デンマークの実験的なロックバンド、Efterklangは、2024年9月27日にLirico / City Slangから最新アルバム『Things We Have In Common』をリリース。以降、バンドは大規模なツアーに乗り出し、昨年10月には日本で4公演を行い、12年ぶり、単独としては初の来日ツアーを成功させた。
9,000枚以上の写真から作られたこのビデオは、以前に「Sentiment」のミュージックビデオでもコラボしたKenneth Sarupによって印象的に編集された、来日ツアーのドキュメンタリー的内容。1月中旬より、Efterklangは『Things We Have In Common』ツアーをヨーロッパ各地で行う予定だが、先日の来日ツアーは、バンドにとって鮮明で懐かしい思い出が詰まった傑出した瞬間であり続けている。
またコペンハーゲン・オペラ・フェスティバルの一環として、没入型オペラ『LEAVES: The Colour of Falling』を共作。2019年にはベルギーのバロック・アンサンブルB.O.Xとのコラボレーションによる全編デンマーク語のアルバム『Altid Sammen』をリリース。2021年の『Windflowers』に続き、2024年最新作『Things We Have In Common』をリリース。映画のような魅惑的な楽曲と、不朽の実験性と包容力で、長年にわたって熱狂的なファンを増やしてきた。
ジュリアン・ベイカーとトーレスは双方ともにポピュラーシーンで活躍目覚ましいが、年末からコラボレーションを企画している。昨年末、米国の深夜番組”The Tonight Show Starring Jimmy Fallon”で二人はこの曲を演奏した後、ジュリアン・ベイカー&トーレスは2024年を締めくくるデビューシングル 「Sugar in the Tank」をマタドール・レコードからリリースした。
ニューヨークのインディー・フォーク・バンドの2022年発表のセルフタイトルに続くセカンドアルバムは、Double Double Whammyから4月4日にリリースされる。 本作には、先にリリースされた「This Was a Gift」に加え、魅惑的なリードシングル「Have Heaven」が収録されており、コハナ・ウィルソンがアニメーションを手がけたビデオと同時に公開されています。 アルバムのアートワーク(V Haddadによる)とトラックリストは下記よりご覧ください。
1 Levitate 2 Have Heaven 3 Jellyfish 4 Started To Glow 5 This Was A Gift 6 All The Same Light 7 Sparkle Song 8 Moon, Sea, Devil 9 Our Hearts In A Room 10 Gloom Designs
bdrmmはニューシングル「Infinity Peaking」を公開した。同曲は、彼らをツアー中に発掘したモグワイの主宰するレーベル”Rock Action”から2月28日にリリースされるアルバム『Microtonic』に収録される。「And it feels like I'm losing my way/ And it feels like I'm losing the way」とライアン・スミスが歌うこの曲は、陰鬱だが、迷い込むには本当に楽しい曲だ。
『Portrait of My Heart』は、Sacred Bonesから3月28日にリリースされる予定だ。このアルバムには、Toro y Moi(トロ・イ・モア)のチャズ・ベアがヴォーカルで参加し、Turnstileのギタリスト、Pat McCrory、ZuluのBraxton Marcellousがインストゥルメンタルで参加している。
「Portrait of My Heart』をレコーディングするために、カブラルはツアー中のバンド仲間(ミステリー・スクールとして活動)であるワイアット・オーヴァーソン(ギター)、パトリック・シェリー(ドラムス)、ジュリオ・ザビエル・チェット(ベース)と一緒に参加した。 アルバムの最後にはMBVのカバーが収録されている。
SPELLLINGはエクスペリメンタルポップのシーンに新鮮な息吹を吹き込むアーティスト。今回、3月28日に発売予定のアルバム『Portrait
Of My Heart』から「Alibi
」と題された美しいバンガーをリリースした。ハードロック的な雄大で重厚なギターリフ、しかし、ボーカルは驚くほど軽やかでポップ。曲の流れにしたがってエモーショナルなイメージが前面に押し出される。
SPELLINGのニューアルバム『Portrait Of My Heart』はSacred Bonesから3月28日に発売されます。
「Destiny Arrives」
Spelling 『Portrait of My Heart』
Label:Sacred Bones
Release:2025年3月28日
Tracklist:
1. Portrait of My Heart 2. Keep It Alive 3. Alibi 4. Waterfall 5. Destiny Arrives 6. Ammunition 7. Mount Analogue 8. Drain 9. Satisfaction 10. Love Ray Eyes 11. Sometimes (My Bloody Valentine cover)
1. Slau 2. S.N.C 3. Are You Tired 4. Graucha Max 5. American References 6. Heavy is Good For This 7. Hell Suite (Part I) 8. Hell Suite (Part II) 9. Sin El Sol No Hay Nada
Darkside Tour Date:
Thursday, March 13, 2025 Chicago, IL, US Friday, March 14, 2025 Detroit, MI, US Saturday, March 15, 2025 Toronto, ON, Canada Sunday, March 16, 2025 Montreal, QC, Canada Tuesday, March 18, 2025 Boston, MA, US Wednesday, March 19, 2025 Philadelphia, PA, US Friday, March 21, 2025 Brooklyn, NY, US Saturday, March 22, 2025 Brooklyn, NY, US Sunday, March 23, 2025 Washington, DC, US Tuesday, March 25, 2025 Nashville, TN, US Wednesday, March 26, 2025 Atlanta, GA, US Thursday, March 27, 2025 Knoxville, TN, US Friday, April 4, 2025 Portland, OR, US Saturday, April 5, 2025 Vancouver, BC, Canada Sunday, April 6, 2025 Seattle, WA, US Friday, April 11, 2025 Indio, CA, US Tuesday, April 15, 2025 Salt Lake City, UT, US Wednesday, April 16, 2025 Denver, CO, US Friday, April 18, 2025 Indio, CA, US
コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル(Coachella Valley Music and Arts Festival)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州インディオの砂漠地帯“コーアチェラ・バレー”(コロラド砂漠の一角)にて行なわれている野外音楽フェスティバルである。正式名称は「コーチェラ・バレー・ミュージック・アンド・アーツ・フェスティバル」だが、一般的にはコーチェラ・フェスティバル、あるいは単にコーチェラ(Coachella)と簡略化されて呼称される。
このフェスティバルは、グリーンマン・トラスト(Green Man Trust)と呼ばれる慈善事業部門を設立したり、グリーンマン・グロウラー(Green Man Growler)と呼ばれる独自のビールシリーズを発売するなど、他の事業にも進出しています。これまでのヘッドライナーは、クラフトワーク、ビセップ、ローラ・マーリング、ヴァン・モリソン、マイケル・キワヌカなどが務めています。
エレクトロニック、アフロ・パンク、エッジの効いたポップ、クワイト、ヒップホップの感性の間を揺れ動くクラブレディなビートなど、音楽的には際限がなく、きわめて幅広いアプローチが取り入れられている。南アフリカのコミュニティでポエトリーリーディングの表現に磨きをかけてきたサネリーは、リリックにおいても独自の表現性を獲得しつつある。例えば、ムーンチャイルドが自分の体へのラブレターを朗読する「Big Booty」や、「Rich n*ggah d*ck don't hit Like a broke n*ggah d*ck」と赤裸々に公言する「Boom」のような、リスナーを自己賛美に誘うトラックである。 ムーンチャイルドの巧みさとユーモアのセンスは、テキーラを使った惜別の曲「To Kill A Single Girl」の言葉遊びで発揮されている。そして、ファースト・シングルであり「大胆なアンセム」(CLASH)でもある「Scrambled Eggs」では、平凡な日常業務にパワーを与える。
ムーンチャイルド・サネリーが掲げる音楽テーマ「フューチャー・ゲットゥー・ファンク」というのをこのアルバムのどこかに探すとするなら、三曲目「In My Kitchen」が最適となるかもしれない。ケンドリック・ラマーが最新作において示唆したフューチャーベースのサウンドに依拠したヒップホップに近く、サネリーの場合はさらにゲットゥーの独特な緊張感をはらんでいる。表向きには聴きやすいのだが、よくよく耳をすましてみてほしい。ヨハネスブルグの裏通りの危険な香り、まさにマフィアやアウトライダーたちの躍動する奇妙な暗黒街の雰囲気、一触触発の空気感がサネリーのボーカルの背後に漂っている。彼女は、南アフリカの独特な空気感を味方につけ、まるで自分はそのなかで生きてきたといわんばかりにリリックを炸裂させる。彼女はまるで過去の自分になりきったかのように、かなりリアルな歌を歌い上げるのだ。
続く「Tequila」は、前曲とは対照的である。アルコールで真実を語ることの危険性を訴えた曲で、 ムーンチャイルドのテキーラとの愛憎関係を遊び心で表現したものだ。酩酊のあとの疲れた感覚が表され、オートチューンをかけたボーカルは、まるでアルバムの序盤とは対象的に余所行きのように聞こえる。しかし、序盤から中盤にかけて、開放的なアフロ・トロピカルに曲風が以降していく。イントロのマイルドな感じから、開放的な中盤、そしてアフロ・ビートやポップスを吸収した清涼感のある音楽へと移ろい変わる。アルコールの微妙な感覚が的確に表現されている。さらに、BBCのジュールズ・ホランドのテレビ番組でも披露された「Do My Dance」は、アルバムの中で最も聴きやすく、アンセミックなトラックである。この曲はまた、南アフリカのダンスカルチャーを的確に体現させた一曲と称せるかもしれない。アフロハウスの軽妙なビートを活かし、ドライブ感のあるクラブビートを背景に、サネリーは音楽を華やかに盛り上げる。しかし、注目すべきはサビになると、奇妙な癒やしや開放的な感覚が沸き起こるということだ。
「Sweet & Savage」では、ドラムンベースが主体となっている。ブンブンうなるサブベースを背景に、南アフリカの流行ジャンルであるヒップホップと融合させる。現地の著名なDJは、アマピアノはもちろん、Gqomというジャンルがラップと相性が良いということを明らかにしているが、この点を踏まえて、サネリーは、それらをポストパンクの鋭い響きに昇華させる。また、この曲の中ではサネリーのポエトリーやスポークンワードの技法の巧みさを見いだせる。そして同時に、それはどこかの時代において掻き消された誰かの声の代わりとも言えるのかもしれない。ラップやスポークンワードの性質が最も色濃く現れるのが、続く「I Love People」である。ここでは、他の曲では控えめであったラッパーとしてのサネリーの姿を見出すことが出来る。おそらく南アフリカでは、女性がラップをするのは当たり前ではないのだろう。そのことを考えると、ムーンチャイルド・サネリーのヒップホップは重要な意義があり、そして真実味がある。もちろん、ダーバンには、ヒップホップをやりたくてもできない人も中にはいるのだろう。
<トラックリスト> (CD) 1. One For Josh 2. Miz (featuring Anatole Muster) 3. 500 Fils (featuring Parthenope) 4. Black Narcissus 5. Rumba(r) 6. Makina Thema 7. Tortuga (For Me Mam) 8. Se7en (featuring Tom Ford) 9. In The Pitt 10. Adaeze
(LP) Side-A 1. One For Josh 2. Miz (featuring Anatole Muster) 3. 500 Fils (featuring Parthenope) 4. Black Narcissus 5. Rumba(r) Side-B 6. Makina Thema 1. Tortuga (For Me Mam) 2. Se7en (featuring Tom Ford) 3. In The Pitt 4. Adaeze
Credits: Stan Woodward: bass guitar King David Ike Elechi: drums Ferg Kilsby: trumpet Cam Rossi: tenor saxophone Sandro Shar: keyboards Parthenope: alto saxophone on “500 Fils” Richie Sweet: congas on “Rumba(r)” and “Adaeze” Tom Ford: electric guitar on “Se7en” Anatole Muster: accordion on “Miz" Miro Treharne: vocals on “In The Pitt” Otto Kampa: alto saxophone on “In The Pitt” Matt Seddon: trombone on “In The Pitt” Enya Barber: violin on “Tortuga (For Me Mam)” Sam Booth: cello on “Tortuga (For Me Mam)”
All tracks written and arranged by Stan Woodward and King David Ike Elechi apart from “Black Narcissus”, written by Joe Henderson.
Produced by Darrel Sheinman
Recorded at Studio 13, London by Giacomo Vianello, assisted by Ishaan Nimkar
All tracks mixed at The Friary Studios, Aspley Guise by Hugh Padgham apart from “Tortuga (For Me Mam)”, mixed by Chris Webb
Cap N' Jazz 「Shmap'n Shmazz」(Burritos, Inspiration Point, Fork Balloon Sports, Cards in the Spokes, Automatic Biographies, Kites, Kung Fu, Trophies, Banana Peels We’ve Slipped on, and Egg Shells We’ve Tippy Toed Over)
Tracklist
1. Little League
2. Oh Messy Life
3. Puddle Splashers
4. Flashpoint: Catheter
5. In The Clear
6. Yes, I am Talking to You
7. Basil's Knife
8. Bluegrassish
9. Planet Shhh
10. Precious
11. ¡Qué Suerté!
パンク界のレジェンド、ハスカー・ドゥのボーカリスト、Bob Mould(ボブ・モールド)が15枚目のソロ・スタジオ・アルバム『Here We Go Crazy』の詳細を発表した。Granary Music/BMGレコードから3月7日にリリースされる本作は、2020年のアルバム『Blue Hearts』に続く待望の作品だ。