プレスリリースによると、このアルバムは2023年から2024年にかけて、サード・マン・レコードのナッシュヴィル・スタジオでジャック・ホワイトがレコーディング、プロデュース、ミキシングを行なったという。2022年の『Fear of the Dawn』と『Entering Heaven Alive』のワンツーパンチに続く、ジャック・ホワイト名義としては6枚目のソロアルバムとなる。
Guided by Voicesの画期的な7枚目のアルバム『Bee Thousand』がこの夏の初めに30周年を迎える。
それを記念して、GBVはアルバムのシングル 「I Am a Scientist」の新バージョンをレコーディングした。Bee Thousandは、90年代のローファイ・ウェーブの先駆けとなったが、GBVのキラーな現ラインナップで、この曲はよりアリーナ・レディなパワー・ポップ・フィーリングを帯びている。新ヴァージョンとビー・サウザンドのクラシック・ヴァージョンを以下で聴くことができる。
「I Am A Scientist」のハイファイ・ヴァージョンは、デジタル・リリースされるほか、「Tractor Rape Chain」の新ヴァージョンも収録された限定7インチ・レコード(1000枚)としても発売される。
「ライブでの演奏にかなり忠実なんだ」とフロントマンのポラードは言う。「『Scientist』を書いたのは、当時『Instructions to the Rusty Time Machine』という2枚組アルバムのために曲をレコーディングしていた頃だ。この曲はビーサウザンドに編集された。「Tractor Rape Chain」は、「Tell Me」というもっと古い曲を作り直した。80年代初期によくライブで演奏していた曲なんだ」
ガイデッド・バイ・ヴォイスは6月に40枚目の素晴らしいスタジオ・アルバム『Strut of Kings -ストラット・オブ・キングス』をリリースした。
『I Followed My Dreams and My Dreams Said to Crawl』は、Sub Popから8月16日にリリースされる。ベスト盤の最後を飾るのは新曲「I Guess Time Just Makes Fools of Us All」。アルバムのカバーアート(Tragic Sunshine aka Kevin Tongによる)とトラックリストは下記よりご覧下さい。
プレスリリースによると、「I Guess Time Just Makes Fools of Us All」は、ファーザー・ジョン・ミスティが2024年後半にリリース予定のニューアルバムに収録されるということで、楽しみに待ちたい。彼の最後のLPは2022年の『Chloë and the Next 20th Century』である。
「I Guess Time Just Makes Fools of Us All」
Father John Misty 『Greatish Hits: I Followed My Dreams and My Dreams Said to Crawl』
Label: Sub Pop/Bella Union
Release: 2024年8月16日
Tracklist:
1. Nancy From Now On
2. Disappointing Diamonds Are The Rarest of Them All
3. Chateau Lobby #4 (in C for Two Virgins)
4. Goodbye Mr. Blue
5. When You’re Smiling And Astride Me
6. Mr. Tillman
7. Things It Would Have Been Helpful to Know Before the Revolution
「Pump Up The Volume」は、僕が生まれて初めてエレクトロニック・ミュージックを聴いた曲なんだ。子供の頃、家族のステレオ・システムの前に座って、ラジオのトップ40のカウントダウンを聴いていた。それ以来、ずっと心に残っていて、いつも何らかの方法でこの曲を作り直したいと思っていた。この曲に取りかかったときは、意識してそのことを考えたわけではなかったけれど、この曲を作るにあたって、初心に戻ることができたのは本当によかったと思う。
今年8月16日に発売予定のデビューアルバム『Triple Seven』はインディーロックファンにとって楽しみなリリースである。リッチ・スミスが監督したミュージックビデオと共に公開された最初のシングル「Love On The Outside」は昨年のEPのギターポップやシューゲイズの色合いの残しながらも、Saves The Dayの「Anywhere With You」を思わせる軽快なナンバーとなっている。このニューシングルの由来について、ケヴィン・クラウターは以下のように説明している。
トレモロアームを駆使したディストーションギターのトーンのゆらめきが、リスナーを夢見心地の世界へと導く。曲のアウトプットには、ネオ・アコースティック/ギター・ポップの影響があるらしく、Cocteau
Twins、Pale Saintsに象徴されるドリーム・ポップのニュアンスも含まれている。また、The Go
Betweensを彷彿とさせるキャッチーなポップネスも彼らの魅力だ。
この曲は、1月にA24から公開されたアンダーグラウンドのホラー映画『I Saw The TV Glow』のためにレコーディングされた。現在、各種ストリーミング・サービスで試聴できる。 サウンドトラックに収録された楽曲に加え、Snail MailはJane Schoenbrun監督作品で長編映画デビューも果たした。
American Footballのセルフタイトル及びデビューアルバム は、エモの名盤として知られている。今回、シカゴのポリビニールは25周年を記念してリマスターエディション+カバーアルバムを発表した。カバーアルバムにはTortoiseのジョン・マッケンタイア、アイアン&ワインなどが参加している。
Cap N' Jazzの後継バンドであるアメリカン・フットボールのメンバーの学生としてのジレンマ、そしてまたセンチメンタルな側面を表し、そして先行きの不透明な2000年代前後の社会全体の気風を反映していた。このアルバムのアートワークに収められたイリノイ州シカゴの郊外にある家屋のファサードはエモの持つ雰囲気を決定づけた。
EPには、昨年発売され、各メディアから称賛された最新アルバム『Cartwheel』のリワークが収録されている。参加ミュージシャンは、DJ Sabrina the Teenage DJ、They Are Gutting a Body of Water、Poisonfrog、Downstairs J、Car Cultureがそれぞれリミックスの才能を発揮している。
昨年デビューアルバムをリリースしたyeuleをフィーチャーした「We Are Making
Out」、「rise/gimme」、「Whenever I Want」、Daniela Lalitaをフィーチャーした「Drugs」、「still」が収録。チェリッシュをフィーチャーした先行シングル「Fly」のエクステンデッド・ミックスは下記でチェック。
前作『Death of a Cheerleader』で、耳の早い音楽ファンの注目をひきつけることに成功したPom Pom Squadは、セカンド・アルバムでより内的なテーマを織りまぜている。『Mirror Starts Moving Without Me』では、新しいステップへ挑戦を試みており、「バンドは自分たちに課せられた期待を激しく否定し、自分自身のアイデンティティの限界を自己検証するような作品群を届けている...。その前に、自分たちを閉じ込めるあらゆる壁に巨大なハンマーで殴りかかる」という。
「それを受け入れることで、自分の中にもっと自由と許しを見つけることができた。2021年の『Death of a Cheerleader』に続くこの作品は、先月リリースされた「Downhill」ですでにプレビューされている。ミア・ベリンは、「私は、自分の性格の相反する側面の間の押し引きについて考えていた。野心的であることは、時に自己破壊的であることのように感じることがあった」
2016年に『Rice, Pasta And Other Fillers』でデビューを果たした後、2020年の2ndアルバム『Every Bad』がPitchforkのベスト・ニュー・アルバムに選出されるなど多くのメディアで高い支持を得て、マーキュリー賞にもノミネートされた。2022年5月に3rdアルバム『Waterslide, Diving Board, Ladder to the Sky』をリリースしている。
ニューアルバム『Clouds in the Sky They Will Always Be There for Me』は彼らのキャリアを決定付ける作品となるだろうか?
「『Sick Of The Blues』は、傷つき、心に穴が空いたとしても、他の誰かではなく、自分自身が幸せの源泉であることを思い出すこと。十分に混乱させられた後、コントロールを取り戻したくなる。私はただそれを手放したいと思い、それに蝕まれるのを止めたかった。シンプルで、楽しんで、起こりうるすべての良いことを思い出したかった。何も深刻に考えず、完全に愛すること...。友人たちと楽しみ、トンネル・ビジョンを取り除き、自分の人生に再び恋をしてみたい」