックンロールのアイコンにした」と同社は製品に関して説明している。この生産ラインには、ストラトキャスター、テレキャスター、ジャズベース、プレシジョンベースモデルが含まれており、海外の店舗では600ドル(正確には590ドル〜600ドル)の価格帯で販売される予定だ。


このギターには、ポプラボディ、デマップルアーム、インドのローレルスケール、セラミックピックアップなどの特徴がある。商品のカラーバリエーションには、オリンピックホワイト、バタースコッチブロンド、サンバーストなどのクラシックカラーがあり、あまり一般的なモデルではないようだ。


2025年度のグラミー賞授賞式が昨夜2月2日、ロサンゼルスのCrypto.comアリーナで開催されました。 


今年のノミネート総数11部門で首位に立ったビヨンセは、三部作の最新作「Cowboy Carter(カウボーイ・カーター)」で初めて年間最優秀アルバム賞を受賞し、黒人アーティストとして初めて最優秀カントリー・アルバムを受賞しました。 ビヨンセの授賞の瞬間の感動的な映像は下記よりご覧下さい。



一方、天文学的なストリーミング再生数を記録したケンドリック・ラマーのヒットソング「Not Like Us」は、ノミネートされた5部門すべてを独占しました。彼は一昨年、ビヨンセとステージで共演しています。年間最優秀楽曲賞、年間最優秀レコード賞、最優秀ラップ・ソング賞、最優秀ラップ・パフォーマンス賞、最優秀ミュージック・ビデオ賞です。両者ともに米国のミュージックシーンで根強い人気を誇っています。



さらに、7部門にノミネートされていたイギリスのチャーリーXCXは、「brat」でダンス/エレクトロニック・アルバムと最優秀レコーディング・パッケージを受賞し、「Von Dutch」は最優秀ダンス・ポップ・レコーディング賞を受賞しました。 劇的な復活を遂げたセント・ヴィンセントはオルタナティヴ・ミュージック部門を席巻し、「All Born Screaming」で最優秀オルタナティヴ・アルバム賞、「Flea」で最優秀オルタナティヴ・ミュージック・パフォーマンス賞、「Broken Man」で最優秀ロック・ソング賞に輝いた。 チャペル・ローンは最優秀新人アーティストに選ばれました。


また、グラミー賞最優秀オーディオブック、ナレーション&ストーリーテリング録音賞を受賞したジミー・カーター元米大統領は、死後、グラミー賞史上最高齢の受賞者となった。ジミー・カーター氏は、レコード・コレクターとして知られ、大統領在任中にお気に入りのレコードをホワイトハウスに所蔵していたほどの音楽愛好家でした。


ビリー・エイリッシュ、チャーリー・XCX、チャペル・ローン、サブリナ・カーペンター、ドーチ、レイ、テディ・スウィムス、シャブージー、シャキーラらが出演した今年の授賞式は、再びトレヴァー・ノアが司会を務め、ロサンゼルスの山火事救済活動を支援する募金活動も兼ねていました。2025年のグラミーのノミネート、及び、受賞者リストは以下をチェックしてみて下さい。



Grammy Awards 2025


Album of the Year


André 3000 – New Blue Sun

⭐︎Beyoncé – Cowboy Carter

Billie Eilish – Hit Me Hard and Soft

Chappell Roan – The Rise and Fall of a Midwest Princess

Charli XCX – Brat

Jacob Collier – Djesse Vol. 4

Sabrina Carpenter – Short n’ Sweet

Taylor Swift – The Tortured Poets Department


Song of the Year


Beyoncé – Texas Hold ’Em

Billie Eilish – Birds of a Feather

Chappell Roan – Good Luck, Babe!

⭐︎Kendrick Lamar – Not Like Us

Lady Gaga & Bruno Mars – Die With a Smile

Sabrina Carpenter – Please Please Please

Shaboozey – A Bar Song (Tipsy)

Taylor Swift Featuring Post Malone – Fortnight


Best Latin Pop Album


Anitta – Funk Generation

Kali Uchis – Orquídeas

Kany García – García

Luis Fonsi – El Viaje

⭐︎Shakira – Las Mujeres Ya No Lloran


Best New Artist


Benson Boone

Doechii

Chappell Roan

⭐︎Khruangbin

Raye

Sabrina Carpenter

Shaboozey

Teddy Swims


Best Country Album


⭐︎Beyoncé – Cowboy Carter

Chris Stapleton – Higher

Kacey Musgraves – Deeper Well

Lainey Wilson – Whirlwind

Post Malone – F-1 Trillion


Best Pop Vocal Album


Ariana Grande – Eternal Sunshine

Billie Eilish – Hit Me Hard and Soft

Chappell Roan – The Rise and Fall of a Midwest Princess

⭐︎Sabrina Carpenter – Short n’ Sweet

Taylor Swift – The Tortured Poets Department


Best Rap Album


Common & Pete Rock – The Auditorium Vol. 1

⭐︎Doechii – Alligator Bites Never Heal

Eminem – The Death of Slim Shady (Coup de Grâce)

Future & Metro Boomin – We Don’t Trust You

J. Cole – Might Delete Later


Best Contemporary Classical Composition


Andrea Casarrubios – Casarrubios: Seven for Solo Cello

Decoda – Coleman: Revelry

Esa-Pekka Salonen, Fleur Barron, Nicholas Phan, Christopher Purves, Axelle Fanyo & San Francisco Symphony Chorus & Orchestra – Saariaho: Adriana Mater

Eighth Blackbird – Lang: Composition as Explanation

⭐︎Los Angeles Philharmonic, Gustavo Dudamel & Los Angeles Master Chorale – Ortiz: Revolución Diamantina


Best Classical Compendium


Amy Porter, Nikki Chooi, Buffalo Philharmonic Orchestra & JoAnn Falletta – Lukas Foss: Symphony No. 1 & Renaissance Concerto

Andy Akiho & Imani Winds – BeLonging

Danaë Xanthe Vlasse, Royal Philharmonic Orchestra & Michael Shapiro – Mythologies II

Experiential Orchestra, James Blachly & Curtis J Stewart – American Counterpoints

⭐︎Los Angeles Philharmonic, Gustavo Dudamel & María Dueñas – Gabriela Ortiz: Revolución Diamantina


Best Classical Compendium


Amy Porter, Nikki Chooi, Buffalo Philharmonic Orchestra & JoAnn Falletta – Lukas Foss: Symphony No. 1 & Renaissance Concerto

Andy Akiho & Imani Winds – BeLonging

Danaë Xanthe Vlasse, Royal Philharmonic Orchestra & Michael Shapiro – Mythologies II

Experiential Orchestra, James Blachly & Curtis J Stewart – American Counterpoints

⭐︎Los Angeles Philharmonic, Gustavo Dudamel & María Dueñas – Gabriela Ortiz: Revolución Diamantina


Best Arrangement, Instruments and Vocals


Cody Fry Featuring Sleeping at Last – The Sound of Silence

John Legend – Always Come Back

⭐︎Säje Featuring Regina Carter – Alma

Willow – Big Feelings

The 8-Bit Big Band Featuring Jonah Nilsson & Button Masher – Last Surprise (From “Persona 5”)


Best Arrangement, Instrumental or A Cappella


Béla Fleck – Rhapsody in Blue(Grass)

Henry Mancini & Snarky Puppy – Baby Elephant Walk (Encore)

⭐︎Jacob Collier Featuring John Legend & Tori Kelly – Bridge Over Troubled Water

Säje – Silent Night

Scott Hoying Featuring Säje & Tonality – Rose Without the Thorns


Best Musical Theater Album


⭐︎Hell’s Kitchen

Merrily We Roll Along

The Notebook

The Outsiders

Suffs

The Wiz


Best Spoken Word Poetry Album


Malik Yusef – Good M.U.S.I.C. Universe Sonic Sinema Episode 1: In the Beginning Was the Word

Omari Hardwick – Concrete & Whiskey Act II Part 1: A Bourbon 30 Series

Queen Sheba – Civil Writes: The South Got Something to Say

Skillz – The Seven Number Ones

⭐︎Tank and the Bangas – The Heart, the Mind, the Soul


Best Classical Solo Vocal Album


Fotina Naumenko – Bespoke Songs

Joyce DiDonato, Il Pomo d’Oro & Maxim Emelyanychev – Wagner: Wesendonck Lieder

⭐︎Karen Slack & Michelle Cann – Beyond the Years

Nicholas Phan, Farayi Malek & Palaver Strings – A Change Is Gonna Come

Will Liverman & Jonathan King – Show Me the Way


Best Classical Instrumental Solo


Andy Akiho – Akiho: Longing

Curtis J Stewart, James Blachly & Experiential Orchestra – Perry: Concerto for Violin and Orchestra

Mak Grgić & Ensemble Dissonance – Entourer

Seth Parker Woods – Eastman The Holy Presence of Joan d’Arc

⭐︎Víkingur Ólafsson – J. S. Bach: Goldberg Variations


Best Chamber Music/Small Ensemble Performance


⭐︎Caroline Shaw & Sō Percussion – Rectangles and Circumstance

JACK Quartet – John Luther Adams: Waves & Particles

Lorelei Ensemble & Christopher Cerrone – Christopher Cerrone: Beaufort Scales

Miró Quartet – Home

Yo-Yo Ma, Leonidas Kavakos & Emanuel Ax – Beethoven for Three: Symphony No. 4 and Op. 97 “Archduke””


Best Choral Performance


Apollo’s Fire & Jeannette Sorrell – Handel: Israel in Egypt, HWV 54

The Choir of Trinity Wall Street, Artefact Ensemble & Novus NY – Sheehan: Akathist

⭐︎The Crossing, Donald Nally & Dan Schwartz – Ochre

Skylark Vocal Ensemble & Matthew Guard – Clear Voices in the Dark

True Concord Voices & Orchestra, Jeffrey Biegel & Eric Holtan – A Dream So Bright: Choral Music of Jake Runestad


Best Opera Recording


Los Angeles Philharmonic, John Adams & Los Angeles Master Chorale – John Adams: Girls of the Golden West

Lyric Opera of Kansas City & Gerard Schwarz – Moravec: The Shining

The Metropolitan Opera Orchestra & The Metropolitan Opera Chorus – Catán: Florencia en el Amazonas

The Metropolitan Opera Orchestra & The Metropolitan Opera Chorus – Puts: The Hours

⭐︎San Francisco Symphony Chorus & San Francisco Symphony – Saariaho: Adriana Mater


Best Orchestral Performance


Buffalo Philharmonic Orchestra & JoAnn Falletta – Kodály: Háry János Suite, Nyári este & Symphony in C Major

Esa-Pekka Salonen & San Francisco Symphony – Stravinsky: The Firebird

⭐︎Los Angeles Philharmonic, Gustavo Dudamel & María Dueñas – Gabriela Ortiz: Revolución Diamantina

ORF Vienna Radio Symphony Orchestra & Marin Alsop – John Adams: City Noir, Fearful Symmetries & Lola Montez Does the Spider Dance

Susanna Mälkki & Helsinki Philharmonic Orchestra – Sibelius: Karelia Suite, Rakastava & Lemminkäinen


Best Instrumental Composition


⭐︎Akropolis Reed Quintet, Pascal Le Boeuf & Christian Euman – Strands

André 3000 – I Swear, I Really Wanted to Make a “Rap” Album but This Is Literally the Way the Wind Blew Me This Time

Chick Corea & Béla Fleck – Remembrance

Christopher Zuar Orchestra – Communion

Shelly Berg – At Last


Best Immersive Audio Album


Ensemble 96, Current Saxophone Quartet & Nina T. Karlsen – Pax

⭐︎Peter Gabriel – I/O (In-Side Mix)

Ray Charles & Various Artists – Genius Loves Company

Roxy Music – Avalon

Trondheim Symphony Orchestra & Nick Davies – Henning Sommerro: Borders


Producer of the Year, Classical


Christoph Franke

Dirk Sobotka

Dmitriy Lipay

⭐︎Elaine Martone

Erica Brenner

Morten Lindberg


Best Engineered Album, Classical


Los Angeles Philharmonic, Gustavo Dudamel & María Dueñas – Gabriela Ortiz: Revolución Diamantina

Los Angeles Philharmonic, John Adams & Los Angeles Master Chorale – John Adams: Girls of the Golden West

⭐︎Pittsburgh Symphony Orchestra & Manfred Honeck – Bruckner: Symphony No. 7 – Bates: Resurrexit (Live)

Skylark Vocal Ensemble & Matthew Guard – Clear Voices in the Dark

Timo Andres, Andrew Cyr & Metropolis Ensemble – Timo Andres: The Blind Banister


Best New Age, Ambient, or Chant Album


Anoushka Shankar – Chapter II: How Dark It Is Before Dawn

Chris Redding – Visions of Sounds De Luxe

Radhika Vekaria – Warriors of Light

Ricky Kej – Break of Dawn

Ryuichi Sakamoto – Opus

⭐︎Wouter Kellerman, Éru Matsumoto & Chandrika Tandon – Triveni


Best Reggae Album


Collie Buddz – Take It Easy

Shenseea – Never Gets Late Here

⭐︎Various Artists – Bob Marley: One Love – Music Inspired By the Film (Deluxe)

Vybz Kartel – Party With Me

The Wailers – Evolution


Best Global Music Album


Antonio Rey – Historias de un Flamenco

Ciro Hurtado – Paisajes

⭐︎Matt B & Royal Philharmonic Orchestra – Alkebulan II

Rema – Heis

Tems – Born in the Wild


Best African Music Performance


Asake & Wizkid – MMS

Burna Boy – Higher

Chris Brown Featuring Davido & Lojay – Sensational

⭐︎Tems – Love Me JeJe

Yemi Alade – Tomorrow


Best Global Music Performance


Angélique Kidjo & Soweto Gospel Choir – Sunlight to My Soul

Arooj Aftab – Raat Ki Rani

Jacob Collier Featuring Anoushka Shankar & Varijashree Venugopal – A Rock Somewhere

Masa Takumi Featuring Ron Korb, Noshir Mody & Dale Edward Chung – Kashira

Rocky Dawuni – Rise

⭐︎Sheila E. Featuring Gloria Estefan & Mimy Succar – Bemba Colorá


Best Contemporary Instrumental Album


Béla Fleck – Rhapsody in Blue

Bill Frisell – Orchestras (Live)

Julian Lage – Speak to Me

Mark Guiliana – Mark

⭐︎Taylor Eigsti – Plot Armor


Best Latin Jazz Album


Donald Vega Featuring Lewis Nash, John Patitucci & Luisito Quintero- As I Travel

Eliane Elias – Time and Again

Hamilton de Holanda & Gonzalo Rubalcaba – Collab

Horacio ‘El Negro’ Hernandez, John Beasley & Jose Gola – El Trio: Live in Italy

Michel Camilo & Tomatito – Spain Forever Again

⭐︎Zaccai Curtis – Cubop Lives!


Best Large Jazz Ensemble Album


The Clayton-Hamilton Jazz Orchestra – And So It Goes

⭐︎Dan Pugach – Bianca Reimagined

John Beasley Featuring Frankfurt Radio Big Band – Returning to Forever

Miguel Zenón – Golden City

Orrin Evans & The Captain Black Big Band – Walk a Mile in My Shoe


Best Jazz Instrumental Album


Ambrose Akinmusire – Owl Song

⭐︎Chick Corea & Béla Fleck – Remembrance

Kenny Barron – Beyond This Place

Lakecia Benjamin – Phoenix Reimagined (Live)

Sullivan Fortner – Solo Game


Best Jazz Vocal Album


Catherine Russell & Sean Mason – My Ideal

Christie Dashiell – Journey in Black

Kurt Elling & Sullivan Fortner – Wildflowers Vol. 1

Milton Nascimento & Esperanza Spalding – Milton + Esperanza

⭐︎Samara Joy – A Joyful Holiday


Best Jazz Performance


The Baylor Project – Walk With Me, Lord (Sound | Spirit)

Chick Corea & Béla Fleck – Juno

Dan Pugach & Nicole Zuraitis Featuring Troy Roberts – Little Fears

Lakecia Benjamin Featuring Randy Brecker, Jeff “Tain” Watts & John Scofield – Phoenix Reimagined (Live)

⭐︎Samara Joy Featuring Sullivan Fortner – Twinkle Twinkle Little Me


Best Engineered Album, Non-Classical


Charlotte Day Wilson – Cyan Blue

Kacey Musgraves – Deeper Well

Lucky Daye – Algorithm

⭐︎Peter Gabriel – I/O

Sabrina Carpenter – Short n’ Sweet

Willow – Empathogen


Best Song Written for Visual Media


Barbra Streisand – Love Will Survive (From The Tattooist of Auschwitz)

⭐︎Jon Batiste – It Never Went Away (From the Netflix Documentary “American Symphony”)

Luke Combs – Ain’t No Love in Oklahoma (From Twisters: The Album)

*NSync & Justin Timberlake – Better Place (From Trolls Band Together)

Olivia Rodrigo – Can’t Catch Me Now (From The Hunger Games: The Ballad of Songbirds & Snakes)


Best Score Soundtrack for Video Games and Other Interactive Media


⭐︎Bear McCreary – God of War Ragnarök: Valhalla

John Paesano – Marvel’s Spider-Man 2

Pinar Toprak – Avatar: Frontiers of Pandora

Wilbert Roget II – Star Wars Outlaws

Winifred Phillips – Wizardry: Proving Grounds of the Mad Overlord


Best Score Soundtrack for Visual Media (Includes Film and Television)


Kris Bowers – The Color Purple

⭐︎Hans Zimmer – Dune: Part Two

Laura Karpman – American Fiction

Nick Chuba, Atticus Ross & Leopold Ross – Shōgun

Trent Reznor & Atticus Ross – Challengers


Best Compilation Soundtrack for Visual Media


⭐︎London Symphony Orchestra, Yannick Nézet-Séguin & Bradley Cooper – Maestro: Music by Leonard Bernstein

Various Artists – The Color Purple

Various Artists – Deadpool & Wolverine

Various Artists – Saltburn

Various Artists – Twisters: The Album


Best Alternative Music Album


Brittany Howard – What Now

Clairo – Charm

Kim Gordon – The Collective

Nick Cave & the Bad Seeds – Wild God

⭐︎St. Vincent – All Born Screaming


Best Alternative Music Performance


Cage the Elephant – Neon Pill

Fontaines D.C. – Starburster

Kim Gordon – Bye Bye

Nick Cave & the Bad Seeds – Song of the Lake

⭐︎St. Vincent – Flea


Best Rock Song


The Black Keys – Beautiful People (Stay High)

Green Day – Dilemma

Idles – Gift Horse

Pearl Jam – Dark Matter

⭐︎St. Vincent – Broken Man


Best Metal Performance


⭐︎Gojira, Marina Viotti & Victor le Masne – Mea Culpa (Ah! Ça ira!)

Judas Priest – Crown of Horns

Knocked Loose Featuring Poppy – Suffocate

Metallica – Screaming Suicide

Spiritbox – Cellar Door


Best Rock Performance


⭐︎The Beatles – Now and Then

The Black Keys – Beautiful People (Stay High)

Green Day – The American Dream Is Killing Me

Idles – Gift Horse

Pearl Jam – Dark Matter

St. Vincent – Broken Man


Producer of the Year, Non-Classical


Alissia

⭐︎Daniel Nigro

Dernst “D’Mile” Emile II

Ian Fitchuk

Mustard


Best Historical Album


⭐︎King Oliver’s Creole Jazz Band & Various Artists – Centennial

Paul Robeson – Paul Robeson – Voice of Freedom: His Complete Columbia, RCA, HMV, and Victor Recordings

Pepe de Lucía & Paco de Lucía – Pepito y Paquito

Prince & the New Power Generation – Diamonds and Pearls (Super Deluxe Edition)

Rodgers & Hammerstein & Julie Andrews – The Sound of Music (Original Soundtrack Recording) (Super Deluxe Edition)


Best Album Notes


Alice Coltrane – The Carnegie Hall Concert (Live)

Ford Dabney’s Syncopated Orchestras – After Midnight

John Culshaw – John Culshaw – The Art of the Producer – The Early Years 1948-55

⭐︎King Oliver’s Creole Jazz Band & Various Artists – Centennial

Various Artists – SONtrack Original de la Película “Al Son de Beno”


Best Boxed or Special Limited Edition Package


Alpha Wolf – Half Living Things

⭐︎John Lennon – Mind Games

Kate Bush – Hounds of Love (The Boxes of Lost at Sea)

Nirvana – In Utero

Unsuk Chin & Berliner Philharmoniker – Unsuk Chin

90 Day Men – We Blame Chicago


Best Recording Package


The Avett Brothers – The Avett Brothers

⭐︎Charli XCX – Brat

iWhoiWhoo – Pregnancy, Breakdown, and Disease

Kate Bush – Hounds of Love (Baskerville Edition)

The Muddy Basin Ramblers – Jug Band Millionaire

Post Malone – F-1 Trillion

William Clark Green – Baker Hote


Best Audio Book, Narration, and Storytelling Recording


Barbra Streisand – My Name Is Barbra

Dolly Parton – Behind the Seams: My Life in Rhinestones

George Clinton – …And Your Ass Will Follow

⭐︎Jimmy Carter – Last Sundays in Plains: A Centennial Celebration

Various Artists – All You Need Is Love: The Beatles in Their Own Words


Best Comedy Album


Dave Chappelle – The Dreamer

Jim Gaffigan – The Prisoner

Nikki Glaser – Someday You’ll Die

Ricky Gervais – Armageddon

⭐︎Trevor Noah – Where Was I


Best Children’s Music Album


Divinity Roxx & Divi Roxx Kids – World Wide Playdate

John Legend – My Favorite Dream

⭐︎Lucky Diaz and the Family Jam Band – ¡Brillo, Brillo!

Lucy Kalantari & the Jazz Cats – Creciendo

Rock for Children – Solid Rock Revival


Best Traditional Pop Vocal Album


Aaron Lazar – Impossible Dream

Cyrille Aimée – À Fleur de Peau

Gregory Porter – Christmas Wish

Lake Street Dive – Good Together

⭐︎Norah Jones – Visions


Best Music Film


⭐︎Jon Batiste – American Symphony

June Carter Cash – June

Run-DMC – Kings From Queens

Steven Van Zandt – Stevie Van Zandt: Disciple

Various Artists – The Greatest Night in Pop


Best Music Video


A$AP Rocky – Tailor Swif

Charli XCX – 360

Eminem – Houdini

⭐︎Kendrick Lamar – Not Like Us

Taylor Swift Featuring Post Malone – Fortnight


Best Rap Song


Future, Metro Boomin & Kendrick Lamar – Like That

Glorilla – Yeah Glo!

⭐︎Kendrick Lamar – Not Like Us

Rapsody & Hit-Boy – Asteroids

¥$, Kanye West, Ty Dolla $ign & Rich the Kid Featuring Playboi Carti – Carnival


Best Melodic Rap Performance


Beyoncé, Linda Martell & Shaboozey – Spaghettii

Future, Metro Boomin & The Weeknd – We Still Don’t Trust You

Jordan Adetunji Featuring Kehlani – Kehlani (Remix)

Latto – Big Mama

⭐︎Rapsody Featuring Erykah Badu – 3:AM


Best Rap Performance


Cardi B – Enough (Miami)

Common & Pete Rock Featuring Posdnuos – When the Sun Shines Again

Doechii – Nissan Altima

Eminem – Houdini

Future, Metro Boomin & Kendrick Lamar – Like That

Glorilla – Yeah Glo!

⭐︎Kendrick Lamar – Not Like Us


Best R&B Album


⭐︎Chris Brown – 11:11 (Deluxe)

Lalah Hathaway – Vantablack

Lucky Daye – Algorithm

Muni Long – Revenge

Usher – Coming Home


Best Progressive R&B Album


⭐︎Avery*Sunshine – So Glad to Know You

Childish Gambino – Bando Stone and the New World

Durand Bernarr – En Route

Kehlani – Crash

⭐︎NxWorries – Why Lawd?


Best R&B Song


Coco Jones – Here We Go (Uh Oh)

Kehlani – After Hours

Muni Long – Ruined Me

⭐︎SZA – Saturn

Tems – Burning


Best Traditional R&B Performance


Kenyon Dixon – Can I Have This Groove

Lalah Hathaway Featuring Michael McDonald – No Lie

⭐︎Lucky Daye – That’s You

Marsha Ambrosius – Wet

Muni Long – Make Me Forget


Best R&B Performance


Chris Brown – Residuals

Coco Jones – Here We Go (Uh Oh)

Jhené Aiko – Guidance

⭐︎Muni Long – Made for Me (Live on BET)

SZA – Saturn


Best Tropical Latin Album


Juan Luis Guerra 4.40 – Radio Güira

Kiki Valera – Vacilón Santiaguero

Marc Anthony – Muevense

Sheila E. – Bailar

⭐︎Tony Succar & Mimy Succar – Alma, Corazón y Salsa (Live at Gran Teatro Nacional)


Best Música Mexicana Album (Including Tejano)


⭐︎Carín León – Boca Chueca, Vol. 1

Chiquis – Diamantes

Jessi Uribe – De Lejitos

Peso Pluma – Éxodo


Best Latin Rock or Alternative Album


Cimafunk – Pa’ Tu Cuerpa

El David Aguilar – Compita del Destino

Mon Laferte – Autopoiética

Nathy Peluso – Grasa

⭐︎Rawayana – ¿Quién Trae las Cornetas?


Best Música Urbana Album


Bad Bunny – Nadie Sabe Lo Que Va a Pasar Mañana

Feid – Ferxxocalipsis

J Balvin – Rayo

⭐︎Residente – Las Letras Ya No Importan

Young Miko – Att.


Best Contemporary Blues Album


Antonio Vergara – The Fury

Joe Bonamassa – Blues Deluxe Vol. 2

⭐︎Ruthie Foster – Mileage

Shemekia Copeland – Blame It on Eve

Steve Cropper & The Midnight Hour – Friendlytown


Best Traditional Blues Album


Cedric Burnside – Hill Country Love

The Fabulous Thunderbirds – Struck Down

Little Feat – Sam’s Place

Sue Foley – One Guitar Woman

⭐︎Taj Mahal – Swingin’: Live at the Church in Tulsa


Best American Roots Performance


The Fabulous Thunderbirds Featuring Bonnie Raitt, Keb’ Mo’, Taj Mahal & Mick Fleetwood – Nothing in Rambling

Rhiannon Giddens – The Ballad of Sally Anne

Shemekia Copeland – Blame It on Eve

⭐︎Sierra Ferrell – Lighthouse


Best Country Song


Beyoncé – Texas Hold ’Em

Jelly Roll – I Am Not Okay

⭐︎Kacey Musgraves – The Architect

Post Malone Featuring Morgan Wallen – I Had Some Help

Shaboozey – A Bar Song (Tipsy)


Best Country Duo/Group Performance


⭐︎Beyoncé & Miley Cyrus – II Most Wanted

Brothers Osborne – Break Mine

Dan + Shay – Bigger Houses

Kelsea Ballerini & Noah Kahan – Cowboys Cry Too

Post Malone Featuring Morgan Wallen – I Had Some Help


Best Country Solo Performance


Beyoncé – 16 Carriages

⭐︎Chris Stapleton – It Takes a Woman

Jelly Roll – I Am Not Okay

Kacey Musgraves – The Architect

Shaboozey – A Bar Song (Tipsy)


Best Roots Gospel Album


Authentic Unlimited – The Gospel Sessions, Vol. 2

⭐︎Cory Henry – Church

The Harlem Gospel Travelers – Rhapsody

Mark D. Conklin – The Gospel According to Mark

The Nelons – Loving You


Best Contemporary Christian Music Album


Brandon Lake – Coat of Many Colors

⭐︎Doe – Heart of a Human

Elevation Worship – When Wind Meets Fire

Forrest Frank – Child of God

Maverick City Music, Chandler Moore & Naomi Raine – The Maverick Way Complete


Best Gospel Album


⭐︎CeCe Winans – More Than This

Karen Clark Sheard – Still Karen

Kirk Franklin – Father’s Day

Melvin Crispell III – Covered Vol. 1

Ricky Dillard – Choirmaster II (Live)


Best Contemporary Christian Music Performance/Song


Bethel Music, Jenn Johnson Featuring CeCe Winans – Holy Forever (Live)

⭐︎CeCe Winans – That’s My King

Elevation Worship Featuring Brandon Lake, Chris Brown & Chandler Moore – Praise

Honor & Glory & Disciple – Firm Foundation (He Won’t)

Jwlkrs Worship & Maverick City Music Featuring Chandler Moore – In the Name of Jesus

Maverick City Music, Naomi Raine & Chandler Moore Featuring Tasha Cobbs Leonard – In the Room


Best Gospel Performance/Song


Doe – Holy Hands

Melvin Crispell III – Yesterday

Ricky Dillard – Hold On (Live)

⭐︎Tasha Cobbs Leonard, Erica Campbell & Israel Houghton Featuring Jonathan McReynolds & Jekalyn Carr – One Hallelujah

Yolanda Adams – Church Doors


Best Regional Roots Music Album


Big Chief Monk Featuring J’wan Boudreaux – Live at the 2024 New Orleans Jazz & Heritage Festival

⭐︎Kalani Pe’a – Kuini

New Breed Brass Band Featuring Trombone Shorty – Live at the 2024 New Orleans Jazz & Heritage Festival

The Rumble – Stories From the Battlefield

Sean Ardoin & Kreole Rock and Soul – 25 Back to My Roots


Best Folk Album


Adrianne Lenker – Bright Future

American Patchwork Quartet – American Patchwork Quartet

Aoife O’Donovan – All My Friends

⭐︎Gillian Welch & David Rawlings – Woodland

Madi Diaz – Weird Faith


Best Bluegrass Album


⭐︎Billy Strings – Live Vol. 1

Bronwyn Keith-Hynes – I Built a World

Dan Tyminski – Dan Tyminski: Live From the Ryman

The Del McCoury Band – Songs of Love and Life

Sister Sadie – No Fear

Tony Trischka – Earl Jam


Best Americana Album


Charley Crockett – $10 Cowboy

Maggie Rose – No One Gets Out Alive

Sarah Jarosz – Polaroid Lovers

⭐︎Sierra Ferrell – Trail of Flowers

T Bone Burnett – The Other Side

Waxahatchee – Tigers Blood


Best American Roots Song


Aoife O’Donovan – All My Friends

Iron & Wine & Fiona Apple – All in Good Time

Mark Knopfler – Ahead of the Game

Shemekia Copeland – Blame It on Eve

⭐︎Sierra Ferrell – American Dreaming


Best Americana Performance


Beyoncé – Ya Ya

Gillian Welch & David Rawlings – Empty Trainload of Sky

Madi Diaz & Kacey Musgraves – Don’t Do Me Good

Madison Cunningham – Subtitles

Sarah Jarosz – Runaway Train

⭐︎Sierra Ferrell – American Dreaming


Best Remixed Recording


Charli XCX – Von Dutch A. G. Cook Remix Featuring Addison Rae

Doechii & Kaytranada Featuring JT – Alter Ego (Kaytranada Remix)

Julian Marley & Antaeus – Jah Sees Them (Amapiano Remix)

⭐︎Sabrina Carpenter – Espresso (Mark Ronson x FNZ Working Late Remix)

Shaboozey & David Guetta – A Bar Song (Tipsy) (Remix)


Best Dance/Electronic Music Album


⭐︎Charli XCX – Brat

Four Tet – Three

Justice – Hyperdrama

Kaytranada – Timeless

Zedd – Telos


Best Dance Pop Recording


Ariana Grande – Yes, And?

Billie Eilish – L’Amour de Ma Vie [Over Now Extended Edit]

⭐︎Charli XCX – Von Dutch

Madison Beer – Make You Mine

Troye Sivan – Got Me Started


Best Dance/Electronic Recording


Disclosure – She’s Gone, Dance On

Four Tet – Loved

Fred Again.. & Baby Keem – Leavemealone

⭐︎Justice & Tame Impala – Neverender

Kaytranada Featuring Childish Gambino – Witchy


Best Pop Solo Performance


Beyoncé – Bodyguard

Billie Eilish – Birds of a Feather

Chappell Roan – Good Luck, Babe!

Charli XCX – Apple

⭐︎Sabrina Carpenter – Espresso


FireAidはロサンゼルスの山火事のためのチャリティー・コンサートとしても最大級のイベント。チャリティー意識の高さはアメリカは世界一。多数の世界的なミュージシャンが火災の被災者に向けて愛の歌を捧げる。


 イングルウッドのインテュイット・ドームとキア・フォーラムの両方で開催されるこのイベントには、レディー・ガガ、ビリー・エイリッシュ、オリヴィア・ロドリゴ、レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ジョニ・ミッチェル、ノー・ダウト、スティービー・ワンダー、スティング、スティービー・ニックス、その他多数が出演する。


ファイヤーエイドではデイヴ・マシューズとジョン・メイヤーが初共演する予定だったが、デイヴ・マシューズは "家族の重篤な病気 "のため、直前に降板することになった。 本日、トラヴィス・バーカーがジェリー・ロールと共演することが発表された。


Intuit Domeのラインナップは以下の通り。ビリー・エイリッシュ、アース・ウィンド&ファイアー、グレイシー・エイブラムス、ジェリー・ロールとトラヴィス・バーカー、ケイティ・ペリー、レディー・ガガ、リル・ベイビー、オリヴィア・ロドリゴ、ペソ・プルマ、ロッド・スチュワート、スティービー・ワンダー、スティング、テイト・マクレー。


また、グリーン・デイの出演時にビリー・アイリッシュがステージに飛び入り参加し、ビリー・ジョーとデュエットを披露した。


フォーラムのラインナップは以下の通り。アラニス・モリセット、アンダーソンパーク、ジョン・メイヤー、ドーズ、グラハム・ナッシュ、グリーンデイ、ジョン・フォガティ、ジョニ・ミッチェル、ノーダウト、P!nk、レッドホットチリペッパーズ、ステファン・スティルズ、スティーヴ・ニックス、ブラック・クロウズ。


Apple Music、Apple TVアプリ、Max、iHeartRadio、KTLA+、Netflix/Tudum、Paramount+、Prime Video、TwitchのAmazon Music Channel、SiriusXMの "LIFE with John Mayer "チャンネル、SoundCloud、Veeps、YouTubeでストリーミング配信されるほか、全米70市場のAMCシアターの一部でも放送。 860以上のiHeartRadioラジオ局、iHeartのデジタルプラットフォーム、iHeartRadioアプリでも放送中。イベントの収益金はアネンバーグ財団による山火事救援・防止活動に寄付される。



ポール・マッカートニーは最近、BBCとのインタビューで、人工知能が音楽業界に与える影響について懸念を表明した。「AIにアーティストから金銭を搾取させないように」というのがポール・マッカートニーの発言の趣旨であった。この伝説的なイギリスのミュージシャンは、若いアーティストをAI(人工知能)のリスクや大手テック企業による搾取から守る必要性を強調した。


82歳の元ビートルズのベーシスト/ボーカリストは、今週日曜日にBBCで放送されたインタビューで、「キャリアをスタートさせて、美しい曲を書いても、それを自分のものにできない若者がいる」と話した。


「現実は、お金がどこかに流れるということなんだ。ストリーミング・プラットフォームがヒットすれば、誰かがそれを手にすることになり、本来、それは巨大テック企業ではなく、作品を作った人であるべきなんだよ」とマッカートニーは付け加えた。


英国政府が著作権法の改正を検討している中、彼の発言は、クリエイターが明確にオプトアウトしない限り、テック企業がアーティストのコンテンツを使用して人工知能モデルを訓練することを可能にするものだ。

 

「我々は国民であり、あなた方は政府だ。あなたは私たちを守ることになっている。それがあなたの仕事です」とマッカートニーは強調した。


元ビートルズのマンバーはまた、人工知能の可能性を認め、2023年にリンゴ・スターとともにこのテクノロジーを使って、ビートルズのデモからジョン・レノンの声を「抽出」し、『Now and Then』という新曲を作ったことを回想した。

 

この発言から推測する限り、著作権の権利をアーティストがAIに侵害されないことを推奨した上で、テクノロジーの発展や向上に関してはおおむね賛成の意見を唱えている。「AIは素晴らしく、信じられないようなことができると思う」と彼は言った。


この発言で、ポール・マッカートニーは、作家のケイト・モッセや司会者で作家のリチャード・オスマンといった英国文化界の他の有力者たちとともに、この問題に関する英国幹部の最新の動きに反応した。


今のところ、労働党は人工知能企業による創作物の使用に関する提案の協議を開始している。これらの措置は、クリエイターが「著作権留保」と呼ばれるメカニズムを通じてその利用を制限することを積極的に選択しない限り、著作権を尊重する必要なく、インターネット上で利用可能なテキスト、音楽、その他のコンテンツの利用を認めるものである。



オスカー賞ノミネート(2025)は、1月23日(木)午前8時30分(現地時間)より発表された。2025年は非常に競争の激しい年であり、ノミネーション予想も例年以上に難しいものとなった。


ゴールデングローブ賞で最優秀作品賞を受賞し、複数部門での受賞が期待される『The Brutalist(原題)』や『Emilia Pérez(原題)』、また、『コンクラーベ』、『ウィキッド』、『アノーラ』も強力なキャンペーンを展開し、批評家から好評を得ている。


ニコール・キッドマン(『ベイビーガール』)やアンジェリーナ・ジョリー(『マリア』)といったA級女優が競い合う女優賞レースは数ヶ月注目の的だった。しかし、『I'm Still Here』のフェルナンダ・トーレスが、投票開始直後の勢い(そしてグローブ賞の受賞)で、このレースに食い込んだ。


主演男優賞では、エイドリアン・ブロディ(『ブルータリスト』)とティモシー・シャラメ(『A Complete Unknown』)が有力な前哨戦となっているが、それ以外のグループはまだ形成されていない。


今年のゴールデングローブ賞では『ブルータリスト』とエミリア・ペレスが大賞を受賞した。しかし、それは物事の大枠では全く意味をなさないかもしれない。特に『ウィキッド』は大ヒットを記録し、作品賞ノミネートも確実視されている。主演のシンシア・エリヴォやアリアナ・グランデはもちろん、ジョン・M・チュウ監督も評価されるのかに注目したいところ。デミ・ムーアは、『The Substance(原題)』で高く評価されたことにより、現在強力なキャリア復活を遂げているが、この映画が主演女優賞以外の部門で評価されるかどうかは誰にもわからない。


ロサンゼルスを襲った大火災のため、アカデミーは1月17日に予定していたノミネート発表を1月23日に延期。アカデミーは2月に予定されていた毎年恒例のノミニーズ・ランチョンもキャンセル。2025年のオスカー賞授賞式は、コナン・オブライエンの司会で3月2日に開催される予定。





BEST PICTURE


Anora

The Brutalist

A Complete Unknown

Conclave

Dune: Part Two

Emilia Pérez

I’m Still Here

Nickel Boys

The Substance

Wicked


BEST DIRECTOR


Sean Baker, Anora

Brady Corbet, The Brutalist

Coralie Fargeat, The Substance

Jacques Audiard, Emilia Perez 

James Mangold, A Complete Unknown


BEST ACTRESS


Cynthia Erivo, Wicked

Karla Sofía Gascón, Emilia Pérez

Mikey Madison, Anora

Demi Moore, The Substance

Fernanda Torres, I’m Still Here


BEST ACTOR


Adrien Brody, The Brutalist

Timothée Chalamet, A Complete Unknown

Colman Domingo, Sing Sing

Ralph Fiennes, Conclave

Sebastian Stan, The Apprentice


BEST SUPPORTING ACTOR


Yura Borisov, Anora

Kieran Culkin, A Real Pain

Edward Norton, A Complete Unknown

Guy Pearce, The Brutalist

Jeremy Strong, The Apprentice


BEST SUPPORTING ACTRESS


Monica Barbaro, A Complete Unknown

Ariana Grande, Wicked

Felicity Jones, The Brutalist

Isabella Rossellini, Conclave

Zoe Saldaña, Emilia Pérez


BEST ADAPTED SCREENPLAY


Jay Cocks and Jay Mangold, A Complete Unknown

Peter Straughan, Conclave

Jacques Audiard, Emilia Pérez

RaMell Ross and Joslyn Barnes, Nickel Boys

Clint Bentley and Greg Kwedar, Sing Sing


BEST ORIGINAL SCREENPLAY


Sean Baker, Anora

Brady Corbet and Mona Fastvold, The Brutalist

Jesse Eisenberg, A Real Pain

Moritz Binder, Tim Fehlbaum, and Alex David, September 5

Coralie Fargeat, The Substance


BEST COSTUME DESIGN


A Complete Unknown

Conclave

Dune: Part Two

Gladiator II

Nosferatu

Wicked


BEST HAIR AND MAKEUP


A Different Man

Emilia Pérez

Nosferatu

The Substance

Wicked


BEST ORIGINAL SCORE


Daniel Blumberg, The Brutalist

Volker Bertelmann, Conclave

John Powell and Stephen Schwartz, Wicked

Clément Ducol and Camille, Emilia Pérez

Kris Bowers, The Wild Robot


BEST LIVE ACTION SHORT


“A Lien”

“Anuja”

“I’m Not a Robot”

“The Last Ranger”

“The Man Who Could Not Remain Silent”


BEST ANIMATED SHORT


“Beautiful Men”

“In the Shadow of the Cypress”

“Magic Candies”

“Wander to Wonder”

“Yuck!”


BEST ORIGINAL SONG


“El Mal,” Emilia Pérez

“The Journey,” The Six Triple Eight

“Like a Bird,” Sing Sing

“Mi Camino,” Emilia Pérez

“Never Too Late,” Elton John: Never Too Late


BEST DOCUMENTARY FEATURE


Black Box Diaries

No Other Land

Porcelain Wars

Soundtrack to a Coup d’Etat

Sugarcane


BEST DOCUMENTARY SHORT


“Death by Numbers”

“I Am Ready, Warden”

“Incident”

“Instruments of a Beating Heart”

“The Only Girl in the Orchestra”


BEST INTERNATIONAL FEATURE


I’m Still Here, Brazil

The Girl with the Needle, Denmark

Emilia Pérez, France

The Seed of the Sacred Fig, Germany

Flow, Latvia


BEST ANIMATED FEATURE


Flow

Inside Out 2

Memoir of a Snail

Wallace & Gromit: Vengeance Most Fowl

The Wild Robot


BEST PRODUCTION DESIGN


The Brutalist

Conclave

Dune: Part Two

Nosferatu

Wicked


BEST EDITING


Sean Baker, Anora

Dávid Jancsó, The Brutalist

Nick Emerson, Conclave

Juliette Welfling, Emilia Pérez

Myron Kerstein, Wicked


BEST SOUND


A Complete Unknown

Dune: Part Two

Emilia Pérez

Wicked

The Wild Robot


BEST VISUAL EFFECTS


Alien: Romulus

Better Man

Dune: Part Two

Kingdom of the Planet of the Apes

Wicked


BEST CINEMATOGRAPHY


Lol Crawley, The Brutalist

Greig Fraser, Dune: Part Two

Paul Guilhaume, Emilia Pérez

Edward Lachman, Maria

Jarin Blaschke, Nosferatu


ナイン・インチ・ネイルズが3年ぶりにツアーを開催することを公表した。先週、NINのアリーナ・ツアーが計画されているという一報が駆け巡った。その後、バンドは、ツアーが計画中であることを確認したものの、カリフォルニアの山火事のため発表を延期していた。「Peel It Black』ツアーでは、トレント・レズナーとアティカス・ロスは夏の間、ヨーロッパと北米のアリーナを回る予定である。現時点ではアジアツアーは日程には含まれていないが、続報に期待したい。


ナイン・インチ・ネイルズのライブを観たことがない人は、この機会を絶対に利用すべきだ。トレント・レズナーとアティカス・ロスは最近、映画音楽の仕事で多忙を極めている。稀にステージに戻ってくることがあるが、彼らは大掛かりなプロダクションを作り上げ、それを確実にものにする。


今度のツアーには、アメリカのフェスティバルへの参加は発表されていないが、ヨーロッパのフェスティバルへの参加も含まれている。日程は以下の通り。



◾️Nine Inch Nails Peel It Back Tour 2025


Tour Date:


6/15 – Dublin, Ireland @ 3Arena

6/17 – Manchester, UK @ Co-op Live

6/18 – London, UK @ The O2

6/20 – Cologne, Germany @ Lanxess Arena

6/21 – Dessel, Belgium @ Graspop Metal Meeting

6/24 – Milan, Italy @ Parco della Musica Novegro

6/26 – Zurich, Switzerland @ Hallenstadion

6/27 – Vienna, Austria @ Wiener Stadthalle

6/29 – Amsterdam, Netherlands @ Ziggo Dome

7/01 – Berlin, Germany @ Uber Arena

7/03 – Gdynia, Poland @ Open’er

7/07 – Paris, France @ Accor Arena

7/10 – Madrid, Spain @ Mad Cool

7/12 – Oeiras, Portugal @ NOS Alive

8/06 – Oakland, CA @ Oakland Arena

8/08 – Portland, OR @ Moda Center

8/10 – Vancouver, BC @ Rogers Arena

8/12 – Seattle, WA @ Climate Pledge Arena

8/14 – West Valley City, UT @ Maverik Center

8/15 – Denver, CO @ Ball Arena

8/17 – Saint Paul, MN @ Xcel Energy Center

8/19 – Chicago, IL @ United Center

8/22 – Detroit, MI @ Little Caesars Arena

8/23 – Toronto, ON @ Scotiabank Arena

8/26 – Baltimore, MD @ CFG Bank Arena

8/27 – Philadelphia, PA @ Wells Fargo Center

8/29 – Boston, MA @ TD Garden

8/31 – Cleveland, OH @ Rocket Mortgage FieldHouse

9/02 – Brooklyn, NY @ Barclays Center

9/05 – Raleigh, NC @ Lenovo Center

9/06 – Nashville, TN @ Bridgestone Arena

9/09 – Duluth, GA @ Gas South Arena

9/10 – Tampa, FL @ Amalie Arena

9/12 – Houston, TX @ Toyota Center

9/13 – Fort Worth, TX @ Dickies Arena

9/16 – Phoenix, AZ @ Footprint Center

9/18 – Los Angeles, CA @ Kia Forum



 スポティファイのアーティストに対する収益率の低下が問題視されている。ロイヤリティがこの一年間で大幅に低下したことにより、同社への不満が高まっている。


今回、この問題が顕在化している。2025年のグラミー賞のソングライター・オブ・ザ・イヤー部門の候補者がSpotifyのパーティーへのボイコットを表明した。ジェシー・アレクサンダー(ルーク・コムズ)、エイミー・アレン(サブリナ・カーペンター)ジェシー・ジョー・ディロン(ダン+シェイ)、レイ(レイ)の四組のソングライターがスポティファイの主催するソングライター・オブ・ザ・イヤーへの不参加を明らかにした。この報道はビルボードが最初に報じている。

 

 そもそも、このボイコットの発端は、スポティファイが昨年4月からソングライターのロイヤリティを大幅に低下させたことにある。これは同プラットフォームの階層ににオーディオブックのダウンロードをプレミアム会員向けに追加したことで、サブスクリプション・サービスに変更が加えられたことが要因となっている。ビルボードによると、システムの変更前と比較して12ヶ月で約1億5000万ドルの損益を被ったとされている。しかし、昨年度の同社の営業収入は過去最高を記録し、四半期の売上高は40億9800万ドルに達し、営業利益は2億8400万ドルを越えた。

 

 こういった収益は一体どこに消えたのだろうか。利益があがれば、当然、著作権所有者や制作者に対して、正当な報酬が支払われるべきではないか。

 

 ポスト・マローンやモーガン・ウォーレンとの仕事で知られるジェシー・ディロンはビルボードに対して、「ロイヤリティをバンドルする彼らのやり方を考えると、このイニシアチブを指示することは難しい。表彰されること自体は個人的に嬉しいことですが、ソングライターコミュニティ全体にとっては芸術に対して公平な対価を貰い受けることが大切です。ソングライターなくして歌は存在しないのですから」

 

 さらにビヨンセからChali XCXまでポップスターに楽曲を提供してきたRAYEは、代理人を通して次のような声明を発表した。「ソングライターの権利のために率直な擁護者であり、この話題に関する業界全体の話題に火をつけた」とコメントしており、今後、ロイヤリティに関する問題が紛糾しそうだ。少なくとも、制作費に対して正当な対価が支払われることを期待したい。

 

 スポティファイは、昨今、営業利益は増加傾向にあるものの、コストカットや人件費削減を続けている。CEOのダニエル・エクは、2023年末までに従業員1,500人を解雇している。さらにサービスの収益性を増加させるため、ゴースト・アーティストと銘打たれたプレイリストを優先させるなど、アーティストや音楽に対する軽視の傾向が見受けられることは明らかである。


 同社は、ロイヤリティの費用を抑えながら、チャート上位にランクインするミュージシャンよりも大きな収益を得ているとの指摘もなされている。私見としては、音楽がなければ、同社のビジネスが成立しえないことを考えると、アーティストやSSWに対して大きなテイクバックがあってしかるべきではないだろうか。いずれにせよ、同社の今後の動向に注目していきたい。

 

Wiener Philharmoniker Photo: Dieter Nagl

 

ウィーンフィルハーモニー管弦楽団のニューイヤー・コンサート2025が元旦に開催されます。2025年の公演は、ウィーンフィルが「最もウィーン的」と紹介するシュトラウスのプログラムを中心に1月1日に演奏されます。デジタル配信が1月8日に全世界で開始されます。コンサートの映像は世界90ヵ国で放映され、NHKでも1月1日の午後7:00から放映予定です。

 

2025年のウィーンフィル・ニューイヤー・コンサートは、リッカルド・ムーティを指揮者に迎えて、ストラウス一世、二世を中心とするプログラムが組まれており、意外な曲目が含まれている。コンスタンツェ・ガイガーという一般的に知られていない女性作曲家を対外的に紹介します。1939年初演という由緒ある伝統を持つウィーンフィル・ニューイヤーコンサートはこれまで、カラヤン、アーノンクール、小沢征爾らを指揮者に迎え、新年の到来を祝う素晴らしいコンサートを開催してきた。放映を前に来年度の注目しておきたいポイントを以下にご紹介します。

 

 

世界的な指揮者 リッカルド・ムーティ

Riccard Muti


イタリアのナポリ出身のリッカルド・ムーティは世界最高峰の指揮者。2010年に第10代シカゴ交響楽団(CSO)音楽監督に就任しました。指揮者としての全盛期には、フィレンツェ五月音楽祭(1968-1980)、ロンドンのフィルハーモニア管弦楽団(1972-1982)、フィラデルフィア管弦楽団(1980-1992)、ミラノ・スカラ座(1986-2005)において、輝かしい実績が築かれました。


リッカルド・ムーティはザルツブルグ音楽祭の芸術監督を務めていたカラヤンの招聘により、1971年に同音楽祭でデビューしている。それ以来、ウィーンフィルとの友好的な関係を築き、現在に至るまで同音楽祭に欠かせない重要な指揮者となった。

 

同音楽祭で演奏するウィーン・フィルハーモニー管弦楽団とは、深い信頼関係を築いており、数々の記念すべき名演奏を残している。若い音楽家の育成にも情熱を注いでいる。2004年にはケルビーニ・ユース・オーケストラを設立。2015年には若手指揮者にイタリア・オペラの正統を伝えるため「リッカルド・ムーティ・オペラ・アカデミー」を主宰。2011年に70歳の誕生日を迎えるに際し、 ウィーン・フィルの名誉団員の称号を授与。これまでに、イタリア共和国カヴァリエーレ・ディ・グラン・クローチェ、フランスのレジオンドヌール勲章ほか、数多くの国際的な栄誉を受け、2018年には第30回「高松宮殿下記念世界文化賞」を受賞しています。

 


ウィーン・フィル ニューイヤー・コンサートの長きにわたる歴史


 Herbert Von Krajan (1987)

ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団のニューイヤーコンサートは今や世界中で知られており、本楽団によるシュトラウスの楽曲の演奏は「ワルツ王」の時代、つまりウィーン・フィルの歴史の始まりまで遡るという印象を与えているかもしれませんが、史実は異なるという。実際、楽団員は長いこと、当時作曲された最も「ウィーン的」なシュトラウスの音楽を取り上げてきませんでした。それはシュトラウスの音楽が娯楽的であるという理由によるんだそうです。彼らは、「娯楽音楽」と関係することで、「フィルハーモニー・コンサート」により向上した社会的地位が脅かされると考えたようです。シュトラウス一家に対する、この姿勢は徐々にしか変わりませんでした。


この姿勢を変えた決定的なことは、フランツ・リスト、リヒャルト・ワーグナー、ヨハネス・ブラームスなどの偉大な作曲家が、この作曲家一族の二人を大変高く評価していたという事実に加え、ヨハン・シュトラウス二世と何度か会うことで、ウィーンフィルの楽団員がこの音楽の意義やヨーロッパ中を魅了していた作曲家の人柄を知る機会を得たということにありました。



作曲家ヨハン・シュトラウスとウィーン・フィルハーモニー管弦楽団の長年にわたる友好的な関係


ウイーンフィルとシュトラウスの友好関係は長きにわたり深められてきました。ウイーンフィルの楽団員とヨハン・シュトラウスが出会って間も無く、シュトラウスの楽曲が初演されることとなりました。

 

1873年4月22日にウィーン楽友協会のホールで開催された宮廷歌劇場主催の舞踏会のためにシュトラウスはワルツ『ウィーン気質』を作曲し、ヴァイオリンを自ら演奏しながら指揮しました。1873年11月4日にはウィーン万国博覧会に参加した中国の委員会が開催したガラコンサートで父親やヨーゼフ・ランナーの楽曲、そして『美しく青きドナウ』の公演を行いました。


続いて、宮廷歌劇場のソワレにおいて(1877年12月11日)、シュトラウスは彼が作曲した《古きウィーンと新しきウィーンの回想》の初演を指揮しました。この曲は、残念ながら今は失われてしまった、彼のあるいは彼の父親の楽曲のテーマのメドレー集だと言われています。1894年10月14日にウィーン・フィルはシュトラウスの音楽家生活50周年を記念する祝賀演奏会に参加し、(その返礼として)シュトラウスは記念メダルおよび電報を送り、謝意を表明しました。


ヨハン・シュトラウス」その次の共演には悲しい結末が待ち受けていました。1899年5月22日にシュトラウスは宮廷歌劇場で『こうもり』の公演の最初で最後となる指揮を振りました。その時に風邪を引き、これが肺炎を誘発し、1899年6月3日に死去。


1979年10月にヴィリー・ボスコフスキーが健康上の理由で1980年のニューイヤーコンサートをやむを得ず降板した後、ウィーン・フィルは再び抜本的な改革を行いました。国際的な名声を博していた指揮者であるローリン・マゼールが選出、彼が、1996年までニューイヤーコンサートの指揮を振ることになった。その後は、毎年指揮者を替えることが決定されました。その始まりをヘルベルト・フォン・カラヤンが1987年の忘れがたいコンサートで華々しく飾りました。


その後、クラウディオ・アッバード、カルロス・クライバー、ズービン・メータ、リッカルド・ムーティ、ローリン・マゼール、小澤征爾、ニコラウス・アーノンクー、マリス・ヤンソンス、ジョージ・プレートル、ダニエル・バレンボイム、フランツ・ヴェルザー=メスト、グスターボ・ドゥダメル、クリスティアン・ティーレマン、アンドリス・ネルソンス(2020年)といった、主にウィーン・フィルの定期演奏会の指揮者がニューイヤーコンサートを指揮した。マエストロ、リッカルド・ムーティがニューイヤー・コンサートで指揮するのはこれで7度目となります。

 

 

ニューイヤー・コンサートのこぼれ話 

2021年のニューイヤーコンサート


ニューイヤー・コンサートは、ザルツブルグ音楽祭と並び、オーストラリアの音楽祭としては最大規模。ウィーン楽友協会の黄金ホールで開催されるということもあり、新年らしい華やかなムードを素晴らしいオーケストラの演奏と共に体験出来ます。しかし、このニューイヤーコンサート、実は、12月30日、大晦日、1月1日と、3日間にわたって開催されるのが恒例です。1月1日の演奏だけが世界的に配信され、生放送されるのが通例となっているんです。

 

また、このコンサートは、一般的な参加が可能ですが、コンサートのチケットは抽選式となっています。毎年のように熾烈なチケット争奪戦が繰り広げられ、世界から約50万人の抽選応募があり、当選するのはかなり難しいという話。抽選の申し込みは、通例では、2月1日から29日までとなっているようです。また、”チケットは一人2枚まで”というのが規則となっている。

 

2021年のウィーンフィルのニューイヤーコンサートは無観客で開催され、地元オーストリアのTV視聴率はなんと54%を記録し、歴史的な視聴率を獲得しました。同年のコンサートは、およそ120万人が視聴したと試算されています。また、この年のコンサートでは、楽団や指揮者の登場時は無音だったものの、第一部と二部の間にオンラインで視聴していた七万人の拍手をリモートで映像で届けるという荒業が取り入れられた。 

 

実は、この年、コンサートの指揮を振ったのが他でもない、リカルド・ムーティでした。彼は、ウィーンフィルと協力し、80年以上に及ぶ、同コンサートの伝統を守り抜くことに成功しました。

 

オーストリア日刊紙「クーリエ」は、この年のコンサートについて、次のように評しています。「芸術的にこれ以上望むものはない」「リッカルド・ムーティとウィーン・フィルは聴衆に特別な音楽的な饗宴をもたらしてくれた」。さらに、同国のクローネ紙も同様に「ウィーン・フィルは魅惑的な色彩感、そして洗練された音に包まれた」と手放しの称賛を送りました。

 

またとない豪華な共演、そして饗宴。様々な楽しみ方が出来るウィーン・フィル・ニューイヤー・コンサート。2025年の年始は、ご家族で生中継をご覧になってみてはいかがでしょうか。



インドのタブラ奏者、ザキール・フセインが73歳で死去したことがわかった。近年、マエストロは血圧の問題と戦っていたという。


家族の声明は、特発性肺線維症の合併症を原因として、月曜日の午前5時にサンフランシスコの病院で73歳のミュージシャンの死去を確認した。彼は過去2週間入院しており、病状が悪化し、日曜日に集中治療室(ICU)に移された。遺族は声明の中で、"彼は世界中の数え切れないほどの音楽愛好家に愛され、何世代にもわたって影響力を持つ、並外れた遺産を残しました "と述べた。


60年以上にわたるキャリアの中で、フサイン氏はグラミー賞を4回受賞し、7回ノミネートされた。第66回グラミー賞では、最優秀グローバル・ミュージック・パフォーマンス賞(Pashto)、最優秀コンテンポラリー・インストゥルメンタル・アルバム賞(As We Speak)、最優秀グローバル・ミュージック・アルバム賞(This Moment)を受賞した。


伝説的な音楽家アッラ・ラーカのもとに生まれたフサインは、7歳で最初のコンサートを開き、12歳までにツアーを始めるという神童だった。ムンバイで教育を受けた後、1970年にアメリカに渡り、国際的なキャリアをスタートさせた。


フセインの輝かしいキャリアは、国内外の著名なアーティストとのコラボレーションを経て、世界の音楽にインパクトを残した。ラヴィ・シャンカール、アリ・アクバル・カーン、シヴクマール・シャルマなど、インドを代表する演奏家と共演を重ねた。


また、ザキール・フセインは海外にタブラの演奏にとどまらず、数々の世界的なミュージシャンとの共演を経験をもとにして、インドの古典音楽であるラーガの魅力を伝えた功績はあまりにも大きい。ヨーヨー・マ、チャールズ・ロイド、ベーラ・フレック、エドガー・メイヤー、ミッキー・ハート、ジョージ・ハリスン、ポップ・グループのアース・ウィンド&ファイアーといった欧米のミュージシャンとのコラボレーションは、タブラとインド古典音楽を世界中の聴衆にもたらし、世界的な文化大使としての名声を確固たるものにした。


ザキール・フセインが世界的な評価を得たのは1973年、イギリスのギタリスト、ジョン・マクラフリン、ヴァイオリニストのL.シャンカール、伝説的パーカッショニストのT.H.ヴィク・ヴィナヤクラムとの画期的な共演がきっかけだった。


彼らは共に、インド古典音楽とジャズを融合させた革命的なスタイルのバンド、シャクティを結成した。フセインとマクラフリンを結びつけたのは、ニューヨークのグリニッジ・ヴィレッジにある楽器店のオーナーで、前者が後者にインド音楽のレッスンをしていた。やがて、このレッスンはジャム・セッションへと発展し、シャクティの結成につながった。


シャクティは、3枚のアルバムを含む5年間の活動の後、1978年に解散した。しかし、1998年にオリジナル・メンバーのフセインとマクラフリンで再結成され、故マンドリン・U・スリニヴァス、ヴォーカリストのシャンカル・マハーデヴァン、パーカッショニストのV・セルヴァガネシュ(ヴィナーヤクラムの息子)らが加わった。伝説のフルート奏者ハリプラサド・チャウラシアも、アルバム『リメンバリング・シャクティ』のライブ・レコーディングに参加した。


バンドはリメンバリング・シャクティの名で世界ツアーを続け、複数のアルバムをレコーディングし、独自の音楽ブランドで聴衆を魅了した。彼はタブラに関して、「従属的な楽器」であるとし、ボーカリストなどとの共演を通して、本来の楽器の魅力が滲み出ることを明らかにしている。


2020年、シャクティはフサイン、マクラフリン、セルヴァガネーシュ、シャンカル、そしてガネーシュ・クマレシュ・デュオのヴァイオリニスト、ガネーシュ・ラジャゴパランという現在のラインナップで新たな時代を迎えた。グループは2024年、シャクティ結成50周年を記念したアルバム『This Moment』でグラミー賞を受賞した。


インドで最も偉大なクラシック音楽家として知られるフセインは、タブラの伝道師としての功績が讃えられ、国内でも勲章を授与されている。1988年にパドマ・シュリー賞、2002年にパドマ・ブーシャン賞、2023年にパドマ・ヴィブーシャン賞が授与され、文化的象徴としての遺産を確固たるものにしている。