なぜなら、実は、僕自身はアニメのオープニングがきっかけでロックに目覚めたから。思い返すと、Akgの「ハルカカナタ」と「アフターダーク」が最初に聴いた曲だったと思う。ジャグンとマイケルもアニメはよく見てると思う。僕とマイケルは「serial experiments lain」とか「welcome to nhk」みたいなニッチなものが好きなんだ。
「Tell Me About It」- 『Night- Bound Eyes Are Blind To The Day』
London four-piece shoegaze band Whitelands are a band to watch out for as guitar rock fans. The line-up consists of Etienne, Michael, Jagun and Vanessa. The band, led by vocalist Etienne, began their career while studying at Roehampton University in the UK. Initially, they performed acoustic sets at friends' birthdays.
Earlier this year, the band released their new album ”Night- Bound Eyes Are Blind To The Day” on Sonic Catherdal. The album gained support from shoegaze fans in Japan.
We were able to ask Etienne, the band's vocalist and frontman, to briefly answer some questions about their new album, what kind of music and culture influences them and their future plans. Etienne also says: ‘I'm happy to hear that there are shoegaze fans in Japan. I'm studying Japanese’.
Entering 2024, Whitelands' rapid rise continues: in addition to appearing at Rough Trade events, they will perform with Slowdive at an event organised by Sonic Cathedral in early August.
--...I heard that the band was formed at a university in the UK, do you have any sort of secret story behind the formation of the band?
Whitelands(Etienne): The band name came from Roehampton university where I had a performance, but I wasn’t actually going to the university! I was doing an acoustic set for my friend’s birthday, and it just happened to be there!
--Please tell us Origin of the title of the new album “Night-Bound Eyes Are Blind To The Day" .
Whitelands: The title of the album came from a quote in the book The Prophet “The owl whose night-bound eyes are blind unto the day cannot unveil the mystery of light”. It is a very pretty quote that resonated with the themes in the album.
--Were there any memorable moments during the recording of the latest album?
Whitelands: I cannot remember anything specifically, I think that feeling of having it finished hit us afterwards. We were super focused!
--What kind of music do you guys listen to on a daily basis?
Whitelands: I’m not too sure about the others but Michael listens to a lot of jungle, drum and bass, Aphex Twin, very electronic stuff with some shoegaze. Vanessa loves metal and punk.
Jagun listens to a lot of paramore, poppy-stuff, hip-hop and rap. I (Etienne) listen to a lot of neo-soul, shoegaze stuff too, AKG has been coming up a bit more in my playlists and some number girl.
--If you had to name a culture or medium that has influenced you besides music, what would it be?
Whitelands: Funnily enough, lots of Anime, Films and Books. I think anime is a big one because it was my first introduction to Rock music because of the openings, when I think back I think 「Haruka Kanata」and 「After Dark」 by Akg were the first songs I heard.
I think Jagun and Micheal watch a lot of anime too, Jagun more than Michael, but me and Michael like the niche stuff like 「serial experiments lain」 or 「welcome to nhk」.
I have watched a lot of anime in my lifetime so it definitely did have a big influence especially that garage sound of the 2010s. I was also watching evangelion around the time of the album recording and related a lot to Shinji and he was the parallel for the song “chosen light”.
Films are definitely a big one, with “tell me about it” having “fallen angels” by wong kar wai as the parallel. I tend to find things that relate to my own emotions and have them as an influence when writing songs, so it can both be about shinji ikari and also about me.
--You say you identify with Shinji Ikari of Evangelion, in what ways do you find a affinity with him?
Whitelands: I think I struggle a lot with human connection, so I think in that way, i am a lot like him, although his situation is probably a lot tougher than mine!
--What do you want to communicate to your fans through your music production and live performances?
Whitelands: Anyone can play shoegaze, anyone can have emotions that are hard to describe, nothing can stop you! Make a band!
--What kind of band do you want to be in the future?
Whitelands: The type of band that sells out the Budokan, but I bet a lot of bands say that….
ナッシュビルを拠点に活動するシンガーソングライターのmxmtoonが、まだ正式には発表していないが、近日発売予定のサード・アルバムに収録されるニューシングル「i hate texas」を公開した。
Mxmtoonは現在、AJRの北米スタジアム・ツアーのオープニングを務めており、他の日程も予定されている。「i hate texas」のミュージックビデオは以下から。
本日のリリースについて、mxmtoonはプレスリリースでこのように述べている: i hate texas "の制作は、音楽を作り始めたばかりの頃のような、完全に自分の本領を発揮したような気分だった。ちょっと皮肉っぽく、キックが効いた曲を書いて、純粋に楽しもうと思ったんだ」
「i hate texas」
米国のシンガーソングライター、M. Ward(M.ウォード)が新しいベスト・アルバム『For Beginners: The Best of M. Ward』を発表した。『For Beginners』は、ディスコグラフィから抜粋された14曲で構成され、新曲「Cry」が追加収録される。Mergeから9月13日にリリースされる。
2006年の『Post-War』に収録された「Chinese Translation」と「Poison Cup」に始まり、『For Beginners』ではスタジオでの録音の腕を上げたウォードに迫る。2003年の『Transfiguration of Vincent』に収録されたボウイの「Let's Dance」の特異なカヴァーから、2009年の『Hold Time』に収録された陽気な「Never Had Nobody Like You」へと展開する。
私たちと友人が一緒に、必死に考え抜かれたノイズを商業生産のプラスチックの箱の底に押し込めることがどれほど馬鹿げているのだろうか。そして、「夕飯を食べるために歌う」という、現代のアメリカの中産階級の失われつつある天職の中で、シナイ・ヴェッセルはあり得ない奇跡を成し遂げてみせる。- Ben Sereten (Keeled Scales)
Sinai Vessel 『I Sing』/ Keeled Scales -ナッシュヴィルのシンガーソングライターが掲げる小さな聖火-
そっけないようで、素朴な感じのオルトロックソングが続く。彼は内面の奥深くを掘り下げるように、タイトル曲「 #2 I Sing」で、内的な憂いや悲しみを元に情感溢れるロックソングを紡いでいる。イントロは、ソフトな印象を持つが、コーデスの感情の高まりと合わせて、ギターそのものも激情性を帯び、フックのあるオルトロックソングに変遷していく。これらはHoovdyの楽曲と同じように、エモーショナルなロックへと繋がる瞬間がある。そして注目すべきなのは、都会性とは異なるローカルな感覚を持つギターロックが序盤の音楽性を決定づけていることだ。
「#5 Birthday」は、Bonnie Light Horsemanのような夢想的なオルトフォーク/カントリーとして聴くことができるだろうし、American Footballの最初期の系譜にあるエモとしても聴くことができるかもしれない。アメリカーナを内包するオルタナティヴ・フォークを基調にして、最近、安売りされるようになってしまったエモの原義を問いかける。彼は、一貫して、この曲の中で、ジョージア、テネシーといった南部への愛着や親しみを示しながら、幹線道路の砂埃の向こうに、幻想的な感覚や夢想的な思いを浮かび上がらせる。彼の歌は、やはり、ディランのようにそっけないが、ハモンド・オルガンの音色の通奏低音が背後のロマンチズムを引き立てている。 また、Belle And Sebastianの最初期の憂いのあるフォーク・ミュージックに近い感覚もある。
「Birthday」- Best Track
その後も温和なインディーロックソングが続く。考えようによっては、シナイ・ヴィッセルは失われつつある1990年代前後のカレッジ・ロックの系譜にある良質なメロディーや素朴さをこのアルバムで探し求めているように思える。先行シングルとして公開された「Laughing」は、前の曲で示されたロマンチズムをもとにして、アメリカーナやフォークミュージックの理想的な形を示す。ペダル・スティールの使用は、曲のムードや幻想的な雰囲気を引き立てるための役割を担う。そして曲の背景や構造を活かし、シナイ・ヴィッセルは心温まるような歌を紡いでいく。この曲も、Belle And Sebastianの「Tigersmilk」の時代の作風を巧緻に踏襲している。
アルバムの終盤には、ウィルコと同じように、バロックポップを現代的なオルトロックソングに置き換えた曲がいくつか見いだせる。「#8 $2 Million」は、メロトロンをシンセサイザーで代用し、Beatles、R.E.M、Wilcoの系譜にあるカレッジ・ロックの醍醐味を復活させる。コーデスは、後期資本主義の中で生きざるを得ない現代人としての悲哀を織り交ぜ、それらを嘆くように歌っている。そして、これこそが多数の現代社会に生きる市井の人々の心に共鳴をもたらすのだ。その後、しなやかで、うるおいのあるフォークロックソング「#9 Dollar」が続く。曲ごとにややボーカルのスタイルを変更し、クレイヴ・コーデスは、ボブ・ディランのようなクールなボーカルを披露している。ローカルな感覚を示したアルバムの序盤とは正反対に、アーバンなフォーク。この曲には、都市のストリートを肩で風を切って歩くようなクールさが反映されている。2024年の「Liike A Rolling Stone」とも呼べるような興味深いナンバーと言えるか。
アルバムの序盤では、ウィルコやビル・キャラハンのようなソングライターからの影響が見いだせるが、他方、終盤ではBell and Sebastianの系譜にあるオルトフォークソングが色濃くなってくる。 これらのスコットランドのインディーズバンドの主要なフォークソングは、産業化や経済化が進む時代の中で、人間らしく生きようと試みる人々の矛盾性、そこから引き出される悲しみや憂いが音楽性の特徴となっていた。そして、シナイ・ヴィッセルは、その特徴を受け継いでいる。「#10 Window Blue」、「#11 Best Wetness」では、憂いのあるフォークミュージックの魅力を堪能できる。特に後者の曲に漂うほのかな切なさ、そして、淡いエモーションは、クレイヴ・コーデスのソングライターとしての高い能力を示している。それは M.Wardに匹敵する。
テキサス出身のブレア・ハワートンのプロジェクト、Why Bonnie(ホワイ・ボニー)が8月30日にFire Talkからニューアルバム『Wish On The Bone』をリリースする。そのアルバムからの新曲「Rhyme or Reason」とツアー日程が発表された。新曲とツアー日程は以下の通り。
プレスリリースによると、"Rhyme or Reason "のインスピレーションの源は、「彼女がソングライターとして本領を発揮し始めた頃に起きた、ハワードンの兄を亡くした後の希望感の再生について」だという。それに対処するために、彼女は次から次へと曲を書き、苦しみながらもカタログを作り、そうすることでスピリチュアリティとの新しい関係を築いた。
ハワードンはこう付け加えた。 「『Rhyme or Reason』は、人生の諸行無常と折り合いをつけること、そしてそれがいかに恐ろしくもあり、また本当に美しいかを歌っている」
ホワイ・ボニーは2022年、デビュー・アルバム『90 in November』をKeeled Scalesからリリース。2023年、彼女は次作アルバムには収録されていない新曲「Apple Tree」を発表した。以前は、このプロジェクトはバンドとして発表されることが多かったが、現在はソロ活動という意味合いが強いようだ。
意外なことに、ノラ・ジョーンズがNPRのタイニー・デスクに出演するのは初めてだという。今回のパフォーマンスでは、「Paradise」、「Swept Up in the Night」、「Staring at the Wall」、「Come Away With Me」といった彼女のディスコグラフィからのカットを披露した。
ジェームズ・マンゴールド監督(『Girl Interrupted』、『Walk the Line』など)の新作ボブ・ディラン映画『A Complete Unknown』が2024年12月に公開される予定である。今回、ティーザー予告編第1弾が公開された。ボブ・ディラン役のティモシー・シャラメ(彼はこの映画で「A Hard Rain's a-Gonna Fall」でも歌も披露している)、ジョーン・バエズ役のモニカ・バーバロ、ピート・シーガー役のエドワード・ノートンが登場する。以下より予告編をご覧下さい。