故ヴァージル・アブローやジャイルス・ピーターソン、ベンジ・Bといったジャンルを超えた著名人からも注目され、ここ日本でもジャパンツアーを開催するなど音楽ファンの心を掴んできた。今年10月にリリースされるニュー・アルバム『Jonah Yano & The Heavy Loop』を携えての待望の来日公演は、実験的で奇想天外なサウンドと、オーガニックな彼の歌心に溢れた特別なひと時となるだろう。
本日、Bartees Strange(バーティーズ・ストレンジ)は、2025年2月14日にリリースされる3枚目のフルアルバム『Horror』を発表した。 2022年の『Farm To Table』に続く、彼の最も野心的で幅広いプロジェクトである。リードシングル「Sober」のミュージックビデオは下記よりご覧ください。(ストリーミングはこちら)
イギリスのイプスウィッチで軍人の父とオペラ歌手の母の間に生まれたバーティーズ・ストレンジは、オクラホマ州ムスタングに落ち着くまで、各地を転々とする子供時代を過ごした。 その後、ワシントンD.C.やブルックリンのハードコア・バンドで活躍する一方、バラク・オバマ政権や環境正義運動に携わる。最近では、アップルTVの『The New Look』やA24の『I Saw The TV Glow』など、人気のTVや映画のサウンドトラックで彼の音楽がフィーチャーされている。 また、カーラ・ジャクソンとレーベルメイトのアンジマイルとともにTV On The Radioの「Wolf Like Me」をカヴァーし、近日発売予定のレッド・ホット・コンピレーション『Transa』に収録される。
この切なくロマンチックなシューゲイザー、ドリームポップトラックは、ファズアウトしたベースとかき鳴らされるギターによって憧れに浸され、サマーヴィルの催眠術のような静謐なヴォーカルに支えられている。この別世界のような、うねるようなシングルは、彼女が2019年に自主リリースしたデビューアルバム『All My People』からの顕著な進歩である。
2016年にリリースしたデビューアルバム『Leave Me Alone』で大きな注目を集め、続く『I Don’t Run』や『The Prettiest Curse』などで人気を拡大しました。日本には2016年に初来日、FUJI ROCK FESTIVAL '18 で圧巻のパフォーマンスを披露し、一世を風靡した。パンデミックや人員変更などの苦難を乗り越え、2024年に4枚目のアルバム『VIVA HINDS』をリリース。メランコリーとエンパワーメントを融合させた新たな音楽性を展開され、ゲストアーティストも迎えて、進化を遂げたHINDSに乞うご期待!
2010年代のスペインで、HINDSは男性中心のガレージロックシーンに革命を起こした4人組女性バンド。 2016年にリリースしたデビューアルバム『Leave Me Alone』で大きな注目を集め、続く『I Don’t Run』や『The Prettiest Curse』などで人気を拡大しました。 日本には2016年に初来日、FUJI ROCK FESTIVAL '18 で圧巻のパフォーマンスを披露し、一世を風靡した。 パンデミックや人員変更などの苦難を乗り越え、2024年に4枚目のアルバム『VIVA HINDS』をリリース。メランコリーとエンパワーメントを融合させた新たな音楽性を展開され、ゲストアーティストも迎えて、進化を遂げたHINDSに乞うご期待!
また、今回のアルバムでは、アグレッシヴな側面のみならず、しっとりとしたメロウさが組み込まれている。「cloakroom link up」こそジャズバンドとしての進化を証だて、オーケストラストリングスの導入等、彼らが新しいステップへ歩みを進めたのが分かる。序盤で最も注目すべきは、UKのレゲエ・シーンの新星、Yazmin Lacey(ヤズミン・レイシー」が参加した「God Gave Me Feet For The Dancing」である。この曲では、「ダンスー踊り」という行為が神様から与えられたことに彼らが感謝し、そして、それらを彼らが得意とするアフロジャズによって報恩しようとする。自分たちに与えられた最善の能力を駆使して、感謝を伝えることほど素晴らしいものはない。実質的なタイトル曲は、エズラ・コレクティヴらしさが満載で、それはダンスの楽しさを、ドラム、ベース、ホーンを中心に全身全霊を使って表現しようとしているのである。
「Ajala」「The Traveller」「in the dance」、「N29」は連曲となっていて、彼らがクラシック音楽の知識を兼ね備えていることを象徴付けている。この曲では、アフロジャズというよりも、クンビアのような南米音楽をベースにし、自由闊達で流動的なセッションを繰り広げる。ライブ・バンドとしての凄さが体感出来、それらを艷やかなホーンセクションで縁取ってみせている。バンドアンサンブルとしては、ファンクのノリを意識し、演奏のブレイクの決めの部分、音が消える瞬間やシンコペーションの強調等、豊富な音楽知識を活かし、グルーヴの持つ楽しさやリズムの革新性を探求している。連曲である「The Traveller」は同じモチーフを用いて、バンドの演奏においてリミックスのような技法を披露している。アグレッシヴな感覚を持つ前曲と同じ主題を用いながら、エレクトロニクス、ファンクのリズム、そしてレゲエやスカのリズムを総動員して、ダンスミュージックの未来を彼らは自分たちの演奏を通して見通そうとする。
続く「in the dance」は流麗なオーケストラストリングスを主体として、ストーリー性のある音楽に取り組んでいる。バイオリン(ビオラ)、チェロのパッセージは美麗な対旋律を描き、オーケストラジャズとも呼ぶべき、ガーシュウィンの作風をモダンに置き換えたかのようである。「N29」はドラムとベースのファンクのリズムを中心として、Pファンクに近いリズムを作り上げる。ブーツィーコリンズのようなしぶといベースに迫力味があり、ドラムと合わせてこの曲をリードしていく。彼らは演奏を続けるなかで、最も心地よい瞬間、そして最も踊れる瞬間の金脈を探し当て、それらのグルーヴをかなり奥深い領域まで掘り下げていこうとするのである。これはエズラ・コレクティヴの作曲が、あらかじめ楽譜ですべて決まっているわけではなく、インプロヴァイゼーションに近いものではないかと推測させるものがある。そしてそれは実際的に音楽の持つ自由な雰囲気、そしてもちろん開放的な音を呼び覚ます力を持ち合わせている。
ボーカルを主体にしたポピュラージャズというのは前作でも一つの重要なテーマだったが、今作でもそれは引き継がれている。オリヴィア・ディーンが参加したもう一つのタイトル曲「No One's Watching Me」では、ソウルやR&Bに傾倒し、彼らがバックバンドのような役割を果たす。オリヴィア・ディーンのメロウで真夜中の雰囲気を持つ艷やかなボーカルにも注目だが、エレクトリック・ピアノ(ローズ・ピアノ)、エネルギッシュなトロンボーン、トランペット、そして、それと入れ替わるようにして加わるディーンのボーカル、これらは時代こそ違えど、ビックバンドの現代版のような趣を持ち、カウント・ベイシーのように巧みだ。音楽的には南米音楽の色合いが強く、キューバ、カリブ海周辺の熱情的な音楽の気風が反映されている。一曲の間奏曲を挟み、「Hear Me Cry」ではサンバのリズムを用い、ドラムのロールを中心にどのような即興的な演奏が行えるのかを実験している。それは背後の掛け声の録音と合わせて一つの流れを形作り、最終的にはキューバン・ジャズのようなエキゾチックな音楽へと繋がっていく。同じく、異なる地域のリズムや音楽のミックスというのが、アルバムのもうひとつの副題であるらしく、これはエズラ・コレクティブの今後の重要なテーマともなるだろう。「Shaking Body」ではスカやレゲエ、そしてサンバのリズムを組み合わせ、独特なビートを作り上げている。これらは旧時代のフリージャズのリズムの革新性の探求の時代を思わせ、それらを現代のバンドとして取り組もうというのである。しかしこの曲もまたポピュラー性にポイントが置かれている。アルバムの最もエキサイティングな瞬間は続く「Expensive」で到来する。エズラ・コレクティヴは実際に何かを体験してみることの大切さを音楽によって純粋に伝えようとしている。
アルバムの終盤に差し掛かると、かなり渋めの曲が出てくる。「Street Is Calling」はクラッシュに因んだものなのか、レゲエやスカの音楽がストリートのものであることを体現している。もちろん、それらの70年代の音楽をベースにして、ヒップホップの要素を付け加えている。スカ・ラップ/レゲエ・ラップとも呼ぶべきこの音楽は、たしかに英国の音楽を俯瞰してみないと作り得ないもので、古典的なものと現代的なものを組み合わせ、新しい表現性を生み出そうという狙いも読み取ることが出来る。本作のなかでは最もブラックミュージックのテイストが漂う。最後の間奏曲を挟んだあと、このアルバムは驚くほどリスニングの印象を一変させる。つまり、アルバムの最初の地点とゴールは音楽的にかなり距離が離れていることに思い至るのだ。
「Why I Smile」は本作の冒頭の収録曲と同じく、ジャジーな雰囲気のナンバーであるが、その一方でニュアンスは少し異なる。古典的なジャズやソウルの演奏を元にした序盤とは異なり、アンサンブル自体は、エレクトロジャズ/ニュージャズ、つまり北欧のジャズに近づく。この点に、エズラコレクティヴの狙いが読み取ることが出来る。それは、古典的なものから現代的なものまでを渉猟するという意図である。これはまるで、時代もなく、地図もない、無限のジャズのフィールドを歩くような個性的なアルバムということが分かる。そしてまた、ライブの空気感をかたどった曲もある。「Have Patience」は、ブルーノートのライブのような雰囲気が漂い、テーブル席の向こうにエズラ・コレクティヴのライブを眺めるかのようである。そしてアルバムのクローズではさらに渋く、深みのあるジャズの領域に差し掛かる。この曲のイントロは、ジャレットのライブのような雰囲気を持ち、ホーンセクションのアンビエントに近いシークエンスにより、うっとりとした甘美さが最高潮に達する。この曲はアグレッシヴな側面を特徴としていた前作にはなかったもので、エズラ・コレクティヴの新しい代名詞とも言えるだろう。
『Dance, No One’s Watching』は人目を気にせず純粋に楽しむことの素晴らしさを伝え、そしてジャズの新しい表現を追求しようとし、さらには、ストーリー的な意味合いを持っている。この3つの点において革新的な趣向がある。前作より深い領域に差し掛かったのは事実だろう。現時点では、南米的な哀愁がエズラ・コレクティヴの音楽の最大の持ち味ではないかと思われる。すべて傑作にする必要はないのだけれども、今後も凄いアルバムが出てきそうな予感がする。
オープニングを飾る「What's About A La La La」は、ピアノのイントロからノスタルジアたっぷりのチェンバーポップ/バロックポップが展開される。この曲はビートルズのリバイバル、もしくはフレンチ・ポップのリバイバルともいえ、ボリンジャーがイエイエのフォロワーであることを伺わせる。アコースティック/エレクトリックを組み合わせた軽快なインディーロックのバックバンドの演奏の助力を得て、ときには懐かしいハープシコードの音色を交え、普遍的なポピュラー音楽の形を示している。アウトロの古いラジオから聞こえてくるようなMCもなんだか茶目っ気たっぷり。
そうかと思えば、続く「To Your Own Devices」は一転して、南国のリゾート地の波の上を漂うような心地よく癒やしに充ちたアメリカーナ/ヨットロックに変遷する。声はウィスパーボイスに近く、包み込むような温かさがある。ヴェルベット・アンダーグラウンドの「Sunday Morning」のような懐古的なフレーズを織り交ぜて、懐かしい米国のポップスを巧みに体現させる。
「Amy Day Now」はアコースティックギターで始まり、フレンチポップの影響を織り交ぜながら、フォーク・ミュージックの理想的な形を探求している。さらに「God Interlude」ではニール・ヤングの系譜にある古典的なフォークソングを継承している。こういった若手シンガーが父親以上の年代??の音楽家を手本にしているのに驚く。しかし、この点にも、現代的な米国のポップスの潮流が力強く反映されている。さらに正統派のポップスに属する曲もある。
「In A Smile」は、ヨットロックの夢想的な感覚を交え、さながらビーチパラソルの下がった夕暮れの浜辺に寝転がり、海の上にゆらめく帆船をぼんやり眺めるようなロマンチックな雰囲気がある。シンセがボーカルとユニゾンを描いたり、ギターが背景の雰囲気付けをしたり、ピアノが和声を強調したりというように、作曲の側面でも新人のシンガーらしからぬ円熟味が感じられる。
前曲の雰囲気を受け継いだ「Postcard From a Cloud」は、インディーポップというよりインディーロックに傾倒している。背後のバンドの演奏は、CCR、The Byrdsのような渋さがあるが、ボリンジャーのボーカルはSylvie Vartan(シルヴィ・バルタン)のように華麗。跳ねるようなリズムはブレイクビーツの役割を持ち、親しみやすいボーカルのメロディーにグルーヴをもたらしている。
デビューアルバムとは思えぬほどの完成度を持つことは明白である。三作目の作品のような経験値を持っている。しかし、これは、既存のEPを聴いていたリスナーにとっては想定の範囲と思われるが、ボリンジャーはプラスアルファをもたらしている。「I See It Now」は、心地良いポップスから泣かせるポップスへと作曲性を変化させている。シンプルなバラードタイプの曲であるが、普遍的なものから独自の音楽性を汲み出そうという苦心の形跡が見出される。
「Breaking The Surface」は、サミュエル・バーバーの作風を思わせる重厚なストリングスのレガートで始まるが、その後には、映画音楽の演出的なスコアや、それとは対極にある室内楽のための四重奏のような変遷を辿っていく。ストリングスは、感情的な流れを象徴付け、悲しみや喜び、その中間にある複雑な感情性を、現代的な演奏効果を用いて表現している。まるでそれは、音楽的な一つの枠組みの中で繰り広げられる多彩性のようであり、それらが絵の具のようにスムーズに描かれる。表面的にはバーバーのように近代的な音響性が強調されるが、一方、その内側に鳴り渡る音楽は、JSバッハの室内楽やアントニオ・ヴィヴァルディのイタリアン・バロックである。この曲は、近年、ギリシア/アクロポリスの公演等の演劇的な音楽の演奏の系譜に属する。
ロジャー・イーノの音楽者としての作風は、現時点では、オーケストラとピアノという2つの側面に焦点が絞られているようだ。重厚で荘厳な雰囲気を帯びる最初の2曲でアルバムのイメージを決定付けたあと、 アメリカの伝説的な実験音楽家ハロルド・バッドの系譜にあるピアノ曲を展開させる。そして、現代的なポスト・クラシカルの系譜にある作曲技法を用い、反復的な音楽構造を作り上げる。しかし、「Through The Blue」は、平板なミニマリズムに陥ることなく、一連の流れのような構成を兼ね備えている。それは水の流れのように澄みわたり、聞き手の気持ちを和ませる。全体的な主旋律と伴奏となる和音の運行の中には、バッハの平均律クラヴィーアのプレリュードの要素が含まれている。しかし、それらは飽くまで、簡素化、及び、省略化された音楽として提示される。ここに、音を増やすのではなく、「音を減らす」という作曲家の考えがはっきりと反映されている。それは、気忙しさではなく、開放的なイメージを呼び起こすのである。
続く「Above and Below」は同様に、ブライアン・イーノとハロルド・バッドのアンビエント・シリーズの影響下にあるピアノ曲。しかし、おそらく制作者は、音楽の構造性ではなく、音楽の中にある概念的な核心を受け継ごうとしている。 アンビエントの核心は、単なる癒やしにあるのではなくて、松尾芭蕉の俳句のように、気づきや知覚、自己の実存と宇宙の存在の対比や合一にこそ内在する。つまり、抽象的なシークエンスの中に、一点の閃きのような音が導入されると、それまでの静寂に気づくという意味である。例えば、「サイレンス」を説明する際に、現代音楽家のジョン・ケージは、モーツァルトの楽曲に準えたことがあった。それは表向きの概念とは異なり、「内側の静けさ」に気づき、それはいかなる場合も不動であることを意味する。それはまた、哲学的にいえば、自己の本質に気づくということでもある。この点を踏まえて、ロジャー・イーノさんは、サイレンスという概念に迫ろうとしている。この曲に接すると、いかに自分たちが日頃、異質なほどの雑音や騒音の中で暮らしていることが分かるかもしれない。また、「本物の静けさ」とは外側にあるのではなく、心の内側にしか存在しえない。まるでそのことを弁別するかのように、制作者は内面的な静寂と癒やしを見事なまでに呼び起こすのである。
ピアノの演奏に関しては、フランツ・リストのような華やかな技巧が出てくることはない。しかしながら、ピアノ音楽の系譜を再確認し、それらを現代的な音楽としてどんな風に解釈するかという試作が行われていることに注目したい。 「Now And Then」は、ビートルズの新曲と同じタイトルだが、その曲風は全く異なる。フォーレの『シシリエンヌ』のような導入部のアルペジオから、表現力豊かな主旋律が導き出され、ドイツ・ロマン派と近代フランス和声の響きを取り入れ、スタイリッシュなピアノ曲を作り上げる。この曲はまた、ピアノ曲のポピュラー性という側面に焦点が当てられ、初歩的な練習曲のような演奏の簡素な技術性の範疇から逸れることはない。
それ以降も、サステインや休符を強調するピアノ曲が続いている。「Time Will Tell」でも同じように、減退音に焦点が置かれ、繊細な音の響きが強調される。曲風としては、坂本龍一に非常に近いものがある。何か外側から突くと、壊れそうに繊細なのだが、その内側に非常に強いエネルギーを持つ。こういった感覚的なピアノ曲が、シンプルな構成、即興演奏で展開される。 Hot Chipのジョー・ゴダードとの共同クレジットである「Into The Silence」は、まさしく、アルバムの重要な根幹となる一曲だろう。
ボーカルのハンナ・ジョイは、群衆を見ながら嬉しそうに叫んだ。「お会いできてとてもうれしい、なんてことだ!!」2019年から全国ツアーでセットリストとパフォーマンスを洗練させてきたミドル・キッズは、「Your Love」、「R U 4 Me?」、「Mistake」、「Salt Eyes」、「Bad Neighbors」を演奏した後、ニューアルバムの曲目に戻った。彼らは曲間にジョークを言うことはせず、陶酔感を感じられるショーを提供することに専念した。「Highlands」の伝染性のあるフックで、フェスの雰囲気をもたらす直前、ストリップバックされた「All In My head」はリアルな感情がショーを美しく壊すようなセットだった。
バンドが「Edge of Town」を演奏しはじめたとき、彼らは紙吹雪でステージ演出を盛り上げる準備が整っていた。会場のオーディエンスがクレッシェンドの瞬間がライブの終了を意味することを心配する中、ハンナはオーディエンスに「5曲残っている」と伝え、彼らは高いエネルギーを維持した。「Bootleg Firecracker」、「Stacking Chairs」、「Cellophane (Brain)」、「Never Start」、「Bend」でセットを締めくくり、金曜の夜を一緒に過ごしてくれた観客に感謝をした。
彼らのアルバム「Today We're The Greatest」が2021年の「ARIAアワード」で最優秀ロック・アルバムを受賞したのも頷ける。ジミー・キンメル・ライブ、ザ・レイト・ショー・ウィズ・スティーヴン・コルバート、ザ・レイト・レイト・ショー・ウィズ・ジェイムス・コーデンへの出演は記憶に新しい。ミドル・キッズには、リスナーを魅了し、ファンを深く結びつけている。
今週末、シドニー公演の模様を収録した『triple j Live at the Wireless – Enmore Theatre, Sydney 2024』が発売された。ミドル・キッズの最初のライブアルバムで、メンバーもお気に入り。オーストラリアのインディーロックの素晴らしさを再確認する、またとないチャンスが到来した。
MJ レンダーマンのニューアルバム『Manning Fireworks』は、2022年に発表した『Boat Songs』に続く作品で、今月初めにAntiからリリースされた。3月、レンダーマンはコルベールに出演したワクサハッチーと共に、彼らのコラボレーション曲「Right Back to It」を披露しています。
「Wristwatch」
◆ MOULD Bristol up-and-comer explains about making debut EP -ブリストルの新進気鋭 デビューEPの制作について語る-
2023年、イギリス・ブリストルからフレッシュなパンクバンドがインディペンデント・レーベル''Nice Swan''から登場した。Stiff Little Fingersのような荒削りなリフ、エンジン全開で疾走するような爽快感、現代的なポストパンク/マスロックの複雑なリズム、さらには、Green Dayのようなメロディアスな要素を兼ね備えたバンドだ。まだ洗練されていないものの、今後の活躍がとても楽しみな3人組だ。
In 2023, a fresh punk band from Bristol emerged from ‘’Nice Swan‘’. The band ”MOULD” combines the rough-hewn riffs of Stiff Little Fingers and the exhilaration of a engine running at full throttle, the complex rhythms of modern post-punk/math rock, and the melodic elements of Green Day. This is a three-piece with a very promising future.
MOULD may be both a starting point and the result of the moment. After releasing their debut single ‘Birdsong’ late last year, they quickly became one of the hottest names in the game. Currently, one of the members is in London and the other two in Bristol.
The band released their debut EP, 『MOULD』, after the release of the singles ‘Cable’ and ‘Glow’. Their music is filled with a universal love of punk, including hardcore punk, alt-rock and emo.
Following the EP's release, the band were featured in the UK media DORK, and their music was subsequently aired on BBC Radio 6. They have succeeded in attracting the interest of core music fans.
We contacted them this time because we had high hopes for what the band would become and were attracted by their highly original sound, which is unlike any other band of the modern era.
Ahead of their upcoming live show in France/Paris, we were able to speak briefly to the band members about the most notable Punk Trio's recent developments and the making of their debut EP.
Please read the Q&A episode below.
--I understand that you have recently moved your base of operations from Bristol to London. How is life these days?
Mould: We’re actually a hybrid of Bristol and London at the moment, James is living in London whilst Joe and I (Kane) are nestled away in Bristol.
Life is grand, we’re busy boys at the moment with plenty of gigs on the horizon, and chuffed with the EP being out in the wilderness.
--You debuted late last year with the release of "Birdsong", followed by your debut EP "Mould". What did you want to express with this EP? And what kind of sound did you aim for?
Mould: We didn’t go for a ‘sound’ particularly, we’ve been in many bands together leading up to Mould, It’s very much us, playing what we like at each other. We share the same influences and they’re pretty eclectic, we love a concise punky tune.. “for the short attention spanned” I’ve seen written somewhere. That we are.
--How was the recording of your debut EP? Were there any memorable moments?
Mould: We had a great time recording the EP, the highlight would probably be recording Glow with Harri Chambers at his studio in London. It was the final one we did for the EP and it's our collective favourite of the four. We had the best time recording it with Harri - was a big fun day, big rooftop for us to play on and gigantic omelettes from the caf round the corner. Ideal.
--Can you give us a sneak peek into MOULD's songwriting secrets? I would like to know about the process of how songwriting begins and is refined.
Mould: It changes song to song really. Sometimes I'll (Joe) have an idea and will bring it to rehearsal and we'll turn it into a full song together. Sometimes I might bring in a nearly finished song and we'll just work it out together/put the finishing touches to it. For example, Cables was one I wrote and brought in pretty fully formed and Glow was one that started with Kane's bassline and we worked on it together until we had a full song.
So no set method really, we just see what works - we're quite lucky in that being in a room together playing music, or otherwise is our favourite thing to do and we usually manage to come out of a rehearsal with a few phones full of voice notes of new ideas.
--From listening to the debut EP, it seems that MOULD's sound currently encompasses everything from punk to alternative rock. Can you tell us what kind of music you usually listen to?
Mould: Yeah there's a lot of punk stuff (punk, hardcore, post punk, post hardcore, math rock pop punk all that stuff etc) but we'll listen to absolutely everything. Lots of hip hop and Brazilian soul at the moment.
-- After the release of your debut EP, you guys got a lot of attention, including being featured in the UK media. Do you have any vision of what kind of band you would like to become in the future?
Mould: Hopefully one that puts out lots of albums and gets to tour Japan! We've got stacks of new music on the way, can't wait to start pumping it out.
リバプールのソロアーティスト、def.foが、待望のコンセプト・アルバム『Music for Dinosaurs』からの初リリースとなる画期的なニューシングル「Out of This World」をリリースし、再び聴衆を魅了する。
先行シングル「Out of This World」は、私たちリスナーを宇宙の鼓動に包まれた天空の旅へと誘い、孤独への挑戦と宇宙と時間の探求の驚きを探求する。これはdef.foの旅だが、参加への誘いは誰にでも開かれている。
「Out Of This World」は、SFと身近な人間のテーマを絡めながら、def.foの特異なスタイルの本質を捉えている。ムーディーなビートに包まれ、宇宙の揺らめくサウンドスケープに浸りながら、調和のとれたエーテルのような声のコーラスの甘いフックによって、私たちは再び高揚する。
この曲のアトモスフェリックなプロダクションは、def.foの正直な希望の歌詞に空間と時間を与え、この「Out Of This World」は、来たるアルバム『Music for Dinosaurs』を定義するユニークなストーリーテリングを垣間見る役割を果たす。このシングルは、シーンを設定し、アルバムの包括的な物語を照らす。
「Out of This World」は2024年9月27日にリリースされ、def.foのアルバム「Music for Dinosaurs」からのファースト・シングルとなる。https://def.fo から予約可能。
「Out of This World」
Emerging artist def.fo is set to captivate audiences once more with the release of his groundbreaking new single, ‘Out of This World’, marking his first release from the highly anticipated concept album, ‘Music for Dinosaurs’.
‘Out of This World‘, takes us, the willing listeners, on a celestial journey up through the beating heart of the cosmos, exploring the challenges of isolation and the wide-eyed wonder of space and time exploration. This is def.fo’s journey but the invitation to join is open to one and all.
The track shifts slowly out of a sparse darkness, with an implied sense of threat under its breath and a mesmerising, addictive blend of trip-hop rhythm, psychedelic vision and the kind of insistent bassline that stubbornly refuses to move out of the way when you’re trying to get past. You have no choice but to move along.
‘Out of This World‘ captures the essence of def.fo’s singular style while intertwining science fiction with familiar human themes. Steeped in moody beats and immersed in the shimmering soundscape of the cosmos, we’re uplifted once more by the sweet hook in a chorus of harmonic ethereal voices. The song’s atmospheric production gives open space and time to def.fo’s honest lyrics of hope and in this, ‘Out Of This World’ serves as a glimpse into the unique storytelling that defines the forthcoming Music for Dinosaurs album.
This single sets the scene and lights the lights on the album’s overarching narrative: a gripping tale set in the whenever future or past, it is the story of humanity’s desperate escape from a dystopian Mars clinging to life itself and to the hope of seeking salvation upon a utopian Planet Earth.
‘Out of This World’ is released on 27th September 2024 and serves as the first single from the album ‘Music for Dinosaurs’ by def.fo, which can be pre-ordered from https://def.fo
def.fo 『Out of This World』- New Album
def.foは、来る2ndアルバム『Music for
Dinosaurs』でリスナーを爽快な旅へと誘う。この野心的なコンセプト・アルバムは、聴衆を火星を舞台としたディストピアの悪夢へとテレポートさせる。残された時間は僅かで、生き残りをかけて息も絶え絶えの中、住民は大胆な星間探索に乗り出さなければならない。
『Music
for
Dinosaurs』は、def.foのサウンドとビジョンにおける豊かな折衷主義、ジャンルの超自然的な融合に対する生来の情熱、そして彼が確実に知られるようになってきたポジティブな歌詞のエネルギーを際立たせている。Psychedelicfolkhop(サイケデリック・フォルホップ)」と呼べば、近いかもしれない。もっといいのは、彼に加わってその一部になることだ。『ミュージック・フォー・ダイナソー』に浸れば、それを目の当たりにし、肌で感じることができるかも。
Def.fo is poised to take listeners on an exhilarating journey with his upcoming sophomore album, Music for Dinosaurs. This ambitious concept album teleports audiences up, up and away into a howling, dystopian nightmare set on Mars, where a troubled civilisation teeters on the sharpened edge of extinction. Time runs short, and in a desperate, breathless bid for survival, the inhabitants must embark on a daring interstellar quest, ultimately discovering a hope they can cling to on their bright new Eden, planet Earth.
Music for Dinosaurs highlights the rich eclecticism in def.fo’s sound and vision, his innate passion for the preternatural melding of genres, and the positive lyrical energy for which he’s surely becoming known. def.fo has created his own space and that’s where he exists. Call it ‘Psychedelicfolkhop’ and you’d be close. Better still, join him and be a part of it. Immerse yourself in Music for Dinosaurs so you can see it and feel it first hand.
イギリスのマルチ奏者でプロデューサー、ウィル・ドーリーのソロ・プロジェクト、スキンシェイプ。
すでに収録曲「Can You Play Me A Song」とラヴァーズ・ロックの女王として知られ、そのかすれたソウルフルなヴォーカルが特徴のホリー・クックをフィーチャーした「Lady Sun (feat. Hollie Cook)」が配信リリースされていたスキンシェイプの最新アルバム『アナザー・サイド・オブ・スキンシェイプ』だが、ついにその全貌が解禁となった。