Linkin Park


リンキン・パークは火曜日(9月17日)、シングル「The Emptiness Machine」をテレビ初披露し、新シンガー、エミリー・アームストロングを迎えて初の『トゥナイト・ショー』出演を果たした。


バンドの7年ぶりとなるアルバム『From Zero』(11月15日発売)からのこの曲は、シンガー/ギタリストのマイク・シノダがマイクを握る中、ムーディーにライトアップされたビニールのドレープが彼らを取り囲み、まるで凍った惑星のアイス・ステーションのようなセットでスタートした。


新ドラマー、コリン・ブリテインが安定したビートを刻む中、篠田はこの曲の哀願のコーラスを切々と歌い上げた。"私はあなたに切り裂かれた/ただ私が血を流すのを見るために/あなたが私を望んだ人のために、私は私であることをあきらめた/受け取らないものをなぜ抱いているのかわからない/虚無マシンの約束のために落ちていく"。


演奏がドライブするようなデュアル・ギターのグラインドへと爆発する中、アームストロングはセンター・ステージに立ち、ステージが色とりどりのエフェクトで明滅する中、吠えるようなヴォーカル・アタックを放った。篠田とヴォーカルを交換したアームストロングは、両手でマイクを握りしめ、ストロボのような照明の中でコーラスを絶叫した。


この "The Emptiness Machine "は、今週のHot100(9月21日付)で初登場21位を記録し、ニューメタルグループとしては15年ぶりのビルボードHot100最高位となった。彼らのこれまでの最高位は、2009年に9位を記録した『トランスフォーマー/リベンジ・オブ・ザ・フォールン』のサウンドトラック・シングル「ニュー・ディバイド」だった。


シノダは、2017年にボーカルのチェスター・ベニントンが亡くなってから初のツアーのキックオフとなった、9月11日に地元ロサンゼルスのキア・フォーラムで行われた再始動したラインナップのデビュー・パフォーマンスの後、バンドが抱いた "幸福感 "について司会のジミー・ファロンと語り合った。


「これだけの年月が経って、あの本物のアドレナリンと興奮と幸福感を感じるなんて...こんなことは信じがたい」と、篠田は2025年のツアーに向けた6公演のアリーナ・チューンナップの初日について語った。


シノダはまた、ファロンがカムバックしたL.A.公演で、自身のサイドバンド、フォート・マイナーの "Remember the Name "を演奏中に大失敗をした恥ずかしいビデオを再生したことにも苦笑せざるを得なかった。篠田は "50%の痛み "を歌った直後にマイクスタンドにぶつかり、頭を打ったのだ。


彼はまた、長年の友人でありバンドメイトでもあったベニントンを悲劇的に失った後、バンドを再結成するために感じたことについても語った。

 

「僕らにとって重要なことは、"バンドを復活させよう "とか、"シンガーを探そう "とか、そういうことを目指したわけではないということなんだ」マイク・シノダは、元デッド・サラのヴォーカリスト、アームストロングがバンドの新体制で彼の隣のステージに立つという、今月初めの突然の発表について語った。


「それは私たちの意図でも目標でもなかった......。ほとんどこの新譜のようなものだった......新しいバンドを作りながら、私たちはそれを書き、音楽を思いついた。音楽を始めたときにはバンドはなかったし、音楽がまとまっていくうちに一緒になっていったんだ」



 

Honesty

イギリス/リーズを拠点に活動するポストパンクバンド、HONESTY(オネスティー)がデビューアルバム『U R HERE』を2025年2月7日にリリースすると発表した。


昨年の『WHERE R U EP』、今年の『BOX mix』に続き、『U R HERE』の最初のテイストは、推進力のあるニュー・シングル/ビデオ「MEASURE ME」。


流動的で爽快なクラブ・ミュージックのコレクションに、深く内省的なひねりを加えた''U R HERE''は、現代の心理的影響を音によりマッピングし、新たな始まりに伴う活力と自由を利用しようという、HONESTYによる斬新なチャレンジでもある。彼らの幅広い実験的な影響力を基に作られたU R HEREは、時に崩壊しそうな世界の中で、新たな創造的表現の感覚を表現している。


デビュー・アルバムについて、HONESTYはこう語っている。「このアルバムは、二次会でAUXケーブルを回すような、有機的な共同作業になった。シューゲイザーからUKベースラインにいたるまで、かなり幅広い音楽にインスパイアされたから、ひとつのジャンルにとらわれないようにしようと決めたんだ。リスナーには、自分たちだけのサウンドスケープの地図を自由に歩き回りながらも、''U R HERE''というピンポイントを明確に示すような感覚を味わってほしかった」



「MEASURE ME」






HONESTY  『U R HERE』



Label: Partisan

Release: 2025年2月7日


Tracllist:

1.NO RIGHT 2 LOVE 

2.WWWWW?

3.U&I 

4.MEASURE ME

5.U R HERE

6.TORMENTOR

NORTH

EMPTY

9.NIGHTWORLD.

10.PITY

 

SIS

オルタナティブ・フォークバンドSIS(シス)が連続デジタルリリース! 第一弾シングル「腐る」は、新章の狼煙を上げる“再生”のアンセム。続いて、9月23日(月)には、渋谷Organbarにてリリース・イベント「Golden Monky」も開催予定。こちらの情報も合わせて下記よりチェックしてみよう。



本日(9月18日)、オルタナティブ・フォークバンドSIS(シス)が新体制のもと、2021年以来3年ぶり、連続デジタルリリースの第一弾シングル「腐る」をリリースする。

 

リリースに合わせ、渋谷オルガンバーにてイエーガーマイスター(Jägermeister)サポートの元、音楽ユニットbuzzy.(バジー)との共同企画イベントも開催。「腐る」は叙情的かつ無垢な心の叫びを、疾走するメロディーに載せた、SIS新章を告げる楽曲。

 

コロナパンデミックを経て“不適切なコミュケーション”を強いられる中での、心の葛藤を鮮明に描き出す。「このボタンひとつで神様にさえなれる」ーー 気鋭のグラフィックアーティスト・Poseidon(水上雄太/@mizukamiyuta)によるアートワークにも象徴的に描かれた“ボタン”は、自己/他者の生命に関わるメタファーで、同楽曲の重要なキーでもある。逡巡し腐っていく“過去”から、明日の希望を見出すために歌う。溢れ出す感情のカタルシスはカオスな現代を生き抜く人々へ捧ぐ、再生の賛歌である。

 

 

【リリース情報】


SIS「腐る」- New Single



Digital | 2024.09.18 Release | SIS-005
Released by SPACE SHOWER MUSIC / LAD Production


配信リンク/ストリーミング: https://ssm.lnk.to/Kusaru


Music by SIS
Lyrics by 沢庵、TxBONE
Produced by 沢庵
Arranged by 沢庵、A-dream、TxBONE
Recorded by YUUKI KANAYA
Mixed by YUUKI KANAYA
Mastered by YUUKI KANAYA



【イベント情報】


SIS & buzzy. presents.
SIS New Single Release party.


2024.09.23 (Mon)


・「Golden Monky」
at Shibuya Organbar @organbar_official



Supported by Jägermeister @jagermeister_japan

START 18:00 / CLOSE 23:30
DOOR ¥2,000 (NoDrink)



Guest DJ


・ZEN-LA-ROCK @zenlarock



DJ


・MINAMIKAWA @minamikawamasayuki
・TATSURO OMURA @tatsuro_omura
・YUIDESUDOMO @yuidesudomo
・sea @__dj__s_e_a__
・NOKS(NYQUILL) @naoki_noks_layback



【Live】
SIS @sis_jp
buzzy. @buzzy._official
 

【Food】
Chillmatic @chillmatic_tokyo



【Photo】
YOUNG HAMA @young__hama




【SIS(シス)】

フォークミュージックを軸にポストロックを横断し、ジャンルレスなサウンドを追求するオルタナティブ・フォークバンド。頭から足先まで全身タトゥーのTxBONE(Vo./A.Gt.)と、大学教員としての一面を持つ沢庵(Vo./A.Gt.)という対照的な2人のフロントマンとTAKAYA(Drs.)により結成。2024年よりUJI(E.Gt.)と匠(Perc./Sampler/Cho.)が加わり5人体制で活動。

 

バンド名の由来となっている「死」と「生」をはじめ、人が生きていく中で向き合う表裏一体の価値観を、憤怒と慈愛入り混じる歌詞とサウンドで表現している。

 

TxBONEは 、ANARCHY / JNKMN / JOHNNYとの謎のコレクティヴ「THE NEVERSURRENDERS」のメンバーとしての顔を持ち、最近ではMcGuffinでのルームツアーでも大きな反響を得た。ANARCHYが参加した「ケレモ Remix」では、ディレクターに岡宗秀吾氏を迎えたMVがYouTubeにて現在 40万回再生以上を更新中。結成当初よりALIと共同企画イベントを開催。味園ユニバースにて韻シストと共演、レゲエアーティストYAADCORE来日イベント出演、ジャックダニエル主催Murda Beatz来日イベント出演など、活動は多岐に渡る。

Allegra Krieger 『Art of the Unseen Infinity Machine』

 

Label: Duble Double Whammy

Release: 2024年9月13日

 

Review

 

Rolling Stone、Pitchforkの両メディアが先週注目していたのが、ニューヨークのシンガーソングライター、アレグラ・クリーガーである。先週のアメリカのインディーロック/フォークの注目作の一。大げさに騒ぐほどのアルバムではないかも知れないが、良質なメロディーや切ない感覚を織り交ぜ、ソングライター/ギタリストは一応のことニューヨークの音楽シーンで存在感を堅持している。 以前のアルバムまでは、分散的な音楽という印象もあり、少し散漫な感じであったが、この最新作『Art of the Unseen Infinity Machine』ではフォーク・ロックやオルタナティヴロックを起点として、秀作を制作している。アルバム全体には、何かしら淡いペーソスのようなものが漂うが、これは制作時、アーティストの住居の一室が燃えたという不幸に見舞われたことのよるものか。そして、ぼんやりとしているが、何かそういった哀感が漂う作品である。


アレグラ・クリーガーのソングライティングは基本的に、レナード・コーエンのような古典的なアメリカのフォークロックをベースに、現代的なオルタナティヴロックのテイストを添えるというもの。しかし、それとて、すでに90年代か00年代にいくつかのロックバンドの音楽性に準じたものなのかもしれない。たとえば、ルー・バーロウのサイドプロジェクトであるSebadohのようなローファイ風の色合いがラフで心地よいロックソングを思い浮かべる人もいるかもしれない。そして、クリーガーは悲しみを元にした歌をシンプルな演奏の中に乗せる。それも歌うといよりも、やるせないような感じでつぶやくという感覚に近い。気負いがなく、それほど上昇志向もない感覚は、現代的なニューヨーカーの気風を何らかの形で反映しているのかもしれない。新自由主義の渦中に生きることや、徹底した競争主義に疲弊し、さらには、Jesus Lizardのヨウが指摘するような後期資本主義の限界を、現代的な人々は肌身で感じ取っているのかも知れない。かつては頂点を目指すことが社会人としての嗜みを意味していたが、最早、この考えには限界があることを示唆している。このフォークロックソング集は、個人的な記録、もしくは個人的な回想とも呼ぶべきもので、実際的にそれは誰かが体験したかもしれない追憶のロマンチシズムに誘う。それはまた内的な魂の痛みを癒やすような響きが込められているのである。


また、現代的なアメリカのフォークロックのシンガーソングライターと同じように、ニューヨークの歌手でありながら、地域性や田舎性が削ぎ落とされている。まるでクリーガーの声は、時代感を失い、錯綜の中に彷徨い、そして、捉え難くなったアメリカという得難い存在をシンプルで親しみやすいフォークソングに乗せるかのようである。「Roosevelt Ave.」は、懐古的に昔の時代を振り返るかのようで、それは歌手の若い忘れ去られた時代や、それよりも古い時代へのロマンが抽象的に体現されているように感じられる。最近、生きている時代よりもさらに古い時代への憧れを示すアメリカのミュージシャンが増加傾向にあるのは、親の世代やその上の世代から子供の頃の米国の話を聞いているからなのかもしれない。そしてまた現代的な人々は、現在の自分の見る国家の姿を驚きと違和感を持って、ぼんやりと眺めているのかもしれない。それは目の前を流れていったかと思うと、すぐさま背後に過ぎ去っていってしまうのである。ロックソングのテイストを押し出した曲もあるが、バラードの性質が色濃い曲もある。

 

「Came」は、現代的なフォークロックバンドの影響を引き継ぎ、Big Thief(ピッグ・シーフ)やエイドリアン・レンカーの系譜にあるニューヨークのフォークソングを体現させている。かつてアメリカのフォーク・ロックは、渋さとマディーな感覚を併せ持ち、友愛的な側面や健全な精神を歌っていたことはCSN&Yなどの代表作を見れば明らかだが、他方、現代的なミュージシャンはそれらをモダンな感覚で縁取り、あまり深い領域まで踏み込まず、表向きの表現でとどめているという印象もある。ヒッピー主義は、かつてのサンフランシスコやUCLAの学生などで盛んだった思想で、ヘルマン・ヘッセの「荒野のおおかみ」をベースに平和主義やコミューンのような共同体を作るというものだった。過去には左翼的であるとか、それ以降のリベラリズムの萌芽のようにも見なされることもあるかもしれないが、それは基本的には時代錯誤とも言える。

 

西海岸のカルチャー「フラワー・ムーブメント」とも称されるこれらの現代的な牧歌性は、「Burning Wings」にも見出すことが出来る。例えば、この感覚が太平洋を隔てたリスナーにも共鳴するものがあるとしたら、それは、現代の競争主義、新自由経済社会、後期資本主義社会に疲弊していることを意味している。主流派とは別の指標や価値観がないものか、多くの現代人はそれらの考えをシェルターに見立て、その場所を安息所とする。謂わば、そうではないふりをしていても、日常的な違和感や何らかのボタンの掛け違いのような感覚は日を追うごとに増えている。そういった現代的な感覚ではなく、牧歌的な空気感や平和主義を折衷したフォークソングは、「I'm So Happy I Can't Face Tomorrow」にわかりやすい形で表れ出ているのではないか。Florist、Big Thiefの系譜にある紛うことなくニューヨークのフォークロックソングであるが、やはりこの曲に滲み出ているのは、現代的な人間として生きる「しがらみ」のようなものを抱えながらも、そこから一歩踏み出したいというような思いである。それらの思想はやはりアコースティックギターをベースにした牧歌的で温和なフォーク・ソングという形に乗り移っている



アルバムの中盤の3曲「Over And Over」、「Into Eternity」、「Interude to Eternity」では、華美なサウンドを避け、徹底して70年代のレオナード・コーエンのような古典的なフォーク・ロック主義に沈潜しながら、アルバムの序盤の切ないような感覚を織り交ぜる。これらは表面的な思想に潜っていくというよりも、その音楽的な感覚をより深い場所へと踏み込もうと試みているように感じられる。それはまたフォーク・ロックの音楽性に基底に含まれる瞑想的なイメージを呼び覚ますような感じなのである。これらの感覚的なフォークロックは、現代的なサウンドプロダクションではなく、アナログのレコーディング寄りのミックスやマスターによって、ビンテージな感覚を呼び覚ますことがある。中盤から中盤にかけて、クリーガーはより内面の世界に一歩ずつ降りていくかのように、内省的なフォーク・ロックソングの世界を作り上げている。これらは稀に、エリオット・スミスのようなサッドコア「How Do You Sleep」に近づく。

 

本作は単なるフォークロックの集積というより、個人的な感覚の流れをエモーショナルなフォークソングで縁取ったかのようである。それは一定して暗鬱な印象が起点となっているが、アルバムの終盤で、アレグラ・クリーガーの曲は少しだけ明るい場所へと抜け出る。謂わば悲しみからの再起や立ち上がる瞬間の過程を縁取るかのように。「Where You Want To Go」では、力強いボーカルと巧みなドラム、ギターに支えられるようにし、はつらつとした瞬間を描き出す。 クローズ「New Mexico」では、古典的なカントリーの文脈に近づく。しかし、やはり、そこには包み込むような温かさと優しさという感覚が内在している。懐古的な音楽というイメージは表向きのもので、むしろ現代的なフォークロックのサウンドといえるのではないか。

 

 

 

76/100

 

 

 



 

©Jake Mulka


デトロイトの次世代のハードコアユニット、The Armed(ザ・アームド)はEP『EVERLASTING GLAZE』を発表した。本作は10月18日にSargent Houseからリリースされる。


EPにはIDLES、Water From Your Eyes、Model/Actrizがリミックスを手掛けたリード・シングル「Sport of Form」が収録されている。「NEW.Christianity」の新しいビデオは以下をチェック。

 

バンドのダン・グリーンは声明の中で説明している。


「”NEW!Christianity”は当初、”PERFECT SAVIORS”のファースト・シングルとして構想されていたが、1枚のフルアルバムに収録するには素材が多すぎることが明らかになったため、この曲はSide Cのフィナーレを飾るにふさわしい、ONLY LOVE / ULTRAPOP / PERFECT SAVIORSの3部作のエピローグにふさわしい、総括的な楽曲となった」

 

「その名前に関して言えば、特定の実際の宗教についてというよりも、そのアバターを渇望する文化について。非道徳的なものの道徳化。完璧な救世主 "という概念のよりあからさまな否定」

 

 

 「NEW.Christianity」

 


 

ARMED 【EVERLASTING GAZE EP】

 

Trackllist:


1. Puzzler

2. NEW! Christianity

3. Martyr Song

4. Sport of Form (Water From Your Eyes Remix)

5. Sport of Form (Model/Actriz Remix)

6. Sport of Form (IDLES Remix)

 

Lambrini Girls
Lambrini Girls

不気味な一角からのポスト・パンクの投石。ガレージ・パンク風の不穏なギター、皮肉を交えたボーカルが縦横無尽に飛び交う。表面的な派手さとは裏腹に、ランブリーニ・ガールズは暗く湿っぽい冷笑に浸されたポストパンク・ソングで、次世代のパンクシーンを塗り替えようと目論む。

 

ブライトンのポストパンクデュオ、Lambrini Girls(ランブリーニ・ガールズ)が、政治色の強いパーティー・スターターとして「Company Culture」を発表した。この曲は、最近リリースされた「God's Country」と「Body of Mine」に続く作品で、今回は有害な職場環境の陰湿な性質に取り組んでいる。このシングルのコンセプトについて、バンドはこうコメントしている。

 

「白人の中年男性が自分のアイデアを評価される一方で、2倍働くことにうんざりしている?ハラスメントを報告するのが怖い?衝突を避けるために常に二の足を踏んでいる?もしイエスと答えたなら、あなたはおそらく女性かクィアの人でしょう」


ランブリーニ・ガールズは、多くの女性やクィアな人々が職業生活で直面する「キャッチ22」について、次のように指摘する。


「そして、もし、成功すれば、あなたは詐欺師のように感じるでしょう。どんなに頑張っても、相手にされない。上司はあなたとヤリたがっていて、人事部はあなたをヒステリックだと思っている。文句を言わなければ煙臭いキッチンに逆戻り。さあ、ボーイズ・クラブへようこそ」


「Company Culture」

 

©Dan Monick


カナダのJapandroidsは、4枚目のアルバム『Fate & Alcohol』の新曲「All Bets Are Off」を発表した。本作の最後を飾るこの曲は、「D&T」と「Chicago」に続くシングル。以下からチェックしてみよう。


プレスリリースの中で、バンドのブライアン・キングは、この曲のインスピレーションとなった夜の個人的な日記の抜粋を紹介している。


「夜は休みだった。休むこともできたけど、(もちろん)休まなかった。私が到着したとき、クルーは1人で、パーティーはかなり進行していた。他の常連客は私たちの騒々しくカラフルな存在(四角形)を快く思っていないようだったが、少年たちは至って無関心で、互いに熱い言葉を浴びせ合い、日当でピストルショットでタバコに火をつけることが可能かどうかのような無茶な賭けをしていた。私はこの事態の行く末を知っていたし、関わりたくもなかったんだ」


「私は日陰の片隅でカクテルを注文した。私はバーでの生活について本を書くための資料を集めていたのだが、土曜日の飢えた心が日曜日の朝の青い空虚さに向かってねじ曲がっていくのを眺めるには完璧な場所だった。プールルームの虎やナイトクラブの子猫たちは、何でも手に入れようと徘徊している。コップや唇、口癖や癖、私は必死ですべてを書き留めた。カクテルのおかわりは?気にしないで!夜が更けて、私はパンクな気分になった」


「彼女に会うと、私はすぐに力を失った。千の思いが一気に蘇ってきた。彼女は私が知っていた女性とは違っていた」

 

 

Japandroidsのニューアルバム『Fate & Alcohol』はANTIから10月18日に発売予定。

 

 

「All Bets Are Off」





◾️JAPANDROIDS、ニューアルバム『FATE AND ALCOHOL』を発表 10月18日に発売

 

©Juliette Boulay


フィラデルフィアのシンガーソングライターのGreg Mendez(グレッグ・メンデス)はデッド・オーシャンズと契約し、新作EP『First Time / Alone』を10月18日にリリースする。収録曲のファースト・シングル「First Time」は本日リリース。この曲のビデオを以下でチェックしよう。


First Time / Alone』は、グレッグ・メンデスのセルフ・タイトル・アルバムのリリース後、2023年の晩夏から初秋にかけて制作された。

 


「First Time」

 

 

Greg Mendez 『First Time/Alone』


 Label: Dead Oceans

Release: 2024年10月18日

 

Tracklist:

 

1.Mountain Dew Hell

2.FIrst Time

3.Alone

4.Pain Meds


Father John Misty
©︎Brent Goldman


ジョッシュ・ティルマンのソロ・プロジェクト、Father John Mistyが次のアルバムの詳細を発表した。『Mahashmashana』は11月22日にベラ・ユニオン(イギリスとヨーロッパ)とサブ・ポップ(その他の地域)からリリースされる。

 

リードシングルは、LowのAlan Sparhawkをギタリストに迎え、BJ Burtonがミックスを担当した。Estefania Krölが監督したビデオと、アルバムのジャケットとトラックリストは以下を参照のこと。


同時公開されたミュージックビデオは、『Screamland』の深淵を旅するようなビジュアルで、音楽とアーティストの両方のエッセンスを捉えている」とKrölはプレスリリースでコメントしている。"ファーザー・ジョン・ミスティは、シーンにシームレスに溶け込み、街の一部となり、"Screamland "の生きたこだまとなっている。"


ジョッシュ・ティルマンは、ドリュー・エリクソンと共に新作アルバム『Mahashmashana』をプロデュースした。さらにジョナサン・ウィルソンがエグゼクティヴ・プロデュースした。シングル「I Guess Time Just Makes Fools of Us All」は、先月リリースされたベスト盤にも収録されている。最新アルバムは2022年の『Chloë and the Next 20th Century』である。

 


「Screamland」




Father John Misty 『Mahashmashana』



Label: Bella Union/ SUB POP

Release: 2024年11月22日


Tracklist:

 

1. Mahashmashana

2. She Cleans Up

3. Josh Tillman and the Accidental Dose

4. Mental Health

5. Screamland

6. Being You

7. I Guess Time Makes Fools of Us All

8. Summer’s Gone

Mogwai
©︎Steve Gullick


ポスト・ロックの大御所モグワイがニューシングルを引っ提げて帰ってきた。今春の北米公演を含む2025年の大規模ツアーも計画中。3月には来日公演も予定している。全日程は以下の通り。


ジョン・コングルトンのプロデュースによる 『God Gets You Back』は、典型的なモグワイの曲のようにゆっくりとした雰囲気で始まり、豊かなハーモニーとともにドリームポップ/ロックの領域へと突入する。


この曲には意外なコラボレーターもいる。バリー・バーンズはこの曲について、「メロディーかボーカルが必要だと思ったが、歌詞が思いつかなかったので、7歳の娘に歌詞を作ってくれるように頼んだ。「Hand Held Cine Club 」(Justin and James Lockey)によるビデオは以下から。


2021年の『アズ・ザ・ラヴ・コンティニューズ』以来となるニュー・アルバムについての詳細な情報はない。

 


「God Gets You Back」





Mogwai – 2025 Tour Dates

Feb 04 – Amsterdam, Netherlands – Paradiso

Feb 06 – Hamburg, Germany – Große Freiheit 36

Feb 07 – Copenhagen, Denmark – Vega

Feb 08 – Stockholm, Sweden – Fållan

Feb 09 – Oslo, Norway – Rockefeller

Feb 11 – Berlin, Germany – Admiralspalast

Feb 12 – Leipzig, Germany – Taubchenthal

Feb 14 – Maastricht, Netherlands – Muziekgieterij

Feb 15 – Groningen, Netherlands – De Oosterpoort

Feb 17 – Brussels, Belgium – Ancienne Belgique

Feb 18 – Antwerp, Belgium – De Roma

Feb 19 – Paris, France – Casino De Paris

Feb 20 – London, England – O2 Academy Brixton

Feb 22 – Leeds, England – O2 Academy

Feb 23 – Edinburgh, Scotland – Usher Hall

Mar 08 – Bangkok, Thailand – Voice Space

Mar 11 – Osaka, Japan – Gorilla Hall

Mar 12 – Tokyo, Japan – Zepp Shinjuku

Mar 14 – Tapai, Taiwan – Zepp New Taipei

Apr 7 – Washington, D.C., USA – 9:30 Club

Apr 08 – Philadelphia, PA, USA – Theatre Of Living Arts

Apr 10 – Brooklyn, New York City, USA – Brooklyn Steel

Apr 11 – Boston, MA, USA – Paradise Rock Club

Apr 13 – Montreal, Canada – Beanfield Theatre

Apr 14 – Toronto, Canada – Danforth Music Hall

Apr 16 – Detroit, MI, USA – Saint Andrew’s Hall

Apr 17 – Chicago, IL, USA – The Metro

Apr 18 – Minneapolis, MN, USA – Varsity Theatre

Apr 20 – Denver, CO, USA – Ogden Theatre

Apr 22 – Salt Lake City, UT, USA – Commonwealth Room

Apr 24 – Vancouver, Canada – The Commodore Ballroom

Apr 25 – Seattle, WA, USA – The Showbox

Apr 26 – Portland, OR, USA – Roseland Theatre

Apr 28 – San Francisco, CA, USA – The Regency Ballroom

Apr 29 – Los Angeles, CA, USA – The Bellwether

Apr 30 – Phoenix, AZ, USA – Van Buren

May 03 – Austin, TX, USA – Emo’s

May 04 – Dallas, TX, USA – The Echo Lounge

Ben Inui

現代のUSのインディから影響を受けたアンビエント・フォーク/インディ・フォーク・プロジェクト、Ben Inui(ベン イヌイ)が本日、アンビエント的な音響効果を持ったフォークソング「Forest Song」をリリースした。8月に先行リリースされた「nicetoseeyou」の情報と合わせて、最新シングルの配信リンク、及び、アートワークを下記よりチェックしてみてください。

 

2022年9月で解散したPEARL CENTERのソングライター/ヴォーカリストとして活躍したイヌイシュンによるアンビエント・フォーク/インディ・フォーク・プロジェクト【Ben Inui】。

 

リリースとなる「Forest Song」は、アンビエント的な音響効果を持ったフォークソング。自身が個人的に体験した深い森の中で人間関係が親密になっていく様をテーマにし、暖かみや親密さを感じる仕上がりとなった。


レコーディング/ミックス/マスタリングは、bisshiが担当。アートワーク・写真は、小林光大が手掛けた。音楽的な影響は以下のアーティストが挙げられている。

 

Andy Shauf, Arctic Monkeys, Eedie Chacon, Gia Margaret, Jon Brion, Mac DeMarco, Matt Maltese, Phoebe Bridgers, Sparklehorse。

 


■Ben Inui「Forest Song」



Digital | 2024.09.18 Release | Released by SPACE SHOWER MUSIC


[ https://ssm.lnk.to/ForestSong ]


Lyrics & Music: Ben Inui
Vocal, Chorus, Key, Synth, E.Gt, Bass, Programing: Ben Inui
Rec, Mix, Master: bisshi



■Ben Inui「nicetoseeyou」

 
Digital | 2024.08.28 Release | Released by SPACE SHOWER MUSIC


https://ssm.lnk.to/nicetoseeyou ]
Music: Ben Inui
Key, Synth, Programing, Field Rec: Ben Inui
Rec, Mix, Master: bisshi


Ben Inui

現代のUSのインディから影響を受けたイヌイ・シュンによるアンビエント・フォーク/インディ・フォーク・プロジェクト。



 シンガポールのKITCHEN. LABELより、東京在住のサウンドアーティストHiroshi Ebinaのニューアルバムが9月27日に発売される。日本国内ではCD盤が同日にリリースされる。


2022年のKITCHEN. LABELデビュー作『In Science and the Human Heart』に続く本作は、Hiroshi Ebinaの特徴とも言える静謐で浮遊感のあるアナログ・サウンドスケープをより深く掘り下げ、夜の静かな時間のために特別に制作された作品。パートナーの不眠症のために音による癒しを作ろうとしたのがきっかけで、Ebinaはこのプロジェクトに着手したのだが、レコーディングが進むにつれて、夜のミステリアスで神聖な性質を探求する複雑な作品へと変化していった。


アルバムの物語は、丁寧に構成された9 つのトラックを通して展開され、それぞれのトラックが夜の深みに誘われていく。オルゴールや水入りワイングラスの素朴な音色から、ユーロラックシンセサイザーやアルゴリズミック・シーケンサーなどの最先端技術まで、様々な楽器を各トラックで多くても2~3つほど使用し、繊細で透明感のある催眠的サウンドスケープを生み出している。街の明かりが明滅する夕暮れ時を想起させる明るく高音域のシンセサイザーから始まり、徐々に中音域のトーンへと移り変わってリスナーを夢の世界へと優しく導いていく。この音の降下は、私たちが夜ごと眠りに身を委ねる様を映し出している。ありきたりでありながらも一時的な死にも似た特別な体験であり、そこでは意識が薄れ潜在意識の奥底から夢が現れる。


本作はリスナーを優しく包み込み、都会の夜の静寂と孤独を癒しに導く存在として、暗闇の中で目覚める人々に安らぎと落ち着きを与えてくれる。


アートワークは東京を拠点に活動する写真家・小野田洋一、マスタリングはニューヨークのJoseph Branciforte(Greyfade Studio)が担当。




Hiroshi Ebina 『Into the Darkness of the Night』- New Album




発売日:2024年9月27日(金)

アーティスト:Hiroshi Ebina

タイトル:Into the Darkness of the Night

フォーマット:国内流通盤CD / 輸入盤LP / デジタル

レーベル:KITCHEN. LABEL

ジャンル: AMBIENT

流通 : p*dis / Inpartmaint Inc.



Tracklist :

1. Shh,

2. Somunus

3. And may your dreams

4. Turning off

5. Liminality

6. Slow wave

7. Hammershøi’ s room

8. Surrender

9. The darkness of the night


◆ライブ情報

9/28(土) 落合Soup

Emily A. Sprague & Cool Maritime Japan Tour 2024 東京公演①

出演:Emily A. Sprague / Cool Maritime / Hiroshi Ebina

DJ : Tryster

MORE INFO : https://www.artuniongroup.co.jp/plancha/top/news/emily-cm-2024/#tokyo1



【Hiroshi Ebina(ヒロシ・エビナ)プロフィール】

 

東京在住のサウンドアーティスト。活動は多岐に渡り、アンビエントミュージックの作曲・演奏や、雅楽奏者としての活動、フィルムカメラを用いた写真作品の作成も行なっている。ニューヨークでの活動を経て、2018年より日本での活動を再開。作曲にはモジュラーシンセを中心にテープマシンや多種多様なアコースティック楽器を用いる。近年はKITCHEN. LABELやMystery Circles、Seil Recordsより作品を発表している。


「偶発性」はHiroshi Ebinaの音楽を語る上で欠かすことのできない要素である。真白の紙の上に点や線を広げるように音と並べていき、法則を与えることで音楽を形作っていくプロセスを取っている。作曲の際はリズムやピッチといった側面だけでなく、音の触感や音と音との間の無音部分などを重視している。




ジェーンズ・アディクションは、9月13日(金)の夜、ボストンでフロントマンのペリー・ファレルがギタリストのデイヴ・ナヴァロを殴るというバンドメンバー間のステージ上での激しい対立を受け、北米ツアーの残りをキャンセルしたことがわかった。


9月16日(月)、ジェーンズ・アディクションのソーシャルメディア・チャンネルに投稿された公式の声明文には「バンドはグループとしてしばらく離れるという難しい決断を下しました」と記されている。


ギタリストのデイヴ・ナヴァロとジェーンズ・アディクションの他のバンドメイトであるエリック・エイヴリーとスティーヴン・パーキンスは、それぞれのソーシャルメディアのアカウントに共同声明を投稿しました。「シンガーのペリー・ファレルの継続的な行動パターンと精神衛生上の問題により、現在のアメリカ・ツアーをキャンセルせざるを得ないという結論に達しました」


ナヴァロとバンドメイトのエリック・エイブリーとスティーヴン・パーキンの個人ページに掲載された別のソーシャルの声明には、さらにいくつかの見解が示されています。


「ペリー・ファレル個人の健康と安全、そして私たち自身の健康への配慮から、他に選択肢はありません。私たちは、彼が必要とする助けを見つけられることを願っています」


「すでにチケットを購入してくださったファンの皆様のため、このような事態を招いたことを深くお詫び申し上げたいと思います。ステージの安全な環境を確保することについても、毎晩素晴らしいパフォーマンスを確実に提供することについても、現在のところ、まったく解決策は見当たりません」ーーデイヴ、エリック、スティーヴン




ジェーンズ・アディクションのツアーのオープニングアクトを務めたラブ&ロケッツは、"ジェーンズ・アディクションとのツアーの残りの日程を完遂するつもりだったけれど、残念ながらこの件は我々の手に負えないかも知れない "と書いています。


この事件を受け、ペリー・ファレルの妻のエティ・ラウ・ファレルはインスタグラムに記しています。「明らかにメンバー間には緊張と反感があった。さて、怒りのダイナマイトに火がついてしまった。ペリーはデイヴの顔を立ててボディチェックしたんだ」


妻のファレルは続けています。「毎晩毎晩、ステージの音量が大きく、自分の声がバンドにかき消されていると感じていました。ペリーは毎晩、耳鳴りと喉の痛みに悩まされていた。しかし、最前列にいた観客がペリーに向かって、バンドが大音量で計画している、自分の声が聞こえない、と文句を言い始めたとき、ペリーは腹を立てた」


エティ・ファレルはまた、エイブリーが「ペリーをヘッドロックにかけ、彼の腹を3回殴った......。ペリーはそれから30分間、狂った獣のようだった。エリックは......デスカレーションの意味を理解していなかったか、状況に乗じてペリーに安打を浴びせた」と先日の騒動について詳細に説明した。


ペリー・ファレルは自身の声明で次のように述べています。 「この週末は信じられないほど困難なものであり、反省するための時間と空間を持った後、バンドメンバー、特にデイヴ・ナヴァロ、ファン、家族、謝罪するのは当然のことでしょう」


ジェーン・アディクションのボストンでのコンサートが9月13日(金)夜、ボーカルのペリー・ファレルがステージ上でギタリストのデイヴ・ナヴァロと対立を起こし、幕を閉じた。一時はフロントマンがバンドメイトにパンチを浴びせるというかなり荒っぽいシーンがあった。


リーダー・バンク・パビリオンでのコンサートの映像では、ナヴァロが11曲目の「オーシャン・サイズ」でソロを弾いているところへ、ファレルが歩み寄り、ナヴァロを突き飛ばした。2人は言葉を交わし、ギタリストはファレルを引き留めようとしたが、シンガーはナヴァロに向かってパンチを放ち、上半身に命中した。しかし、個人的には、これは単なる暴力行為というより、ファレルがツアーの続行の限界を知らせるための行動でもあったように感じられた。


その後、クルーとベーシストのエリック・エイブリーがファレルを掴み、バックステージに引きずり込み、ライヴは突然終了した。ファレルを除き、ナヴァロ、エイブリー、そしてドラマーのスティーヴン・パーキンス(金曜の夜に誕生日を迎えていた)はステージの前まで行き、観客に別れを告げた。


ピクシーズは、イギリスとヨーロッパでの2025年ヘッドラインツアーを発表し、ニューシングル「Motoroller」を発表した。


昨年8月に行われたオール・ポインツ・イースト公演に続き、バンドは来年、イギリス/EUでこのアルバムのツアーを行う予定である。イギリスに到着するまで、ベルリン、ナント、リスボンといった都市に立ち寄り、エジンバラやリーズといった都市でも演奏する。また、5月にマンチェスターのO2アポロで公演を終える前に、ロンドンのO2ブリクストンで2夜演奏する予定だ。


これを記念して、ピクシーズは近日リリース予定のアルバム『The Night The Zombies Came』から新曲「Motoroller」を発表した。バンドの声明は下記のとおり。


「この曲は、小さな糸をたどっていくと、どこかに連れて行ってくれるような曲のひとつだ。でも、それを体験するのに必要なものではないんだ。歌詞の中を探し回ってもいいし、ストーリーを正確に見つけることはできないかもしれないけれど、ベルリンの街に関連したストーリーを見つけることはできる。だから、そこにある手がかりを楽しんでほしい」



「Motoroler」




APRIL

25 – TivoliVredenburg, Utrecht
26 – Lotto Arena, Antwerp
28 – Oosterport, Groningen
29 – 013, Tilburg

MAY

1 – Tempodrom, Berlin
2 – Palladium, Cologne
3 – TonHalle, Munich
6 – Arkea Arena, Bordeaux
7 – Zenith, Nantes
9 – Palacio de los Deportes de Granada, Granada
10 – Sagres Campo Pequeno, Lisbon
13 – P&J Arena, Aberdeen
14 – O2 Academy, Edinburgh
16 – O2 Brixton Academy, London
17 – O2 Brixton Academy, London
19 – O2 Academy, Leeds
20 – Academy, Birmingham
21 – Utilita Arena, Cardiff
23 – O2 City Hall, Newcastle
24 – O2 Apollo, Manchester







デヴィッド・ギルモアが、ソロ3作目となるアルバム『Luck and Strange』でUKチャートの1位を獲得し、イギリスのオフィシャル・アルバム・チャートのトップに返り咲いた。


ピンク・フロイドのギタリストであるデヴィッド・ギルモアの最新作は、ソロ・アーティストとしての活動と象徴的なバンドのメンバーとしての活動を合わせると、通算9作目のチャート上位記録となる。ギルモアにとって5枚目のスタジオ・アルバムとなる『ラック・アンド・ストレンジ』は、これまでのソロNo.1アルバム『オン・アン・アイランド』(2006年)と『ラトル・ザット・ロック』(2015年)の仲間入りを果たした。


また、この新作はイギリスのオフィシャル・ヴァイナル・アルバム・チャートで首位を獲得し、ヴァイナル・コレクターやオーディオファンの間でその人気を確固たるものにしている。


オフィシャル・チャートへの声明で、ギルモアはファンへの多大なる感謝を表明した。「僕のニュー・アルバム『Luck And Strange』を買ってくれて、オフィシャル・アルバム・チャートで1位を獲得する手助けをしてくれたみんなに感謝したい」


『ウィッシュ・ユー・ワー・ヒア』(1975年)や『ディヴィジョン・ベル』(1994年)など、ピンク・フロイドで6枚の全英No.1アルバムを含む輝かしいキャリアを持つギルモアは、今回の快挙でそのキャリアに新たな一歩を踏み出した。しかし、ロッカーのプレスリリースによれば、彼の最新プロジェクト『Luck and Strange』は、"1973年以来、『Dark Side of the Moon』以来のベストアルバム "だという。


今週のUKチャートのトップ10は以下の通り。サブリナ・カーペンターの新作アルバムやオアシスの旧譜が人気を維持している。従来通り、オフィシャル・チャートがチャートの集計を行った。